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長坂と西坂

2017.11.20 Monday

 

もう10日ほども前になるんですが、お使いを頼まれまして懐かしい坂道を歩く機会を得ました。

 

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まぁ「機会を得た」も何も、いつでも歩く機会くらいあるんですが…。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2,iso100】

 

「坂の町・相川」です。

佐渡は国仲平野以外の沿岸部は、海岸段丘にそってたくさんの集落が点在しています。

たいていは集落の端っこに川があって、段丘の上には田んぼが広がっています。

居住地域は段丘の下と海岸線の間のわずかなスペースです。

 

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【α7SII,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2,iso100】

 

こちら、相川の下町と上町を一直線に繋いでいる「長坂(Naga-saka)」です。

階段を下ると、正面には相川湾が広がっています。

 

相川の市街地に限っては海岸段丘の上にも町並みが広がっています。

これは、江戸時代に佐渡金山が発見され、段丘の上に置かれた佐渡奉行所を中心に町づくりが進められたことによります。

なので、下町と上町を繋ぐ石段や坂道が多数存在しています。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

長坂を歩くのはずいぶんと久しぶりでした。

第1印象は「荒れている…」ということでした。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2,iso100】

 

階段に沿って民家が立ち並んでいます。

当然、車で行き来できる場所ではありませんから、そういう意味では不便と言ってやむを得ない場所かと思います。

もともとそんなにたくさんの民家があった訳でもないのですが、民家もずいぶんと減ったようです。

減ったというか、廃屋が増えたということです…。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

そして、階段の両側からせり出した雑草や藪が、下手をしたら坂道全体を覆うんじゃないかという有り様でした。

ご高齢の方が増え、上町と下町の移動にこの坂道を歩くという方も年々減少しているんでしょう。

大袈裟極まりありませんが、”廃道”なんていうのはこういう風にして出来あがって行くんでしょうか…。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2.2,iso100】

 

「長坂」を下りきると、今度は「西坂(Nishi-zaka)」の上り口です。

こちらは「長坂」とは対照的に、緩い勾配がくねくねと上町へと続いています。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2.2,iso100】

 

「長坂」と比べたら、俄然”石段”然としています。

昔はもっと純粋な石段でした。

今はすっかり整備されたという印象です。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2.2,iso100】

 

振り替えると、旧相川税務署が聳えています。

こちらの建物は昭和6年に建設で国登録の有形文化財なんだそうです。

まぁ、そのあたりの詳しいことは知りませんが、とにかく雰囲気は抜群に良いです。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2.2,iso100】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2.2,iso100】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso100】

 

実は --- というほど勿体ぶる必要も無いんですが --- この2本の坂道は中学校の時の通学路でもありました。

当時の相川中学校は現在の佐渡奉行所の場所に位置していました。

私が卒業した2年後くらいに中学校は現在の場所へ移転し、奉行所も本格的な発掘作業に取り掛かりました。

 

「西坂」を上がり切ったところがグラウンドに繋がっていたので、距離的なこともあり、通学時に利用したのは9割方がこの「西坂」でした。

「長坂」は、例えば「西坂」におっかない先輩の後ろ姿が見えた時なんかに利用したりしていました。

もしくは、野球部の「坂道ダッシュ」としてですね。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso100】

 

ここまで来ると先が見えてきます。

石段を上りきったところに当時はグラウンドを囲うフェンスがあって、フェンスの切れ目からグラウンドを突っ切って登校していました。

その頃は腕時計をしていた訳でもなく、いつも時間に”糊代”を持たない私は焦って駆け込んでいました。

私以外に登校している人の姿が見えない時なんかは、特に…。

 

中学2年生の時、普段は朝練習なんかすることのない野球部でしたが、3年生に「明日朝練するから7時には来い」と命じられたことがありました。

他の同級生部員に確認したところ、誰も「知らない」とのことで、これは所謂”呼び出し”と思い、腹をくくってこの坂道を歩いた日がありました。

ところが、この”もう少し”というあたりまで来て、グラウンドからノックをする音が聞こえてきて、朝練は本当だったんだと心底胸を撫で下したことがありました。

謎の朝練は2日限りで終了となりましたが、この坂道を歩くとどうしても思い出してしまいます。

 

ホント、本当の朝練で良かったです。

 

 

 

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柿野浦にて

2017.06.18 Sunday

 

なんとなく、入桑からさらに南下してみました。

地図で見ると佐渡の南側の海岸線です。

いわゆる”越佐海峡”に面し、バスの路線図においては「東海岸線」と呼ばれるところです。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso100】

