2024/03

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今シーズン初の「大佐渡石名天然杉遊歩道」です。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/30,F5.6,iso1250]

 

それも、「こんな雨の日に行かなくても…」と思われそうな土砂降りの日でした。

 

[α7iii,LA-EA3,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/100,F2,iso200]

 

ただ、こちらの遊歩道や乙和池(Otowaike)によく足を運ぶ方であれば、雨の日または霧の姿を撮ってみたいとお思いの方は多いんじゃないかと思います。

事実、この日もここへ来る道中、下山してくる車とすれ違いましたから。

とはいえ、私が遊歩道の入口に到着した頃、そして約1時間半後に発つ頃には1台の車もありませんでしたし、遊歩道ですれ違うような人の姿もありませんでしたが…。

 

[α7iii,LA-EA3,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/100,F2,iso200]

 

ま、そんな色々は置いておいて、雨の作業道を行きます。

遊歩道の入口まで約500mの作業道です。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/25,F8,iso2000]

 

雨に濡れてしっとりとしている杉林です。

雰囲気はとてもよかったです。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/25,F8,iso2000]

 

ただ、まったく霧がかかっていませんでした。

下界から見上げた山は、何も見えないほどに真っ白でした。

 

しかし、林道をいくら進んでも、どれだけ標高が高くなっても霧がありませんでした。

まるで無いということもなかったんですが、私のイメージしていたのは10m先が見えないくらいの霧でした。

そのイメージからすると、まったくもって視界は良好でした。

 

[α7iii,LA-EA3,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso200]

 

[α7iii,LA-EA3,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso200]

 

作業道入口を出発してから約15分です。

遊歩道の入口へと到着です。

 

こんな土砂降りの時はレインウェアにすっぽりと身を包んで、カメラもレンズもシャワーキャップなんかで覆ってしまうのが正しい作法でしょうか。

そんなことをしたら汗で下着までぐっしょりになることが目に見えていたため、あくまで軽装に傘を差して歩いてきました。

そのお陰で、レンズの交換やフィルターの着脱なんて作業はまったくできませんでした。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F8,iso1000]

 

唯一、NDフィルターを装着し、三脚を使用して30秒の露光をした写真です。

やっぱり霧がなく、いちいち長時間露光する意味もないと判断するに十分でした。

 

この1枚を撮るために5分くらいかかってしまいました。

以降、フィルターも三脚も未使用です。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/60,F2.8,iso500]

 

主役はあくまで奥に見える「象牙杉」です。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F5.6,iso1600]

 

続いて「四天王杉」です。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/25,F8,iso1600]

 

ここへ至る道中にアジサイはたくさん咲いていたんですが、遊歩道内のアジサイの咲き具合は芳しくありませんでした。

陽当たりや気温によるものなんでしょうけれど、そういう意味では、「見頃」はもう1週間程度も後ろだったかもしれません。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/25,F8,iso1600]

 

かと言って、1週間後にまた来ようかと思えるのかどうかはとても怪しいところですが…。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/125,F2.8,iso1250]

 

主役はあくまで奥に見える「四天王杉」です。

 

[α7iii,LA-EA3,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso200]

 

なおも土砂降りの遊歩道を行きます。

 

[α7iii,LA-EA3,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso200]

 

杉林の中だからといって、まったくもって雨宿りな感じではありません。

何なら、風でも吹こうもんなら大粒の雫がすさまじい音と勢いで落下してきます。

雨や霧の杉林の姿はとても魅力的と思いますが、人にお勧めできる環境では決してありません…。

 

[α7iii,LA-EA3,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso640]

 

[α7iii,LA-EA3,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso640]

 

「家族杉」です。

周辺の歩道が水溜まりと化していたため、足早に過ぎます。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/10,F8,iso2000]

 

「羽衣杉」です。

名前の付いている杉の中では、個人的にいちばん好きな杉です。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/10,F8,iso2000]

 

あまり撮った記憶がありませんが、縦アングルも悪くないと思いました。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/60,F2.8,iso1250]

 

ここには杉を引き立たせてくれるようなアジサイもありませんでしたが…。

 

[α7Siii,LA-EA5,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/20,F8,iso2500]

 

もう少しで遊歩道の出口というところです。

あまりの豪雨に心が折れてしまいました。

 

霧に霞む杉林の姿を見たかったんですが、雨に濡れる杉の幹もとても美しくありました。

雨のお陰でハチやら虫やらの心配はなかったんですが、ちと土砂降りが過ぎました…。

こんな日にこんな場所へ来ることは、土砂災害に遭わないとの観点からも避けた方がよいだろうなんてことに気付いたのは、下山し終えた頃でした。

 

帰路は外海府側へ下山しましたが、林道が綺麗に整備されており、道沿いに咲くアジサイもとてもキレイでした。

1週間後、私はまたこの場所に立っているでしょうか…。

 

 

 

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大佐渡石名天然杉遊歩道(Ōsado Ishina Tennensugi Yūhodō)です。

 

7M309877.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100】

 

今シーズン初です。

 

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【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso100】

 

いつまで経っても、遊歩道入口までのこの作業道に馴染めません。

 

7S209906.jpg

【α7Sii,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F5.6,iso500】

 

作業道は全長約500mです。

緩い上りが続いていますんで、ちょうどよい準備運動区間とも言えます。

 

7S209907.jpg

【α7Sii,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/160,F5.6,iso500】

 

しかし、いかんせん馴染みません。

まぁ、言ったところで仕方のないことですが…。

 

7S209955.jpg

【α7Sii,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F2.8,iso320】

 

この時期にあって、紫陽花が見頃を迎えていました。

下界よりは気温も低いですから、季節も1ヶ月くらいは後を行っているんでしょう。

 

7M309881.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

 

7M309886.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/8000,F2,iso100】

 

7M309889.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso100】

 

下界より涼しいとはいえ、気温は30度に迫るものだったでしょう。

緩いとはいえ、坂道を上っていくにつれ額から汗が吹き出します。

クールダウンするように、道々の紫陽花に足を停めながら進みます。

 

7M309891.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso100】

 

作業道の入り口から約15分です。

遊歩道に到着しました。

 

7S209917.jpg

【α7Sii,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso500】

 

最初に姿を現すのは「象牙杉」です。

 

7M309893.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/250,F2,iso100】

 

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【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/250,F2,iso100】

 

7M309898.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

続いては「四天王杉」です。

どっしりとした質感があります。

ついつい全景を収めたくなるところですが、個人的にはこちらの根本付近にフォーカスするのが好きです。

 

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【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

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【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

7M309906.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F2,iso100】

 

7M309909.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso500】

 

7M309915.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso500】

 

7M309918.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2,iso500】

 

続いては「大黒杉」です。

シンプルに1本の大杉が立っています。

 

7S209932.jpg

【α7Sii,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/1000,F5.6,iso500】

 

