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法乗坊の種蒔き桜

2017.04.27 Thursday

 

こちらも先の日曜日です。

この桜を見に行くのは2年ぶりでした。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F5.6,iso500】

 

勝手な憶測で、既に散ってしまったものと思っていました。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/125,F2,iso100】

 

いつもお世話になっている方から「まだ大丈夫」という情報をいただき、それならばと足を運んでみました。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F5.6,iso500】

 

いつもライトアップ姿ばかりを撮りに来ていたもんですから、たまには違う絵を撮ってみようと…。

それこそ、日中は青空が広がっていましたから、青空バックの水鏡写真…なんてものを思い描いていました。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F5.6,iso500】

 

まぁ、結果としては冴えない薄曇りの空の下での撮影となってしまいました。

もう少し早く来ていたら、夕焼けが桜に当たって綺麗な茜色だったんでしょう。

そして、もう少し粘っていれば、いつもどおりの美しいライトアップ姿も見られたんでしょう。

ま、また来年来てみましょう。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/25,F5.6,iso500】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/25,F5.6,iso500】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/25,F2,iso400】

 

帰り道、通ったことの無い農道に車を進めてみました。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/25,F2,iso400】

 

真野湾越しの夕焼けを水の張られた田んぼが映していました。

何となく余裕のない日々で、季節の移ろいをじっくりと感じることができないでいました。

自分がそんな状態であろうと何であろうと、季節はしっかりと廻っているんだなと感じ入ったしだいです…。

 

 

 

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とある神社にて

2017.04.14 Friday

 

沢根五十里にある北野神社へ足を運んできました。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/60,F2.8,iso400】

 

足を運んだ…なんて言いましたが、正確に言えば「踏み入れた」というか「迷い込んだ」というか、そんな感じです。

この手前に保育園があるんですが「名前が変わったらしいぜ」みたいなことを聞いて、ちょっと覗いてみようと思った程度なんですが、

その奥に大きな屋内練習場みたいな建物があって --- ゲートボールコートでしたが --- これは何だろう?? とウロウロしているうちにこの神社を見つけました。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/50,F2.8,iso400】

 

ひっそりと、しかし厳かに…。

とても雰囲気のある場所でした。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/50,F2.8,iso400】

 

まっすぐに伸びる石段と、その上に覗く社殿の姿に魅かれるように足を進めていきました。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/50,F2.8,iso400】

 

小さな小さな神社と思っていたんですが、奥の本殿は茅葺の立派なものでした。

人の気配というか匂いというかは感じなかったんですが、石段といい境内といい、キレイに手入れされているという印象です。

ここに腰かけて、園児たちの楽しそうな声に耳を傾けるなんてのも楽しい時間の過ごし方かもしれません。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/50,F2.8,iso400】

 

私の通った相川幼稚園は海岸段丘を削り取ったような高台に無理矢理建てたような幼稚園でした。

それこそ、50段くらいの階段の上に建っています。

園庭の背後には裏山が迫っていて、鬱蒼と木々が茂っているようなところでした。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/50,F2.8,iso400】

 

当然、堰堤の周囲はフェンスで囲まれてはいましたが、私といえば、当然のようにフェンスを乗り越え、裏山へと駆けこんで遊んでいました。

裏山には太いロープ --- 多分、電線ですね --- がかかっていて、それを伝って山を乗り越え、すぐお隣のお寺の境内を抜け、園庭へ戻ってくる…。

そんなアスレチックコースがあったんです。

まぁ、あったわけじゃなくて、私たちが勝手にそういうコースにして遊んでいただけですが…。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/40,F2.8,iso400】

 

今なら問題にでもなりそうな行動の数々でしたが、当時は大らかでしたから、先生も --- 決して手放しではありませんが --- 大目に見てくれていました。

もちろん、それで怪我でもすれば「自分が悪い」ということで、本人も保護者も納得していたわけですから。

そんな中で、例えば、危険を回避する手段とか、察知する能力とか、大袈裟ですが生きていくための知識の一部を身に着けて行ったんじゃないかと思います。

先生におかれましては、たいへんなご心配をおかけしたことと思いますが…。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/40,F2.8,iso400】

 

…とまぁ、保育園のすぐそばにこんな素敵な神社があったもんですから、私だったら絶好の隠れ家にでもしただろうなと。

回想ついでにそんなことを考えてしまいました。

ちなみに、明日(15日)は「島祭り」ですが、こちら北野神社の例祭は7月25日のようです。

ご祭神は“学問の神”こと菅原道真だそうです。

 

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso100】

 

時間も場所も変わりますが、田んぼに水が張られ始めましたね。

何気ない夕暮れの景色もひときわドラマチックに映る季節になりました。

気がつけば4月も半分近くが過ぎようとしています。

いつも季節が加速するのはあっという間です。

 

 

 

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佐渡金山を散歩

2017.04.02 Sunday

 

全国的に桜前線が停滞気味とのことですが、今日もよいお天気でした。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/10,F2.8,iso3200】

 

私の亡くなった父の奥さんの娘さの息子さんが佐渡へ遊びに来てくれました。

平たく言えば、私の甥っ子ということになりますが…。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/15,F2.8,iso3200】

 

この4月からは小学5年生になりますが、まだまだほんのガキンチョです。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/15,F2.8,iso3200】