 

車を停めたのは豊岡です。

岩尾に育つ若松 --- たぶん --- とお社が静かに佇んでいます。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso100】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

 

こちら営業中のガソリンスタンドです。

これだけ見たらセルフスタンドのようですが、すぐお隣にはJA佐渡の豊岡店があります。

ハイオクの価格が気になるところですが・・・。

 

背後には豊岡の家並みが続いています。

佐渡は海岸線に沿ってたくさんの集落が点在していますが、こんな風に段丘の急斜面に家々がひしめき合っているところはあまりありません。

たいてい、佐渡の海岸線の集落は川の河口付近に位置しているんですが、この豊岡には川がないため、このような形になっているんじゃないかと思います。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100】

 

続いてやってきたのは柿野浦(かきのうら)です。

こちらも通りがかるたび気になっていた場所なんですが、この日はとうとう「えぃっ」と踏み込んでみました。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso100】

 

こちらにお住まいの方にしたら、何てことない風景なのかも知れませんが・・・。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2,iso100】

 

こんなに近くに海が見えるなんて、素敵すぎます。

もっとも、先ほどの豊岡あたりでは、家々の窓一面に海が広がっていそうですが・・・。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2,iso100】

 

眼下に海が広がる家並み…。

佐渡はとても広いですから、島の中心部のあたりにいると“島”であることを忘れてしまいがちです。

こういう場所に来ると、佐渡が“島”であることを思い起こさせてくれます。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso200】

 

川沿いの道から橋を渡って森の奥へと続く小道がありました。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso200】

 

伊豆奈神社というそうです。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/30,F5.6,iso200】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/40,F2,iso1600】

 

ちょこっと中を覗いてみました。

太鼓が鎮座しています。

お祭りの際には鬼太鼓が奉納されるんでしょうか…。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso1600】

 

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso200】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100】

 

ところで、ここへ辿り着くまでの長い道中に「月布施(つきふせ)」「野浦(のうら)」という2つの集落を通過してきました。

以前に月布施の方に聞いた話なんですが、2つの集落はもともと「月野布施(つきのふせ)」と「浦(うら)」という集落だったんだそうです。

それが、何かのきっかけの際 --- 何だったか忘れましたが --- に「月野布施から"野”をあげたんだわさ」とのことなんだそうです。

こうして「浦」に“野”をあげた「月野布施」は「月布施」に。

「月野布施」から“野”を譲り受けた「浦」は「野浦」になったんだとか。

きっと感謝の意とかそんなことと思うんですが、何とも美しいお話だな・・・とずっと思っています。

 

で「柿野浦」です。

ひょっとして、ここも昔は「柿浦」で、お隣は「豊野岡」だったとか??

そんなお話があるのかどうか、とても気になるところです。

 

 

 

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入桑にて

2017.06.17 Saturday

 

ここに降り立つのは初めてです。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso100】

 

入桑(いりくわ)です。

住所としては「佐渡市羽二生(はにう)」になりますでしょうか。

かつては「新潟県両津市大字羽二生字入桑」だったことと思います。

 

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/320,F8,iso200】

 

私の知る人は皆さん「入桑」とおっしゃいます。

私も「入桑」とだけ知っています。

 

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/320,F8,iso200】

 

両津港から南側へと車を走らせます。

姫崎灯台へ向かう際には必ず通る場所です。

トライアスロンのRタイプにバイクで何回か出場しましたが、バイクのコースで最初に出会う急な上り坂に差し掛かるところです。

両津港の方面から来ると、やがて坂道の向かって左側に人差し指を空へ突き立てたような --- または、親指で「いいね!」しているような --- 岩が見えます。

その岩が「仏岩」と呼ばれ、その一帯を「仏崎」というようです。

ちょうど両津港へと向かうカーフェリーが沖合を横切っていました。

この付近は、春先には対岸の大佐渡山地が白く輝き“絶景”を拝むことができます。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/100,F5.6,iso100】

 

いつもそんな風景を横目に通り過ぎるんですが、ちょうどカーフェリーが通りがかっていたということもあり、初めて降り立つことと相成りました。

集落をゆっくりと進むと、最近では滅多に見ないような立派な立派な松の木に遭遇しました。

背後には漁船が並び、ここが漁村であることを印象づけています。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2,iso100】

 

さて…と、この場所を発とうと思った時に視界に入って来たのがこちらの小さなお社です。

鳥居は年季が入っていそうでしたが、注連縄は比較的新しそうに見えました。

思わず、遠く遠くにあるこの場所を思い浮かべていました。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso100】