こちらの遊歩道は、ある程度杉の木の根本付近への立ち入りが制限されています。

一応、この大黒杉を眺めるべく遊歩道は迂回するように整備されていますが、この杉のベストショットが未だ得られません。

この日の救いは、せめて背景に青空が広がっていたことです。

 

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【α7Sii,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/100,F5.6,iso640】

 

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【α7Sii,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/80,F5.6,iso640】

 

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【α7Sii,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/80,F5.6,iso640】

 

最後は「羽衣杉」です。

 

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【α7Sii,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/80,F5.6,iso640】

 

"最後は"と書きましたが、この先の遊歩道に杉が1本も無いというのではありません。

この記事には載っていませんが、「家族杉」を含めた特徴的な5本の杉に名前が付けられています。

なので、この先にも名前こそありませんが立派な大杉がたくさん並んでいます。

 

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【α7Sii,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F5.6,iso100】

 

やがて遊歩道は、雪畑山や金剛山、ドンデン山へと続く縦走路に合流します。

そのすぐ先に展望台があります。

展望台から見えるのは、内海府の海と対岸である本州の日本海側の沿岸地帯。そして粟島です。

 

7M309929.jpg

【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/1250,F8,iso250】

 

写真の左手前に見えるのが粟島です。

今年のG/Wにはその姿を間近に望んでいただけに、何となく感慨深いものがありました。

 

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【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/1250,F8,iso250】

 

7M309932.jpg

【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/1000,F5.6,iso200】

 

外海府方面へ目を移すと、大野亀(Ōnogame)の姿が映りました。

 

7M309938.jpg

【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/1250,F5.6,iso200】

 

そうこうしているうちに、両津湾に一艘の船の姿を見つけました。

姿形から察するに、ときわ丸だったんじゃないかと思います。

 

7M309941.jpg

【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/1250,F5.6,iso200】

 

今度は粟島は写真右手に見えます。

左手前に見えているのは、山毛欅ヶ平山(Mt.Bunagahirayama)へと続く稜線です。

 

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【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/320,F2.8,iso200】

 

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【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/320,F2.8,iso200】

 

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【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/320,F2.8,iso200】

 

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【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/320,F2.8,iso200】

 

7M309963.jpg

【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/640,F5.6,iso200】

 

そして作業道へ"帰還"です。

確かに遊歩道は森の中を歩くことになりますが、鬱蒼としている訳でもなく、普通に歩けば危険な個所もありません。

それでいて、やっぱり視界の開けた作業道へ戻ると何かしらの安堵感を得ます。

不思議なものです。

 

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【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/1250,F2.8,iso400】

 

作業道を順調に降りていくと、アサギマダラがひらひらと舞っていました。

 

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【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/1250,F2.8,iso400】

 

最初は、200mmでは少し遠いかなという場所を飛んでいたんですが、やがて急接近してきてくれました。

私の目の前に咲いている紫陽花にうまいこと羽を休めてくれました。

 

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【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/1250,F2.8,iso400】

 

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【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/1250,F2.8,iso400】

 

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【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/1250,F2.8,iso400】

 

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【α7iii,70-200mm F2.8 GM OSS,1/1250,F2.8,iso400】

 

蝶って不思議ですね。

風にあおられるくせして、ちゃんと狙い通りに飛びますし…。(たぶん…)

こんなにひらひらしているのに、数え方は「頭」ですし…。

紫陽花にとまって、まるで呼吸をするように羽を開きつ閉じつしていました。

「ゾウが1頭」は理解できる気がするんですが、「蝶が1頭」とは昔から腑に落ちない気がします。

まぁ、どうでもいいことですけど…。

 

さて、こちらの遊歩道ですが、標高が900mを超えているため下界よりは幾分か涼しいようです。

…が、あくまで「幾分か」と申し上げておきます。

いくら涼しいとはいえ、例えば下界の気温が40度近くにもなれば当然この場所も暑いです。

道中に川以外の水場はございませんので、水分はご持参いただくに限ります。

 

また、老若男女を問わず、軽装でいらっしゃる方が非常に多いです。

確かに、天候が良ければそれでも十分なんでしょうけど、山の天気は急変します。

私も霧や雨のタイミングを好んで来ますが、そのために視界を失いそうになって冷や汗をかいたこともあります。

道中いたるところに「KEEP OUT」の標識がありますが、過去にはここを超えてしまったことによる転落事故も発生しています。

登山靴まで履く必要はないかと思いますが、ヒールでいらっしゃる方を見かけると少々疑問に思います。

 

さらに、佐渡市ではつい最近、草刈をしていた作業員の方が蜂に刺されて死亡するという痛ましいニュースもありました。

道中はアブがつきまとうことが多いですが、蜂もいます。

万一刺されてしまうと、最寄りの医療機関までは少なくとも30分以上を要します。

アナフィラキシーショックを起こす可能性のある方につきましては、エピペンをご持参いただくことを推奨します。

 

最後は少々くどくなってしまいましたが、こちらへ足を運ぶ皆さまにとって、少しでも楽しい時間が得られますようお祈りいたします。

 

 

 

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一昨日の続きです。

大佐渡石名天然杉遊歩道です。

 

DSC03917.jpg

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/20,F11,iso100】

 

時刻は12時を回った頃でした。

今シーズン最後の"営業日"ということで、たくさんの人の姿があるかと思ったんですが、駐車場には私の車のほかは軽自動車が1台のみでした。

 

DSC03710.jpg

【α99,50mm F1.4,1/125,F2,iso100】

 

遊歩道へと続く"作業道"を進みます。

約800mくらいの作業道です。(たぶん…)

 

まぁ、遊歩道へ入ったからと言って急にアップダウンが激しくなったりする訳ではありませんが、この作業道はウォーミングアップと考えています。

ただし、3度くらいの(たぶん…)上りが800m続くことを考えると、何気に体力を使う作業道でもあります。

これを不安に思う方は、今回の私のように、ここへ来る前に法力和光滝を拝んで来たら良いと思います。

心拍数は最大に上がり、ドバッと汗をかくはずです。

そうなれば、こんな勾配など問題になりません。

 

DSC03713.jpg

【α99,50mm F1.4,1/3200,F2,iso100】

 

作業道の途中、視界が開けたところで振り向きます。

写真中央手前には大野亀(Ōnogame)が見えます。

 

DSC03715.jpg

【α99,50mm F1.4,1/2500,F2,iso100】

 

視界を少し移します。

左奥に見えているのは山毛欅ヶ平山(Mt.Bunagahira-yama)です。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/100,F2.8,iso100】

 

そして遊歩道へ到着しました。

 

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【α99,50mm F1.4,1/100,F2.8,iso100】

 

言うほど頻繁に足を運んでいる訳ではありません。

かといって、ものすごく久しぶりということでもありません。

いつも新鮮な気持ちで来ますが、足を踏み入れればやはり見慣れた感はあります。

 

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【α99,50mm F1.4,1/200,F2,iso200】

