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奇跡の水たまり

2016.08.19 Friday

 

人呼んで「奇跡の水たまり」。

そんな場所があります。

佐渡で最も夕陽に近いと呼ばれる岬近くで、美しい女性を撮らせていただく機会を得ました。

 

DSC00338.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F2.8,iso1250】

 

これまた美しい方を母に持つ美人さん姉妹です。

お姉ちゃんのあやちゃんと、妹さんのあきちゃんです。

 

DSC00318.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2.8,iso1000】

 

初対面となる得体の知れないオッサンによくお付き合いくださいました。

最初こそ緊張したような表情をされていましたが、それは私の不徳の致すところです。

じきに屈託のない笑顔と、軽妙な“姉妹漫才トーク”をご披露してくださいました。

 

DSC00312.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/60,F4,iso1000】

 

写真を撮り始めて7〜8年になりますが、昨年あたりから「人」を撮ってみたいと思うようになりました。

まぁ、技巧も機材もありませんし、どんなポーズがあるとか、どんな風に撮ったら良いかとか、そのあたりはまったく考え無しです…。

ただ、ストロボを使って得られる効果を色々と試したく、まずはこの水鏡に足を運んでみました。

 

DSC00319.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/60,F2.8,iso1000】

 

こちらは失敗作です。

AFが合わなかったおまけにフラッシュも同調しませんでした…。

まぁ、これはこれでアリといえばアリなんでしょうけれど…。

 

DSC00327.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F2.8,iso1250】

 

でもやっぱり笑顔がいちばんですね。

これはたぶん、私がストラップを水たまりに浸らせてしまったことに笑ってくれたんじゃないかと思います。

笑いを引き出すテク1つ持ち合わせていませんので、こんなんで笑っていただけたら幸いです。

これだけの美貌をお持ちのお2人ですから、こうして被写体となることも数少なくはないそうです。

カメラを向けても全く物怖じせず「東新潟自動車学校」のCMの真似とかしていらっしゃいました。。。

「こんなポーズをとって」なんて引き出しを持たない私にとっては、とてもやりやすかったです。。。

 

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F2.8,iso800】

 

すっかり陽が落ちてしまいました。

実際の水たまりはこんな小さな水たまりです。

沖の方からずっとクレバスが続いているので、ここだけいつも水たまりになっています。

…が、晴天続きの頃だったので、最初に足を運んだ時には半分干上がっていました。

慌てて海水をくみ上げて水を足しました…。

 

DSC00347.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/30,F2.8,iso1250】

 

自らの持つイメージが乏しいため、こちらでの撮影はこれでお終いです。

とりあえず、色々と課題が見つかりましたが、モデルさんのお2人に助けられました。

ちょうどペルセウス座流星群が出現する日だったので、この後は北沢浮遊選鉱場へと移動し、ライトアップ後を狙います。

 

 

 

【お詫び】

冒頭「人呼んで“奇跡の水たまり”」とか書いてありますが、全然人呼んでいません。

私個人が、日照り続きにもかかわらず、この日も水たまりでいてくれたことに敬意を表してそう呼んでいるだけです。

心よりお詫び申し上げます。

 

 

 

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万畳敷

2016.06.23 Thursday

 

沢崎灯台をあとにし、大好きな海岸線を北上します。

最近頻度は落ちましたが、一時は毎週のようにこの海岸線を走っていました。

 

DSC07205.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/160,F11,iso100】

 

2013年に佐渡島は日本ジオパークに認定されました。

「大地の遺産」として佐渡には10のジオサイトがありますが、その1つがこの小木半島です。

そのジオサイトとしての小木半島の「顔」といっても過言ではないと思います。こちらが「潜岩(くぐりいわ)」(通称「キリン岩」)です。

写真家の故・天野 尚 氏の写真集「佐渡 --- 海底から原始の森へ」でも紹介されていました。

 

DSC08406.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100】

 