 

鳥居をくぐり、階段を上った先に見えたのはイワユリと、、、

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/6400,F2,iso100】

 

五月雨のような光芒でした。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso100】

 

ここに車を停めたのはほんの10分にも満たない時間だったと思いますが、すれ違った人といえば、シルバーカーを押して歩くおかあさんお1人だけでした。

最初にその方が視界に入った時、遠くからゆっくりゆっくりこちらへ向かって来るように見えました。

しかし、いざすれ違う段になるとその方、めっちゃ早足だということに気づきました。

すれ違ったあと、あまりのスピードに思わず振り返ってみたんですが、その方、スピードを緩めることなく急な上り坂をサクサクと進んで行かれました。

御年は80歳を超えるくらいに見えたんですが…。

初めての「入桑」は佐渡のおかあさん方の元気さ加減を印象づけられる場所となりました。

 

・・・で、肝心の「仏岩」については、まったくもって撮り忘れていたことに気づくことさえ忘れていました。

 

 

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松ケ崎の家並み

2017.05.12 Friday

 

お祭りの一行を見送り、キャンプサイトへ戻ります。

松ケ崎はよく --- というほど頻繁でもありませんが --- 車で通り過ぎます。

近年、集落をバイパスする形で海岸線に太い道路が開通しました。

そのせいもあり、この集落内を車で走ることも少なくなりました。

まして、ここを歩くとなるとよっぽど久しぶりのこととなります。


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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/20,F16,iso100】

 

松ケ崎といえば「屋号の里」です。

各家の玄関先に屋号が掲げられています。

家によっては民具の展示もあったりと、町並みを通して1つの博物館というような印象です。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso200】

 

そして、とにかくキレイです。

ゴミやチリひとつ落ちていないという清潔感はもちろんなんですが、とても整然とした印象です。

(キチっと区画整備されているとかいう意味でなくて…)

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F11,iso320】

 

こちらの屋号は「源太郎」さんというんですね。

佐渡ヶ島の香りを全国に届ける菊地商店さんです。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F11,iso100】

 

こちらはかつては商店だったんでしょうか。

可愛らしい色彩のタイルと窓枠のショウウィンドウが目を惹きます。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2.8,iso400】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2.8,iso100】

 

バス停のはす向かいにある本行寺は、この地に着岸したと言われる日蓮上人ゆかりの寺として知られています。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F11,iso320】

 

民家の軒先には、こうしてさりげなく古民具が置かれていたりします。

あんまりグイグイ来ていないところが、前述の“整然”とした印象を与えています。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100】

 

お祭りの飾りつけですね。

この通りがメインストリートということなんでしょう。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F5.6,iso100】

 

その飾りつけのところから、1本の小路へと足を進めてみました。

こんな風に枝分かれした通りがあることも知りませんでした。

格子の美しい民家に出くわしました。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/25,F11,iso100】

 

こちら、旧・青木長三郎邸というんだそうです。

銀行商をしていた旧家だそうです。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100】

 

この小路の奥にもお祭りの飾りつけがありました。

集落内を順々に門付けしている鬼太鼓ですが、こちらへ来るのはいつ頃になるでしょうか??

今度こちらのお祭りを見に来れたら、一緒に移動して歩いてみたいですね。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/250,F2,iso100】

 

「鍛冶屋 重松」さんです。

6代続いている鍛冶屋さんで、佐渡では唯一残る鍛冶屋さんなんだそうです。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso400】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/250,F2,iso100】

 

小路をUターンしてきました。

先ほどの旧・青木長三郎邸です。

玄関にはやはり古民具が置かれていました。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/40,F11,iso100】

 

時間が許す限り、あらゆる通りを歩いてみたい気分になっていました。

…が、テントと昨夜のバーベキューの後始末が気になっていました。

また近いうちに必ず来ようと誓ってこの美しい家並みをあとにします。

それにしても --- 恥ずかしながら --- こんなに美しい家並みがあったなんて知りませんでした…。

 

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100】

 

ヒストリーパークへ帰って来ました。

もうテントの中で寝ているような方はいらっしゃらなかったようです。

バイクで出かけて行った方、釣りをしている方、銘々がG/Wの佐度を楽しんでいらっしゃいました。

 

皆さんにとっての「佐渡」はどんな風に映っていらっしゃったんでしょうか??