 

そこは、どんな時でも初めて来た時のような顔をすることが大切です。(たぶん…)

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/125,F4,iso400】

 

そうすることによって、常に新たな発見があるものと思っています。(…と思います)

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/60,F5.6,iso640】

 

「四天王杉」です。

この遊歩道にあって、いちばん存在感を放っている杉と思います。

 

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【α99,50mm F1.4,1/80,F2.8,iso400】

 

超広角レンズで広く収めるのは良いですが、そうすると迫力に欠けるきらいがあります。

なので、連結している根本付近を迫力よく切り抜くのが良いと思っています。(…と思っています)

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/80,F4,iso800】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/30,F2.8,iso125】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/30,F2.8,iso125】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/30,F4,iso250】

 

「象牙杉」「四天王杉」「大黒杉」「家族杉」「羽衣杉」など、名付けのある杉の木については、確かに見ごたえのあるものが多いですが…。

ただ、それ以外の"無名"の杉も目を惹くものばかりです。

私はこの、山毛欅ヶ平山の大王杉のミニチュアのような杉がお気に入りです。

 

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【α99,50mm F1.4,1/400,F2,iso400】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/13,F11,iso250】

 

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【α7SII,Samyang 14mm F2.8 ED AS IF UMC,1/30,iso500】

 

「羽衣杉」です。

こちらの遊歩道にあって、いちばん人気のある杉なんじゃないでしょうか。

文字通り羽衣をまとったような優雅な立ち姿です。

撮影するときは、どんな被写体であってもいちばんよい"表情"を探す訳なんですけど、この杉はそれを探すのが特に難しいです。(…と思います)

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/250,F5.6,iso100】

 

遊歩道と金剛山・雪畑山登山道が交わるところにある展望台です。

低い雲の下の青い海は内海府の海。

写真左奥に見えるなだらかな山のあたりが山毛欅ヶ平山です。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/125,F2.8,iso100】

 

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【α99,50mm F1.4,1/3200,F2,iso100】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F2.8,iso250】

 

遊歩道に入ると、当然陽の光が遮られる訳ですが、周辺よりもずいぶんと冷え込んでいました。

確かに、夏場でも涼しい空気の流れているところです。

この日は足元から冷気が立ち上っているようで、体の芯から冷えました。

 

私が遊歩道から作業道へ戻った時、2家族くらいの方々が遊歩道へ入っていくところでした。

駐車場まで戻る導入にも1組のご夫婦(たぶん)とすれ違いました。

駐車場は私の車を含めたら、ほぼ満車状態になっていました。

 

皆さま、この遊歩道を歩く今年最後の機会を楽しまれたことと思います。

私については、また春が来る前にどこかのタイミングでここを目指せたらと思っています。

 

 

 

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今シーズン初となります。

「大佐渡石名天然杉」遊歩道へと足を運んできました。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F11,iso200】

 

久しぶりに石名の田んぼを見下ろすこの農道に立つことができました。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F11,iso200】

 

青空の下で…というのが描いていた絵ですが。

日頃の行いが悪かったんでしょう。

本当はこの日は2008年以来、小野見川を遡行しようという予定だったんです。

…が、朝から生憎の雨だったため、安全面を考慮し断念していたところでした。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

…ということで、雨でも霧でも問題のない --- むしろ、雨や霧の方が雰囲気の良い --- 大佐渡石名天然杉の遊歩道へやってきました。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso400】

 

何せ今シーズン初の天然杉遊歩道です。

26日にオープンしたばかりで、てっきり千客万来かと思っていたんですが、お客さんの姿はまばらでした。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso400】

 

DSC07018.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso400】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso400】

 

DSC07026.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso400】

 

標高約900mの遊歩道ですから、まだ春の山野草が顔を覗かせています。

 

DSC07020.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso400】

 

そんな中、今年初めて見た「シラネアオイ」です。

今年はもう、見ることはないと諦めかけていました。

「山野草のシーラカンス」という“生きた化石”的なゴツいイメージとは裏腹に、か弱そうにも見える薄い色の花びらが印象的です。

まだ遊歩道に立ち入って数分というところでしたが、この花を見ることができたということだけで、ここへ来た目的は達せられたというものです。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100】

 

私がここへ上ってこようと思った時、下界は雨でした。

そしてそこから見上げる大佐渡山地の稜線付近は濃い雲に覆われていました。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso200】

 

下手したら前も見えないくらい…、と言うような霧の日にここへ来たいんです。

今回は期待も充分だったんですが、いざここへ来てみたら霧なんてものはひとつもかかっていませんでした。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso200】

 

まだヒトリシズカが咲いています。

 

DSC06905.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/200,F5.6,iso400】

 

杉に寄生するナナカマド(たぶん)です。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso200】

 

こちらは「四天王杉」です。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F4,iso100】

 

私がここへ立つ少し前、こちらで写真撮影をしている方がいらっしゃいました。

「柵が邪魔だね」と…。

まぁ、おっしゃるとおりかと思いますが、そこには事情があるということでご理解いただけたらと思います。

 

DSC06917.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/125,F5.6,iso400】

 

アップにすれば全体が収まらず、全体を納めると本来の迫力に欠けてしまいます。

この杉の迫力を見たままに写真に収めることができません…。

 

DSC07046.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso200】

 

麓からこちらの山を見上げた時は濃い霧に包まれていたんですが…。

森の中はあまりウェットな感じはしませんでした。

ご覧のように、苔もパサパサしていました。

 

DSC07048.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F2,iso200】

 

DSC07051.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2,iso100】

 

DSC06921.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F11,iso400】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F11,iso500】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F11,iso500】

 

DSC07053.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2,iso100】

 

雨が上がったということで、苔はパサパサ…。

虫の集団 --- って言うんでしょうか、小さな虫が一塊になって飛んでいるやつ --- があちこちに陣取っていました。

息を止めていないと、鼻から口から入り込んできそうな勢いでした。

でも、足元の葉っぱには雨の名残が潤っていました。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso100】

 

DSC06929.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/60,F5.6,iso500】

 

そろそろ天然杉の遊歩道も終盤に差し掛かります。

こちらの杉に名前はありませんが、個人的には、山毛欅ヶ平山にある「大王杉」のミニチュアみたいで好きだったりします。

(「大王杉」については⇒(こちら)

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/100,F5.6,iso500】

 

こちらは「羽衣杉」です。

この遊歩道内の名のある杉の中で、最も優雅な雰囲気を持つ杉なんじゃないかと思います。

こちらも柵があるので撮影は難しいところですが。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/125,F2,iso100】

 

DSC06937.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/100,F5.6,iso500】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100】

 

遊歩道もあとは坂道を下って出口へ向かうだけです。

ここから遊歩道は金剛山や雪畑山へと向かう縦走路と合流します。

内海府側を見下ろす展望台に立ってみましたが、再び霧が迫って来ていました。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso100】