 

とはいえ、物言いはずいぶんと大人びてきていて、返答に詰まってしまうこともままあります。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/640,F2.8,iso100】

 

春休みを利用して1週間ほど佐渡にいてくれているんですが、私が年度末の色々で帰宅も遅く、まともに遊んであげることもできませんでした。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1000,F2.8,iso100】

 

…で、今日の午後になってようやく体が空いたもんですから「どっか行きたいところあるか??」と振ってみたところ「金山!!」と即答が帰って来ました。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1600,F2.8,iso100】

 

どうやら、史跡・佐渡金山の名物“金塊取り”で、どうしても金塊を取り出したかったようで、今日で通い詰めて3日目だったようです。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1000,F2.8,iso100】

 

過去2日は宗太夫坑を通ったといことで、今日は道遊坑を歩き、そして割戸の直下までやってきました。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1000,F2.8,iso100】

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1000,F2.8,iso100】

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/50,F2.8,iso400】

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/50,F2.8,iso400】

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/50,F2.8,iso200】

 

あと2〜3週間もしたら満開の桜を見上げるような道を歩いてきました。

桜はまだまだ咲いていませんでしたが、思いがけず雪割草の群生なんかも見られました。

…が、いかんせん、体力不足です。

割戸の直下まで続く上り坂で息が上がってしまっていました。

普段は都会の暮らしで外で思い切り遊ぶ時間も少ないようで、致し方ない部分もありましょうけど…。

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1600,F2.8,iso100】

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1600,F2.8,iso100】

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/100,F2.8,iso100】

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/2000,F2.8,iso100】

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1250,F2.8,iso100】

 

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【α7SII,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1600,F2.8,iso100】

 

資料館の古い画像を観て「竪坑道のエレベーターに乗りたい」と言ってみたり、

金庫を開けようと、ダイヤル操作に四苦八苦してみたり、

トロッコ電車のレールの切り替えレバーを何とか動かそうとしたり、本人的には早く金塊の掴み取りに行きたかったんでしょうけど、

子どもらしく遊ぶ時間だったんじゃないかと思います。

 

…で、金塊掴みですが、、、

「よーし、俺に任せとけ」くらいの勢いで臨んだんですが、結局、手の甲がすり傷だらけになっただけで、取り出すことは叶いませんでした。

昔はひょいって取り出せたんですけどね…。

どうやって取り出したのか、やり方を忘れてしまったようです。

まぁ、そのあたりは、小判のお土産と、金粉入りのソフトクリームで胡麻化しておきましたけど…。

次に来るまでには、しっかりと取り出し方をマスターし、少しでも「お兄ちゃんらしい」ところを見せつけてやろうと思っています。

 

 

 

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小野見の「御池」へ II

2017.03.02 Thursday

 

あまりに必死になり過ぎて「御池」にたどり着いたという実感も沸きませんでした。

呼吸が落ち着きを取り戻したころ、ようやく私自身も落ち着いて周囲を見渡す余裕ができました。

 

018.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/250,F2,iso400】

 

まったく人が訪れた様子がないのかといえば、そうでもありません。

かといって、最近誰かが訪れた様子があるのかといえば、それもありません。

 

019.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso400】

 

支流に足を踏み入れてからも、人工的な構造物があったり石垣のようなものがあったりと…。

“適度に”人の気配を感じることはできる場所です。

 

020.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso500】

 

杉の植林地となっているようですが、枝打ちはされているようでした。

新しいものではなさそうですが…。

1つ上の写真のように薬莢もたくさん落ちていました。

「誰もここへ来ることもなくなって久しい…」という感じまではしませんでした。

 

021.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso400】

 

もう10年くらいも前になりますが、小野見の方にこの池のことを聞いたことがありました。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso500】

 

その方曰く、

「小さい頃はフナでも釣りによく行ったもんだけどなぁ〜」

と。

 

「道はあるんですか??」と聞くと、

「うーん…。もうずっと行ってないからなぁ〜」

とのことでした。

 

023.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

私がこの「御池」について持っている情報というのは、それだけです。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

その方のおっしゃった「小さい頃」がキーワードでした。

間違いなくここへ通じる道があるということはわかりました。

子どもだけで来たにしろ、大人に連れられて来たにしろ、それは「誰でも来られる道」だったんでしょう。

この日私が辿って来たルートがその“道”でないことだけは確かです。。。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

 

とにかく深そうな池でした。

山居池のように長靴でも入れるような浅瀬があるのなら…と期待し、ウェーダーを着用して来たんですが、まったく意味をなしませんでした。

池の周辺があまりにも鬱蒼としていたため1周することもできませんでした。

視野が開けていたり、足を踏み入れられるような場所もありませんでした。

 

026.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso100】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso100】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso100】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/160,F5.6,iso200】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso200】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso100】

 

「佐渡 相川の歴史 通史編 近・現代」(相川町史編纂委員会・編)によりますと、、、

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso100】

 

大正から昭和にかけての高千・外海府地区の水田開発について、以下のような記述があります。

 