普段、あちこち放浪に出ますが、行く先々の“地元の方”から見たら、私もそんな風に見られているのかな?? なんてことを思いました。

見慣れた風景ですら美しい佐渡ですから、旅にいらっしゃった方にしたら、もっと美しい佐渡なんだろうな…と願います。

 

それにしても、松ケ崎。

家並みも、人も --- と言えるほど、地元の人とは接することはできませんでしたが --- とても気持ちの良い場所でした。

ゆっくりと“まち歩き”に来たいと思います。

 

 

 

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竹の小径

2017.02.06 Monday

 

両津から相川へ向かう道中です。

通りがかるたび気になっていた小径です。

 

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【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/200,iso500】

 

軽自動車1台が辛うじて通れるくらいの小路です。

まぁ、ここを通りがかったからといって車で進入しようと思うような方はいらっしゃらないと思いますが…。

遠目に見るとトトロに出てくるトンネルのようです。

 

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【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/40,iso1600】

 

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【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/200,iso500】

 

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【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/60,iso1600】

 

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【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/125,iso400】

 

車道とこの小径の位置関係を現すと「A」の字型です。

渡り廊下の部分がこの小径です。

このあたりの方は、歩いて移動する際にはきっとここをショートカットするんでしょう。

私は通りがかるたび「向こう側へショートカットできるんだろうな…」と思ってはいましたが、なかなか足を踏み入れることはありませんでした。

この日はトンネルの向こう側がやけに明るく、別世界への入口のような感じがしてしまったため、吸い寄せられるように足を踏み入れました。

向こう側の道へ出ることはしませんでしたけどね…。

「その先」を見たいのはやまやまですが、もう少し取っておきたいなと思っています。

 

 

 

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出港姿

2016.09.15 Thursday

 

たまたま両津港へ向かっていたところ、出港していく「ときわ丸」の姿が視界に入ってきました。

 

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【α77,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/1600,F8,iso200】

 

何てことはない日常の風景です。

どこへ向かう、どんな人たちが乗っているのかな…。

そんな風に思いながら目を凝らすと、たくさんのウミネコが群がっていました。

 

「今日もたくさん引き連れてらぁ」

ふっと頬が緩んでしまいました。

 

 

 

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魅惑の見立海岸

2016.04.18 Monday


話は前後しますが、先日の「さっちゃん桜」の日の、その後の時間です。

旧・内海府小学校をあとにし“加茂線”を南下します。
“加茂線”という呼び名を初めて耳にしたんですが、バス路線でいうところの所謂“内海府線”ということになります。
とまぁ、早い話が鷲崎から両津港方面へと車を走らせたわけです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/250,F11,iso200】

鷲崎のお隣に「見立(みたて)」という小さな集落があります。
そしてそこには、ご覧のような立派な岩とそこに根を張る松の姿が見えます。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/250,F11,iso200】

地図には「弁天岩」とだけ記載があります。
このすぐ上を走る佐渡一周線からいつもこの岩と松の姿が見えるんですが、こうしてカメラを持って降り立つことはこれが初めてでした。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4000,F2.8,iso200】

写真家の故・天野 尚 さんの写真集「佐渡〜海底から原始の森へ」の中でも「見立の二本松」として紹介されている場所です。
いつでも立ち寄れると思っていると、なかなかその機会とは訪れるものではありません。
「えいっ」と思いきる時が必要なんだと思うんですが、この日がその時だったようです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/250,F11,iso200】

縞模様の小石がたくさん見え隠れする広い砂浜。
果てしなく続くような青く広い海。
道路からはちょうど死角にあたり、外界とは弁天岩で仕切られています。
さながら --- 早い者勝ちの --- プライベートビーチです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/50,F10,iso250】

弁天岩に根を張る松の姿です。
必死にしがみついているように見えます。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/125,F11,iso200】

キレイに剪定されたかのような、出来すぎなくらい形の良い松の木です。
岩に絡みつく根っこだけが異様に生々しく、そして妖艶です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/1250,F2.8,iso200】

年中強風と潮騒にさらされているんでしょうね…。
そりゃあ、必死になって岩にしがみついているハズです…。
私の母校である相川小学校の校歌には「波風さわぐありそべの いわおに育つ若松の そのけなげなる雄々しさに いかでまさらであるべきぞ」という一節があります。
この日、この松の木の姿をまじまじと見て、すぐにこの歌詞のことを思い出しました。(きっと、若松ではないんでしょうけれど…)

「いや、勝てっこねぇし…」
そうつぶやくのが精いっぱいでした。。。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F11,iso100】