 

遊歩道を下り、林道を石名方面へと下ります。

内海府方面へ向かい、法力和光滝へでも行こうかと悩んだんですが、あまり時間に余裕もありませんでした。

めでたく、シラネアオイを見ることもできましたし、あの滝壺へと向かうロープの斜面を下るのもな…と。

また、別の機会にと思います。

私が車に乗り込もうとする頃、再び遊歩道一帯には霧が押し寄せようとしていました。

 

この遊歩道に来るに限り、微妙な曇り空が多いです。

青空か、深い霧の中か…。

紫陽花が咲き誇る頃、また来てみたいと思います。

 

 

 

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今シーズン初となる「大佐渡石名天然杉遊歩道」へ行ってきました。

 

DSC08699.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/30,F4,iso1250】

 

林道・石名和木線を和木側から上り、中腹に差し掛かったあたりで登場するのがこの巨木です。

 

DSC05314.JPG

【α77,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F3.5,iso100】

 

この日は前日から発令されていた「洪水警報」「大雨警報」が午前中まで継続していました。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/20,F5.6,iso1600】

 

そんな日に山へ向かおうなんて正気の沙汰ではなのかもしれませんが、ここへ来るなら是非とも霧に包まれたタイミグでと思っていました。

 

DSC05319.JPG

【α77,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/640,F5.6,iso100】

 

まぁ、下界から見た山は濃い霧に包まれていたんですが、上るにつれて霧が晴れてきてしまったのは残念でしたが…。

 

DSC08707.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2.8,iso400】

 

それでも杉はウェットな感じでした。

「四天王杉」です。

 

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F5.6,iso1000】

 

前も見えなくらいの霧を期待していたんですが、このあたりは稜線を越えて相川側です。

稜線より向こう側(両津側)の方が霧は濃いのかもしれません。

(こちら側から風が吹き付けていますし…)

 

【α77,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/200,F2,iso100】

 

紫陽花が咲きはじめでした。

下界ではもう満開を過ぎていますが、きっとこのあたりは今頃が満開なんじゃないかと思います。

 

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/50,F5.6,iso1000】

 

巨木と寄生木です。

 

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/50,F5.6,iso1000】

 

その向かいにあるのは「象牙杉」です。

こちらも今頃は満開の紫陽花に囲まれているんじゃないかと思います。

 

【α77,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/250,F2,iso200】

 

DSC09395.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/50,F5.6,iso1000】

 

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/50,F5.6,iso1600】

 

この日はここを訪ねた時間が時間 --- 16時過ぎ --- だったので、遊歩道の一角だけを歩き、早々に退散しました。

帰途に就いて再び霧が発生してきました。

さすがにもう1度遊歩道へ戻ろうという気にはなりませんでしたが…。

 

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/200,F5.6,iso100】

 

そして中腹にある田んぼのあたりまで戻ってきました。

霧の中に青空が見え隠れしていました。

 

【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1.6,F11,iso100】

 

林道の脇を流れるのは和木川です。

途中、堰堤があったり、林道を離れたりしながら流れていますが、いつかこの川も遡行してみたいですね。

稜線を越えた石名川も…。

 

【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,0.4,F10,iso100】

 

短い時間ではありましたが、ウェットに富んだ“緑色の空気”をたくさん浴びてきました。

冒頭、「正気の沙汰でない…」なんて書きましたが、この林道で2台ほど車とすれ違いました。

晴天の森林浴も楽しいと思いますが、こんな雨上がりの霧の中を行くのも悪くはありません。

また雨の日や雨上がりを狙って行ってみたいと思います。

 

 

 

ところで、各地で熱戦が繰り広げられている第98回全国高校野球選手権大会の地方予選ですが、、、

本日、私の母校である佐渡高校、そして佐渡総合高校の佐渡勢が揃って新潟大会の2回戦進出を決めました。

特に佐渡総合高校の4番・投手の大地 翼くん。

投打に大活躍だったようですね。

彼が小学生の頃には、私もコーチ(一応)をしていましたので、今日の活躍は本当に嬉しいです。

最後の夏ですが、仲間とともに気持ちを一つにして、頂点目指して頑張ってほしいと思います。

両校とも、次の戦いも期待しています。

 

 

 

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先週あたりの休日の夕方です。


7月以降、休日に予定されている野球関係 --- 自分の試合とか、少年野球の大会とか --- の予定がことごとく雨で流れてしまい
思わぬ「休息日」となることが多々ありました。

…で、そんな日はどうしているかというと、最近は圧倒的にゴロゴロしています。。。


かくいう昨日も休日だったんですが、体中が悲鳴を上げていたということもあり、終日ゴロゴロしていました。

せっかく時間があるときに写真すら撮りに行けないなんて、ちょっとマズいかも知れません…。



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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/125sec F2.0 ISO=400 多分割測光 AWB --

そんな先週あたりの休日の17時頃、急に思い立って「大佐渡石名天然杉遊歩道」へ足を運んでみました。



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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=400 多分割測光 AWB --

午前中は雨でしたし、お昼を過ぎても曇ってましたし、涼しい霧の中の遊歩道を想像していたんですが、、、



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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/400sec F2.0 ISO=400 多分割測光 AWB --

全然平凡でした。。。



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 30mm 1/20sec F5.6 ISO=400 多分割測光 AWB --

とりあえず、いつも最初にお出迎えをしてくれる「象牙杉」でアングルに悩まされ、、、



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 1/50sec F5.6 ISO=400 多分割測光 AWB --

「四天王杉」でウロウロウロウロ、、、



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【α77】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 8mm 1/100sec F5.6 ISO=400 多分割測光 AWB --

超広角レンズで全景を収めようとすれば、被写体は遠くへ…。

さりとて根元に立ち入るわけにもいかず、、、



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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=400 多分割測光 AWB --

せめて雨に濡れてヌラヌラしてくれていたらなぁ…なんてボヤきながら、、、



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 35mm 1/60sec F5.6 ISO=1,600 多分割測光 AWB --

「大王杉」でもアングルに悩まされ、、、



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【α77】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 8mm 1/40sec F5.6 ISO=400 多分割測光 AWB --

名前はありませんが、ヘラクレスオオカブトの角のようなこの大杉を下から舐めるように撮ってみたり、、、



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 1/60sec F5.6 ISO=1,600 多分割測光 AWB --

「家族杉」より立派な家族みたいな杉だけど、えっ!?これが「家族杉」だったっけ??