「高千と外海府はこの時期、他の地区に比べて水田開発はあまり進んでいないようである」

「二見段丘や金泉地区のため池が1万から5万立方メートルと規模が大きいのに対して、高千・外海府地区のため池は1,400〜2万立法メートル程度

(最大が近世に築造された小野見のため池で6万立法メートル)で、決して大きいとはいえない」

「その理由としては、この地域には石花川や入川・小野見川〜中略〜など比較的大きな川が流れていて用水が豊富なこと〜中略〜」

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso1600】

 

気になるのは下線部分です。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso200】

 

これらの記載のあるページの下部には、この時期に築造された主なため池の一覧表があります。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

 

一覧表には「名称」「所在地」「事業主体」などが記してありますが、残念ながらこの一覧表の中には「御池」の文字や、それを連想させるだけの

記載はありません。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

 

ただ、佐渡の山中には山居池や乙和池に代表されるように、伝説を纏った池が多数あります。

「大きさ」という点においては、この「御池」は「山居池」に次ぐ大きさと思われますし、地図上でも存在感を放っています。(と思います)

それほどの池であるにもかかわらず、様々な文献やネットを探してもまったくそうした情報が出てこないというのは不可解でもあります。

単純に「ため池である」というのであれば、それも理由として理解できそうなんですが…。

 

ちなみに「高千村史」によると、小野見村は小野見方と大谷方の両族が合併してできた村落だそうですが、合併したのは永禄4年(1561年)です。

合併後「湧水などを見立て田地の開墾に精出すようになる」そうです。

前述の引用文と照らし合わせると、この合併の頃にため池が築造されたと考えることができそうです。

 

037.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso200】

 

池の背後に見えるのは、向かって左側が夏雪山(791m)、右側が葡萄峰(356m)です。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

 

「佐渡の民話 相川外海府の伝説と昔話」(児玉 宗栄 著)には、小野見の「文隠しの欅」について下記のような一節があります。

 

「〜中略〜、部落の者は、これは神木だといって、わざわざ『お欅』と敬称の“お”をつけて呼んでいる。

これはいいとしても、この他にも、奥山にある広い森を「お林」と呼んでいるし、山にある大きな池を「お池」と、

はやり“お”をつけて呼んでいる。〜中略〜」

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/160,F11,iso200】

 

どうでしょうか・・・。

これらの記述を見ると、単なる「ため池」とも思われる向きが大きいような気がしないでもありません。

特に3番目の引用文には「山奥にある単なる大きな池にまでわざわざ“お”という敬称をつけている」というニュアンスが含まれていそうです。

どうでしょうか????

 

今のところ、私自身が調べる範囲ではこの池が単なるため池であるかどうかは判然としません。

ただ、せっかく長年の念願が叶ってこの場所へ立つことができた訳ですから、もう少し、謎は謎のままとしてとって置きたいと思います。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso640】

 

池の外周に沿って1/4ほど移動してきました。

池には倒木が突き刺さっています。

googlemap でもこの倒木の姿は確認できますし、当初、私がこの池に辿りつく予定だったのは→(このあたり)です。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/400,F11,iso640】

 

この頃はまだ青空が覗いていました。

やがて青空も見えなくなり、少しずつ薄暗い雲に覆われつつありました。

雲の上を行く飛行機の「ゴーーーっ」という音だけが周囲に響いていました。

何となく不穏な空気が漂い始めたということもあったんですが、やたらと飛行機の音が響き続けるもんですから、ひょっとして私を捜索しているのかと思うほどでした。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso100】

 

池に刺さる倒木です。

もう、どのくらいの間ここにあるんでしょうか・・・。

魚影はまったく見られませんでした。

唯一見つけたのは、小さな小さなフナ1匹でした。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso100】

 

047.JPG

【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/250,F2,iso100】

 

048.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/800,iso250】

 

049.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/400,iso250】

 

雲のせいで少しずつ周囲が暗くなって来ました。

周辺には雪はほとんどありませんでしたが、考えたらまだ2月です。

しかも、道も無い山奥です。

長居は無用でしょう。

池をぐるっと1周することもできませんでした。

 

050.JPG

【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/125,F2.8,iso100】

 

この日最初にこの池に這い上がってきたあたりに戻ってきました。

風もなく、深く緑色の湖面は鏡のようでした。

もっと自由に行き来ができる場所であれば、色々な季節に足を運びたいと思える場所です。

 

051.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/200,iso100】

 

最後にもう1度振り返って・・・。

背後に聳えるのは岳山(だけやま)(小野見岳)(521m)です。

あの山頂からこの池を見下ろすと言う事もやってみたいと思います。

幸い、石名川沿いから岳山の中腹あたりまで林道が通じていそうな感じです。

春になったらすぐに行ってみたいと思います。

 

052.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/250,iso1600】

 

ふたたび道なき道を下ります。

直線距離であれば側道からは300m程度。

登る際に要した時間は約30分でした。

登るときはぜんぜんそんなことを思わなかったんですが、下っていると「こんなに登ってきたっけ??」と思えました。

 

053.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/100,iso1600】

 

やがて見覚えのある支流にたどり着きました。

迷子になる心配はさほどしておりませんでしたが、やはり少しホッとします。

 

054.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/80,iso640】

 

そして側道に帰って来ました。

道が続いているということは、、、素晴らしいです。。。

 

055.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/100,iso200】

 

ナニワズが咲いていました。

 

056.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/160,iso200】

 

福寿草も咲いていました。

 

057.JPG

【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/160,F2,iso100】

 