岩の根元には大きな石碑が立っています。
「龍」「八」「大」というような文字は辛うじて読めるのですが、これがどんな石碑なのかはまったくわかりません。
引き続き、追跡調査してみたいと思います。(いつになるかわかりませんが…)


【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/50,F11,iso100】

それにしても、見事です。
手前の松はご高齢のようですが、奥に見える2本の松はそれこそ若松のようです。
ちなみにこの“プライベートビーチ”へのアプローチは見立集落からが楽かと思います。
佐渡一周線からは高さ5mほど飛び降りる必要があるので、自信が無い方は見立集落から海岸線に残る歩道跡をたどるとよいです。

DSC00996.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/80,F11,iso100】

さて、この見立の海岸線にはもう1箇所だけ行ってみたい場所がありました。
弁天岩から集落へと戻り、車で集落の南端まで移動し、そこからさらに大きな石の転がる海岸線を歩いてきました。
振り返ると、沖合に大きな岩が1つあります。
あのあたりが集落の南端です。

DSC01000.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/100,F11,iso100】

私が見てみたかった --- 確かめたかった --- のはこの岸壁に開いたトンネルの存在でした。

DSC00998.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/100,F11,iso100】

佐渡一周線を走る時、眼下に一瞬だけ見えるこのトンネルの存在はずっと気になっていたんです。
…が、前述のとおり、なかなか足を停めてみるということがなく、この日、ついにここまで来る機会を得ました。
集落を挟んで、北には風光明媚な弁天岩。
そして、南には謎のトンネル…。
ひょっとしたら、車道が開通するまでの間、見立への玄関口として存在していたトンネルなのではないか…。
そんな風に勝手な妄想を膨らませていました。

しかし、、、

民俗学者である故・宮本 常一 氏が昭和30年代〜40年代に佐渡を調査した内容を記した「私の日本地図7 佐渡」(同友館)によりますと、
『鷲崎から南へ2キロほどは車の通る道がついている。(中略)車道は断崖になったところで終わり、そのさきは断崖の下の細道をゆく。』
とあります。
この「断崖の下の細道」が、弁天岩から見立集落へと続く歩道の跡と思われます。

さらに『見立という村の南も断崖になっているが、そこは断崖の上をゆくことになっている。』と続いています。
「天然の岩のトンネル」というような記述も特記事項もないことから、ここは船の通り口でも、波打ち際に存在する旧道でもなかったようです。
まぁ、知らぬが仏と言いましょうか、長い間、楽しい妄想を膨らまさせていただきました。。。

DSC00993.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/80,F11,iso250】

岩にしがみつきながら、トンネルの裏側へ回ってみました。
トンネルの向こう側はストンと海へ落ちています。
なるほど、道らしいものがあったような気配すらありませんでした。
視線を上げると、断崖の上には現道のガードレールが見えます。
「あそこからいつも見えていたんだな」
そう納得して、この場所あとにしました。

それにしても、足場の悪さをものともせず、長い手足を優雅に操ってスイスイと岩場を渡り歩くミナコさん。
素敵です。
この日、見立の海岸線をじっくり歩くことができたのはミナコさんの「行ってみたい!」の一言がキッカケでした。
機会を作っていただいたことに、この場を借りてお礼申し上げます。

DSC06053.JPG
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2.8,iso100】

もう1箇所、桜を見たい場所がありました。

DSC01004.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/320,F5.6,iso100】

旧・北小浦小学校(現・北小浦ダイビングセンター)です。
満開の「さっちゃん桜」には少し遅れをとっていたようでしたが、ここも「学び舎」の風情と相まって素敵な桜のスポットです。
満開の時期を狙って再訪したいと思っていたんですが、昨日の瞬間最大風速37mの強風が桜を散らしてしまったでしょうね…。

DSC06060.JPG
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100】

そして願(ねがい)へと戻ってきました。
冷たい風、青い空、青い海、そして佇む二ツ亀です。
何気にここに立つのはものすごく久しぶりだったかもしれません。
「月イチ“願”」を目指し、かつては毎月のように通った場所ですが、最近は歳のせいか跳坂を越えるのが難儀になってしまっていました。。。

この日ここに立って感じたのは、佐渡島内にあって「土樽駅」のような場所だなと…。
私にとっての土樽駅は、何度降り立っても気持ちが新たになるような場所で、何をする…というわけでもなく、ただただそこに立ちたいような場所です。
同じ島内でそんな風な新鮮さを感じる唯一の場所であることを実感しました。
昨年末にお世話になったおかあさんにもまたお会いしたいですしね。