と悩んでみたり、、、



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 1/60sec F5.6 ISO=1,600 多分割測光 AWB --

相変わらずカッコいい「羽衣杉」に辿りつく頃には疲れていたり、、、



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 1/50sec F11.0 ISO=1,600 多分割測光 AWB --

せっかく辿りついた展望台からは霧で何も見えなかったり、、、


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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 70mm 1/80sec F5.6 ISO=100 多分割測光 AWB --

この頃になって遊歩道付近に霧が流れ込んできたことが発覚したり、、、



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【α99】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/160sec F2.0 ISO=320 多分割測光 AWB --

葉っぱの上に得体のしれない赤い物体が生えていたり、、、



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【α99】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/200sec F2.0 ISO=320 多分割測光 AWB --

結局涼しくもなく、汗をかいてしまった目の前にようやく爽やかな紫陽花が姿を現したり、、、

とまぁ、そんな1時間でした。。。



最近お疲れ気味です…。

年々夏を越すのが大変になってきた気がしないでもありませんことを痛切に感じないでもない今日この頃です。。。



久しぶりに…というほどではありません。

石名天然杉遊歩道へ行ってきました。
 


DSC05511(曇天).JPG
【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 1/80sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

いつもお世話になっている先輩のお兄様が帰省されあそばされたんですが、この場所へ行ってみたいとおっしゃっておられたそうで、ご案内させていただきました。

…というか、ご案内させていただく予定だったんですが…。



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 50mm 1/250sec F2.8 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

この日も下界では常にエアコンを全開にして車を走らせていたんですが、この場所へ立ってあまりの涼しさに驚きました。



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 55mm 1/160sec F3.2 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

一般に、100m高いところへ上がると気温は0.6℃ほど下がると言われていますが、それを考えればこの標高900mの遊歩道は下界より5〜6℃低いことになります。


なるほど、エアコンでも25℃に設定すればなかなか涼しいですよね。

さすがに歩くうちに汗ばみはしましたが、気分は爽快でした。



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 1/40sec F11.0 ISO=400 多分割測光 WB=太陽光 --

「象牙杉」です。

相変わらずの“象牙”っぷりです。



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 35mm 1/30sec F16.0 ISO=400 多分割測光 WB=曇天 --

こちらは名のある杉ではありませんが、杉の巨木に別の木が寄生しています。



DSC05529(太陽光).JPG
【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 1/80sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

こちらは「四天王杉」です。

相変わらずの“四天王”ぶりでした。。。



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 70mm 1/250sec F3.5 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

普段はなかなか逃げないこの蝶々ですが、この日は私が近寄るたびに逃げまどっていました。

ようやく射程距離内にとまってくれたんですが、羽を広げてはくれませんでした。


もっとも、

「開け…」

と念じる私の背後では

「閉じろ〜閉じろ〜」

と、先輩が声に出していましたが…。


きっとこの蝶々。

今日逃げまどったのは私の姿を恐れたのではなく、先輩の姿に恐れたものと思います。



DSC05536(曇天).JPG
【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 70mm 1/125sec F3.2 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

数は少ないですが、夏の花があちらこちらに咲いていました。

その名も「ミヤマシラネソウ」です。。。



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 30mm 1/40sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

「羽衣杉」です。

相変わらずの“羽衣”っぷりでした。。。



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 1/40sec F8.0 ISO=400 多分割測光 WB=曇天 --

蝶々には怖がられていた先輩ですが、なぜかクマンバチには好かれていたようで、散々周りを飛び回られた挙句、背中にとまられていました。


きっと蜜の香りでもさせていたんでしょう。。。

蜂にまとわりつかれるたび、周りの人が聞いたらビックリするんじゃないかと思うような悲鳴を上げていました。。。



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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 1/125sec F11.0 ISO=100 多分割測光 WB=曇天 --

清涼感はありましたが、スッキリ感はありませんでした。

どうせだったら、雨上がりか霧に覆われている時に来てみたかったと思うのはいつものことです。



DSC05552(曇天).JPG
【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 55mm 1/125sec F3.2 ISO=100 多分割測光 WB=曇天 --

キレイなままで残っていたアジサイが一輪です。

冬を先取りする大佐渡山地ですが、当然のように夏の訪れは佐渡でいちばん遅いようです。


久方ぶりに「法力和光滝」へも足を運んでみたかったんですが、きっと藪に覆われているだろうと思い、秋以降に再度訪ねてみたいと思います。

(滝への入口はキレイに草が刈られていました)



ところで、この遊歩道へ来てみたいとおっしゃられていた肝心のお兄様ですが…。

久しぶりに帰省された我が家があまりに汚れていたことに心を痛め、そしてお怒りになられたそうで、1人大掃除に励んでおられたようです…。



せっかくの帰省で日頃の疲れを癒されたかったことと思います。

整理整頓のできない残念なご兄弟をお持ちになられたその複雑な胸中・・・。

お察しいたします。。。


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今年は6月5日にオープンとなりました。

「石名天然杉遊歩道」へ行ってきました。



DSC00049(太陽光).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 30mm 1/400sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

尖閣湾を後にし、海府道を北へ北へと進みます。


ところがなかなか真っ直ぐ進めません。

いくつもの景色が足止めを喰らわしてくれます。


後尾(うしろ)集落から見る「影の神」です。

沖へ向かっているネズミのように見えます。。。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/400sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

ようやく石名(いしな)までたどり着きました。



DSC00052(太陽光).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/400sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

遊歩道への入り口はこの石名川沿いの林道を駆け上がります。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/400sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

しかし、ここにも足止めを喰らわせてくれる景色が横たわっています。


今年は海府道を走るたびにここへ足を運びます。

緑色の石名の田んぼと、青い海と青い空のコントラストが鮮やかです。


すっかり夏の景色です。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/50sec F8.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

そして一気に標高800m超えまで駆け上がります。

ようやく遊歩道への入り口へと繋がる作業道へ足を踏み入れました。


作業道入り口の駐車場には、計ったように1台分の駐車スペースが空いていました。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 55mm 1/250sec F4.5 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

遊歩道入り口の脇にあった南国を思わせるような不思議な花です。

この日も「ミヤマシラネソウ」が満載です。。。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 26mm 1/60sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

遊歩道へ足を踏み入れると最初に姿を現すのがこちら「象牙杉」です。


なかなか良い表情を見つけられず、しょっぱなから時間を割きました。

春先、妙見キャンプ場でお会いした方にバッタリ顔を合わせました。


あの後、同じ場所で顔を合わせることはありませんでしたが、こんな場所でお会いできるとは思いませんでした。

今回はお2人でいらしていたようなので会話はほとんど出来ませんでしたが、またお会いできることを楽しみにしています。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 18mm 1/50sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

「象牙杉」のはす向かいに堂々と“鎮座”している大きな杉です。


何を基準に一部の杉にだけ名前を付けたのかは知りませんが、勝るとも劣らない見事は杉はたくさんあります。

こちらの杉は足を組んでふんぞり返っているようにも見えます。


私好みです。。。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 22mm 1/80sec F8.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

そのまたお隣に“鎮座”してらっしゃる大きな杉です。

こちらは完全に別の木と“共生”していますね。


これまで何度と無くこの場所を通りながら気付きませんでした。


先の2度に渡る「エコツアーガイド」養成講座に参加させていただき、小さな視線の変化ですが、何かしら得るものがあったのかも知れません。

小さなことですが、今まで見えなかったものが見えました。



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【α100】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 9mm 1/125sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