ちょうど食べごろのようなフキノトウもそこかしこにありました。

往路でも気づいてはいましたが、その頃は先の道中のことで頭がいっぱいで、花をのぞき込む余裕もありませんでした。

 

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/50,F2.8,iso100】

 

帰路は帰路で余裕ができすぎるのが常です。

そういう時に限って足を踏み外したり、躓いたり、コケたりと、、、ロクなことがありません。

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/160,F2,iso100】

 

実際、この側道にも危険と思える箇所は何か所かありました。

まぁ、転げ落ちたからといって死にはしないでしょうけれど、死なない保証もない…という程度ですが…。

なので、あえてペースを落として落ち着きを取り戻すために“わざと”こうやって花を撮ったりして時間をかけているという部分もあります。

放っておいたら、ダッシュとかしてしまいそうになりますから。。。

 

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【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/640,iso125】

 

そして無事に林道まで帰ってきました。

振り返ると、正面向かって左側には岳山、右奥には夏雪山です。

 

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【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/1600,iso125】

 

ここに立つと時を同じくして雪がチラついてきました。

下山してくるタイミングとしてはいちばん良かったですね。

これ以上降ることもありませんでしたが…。

 

062.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/500,iso100】

 

そして小野見の家並みが見えるところまで帰ってきました。

現実の世界に降り立ったような気分です。

 

063.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/320,iso100】

 

山へ入って4時間くらい飲まず食わずでいました。

空腹に耐えきれず、立ち寄りました「赤ちょうちん」です。

既に時刻は14時に差し掛かろうとしていました。

 

064.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/100,iso640】

 

以前、調査で石花登山道へ入ったことがありました。

その時は15時頃にこのお店にお邪魔をしました。

さらに、数年前には16時頃にお邪魔をしたこともありました。

 

065.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/100,iso640】

 

しかし、どんな時もこのお店は快く迎えてくれます。

「そらおめぇ、せっかく食べにきたっちゅうのんに、食べさせんわけにはいかんこて」

というのが、このお店の流儀です。

いつものとおり「納豆ラーメン」を注文させていただきました。

 

068.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/40,iso640】

 

しかし、この時間帯は「タレが切れた」ということで、急きょ「ギョーザ定食」をいただくこととなりました。

私、このお店にお邪魔してラーメン以外のメニューをいただいたのは初めてでした。

お米が美味しいのは当然ですが、ワカメが旨い、味噌汁がアッツアツで美味しい…。

お腹が空いていたということもありますが、あっという間に完食してしまいました。

何かお代わりでもしようかと思ったんですが、お財布には1000円札が1枚しか入っておりませんでした。。。

 

066.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/40,iso640】

 

「もう山菜がずいぶん出とるなぁ。行者ニンニクも出とるなぁ。これからは土日も休みなしよ」

「ウチはまだ田んぼがねーからいいけも、これで田んぼまでやっとったっちゃあ、そりゃあてーへんだよ」

ギョーザ定食をいただきながら、何とはなしの女将さんとの会話です。

 

「そうそう、今、小野見の『御池』に行ってきたんですよ」

「御池ぇ?? 道でもあったかさ?? よー行ったなぁ」

「このあたりの方はよく行かれたんですか??」

「そらぁ、昔はよー行ったよ。ここいらの秋遠足はみんなあそこに行ったモン」

「そーなんですね??」

「昔はあのへんで椎茸もやっとったし、菱の実とか栗とか拾いに行ったモンだ。よー1人で行ったなぁ??道なんかねーだろ??」

「道はなかったです(笑)昔はあったんですよね??」

「昔はなぁ。今は誰も行かせんから、道なんかねーだろ。今はそんなこともねーけも、あのへんの田んぼの水がのーなると、あの池の栓を抜いたんだよ」

「そーなんですね??」

「そーよ。山居みてぇにちゃんとした道でもあればなぁ、今もみんな行くんだろうけも。いやー、御池なぁ」

 

067.JPG

【α7SII,Industar 61L/Z-MC 50mm/F2.8,1/40,iso640】

 

「栓を抜く」

やはり「御池」はため池として築造されたものなんでしょうか…。

そのお陰で小野見の田畑が守られてきたんだとすれば、わざわざ“お”という敬称をつけて「おいけ」と呼ばれてきたのも頷ける気がします。

 

今はその役割を終え、名前にのみ往時の意味合いを含ませながら、山奥に佇んでいるんでしょうか…。

 

今回はただただ「たどり着く」ということのみを目的としてきましたが、もっと気軽に行き来できるようになるためにも、当時の道を見つけたいですね。

それでも、色々と収穫の多い今回の「御池」でした。

このお店の入口にある、2色の桜が咲く頃にはもう1度足を運びたいと思います。

 

 

 

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小野見の「御池」へ I

2017.03.01 Wednesday

 

物心ついた時から、、、なんて言うと大袈裟極まりませんが。。。

私がカメラを持って佐渡中を飛び回るようになった頃にはとっくに知っていた場所です。

小野見の山奥にある大きな池。

それが「御池」(おいけ)です。

 

001.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso100】

 

自分の気が向くことに関しては「こう」と決めたら、何が何でも実行に移したがる性格です。(成否は問わずですが…)