近日中にまた帰って来たいと思います。


 
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教会が見える風景

2015.05.07 Thursday

とはいえ、佐渡もまだまだ知らないところだらけです。
いや、むしろ知らないところの方がよっぽど多いです。
なのでたまにそんな場所に出くわすとドキドキしてしまいます。
「なんだここは??」「こんな場所があったのか??」と。

DSC03153.jpg
【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/200,F5.6,iso100】

ここは昨日、佐渡へ帰って来た直後 --- 上陸約5分後 --- に見つけた風景です。

DSC03112.jpg
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso100】

「なんだここは??」「こんな場所があったのか??」
そんなワクワクを抱えながら歩を進めました。

DSC03114.jpg
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

実は今回の放浪中、立ち寄ったカフェにあった3〜4年も前の冊子に載っていた風景でした。

【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/60,F11,iso200】

キャプションに「佐渡市両津」とあったのでびっくりしました。
…が、先日タイミングよくこの教会を訪れていたので、あとはこの路地を探すだけでした。

DSC03129.jpg
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2,iso100】

教会の正面に車を停め、あとは十字架の角度からすぐに路地を見つけました。
入口には「佐渡蛭子神社」がありました。

旅の帰りの船の中では散々ため息をつきましたが、上陸後5分に訪れたワクワクとドキドキにより救われました。
教会のてっぺんを月明かりが照らすような夜があれば、またここに立ってみたいですね。



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Today

2013.03.08 Friday

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今年も黄砂がやってくる時期となったようです。

毎日新聞では「嬉しくない春の便り」と題して、九州や中国地方への飛来予報を伝えていました。


DSC05258.JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 50mm 1/500sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=暗い雲をグレー点指定 --



DSC05259(日陰).JPG
【α77】+【70-400mm F4-5.6 G SSM】
-- 230mm 1/400sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=日陰 --



DSC05264(曇天).JPG
【α77】+【70-400mm F4-5.6 G SSM】
-- 150mm 1/250sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=曇天 --



DSC05277(2100k).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 30.0sec F7.1 ISO=320 多分割測光 色温度=2,100k --

話題のPM2.5といい、何かと色々なものを飛ばしてくれる隣国です。。。

・・・まぁ、黄砂は自然現象なので仕方ありませんが。。。



ところで、3月1日から相川地区で「佐渡國相川ひなまつり」が開催されています。

古くから伝わるお雛様の展示はもちろん、お寺の涅槃図展も同時開催されているようです。


また、土日を中心に手打ちそばや、手作りパン屋さんもあるようです。

明日からまたお天気が心配ですが、この期間中にぜひとも相川へおいでいただけたらと思います。

ネイティヴ “なむさんぼ”

2012.11.01 Thursday

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職場の大ボスが中ボスのもとへ歩み寄り、あれやこれやと指示を出しておりました。



DSC00148(太陽光).JPG
【α77】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/2,000sec F2.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

それに対し、中ボスからも反論というか何と言うか、黙って引き下がる様子はありません。



DSC00158(太陽光).JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/2,000sec F2.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

しかし、業を煮やした大ボスが「黙って言うこときかんかいっ!!」的な言葉で中ボスの発言を一蹴してしまいました。



DSC00159(曇天).JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/2,000sec F2.2 ISO=100 多分割測光 WB=曇天 --

すると、たまらず中ボスの口をついて出た言葉は「なむさんぼっ!!」


周りにいた一同からは、爆笑と驚嘆の声がドカンと・・・。


「なむさんぼ」

あまりにも有名な佐渡弁のひとつと認識しておりますが、使われる地域や年代は割りと限定されているようで、
その場に居合わせた若い面々からは「すげぇっ!!」「ネイティブ“なむさんぼ”だっ!!」「初めて聞いた!!」「こうやって使うのかっ!!」と、
驚嘆と賞賛の(?)声が中ボスに寄せられました。

それを聞いて、大ボスに叩きのめされたにも関わらず、何となく得意げな中ボスです。


今日は低気圧の通過のせいか、船の結構も相次ぎ、暴風雨と雷で重苦しい雰囲気だったんですが、そんな空気を中ボスのネイティブな佐渡弁が変えてくれました。



写真は旧・佐渡女子高等学校(現・SADO 伝統文化と環境福祉の専門学校)の校舎前のイチョウです。

今日の激しい風と、叩きつけるような強い雨でずいぶんと散ってしまったんだと思います。