そしてこちらは「四天王杉」です。

改めて、4本の杉が溶け合ったような根元部分の迫力はスゴイです。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/60sec F4.0 ISO=100 多分割測光 AWB スイング・パノラマ --

超広角レンズで全体を撮ろうとするとどうしても遠くへ行ってしまうので、スイング・パノラマです。


私がこの杉を撮っている間に、親子連れ(お孫さん連れ??)と思しき一行がこの杉を素通りして行きました。

この杉は遊歩道から階段を降りたところにあるので歩道からは見えづらいんです。


女の子が一言、

「何アレ??」

と言って行きました。


きっと、階段の上からはカメラを構えて頭を上下にさせている気味の悪い人がいるように見えたのかも知れません。

大変失礼いたしました。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/100sec F2.8 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

遊歩道へと続く林道沿いにはタニウツギが咲いていました。


どこから飛んできたのか、タニウツギの花びらが妖艶な葉っぱに捕らえられていました。

パッと見たときには新手の「ミヤマシラネソウ」かと思いました。。。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/100sec F2.0 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

キケマンのようなエンゴサクのような・・・。

何て花なんでしょうね??


先の養成講座では、

「(花の名前を)花ではなく、葉っぱでわかるようになると面白いよ」

なんてことを先生がおっしゃっていたんですが、図鑑の葉っぱと見比べるとキケマンでもエンゴサクでもなさそうです・・・。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/100sec F2.0 ISO=100 多分割測光 WB=曇天 --

オオアマドコロ・・・なんでしょうかねぇ??



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/125sec F2.0 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

この日も蟻さんが良い仕事をしてくれました。



DSC00084(太陽光).JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/125sec F2.0 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

こちらは卵でしょうか??

それとも巣でしょうか??


味見する勇気も、壊す勇気もありませんでした。。。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/250sec F2.0 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

「・・・」



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/500sec F2.0 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

ズリ落ちそうになってます。。。



DSC00097(太陽光).JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/500sec F2.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

謎の生き物です。

最初は細長い枝か何かを運んでいるのかと思いました。


とても強そうな触角です。

顔を上げると頭上にたくさん飛び回っていました。


刺されなくて良かったです。。。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/400sec F2.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

上の一連の花と小動物の写真群は、一輪のフタリシズカを見つけたところから始まりました。


ところが気付いてみるとフタリシズカの写真は撮り忘れたようです。。。



DSC09995(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 20mm 1/13sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

気を取り直して遊歩道を進みます。

こちらは「家族杉」というものです。


いちばん右側から「お父さん」「細身のお兄さん」「お母さん」「太目の妹」だそうです。

(嘘です)


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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/20sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

そして「羽衣杉」です。


四方八方に羽衣のように延びる枝や根っこの長さをつなぎ合わせると856mになるそうです。

(嘘です)



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/25sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

遊歩道も終点近くです。


ここへまで至る道中には、公募により名前を付けられた杉が5本ありますが「大黒杉」だけ写真を撮っていません。

いつ見てもどう撮ったらよいのかわからない杉です。


せめて「背景が青空なら・・・」といつも思うんですが、この日も背景は真っ白い曇り空でした・・・。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/25sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

遊歩道の終点にある杉です。

跳ね上がった根っこが、何となく最後まで頑張っている感じがします。。。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 28mm 1/400sec F8.0 ISO=100 多分割測光 AWB --

遊歩道終点の先にある展望台からの眺めです。

この日は不思議な青空のもと、以外にもクリアな眺望でした。



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【α100】+【70-400mm F4-5.6 G SSM】
-- 120mm 1/500sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=曇天 --

視線を移すとその先には大野亀が見えます。



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【α100】+【70-400mm F4-5.6 G SSM】
-- 230mm 1/500sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=曇天 --

もう少しアップです。

海の色も不思議な色になっていました。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/500sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

この場所に立ったのは昨年の12月以来です。

あの時は一面雪に覆われた景色でした。


季節はぐるっと回り、今は濃い緑に覆われています。

この中間のヤマザクラが咲き誇っているような時期の景色も見てみたいんですが、新雪時と違って車では登れそうにないので骨が折れそうです・・・。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/60sec F5.6 ISO=200 多分割測光 AWB --

再び林のどこからか子どもたちの声が聞こえてきました。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 22mm 1/25sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

展望台の周辺にある名も無き巨木たちを眺めながら遊歩道を下ります。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/400sec F2.0 ISO=100 多分割測光 WB=曇天 --

作業道へ戻ってきました。

ハナニガナ(た、たぶん・・・)が咲いていました。


作業道の下のほうからはガヤガヤと声が聞こえます。

また大勢のお客さんが来たようです。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/200sec F2.8 ISO=100 多分割測光 WB=曇天 --

再び林道へと戻り、下山です。

駐車場の車の台数は相変わらずでした。


さらにマイクロバスが1台停まっていました。

なるほど、帰路は大勢の親子連れとすれ違いました。


お父さん方は林道から遥か彼方に見える大野亀の姿に感動していたようです。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/320sec F2.8 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

本当は、欲を言えば、霧に霞んだ天然杉林を歩きたかったんです。


ここ数日、朝夕は晴れていますが日中は曇りだったり、大佐渡山地は終日霧に覆われていたりと・・・。

この日も素晴らしい空模様でした。

しかし、山には霧がかかっているんだろうと勝手に決めつけてここまでやって来ました。

そして、見事に、この時期には滅多無い空模様でした。(雲は多かったですけど・・・)



まぁ、順序は違いましたが、いずれ雨の日に来ることもあるでしょう。

この日のところは、素晴らしい天気のもと天然杉群を満喫できたことに感謝しなければ・・・ですね。


 
「関の大杉」でしばしの休憩後、再び足を前に進めます。

後編は杉の巨木群が満載です。



DSC09794(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 26mm 1/80sec F8.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

今回のルートは、前回歩いた内海府ルートのようなロープがあるような急斜面というものはほとんどありません。



DSC09795(曇天).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 40mm 1/500sec F8.0 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

そんなルートの中にあって、大杉を過ぎてから「金剛杉」のあたりまでの行程が(ほんの)若干“登山っぽい”箇所と記憶しています。



DSC09802(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/50sec F8.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

5年前に歩いた時は、まだ登山道には雪がたくさん残っているような季節でした。

そして、そんな雪道の中、沢に向かって落ち込んでいる斜面をロープを伝ってトラバースするような場所もあったと思うんですが、今回はそのようなルートはありませんでした。


これは下山する時に聞いたのですが、金剛杉に至るルートはいくつかあるそうです。

(帰路はそのトラバースするようなルートを歩きました。トラバースなんて大袈裟なものではありませんでしたが・・・。人の記憶なんて、果てしなく曖昧ですね。。。)



DSC09808(曇天).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/60sec F8.0 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

大杉を過ぎてから、徐々に巨木が顔を覗かせるようになりました。

いよいよ原生林が唸りを上げようという頃です。



DSC09812(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/50sec F3.5 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

5年前にも通ったであろう場所です。

記憶にありません。


フランギ観音というそうです。

「腐乱木観音」と書くのだとか?? (これには諸説あるそうです)


その昔、航海の途中で座礁しかけた船が、この山(場所)から放たれる灯りによって助けられた・・・とか、
この観音様の背後にある大木を切ってしまった方に度々不幸が訪れたとか・・・。


・・・で、切り倒された大木が腐乱しているところに観音様がいるから「腐乱木〜」とか??