この池に関しては「道があるの??」とか、「伝説があるの??」とか、とにかく何も情報がありませんでした。

実際「本当にあるんだろうか??」と思うようなこともありましたが、googlemapで見ると緑色の大きな池がちゃんと映っています。

 

002.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso400】

 

「ならば…」

道があろうと無かろうと、とにかくその方向へ向かって愚直に進めばたどり着けるだろう…というのが私の出した結論です。。。

あとは、それをいつ実行に移すかというところでずいぶんと足踏みをしてきました。

 

003.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso400】

 

入念な下調べの結果、外海府側の山には雪が多くなく、目指す池の手前まで続いている林道も普通に通行できることが判明しました。

そして、前日に続き朝から青空が広がったこの日曜日、ついに行動に移すこととなりました。

 

国土地理院の地形図を見ると、池から林道終点付近へ向かって谷筋があることがわかります。

またgooglemapの航空写真で見ても、谷筋ははっきりとしています。

佐渡の海岸段丘の上にある田んぼは、そのほとんどが遥か山奥から水路を引いています。

仮に「御池」がため池や用水の役割を担っていたとすれば「この谷筋に沿って御池から田んぼへ続く水路がある」と仮説を立てることは造作もありません。

当然、水路があるとすれば、管理用に側道があって然るべきです。

 

…とまぁ、どこまでも自分に都合の良い仮説を立て、林道の終点近くに立ちました。

「例え水路がなくても、谷筋に伝って歩けばいつかはたどり着く」

そんな心づもりでした。

 

004.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso100】

 

冒頭の写真のように田んぼに沿って進みます。

すると田んぼが終わったところから山へ向かう水路と側道が見つかりました。

側道は思ったよりもしっかりとした踏み跡がありました。

そして足元の谷底からは川のせせらぎが聞こえてきます。

「すべては思いどおり」

足取りも軽く「思ったより簡単にたどり着けるかも」と、半ばスキップでも踏みそうな勢いで側道を進みました。

 

005.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/125,F2,iso400】

 

…が、現実はそんなに甘いはずがありません。

50mも進むと、水路は取水口に突き当たり、その先には倒木に覆われた谷筋が続いていました。

そして側道と思われた小道は谷筋を外れ、ほぼ180度逆方向へと伸びています。

早くも最初の決断を迫られる時が来ました。

 

006.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F8,iso1600】

 

…で、私が選んだのは「道に沿って進む」でした。。。

前述のとおり、取水口の先に見えた谷筋は倒木に覆われており、進むのは容易でなさそうでした。

道に沿って進めば --- その時点では --- まるで逆方向へ向かうこととなりますが、そこにはもう1つの仮説を見立てていました。

 

007.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso400】

 

当初、私が突き進もうと思っていた谷筋と小野見川の間には200mちょっとの山があります。

この小道がその山を迂回し、小野見川に沿って上流方面へ向かっているとすれば、とりあえずは「御池」方面に近づくこととなります。

そしてこの小道には地中を走る太いパイプが並行していました。

「いずれにせよ、この小道は『御池』へと繋がるパイプの“側道”に違いない」

再び自分勝手な希望的観測を信じ、ひたすら側道を進みました。

 

008.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso400】

 

ただ、、、

「果たしてこの側道が消えたらどうしよう…」

「このまま全然違う方向へ繋がっていたらどうしよう…」

不安は募りました。

 

009.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F4,iso1600】

 

しかし、そんな不安をよそに、側道はしっかりと続いていました。

そして思惑どおり、山を迂回して上流方向へと続いていました。

この側道がきっと「御池」に繋がっていることをひたすら信じ、足を進めました。

 

010.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso400】

 

山の斜面を削り取ったような景色が延々と続きます。

写真からはわかりませんが、写真中央下には太いパイプが埋まっています。

そしてその右側が“側道”です。

 

011.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso400】

 

すでに“圏外”となっていたスマホの googlemap で現在地を調べたところ、私は→(このへん)にいました。

ここで私、気がついてしまいました。

気がついた…というより、思い出してしまいました。。。

 

小野見川の上流には巨大な砂防ダムがあり、ダムを越えたところにある取水口からは下流へ向かう“青い等高線”があったんです。

すなわち、私が信じ切って歩いてきた側道がその等高線です。

つまり、この側道が「御池」へ繋がっているなんてことはあり得ませんでした。。。

 

一瞬にして血の気が引いていくのを感じました。

歩き始めて既に30分近くが経過していました。

今さら振り出しに戻って当初目指した谷筋を突き進む気にはなれませんでした。

とすれば、前進あるのみでした。

 

幸い、地形図を携帯していました。

現在地もわかっていました。

「このまま進めば何か手がかりがあるハズ」

みたび希望的観測を胸に前進することとしました。

 

012.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/400,F11,iso500】

 

この側道を進んでも「御池」には到着し得ないことはわかりました。

ただ「御池」との直線距離が300mくらいになる場所をもうすぐ通過することもわかりました。

直線距離がなるべく短く、そして勾配が緩やかになっている場所から山側へ踏み込むことにしました。

「ひょっとしたら『御池入口』なんて看板があるかもしれない」

そんな気休めにもならないことを考えながら、とにかく目的地へ“たどり着く”ことだけを目指しました。

 

…そして、、、 

 

013.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,0.4,F11,iso200】

 