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/50sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

「巨木杉とナナカマド」です。

「金剛杉」率いる巨木群の立ち並ぶエリアに足を踏み入れました。


5年前の記憶を呼び起こしても、「関の大杉」から「金剛杉」までの行程や時間が思い出せませんでした。

曖昧な記憶の中では、割と近くだったような・・・程度の認識しかありませんでした。


ルートにもよりましょうし、正確な距離はわかりませんが、大杉を出発してから約40分が経過していました。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/25sec F5.6 ISO=100 多分割測光 AWB --

「金剛杉」という巨木です。

写真家・天野 尚 さんによって一躍有名となった杉です。


先の「フランギ観音」で1人時間を費やしていたものですから、この巨木に辿り着いた時には既に隊の先頭は先へ進もうというところでした。


「えっ?? えぇ〜〜っ?? ここでゆっくりしないの??」

1人で焦っていましたが、帰路もここを通るとのことだったので、ひとまずは素通りです・・・。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 30mm 1/60sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

ほんの2週間前に歩いた新潟大学の演習林の管理道路に再び立っていました。

その時はちょうどカタクリやシラネアオイが満開を迎えていた頃だったんですが、2週間を経て、なお健気に咲いているシラネアオイを見つけました。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 18mm 1/100sec F16.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

この日の最終目的地点は、ルート名のとおり「山毛欅ヶ平山(ぶながひらやま)」(947m)でした。



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【α100】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 8mm 1/50sec F8.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

山毛欅ヶ平山へ向かう途中、コーディネーターの方に促されて見に来たのはこの「連結杉」というものでした。



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【α100】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 9mm 1/50sec F8.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

その名の通り、何本かの杉が連結して面倒臭そうなことになっていました。


まぁ、この杉の一家におかれましても、決してこうなりたくてなったわけでは無いと思うので"面倒臭そう”ってのは失礼かもですね。


とっても降雪量の多い場所です。

小さい頃から雪の下敷きにされ、生き延びていくために近隣の杉たちと手を取りあってここまで頑張ってきたんでしょう。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/200sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

そして山毛欅ヶ平山への登山道へと進みます。

私もこの登山道へ足を踏み入れるのは初めてでした。



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【α77】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 8mm 1/25sec F8.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

さながら「石名天然杉遊歩道」を思わせるような場所です。


小さい頃は「山毛欅ヶ平山」が読めませんでした。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 20mm 1/60sec F8.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

昔、父に読み方を聞いたことがありました。

確かに「ぶながひらやま」と聞きました。


だいたいが子どもをからかってテキトーなことばかり言っている父でした。

なので、一切信用していませんでした。。。


この山が本当に「ぶながひらやま」と聞いた時には驚きました。。。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/400sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

そしてこちらが山毛欅ヶ平山の山頂です。


事前に「開けたような場所ではない」ことは聞いていたんですが、本当に眺望も何もあったもんじゃありませんでした。。。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 24mm 1/400sec F8.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

山毛欅ヶ平山山頂にある一等三角点です。

私にはよくわかりませんが、この三角点を目指して全国の山を歩くような方もいらっしゃるそうです。


昨年、そのような方が無許可でこの山への登山を敢行した挙句遭難騒ぎを起こしたそうです。

こう言っては何ですが、甚だ迷惑なお話ですね。。。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 55mm 1/640sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

山頂からの眺望はありませんが、5mほどヤブコギをするとこんな景色を見ることができます。


眼下には両津湾。

そして姫崎の手前には出港間もないジェットフォイルと、入港間際のカーフェリーが見えます。


後方遥かに霞んで見えるのは、弥彦・角田の両名山です。


あまり無理をしてヤブコギしていくと、不意に足元が落っこちていますので深入りは禁物です。



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【α77】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 8mm 1/50sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

そして再び巨木群が立ち並ぶエリアまで戻ってきました。



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【α100】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 8mm 1/50sec F5.6 ISO=200 多分割測光 AWB --

今度はこの杉の足元でゆっくりと休憩時間がありました。

が、いざとなるとどこをどんな風に撮ったらよいのかわからなくなってしまいます。



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【α100】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 11mm 1/50sec F5.6 ISO=200 多分割測光 AWB --



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/40sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/25sec F8.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --



DSC00222(曇天).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 18mm 1/40sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --

何気に「金剛杉」や「蛸杉」よりも私の目を惹いたのが、このナナカマドの姿でした。


写真家・天野 尚 さん写真集「佐渡−海底から原始の森へ」でも、この姿は何点か掲載されています。

そしてそこには“杉の巨木にナナカマドの巨木がまるで仲良く共生しているかのように〜”と紹介されています。


しかし、この日私の目に映ったのは“杉の巨木を喰らうナナカマド”でした。

厳しい自然環境の中で、生き残るためになりふり構っていられないという、生に対する執着心のようなものを感じました。



DSC00223(太陽光).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 18mm 1/40sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --



DSC00227(太陽光).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/30sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

先にも書いたとおり、何をどんな風に撮ったらよいのかわからなくなってしまいました。


このエリア一帯にも、木道が設置され巨大杉の根元を保護するような措置がとられています。

なぜこのエリアにだけ、こんな巨大杉がボンボンと生えているのか・・・。

全体を1枚に写したかったんですが、うまくいきませんでした。


今回の行程で唯一の心残りでした。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/400sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

そして下山です。


時刻は16時53分。

無事、林道の終点まで戻ってくることができました。



今回、この「エコツアーガイド」講習に参加させていただいて、内海府と外海府の貴重なルートを歩かせていただくことができました。

いずれのコースも初めてではありませんでしたが、前回歩いた時から相当の時間が経過しており、実際のルートと記憶を照合するうえでも、
とても貴重なお時間をいただくことができました。

今回の講習に参加させていただくにあたって、コーディネーターの方や先生、そして一緒に歩かせていただいた皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。