1本の支流が側道の橋を潜り、眼下に見え隠れしていた小野見川に流れ込んでいました。

地形図を見ると「御池」へと向かう等高線がいちばん緩やかになる場所でした。

支流に沿って微かな踏み跡が見えなくもありませんでした。

「ここ」

と決めて支流へと足を踏み入れました。

あとはこの支流に沿って進むだけです。

 

踏み跡なんてものはすぐに見えなくなりました。

あとは支流を離れ過ぎないように、とにかく歩きやすそうなところを探して足を進めました。

ところが支流はすぐに伏流水となって姿を消します。

そして、違う方向から新たな支流が現れます。

「元来た道を帰れるかな…」

何度かそんな不安が過りました。

 

でも、

「とにかく斜面を降りれば、間違いなく側道には戻れる」

と自分を落ち着かせ、道なき道をひたすら進みます。

日頃の不摂生がたたり、心臓が破裂しそうになります。

どこを向いても森の中です。

とにかく、上へ上へと、水が流れ落ちてくる方向へ向かって進みます。

 

014.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso500】

 

支流に足を踏み入れてから約30分の格闘でした。

やっとたどり着いた、念願の「御池」です。

 

015.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso500】

 

視界がパッと開け、遮られることのない目の前一面には神秘の池が…。

そんな期待は見事に吹き飛ばされました。。。

 

鬱蒼としていて、背丈に近いくらいの弦に四苦八苦し…。(棘がなかっただけマシでしたが…)

小枝が邪魔をしてなかなか前を見通すこともできませんでした。

「あっ?? 池か?? やっと着いたか…。これが『御池』か??」

ゼイゼイと荒い息をしながら、そんな程度の感慨を持ってしかこの場所にしか立つことができませんでした。

 

016.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso400】

 

“緑色の沼”というイメージは、思っていたとおりでした。

googlemap で見た航空写真によって刷り込まれたイメージですが…。

とにかく、しばらくは吹き出る汗と呼吸を落ち着けるため、へたり込む必要がありました。

 

.017.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso400】

 

とりあえず、最低限の目標である“たどり着く”ということは完遂しました。。。

 

 

 

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関岬(せきざき)にて

2017.02.27 Monday

 

海府荘のランチに大満足し、続いて関の風に当たりに来ました。

 

DSC09873.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/160,F11,iso100】

 

関岬です。

「関岬」と書いて「せきざき」です。

関岬オートキャンプ場への入口付近には「関崎(sekizaki)」と書いた看板がありますが、これは手抜きです。。。

 

DSC09877.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/200,F11,iso100】

 

望遠レンズなので眼下の草原も、海を隔てた大野亀も近くに見えます。

…が、実際はとても広いです、そして遠いです。

 

DSC09879.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/200,F11,iso100】

 

大野亀へと続く海岸段丘沿いに目を移すと海府大橋が見えてきます。

橋の下に見える白いスジは「大ザレ滝」です。

 

DSC02697.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200】

 

写真からは分かりづらいと思いますが、私が立っている場所から海への落ち込みの部分までは100m以上はあると思います。

そして、結構な急斜面です。

グライダーで飛んで行けそうです。

 

DSC02699.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200】

 

山側を振り返ります。

左側が知行山、右側は海馿の峰です。

空が広いです。

 

DSC09887.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/320,F5.6,iso100】

 

前方彼方に聳えるのは大野亀です。

 

DSC02700.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/250,F11,iso200】

 

場所移動です。

関岬から見上げる場所です。

禿の高です。

写真の右下の日陰になっている場所が関岬です。

 

DSC09893.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/320,F5.6,iso100】

 

どこまでも雄大です。

海端に民家が寄り添っているのは矢柄(やがら)集落です。

 

DSC09894.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/400,F11,iso100】

 

午前中はそれこそ雲ひとつないような快晴でした。

この時間になって少し雲が出てきました。

それがかえって劇的な景色を演出してくれました。

3つの岩が連なっていますが、三島です。

その奥に横たわっているのが大島です。

 

DSC02709.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/500,F11,iso200】

 

この日ここへ最初に来た瞬間は雲に陽が遮られることもなく、海も、足元の岩も神々しく輝いていました。

その景色を見たのはほんの一瞬でした。

すぐにカメラを構えたんですが、陽の光は雲に遮られてしまいました。

そして、この後も粘ってみたんですが、同じような景色を見ることはできませんでした…。

 

じき、寒さに耐えきれなくなってしまいました。

関の風はまだまだ冷たいです。

 

 

 

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大ザレ渓谷を散策

2017.02.25 Saturday

 

昨年の11月以来、再び大ザレ渓谷付近を散策してきました。

 

DSC02720.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/200,F5.6,iso320】

 

まぁ、散策と言ったって、海府大橋を往復して渡って来だけですが…。

こちら、橋の中ほどから上流側を望みます。

 

DSC02724.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200】

 

こちら、橋の真更川側の袂から橋の下に潜り込んだ図です。

今日のところ、あまり意味はありません。

相川側 --- 対岸 --- の斜面は直滑降ですが、こちら側は比較的緩やかです。

こちら側からなら、川の近くまで降りることができそうです。

 

DSC02726.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/400,F11,iso200】

 

関岬(せきざき)に天使の梯子が架かっています。

 

DSC02730.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/160,F5.6,iso200】

 

再び橋の中ほどです。

今度は下流側を望みます。

断崖の先に落ち込んでいるのが「大ザレ滝」です。

その手前 --- 上流側 --- にも20mくらいの滝がありそうです。

地形図からすると、海岸線からの高さは100mちょうど。

大ザレ滝の落ち口までは50mほどです。

 

上の写真を見ると、大ザレ川を中心として左右対称に4本の溝が見えます。

私が行きたい場所は、向かって右奥に見える溝と川を結ぶ地点です。

あの溝を辿れ川へ降り立つことはさほど難しくはなさそうです。

問題は、どうやってあの溝に近づくかですが…。

 

向かって左手前の溝にはロープらしきものが見えます。

…が、そちらを降りると目的地までの間に滝を1つ挟んでしまいます…。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/800,F11,iso200】

 

命綱無しではちと厳しそうですね。

切り立った岩壁のうえにガレ場の斜面ですから。

かといって、前回降り立った位置から下流へ向かうことの方が危険そうですし…。

ま、こればっかりは頭の中であれこれ考えていても仕方がないですね。

実際に斜面を降りてみないことには。

 

DSC02742.JPG

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/800,F11,iso200】

 

それはそれで良いとして、今日はこの時期にしては信じられないくらいの快晴でした。

風は冷たかったですが、波も穏やかで海も青々としていました。

夕方になって雲が増えてきましたが、どの天気予報にもこんな快晴予報はありませんでした。

明日も天気さえよければ、遠出をしたいなと思っています。

 

 

 

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大山祇神社

2017.02.17 Friday

 

話は少々前後しますが…。

 

DSC09717.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso200】

 

大乗寺ゼームス・スコット夫人の墓、円山溟北先生の墓と歩いてきました。

最後に立ち寄ったのは、金銀山の鎮守である大山祇(おおやまづみ)神社です。

 

DSC09718.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso200】

 

参道入口の狛犬、そして石段が続きます。

比較的コンパクトに収まってはいますが、どことなく威厳を放っています。

ちなみに、石段の上に見える赤い鳥居とその奥のお社は稲荷社です。

相川 --- というより佐渡 --- では珍しい稲荷社です。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/40,F4,iso1000】

 

この大山祗神社は慶長10年(1605年)に金山の安泰と繁栄を祈願し、初代佐渡奉行・大久保長安によって建てられた官営社です。

祭礼は「鉱山祭」です。

3日間の祭礼は、この境内で行われる神事「やわらぎ」からスタートします。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/25,F2,iso1600】

 

拝殿内を覗いてみます。

「山の神」として親しまれています。

厳かな佇まいと空気に触れると、頭の奥から「シン」という音がしそうなほど静かになる感覚に陥ります。

拝殿内には市指定文化財・民俗文化財の「七福神演能絵馬」、そして「やわらぎ絵馬」があります。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/60,F5.6,iso500】

 

上相川にあった大山祗神社では、享保32年(1747年)3月に佐渡奉行の命令で神事能が始まり、正保年中までは毎年演じられていたそうです。

こちらの神社の境内には「山の神」の岩が安置されています。

「いつか」と思いながら、鉱山祭初日の「やわらぎ」を見に来たことがありません。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso100】

 

こちら、大山祗神社と総源寺(そうげんじ)の間にある旧相川高等学校長の社宅です。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso100】

 

かつてはドラマのロケ地にもなりかけたことがあったそうです。

確かに雰囲気は抜群に良さそうです。

冬の柔らかな陽射しや、春のうららかさ、夏の夕暮れ時にこんな縁側でぼーっとしてみたくなります。

直前まで鬱蒼とした森の中にいたため、大山祗神社を経て、こちらの社宅付近を歩いている際は曇り空でも明るく感じてしまいました。

 

この社宅をあとにし車に乗り込む直前、改めて、手が悴むほどに空気が冷たいことに気づきました。

 

 

 

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失われた記憶

2017.02.14 Tuesday

 

大乗寺をあとにしました。

向かった先は目と鼻の先でした。

位置的には大乗寺の本堂の奥のあたりです。

この場所を知らない人であれば、好き好んでこんな鬱蒼とした森の中に足を踏み入れようなんて思わないでしょう。

 

もう10年くらいも前になるでしょうか…。

この入口にあたる場所には朽ちかけたコンクリの鳥居が風に揺れながら立っていました。

そんな鳥居の下をおっかなびっくりくぐり、この場所へと足を踏み入れたのが、この場所における私の最後の記憶です。

それより前になると小学生の頃あたりまで遡ることとなります…。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/15,F4,iso400】

 

「確かこの奥に…」

今となっては失われかけた記憶を辿りながら、かつて鳥居が立っていたあたりから森へと足を踏み入れました。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso800】

 

墓石の写真なんて滅多に撮ることはないですね…。

森の中へと続く小道をたどると、少しだけ開けた空間に行き当たります。

そこに佇むのがこちら、明治3年に政府より派遣され、佐渡金山の近代化に尽力した英国技師 ゼームス・スコット氏の夫人墓です。

 