またいつか歩くことがあったらと思いますが、その時は私は「お客」という形で参加することになるかと思います。

その時には、今回受講されていた方がガイドさんとしてご活躍されている姿を見ながら、楽しい山歩きをしたいと思います。

その際にはよろしくお願いいたします。



【お詫び】

前回の「内海府ルート」の様子をご紹介させていただいた際、記事内容に一部不適切な部分がございました。


今回の「ぶながひらルート」も含め、原生林、新潟大学演習林は無断で立ち入ることが禁止されていることはもちろん、年間での入山人数が制限されています。

また、周辺集落への配慮や要望を踏まえ、入山された方にも、その後にルートが特定できるような情報を公開することを控えるようにお願いしているところです。

そんな折、前回の記事中にはルートを特定できるような内容・リンクが含まれていたため、当該箇所を削除し修正いたしました。


私どもの認識と配慮が不足しておりました。

関係者の方々、周辺集落の方々にこの場を借りてお詫び申し上げます。


 
再び新潟大学の「朱鷺の島環境再生リーダー養成ユニット」の「エコツアーガイド」講習を受講させていただき、「初夏の外海府ルート」を歩く機会を得ました。


このコース周辺は、当ブログの開設当初に1度だけ歩いたことのある場所ですが、
今年の5月下旬に「ぶながひらルート」として公開されることとなった新ルートです。


今回も当時の曖昧な記憶と道のりを照合しながら足を進めることとなりました。



・・・というわけで、今回も「ミヤマシラネソウ」が満載です。。。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/4,000sec F2.0 ISO=100 多分割測光 AWB --

タニウツギかと思ったんですが・・・。

確か「チョウを引き寄せて狙い撃つ・・・」みたいな名前だったような・・・。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/800sec F2.8 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

「ミヤマシラネソウ」に紛れている“ミヤマシラネムシ”です。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 30mm 1/320sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

林道の終点に近いところです。

ひときわとんがっている山は知行山(385m)です。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 40mm 1/250sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

南側に目を向けると、ひときわ丸いドームの岳山(521m)が見えます。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/4,000sec F2.8 ISO=100 多分割測光 WB=花びらをグレー点指定 --

コンロンソウというんだと思います。

だとすると山菜として食べられるそうです。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/1,250sec F2.8 ISO=100 多分割測光 AWB --

これはヤマオダマキですね。

これはわかります。。。


「ミヤマオダマキ」

と先生は言っておられましたが、何か違うんでしょうか??



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/50sec F5.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

いよいよ山道が鬱蒼としてくる頃です。

足元には道標がありました。


「馬首」という文字が見えます。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/500sec F2.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

そして、、、

ミヤマシラネソウです(涙)



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/400sec F2.0 ISO=100 多分割測光 WB=花びらをグレー点指定 --

暗がりにオオバナミミナグサです。(・・・たぶん)



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/250sec F2.0 ISO=100 多分割測光 WB=花びらをグレー点指定 --

クルマバソウです。(・・・きっと)



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/160sec F2.0 ISO=100 多分割測光 WB=花をグレー点指定 --

こちらはフタリシズカですね。



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【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/60sec F2.8 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

こちらは先日トリフィドさんに教えていただきました。。。

ハナイカダですね。(・・・そうですよね??)


でも、側にはミヤマシラネグモです・・・。



DSC00156(太陽光).JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/60sec F2.8 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

もうひとつハナイカダです。

2回言えば忘れなくなるだろうと思います。。。



DSC00157(AWB).JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/60sec F2.8 ISO=100 多分割測光 AWB --

ユキノシタでもない、オサバグサでもない・・・。


・・・ミヤマシラネソウです。



DSC00158(太陽光).JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/160sec F2.8 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

葉っぱの影に隠れてせっせと作業をしていました。

オトシブミというんだそうです。



DSC00162(太陽光).JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/100sec F2.8 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

何となく愛嬌のある姿にホッとしてしまいます。


雌は卵を産むと、その卵を葉巻のように葉っぱで包んでは、せっせと落としていくんだそうです。

その姿が「落とし文」に由来するんだとか・・・。


葉巻の揺り篭からかえった幼虫は、その葉っぱを食べて大きくなるという・・・。

なるほど、足元には葉巻のミニチュアのような“揺り篭”が落ちていました。


非常に親しみを覚える昆虫に出会いました。



DSC00164.JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/80sec F2.8 ISO=100 多分割測光 WB=花びらをグレー点指定 --

そして再びミヤマシラネソウです。



DSC00167(太陽光).JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/160sec F2.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

ナントカエビネというらしいです。。。



DSC09773(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 30mm 1/30sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

この登山道。

5年前に初めて歩いた時はもっと早い季節だったため、道中は色とりどりの花に彩られていました。


今回は春の花期を若干過ぎた頃ということもあって、そういった意味では変化に乏しい感じもしないわけではありませんでした。

視界が開けたような場所もほとんどなく、ただただ鬱蒼とした森の中を歩いていくという感じです。



DSC00169(太陽光).JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/40sec F2.8 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

出発してから約1時間30分です。


記憶の中では、確か1時間30分くらい歩いたところで唐突に杉の巨木群に辿り着いたと思っていたんですが、なかなか辿り着きません。


やがて「小休憩にしましょうか」という声が聞こえ、登山道を少し外れました。


「あれ? 道はこっちじゃないの??」

そう思った瞬間、、、




【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/60sec F4.0 ISO=500 多分割測光 AWB スイングパノラマ --

目の前に巨大杉が現れました。

「関の大杉」と呼ばれる杉です。


今回も唐突でした。。。




【α100】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 8mm 1/30sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

5年ぶりにこの雄姿を見ることができました。



DSC00173(AWB).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/30sec F5.6 ISO=400 多分割測光 AWB --

前回来た時は15人くらいのパーティーだったでしょうか。

その時はみんなで杉の根元で記念撮影をしたり、手をつないで幹周りを囲ってみたりした記憶があります。


今は杉の手前に木製のテラスが設置されていて、根元に近づくことはできません。

あまりにも有名になってしまったんでしょうね。

足元が傷まないようにとの措置です。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/30sec F5.6 ISO=200 多分割測光 AWB --

この場所でしばしの休憩とお昼です。


実はこの朝、大野亀でカンゾウを撮っているうちにウルシか何かにかぶれてしまったようです。

ここまでの道中は痒みとの戦いの道中でもありました。


幸い、ここでお昼休憩を取っているうちに痒みは劇的に去っていったわけなんですが、当初、私はお腹が満たされたからだと思っていました。


しかし、考えてみたら、唐突にこの大杉が目の前に現れて、そして夢中に撮っているうちに痒みが去ったとも言えなくもありません。



DSC09778(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 1/20sec F5.6 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --

その時の記事には「ウルシにかぶれたらご飯を食べてみてください・・・」みたいなことを書いたんですが、
正しくは「ウルシにかぶれたら『関の大杉』を見てください」なのかも知れません。

まぁ、ウルシにかぶれるたびにここまで来るのは現実的ではありませんが、ご参考までに・・・。



私自身、またウルシにかぶれるようなことがありましたら、大杉以外の杉でも効果があるか試してみることにします。