この後、佐渡金山は技術者や機器を欧米仕様から国内仕様へと変換する方針を打ち出すという過渡期を迎えます。

明治16年6月に解雇されるまで洋式の精錬方法の指導にあたったゼームス・スコット氏は、佐渡金山史上最後の外国人技師となります。

ご婦人は現在の天草市の生まれで、夫の赴任期間中である明治11年に他界します。

傍らに寄り添うように並ぶ小さな墓石は、次女のイトちゃんのもので、イトちゃんは母の後を追うように明治13年にこの世を去ったそうです。

 

疫病でもあったのか、相次いでこの世を去ったお2人と氏の胸中を思うと心に隙間風が吹き込むような思いがします。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/25,F4,iso1600】

 

底の見えないような池がありました。

位置的には、鳥居の立っていた場所と夫人墓の中間あたりです。

朧気な私の記憶に、この池の存在だけは刻み込まれていました。

この池をぐるっと回り込むような小道にはもうひとつの墓石が聳えています。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2.2,iso800】

 

佐渡における「教育の父」である 円山 溟北(まるやま めいぼく)先生の墓石です。

 

「墓石に“先生”って書いてあるのがすごいですね」

無知な私は、この日ずっと行動を共にさせていただいた、尊敬してやまない大先輩を振り返りました。

「そりゃぁ、佐渡で“先生”と言えば円山先生ですよ」

大先輩がため息まじりに応えてくれました。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/20,F4,iso640】

 

ゼームス・スコット夫人の墓も、こちらの 円山 溟北 先生の墓も、周辺をも含めた雰囲気はとても良かったんです。

ただ、残念ながら墓の周辺があまりに荒れ過ぎていました。

荒れ放題過ぎていました…。

市の史跡として紹介されているとはいえ、こういった部分を公金で何とかする訳にも行きませんしね。

先の大乗寺の惨状といい、勝手に手をつけるか有志を募るしか方法はなさそうです…。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso800】

 

森の中から“帰還”しました。

10年くらい前に足を踏み入れた時の記憶には、池の存在はありましたが墓石の存在が失われていました。

日々、佐渡のあちこちを動き回っている気になっていますが、案外、地元の記憶は上書きが必要な場所が多いようです。

 

ところで、常々“持っている”ぶりをアピールしている私ですが、どんな奇遇なのか、本日の新潟日報紙にこんな見出しを見つけました。

「佐渡の教育者の思いに光」

 

大政奉還から150年を迎え、幕末や明治維新を振り返る研究・小説が数多く発表される中で、先月、円山 溟北 先生を取り上げた小説が

発刊されたことを受けての特集記事のようなものでした。

佐渡出身で東京在住の著者・永田 俊一 氏によれば「地元でも業績が忘れられている」との危機感を抱いていらっしゃるようです。

誰を責めるという訳でなく --- 誰を責めることもできるはずがありませんが --- この日、墓石周辺の様子を見た限りでは

そのように思われても致し方のないところと思わざるを得ません。

 

10数年ぶりに --- それでも目的は「記憶の上書きに…」程度で --- 足を踏み入れた場所で思わぬ発見と“出会い”がありました。

この日この場所へ来ていなければ、新潟日報の記事も見逃していたことと思います。

今さら「溟北先生に学ぶ」なんて言うと、おこがましいこと甚だしいですが、せっかくこの佐渡・相川に生まれ育ったわけですから

浅はか極まりない私でも、これから学ぶことはあるのではないかと思っているところです。。。

 

 

 

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いつか見た景色

2017.02.13 Monday

 

時おり雪がパラパラと降るような寒い日でした。

 

DSC09683.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso400】

 

ふっと思い出しました。

もう20年くらいも前になりましょうか、この階段を上ったのは…。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/200,F5,iso400】

 

こちら、相川下山之神町にある大乗寺(だいじょうじ)です。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso400】

 

境内を抜けたところにある石段を上りきったところに石仏の円陣がありました。

真ん中には立派なお社が建っていて、そこから見下ろす景色は、、、なんていうあやふやな記憶を辿っていました。

 

DSC09687.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso400】

 

冒頭の写真がその石段なんですが、まずこれを見つけることに苦労しました。

何となく記憶のあった方に歩みを向けたんですが、鬱蒼とした木々に遮られ、それがあの石段とはすぐには気づきませんでした。

 

DSC09692.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso400】

 

DSC09695.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2,iso400】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/200,F5,iso400】

 

石段を上りきった時には“絶句”してしまいました。

お社は屋根が落ち、いつ全壊してもおかしくないほどに朽ち果てていました。

お社の周囲も蚊帳に埋め尽くされ、石仏の円陣は所々崩れ落ちていました。

海までが見下ろせたような記憶は幻だったのか、視界はほぼ木々に遮られていました。

 

DSC09697.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso400】

 

何ともいえない複雑さを抱えて帰途につきました。

ところどころ、誰の物ともわからないような墓石が横倒しになっていました。

佐渡金山が栄えた頃、相当数の人と町があった上相川の今の姿を思い浮かべてしまいました。

20以上の町屋があり、4〜500軒が軒を連ねていた上相川は金山の不振とともにわずか40年ほどでゴーストタウンと化したと言われています。

10年後、20年後のこの場所はどんな景色になっているんでしょうか…。

 

昨年3月に閉校となった相川高校の校舎が木々の隙間からわずかに見えていました。

何かができる訳でもなく、無力のままに石段を下りました。

 

 

 

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