この日はジオサイトの市民講座(中級)が開催されていたようです。

私がここへ来るのと時を同じくしてマイクロバスから大勢の方が降りてきました。

遥か記憶の彼方へ遡ると、私もこの場所で講座を受けた記憶があります。

 

「サラサラな溶岩が海中で急激に冷やされ、チューブ状にこう…」

と、講師の方が2本の腕を複雑に絡ませながら、苦しみながらも何とか下から潜りぬけようとするような表情としぐさで伝えてくれました。

なぜこの岩だけがこうして隆起したのかは不明なんだそうです。(当時は)

今は解明されたんでしょうか。。。

 

DSC07211.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/160,F11,iso100】

 

ちっちゃな“タケノコ岩”があちこちに伸びています。

ちなみに、いちばん左側の岩は「神子岩(みこいわ)」と呼ばれる高さ30mの巨岩です。

その右側2つは50僂らいです。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/160,F11,iso100】

 

このあたり一帯が「万畳敷(まんじょうじき)」と呼ばれる巨大な一枚岩(たぶん)の海岸線です。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/160,F11,iso100】

 

私の住む相川地区にも「千畳敷(せんじょうじき)」と呼ばれる一枚岩(たぶん)の海岸がありますが、言葉だけなら10倍のスケールです。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/100,F11,iso100】

 

…が、実際には10倍どころではないでしょう。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/100,F11,iso100】

 

青空に若干の筋雲があって、薄く海水を湛える万畳敷の風景は爽快そのものです。

 

DSC07240.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/100,F11,iso100】

 

3月にも外海府方面(=大倉)でこんな風景を見つけ「ウユニ塩湖みたい…」なんてことを書きましたが、この風景もウユニ塩湖を彷彿とさせてくれました。

…ま、実物を見たことは無いんですけどね。。。

 

DSC07247.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/100,F11,iso100】

 

DSC07256.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/100,F11,iso100】

 

DSC07264.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/100,F11,iso100】

 

潮の干満によって、この一枚岩(たぶん)がまるまる露出することもあります。

また、なみなみとしていて波立っている時もあります。

こんな風に鏡のようになっているタイミングで来られたことは、ひょっとしたらものすごく幸運だったかもしれません。

できたら、どこかに人を配置した絵を撮ってみたいですね。

 

ま、そういう意味では、こんな絶好の条件なのに1人だけでこの風景に出くわしてしまったことが唯一、そして最大の“不幸”だったのかもしれません。。。

 

 

 

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ジオサイトを巡って

2012.07.09 Monday

JUGEMテーマ:地域/ローカル
 
難しいことはよくわかりませんが、“地質と地形の現象を見ながら、人の暮らしの関わりを学ぶ”というテーマを持って、島内のジオパークを巡ってきました。

詳しいことはよくわかりませんが、「ジオパーク」=「大地の公園」とのことで、佐渡市のジオパークは10のサイトからなっているようです。



DSC08066.JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/800sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=白い雲をグレー点指定 --

というわけで、小木半島ジオサイトです。

通称“万畳敷”と呼ばれる海岸線です。


波によって侵食された広大な一枚岩(たぶん)の海岸です。

ここが隆起すれば、立派な海岸段丘と相成ります。(きっと…)



DSC08070(AWB).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/200sec F8.0 ISO=100 多分割測光 AWB --

潜岩(くぐりいわ)というものです。


写真家・天野 尚 さんの写真集「佐渡 - 海底から原始の森へ -」で一躍有名になった、通称“キリン岩”です。

この正式名称は知りませんでした。


この“キリンの模様”は、サラサラな溶岩がチューブ状に重なって固まった断面だそうです。

何故、この岩だけがこのように切り出されて隆起したのかは不明だそうです。。。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 35mm 1/640sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=雲の暗い部分をグレー点指定 --

どんよりとした空模様の下を南下します。

海岸段丘の上には沢崎灯台が見えます。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 22mm 1/160sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=雲の暗い部分をグレー点指定 --

そして沢崎鼻から見下ろす隆起波食台と神子岩(みこいわ)です。

1,802年の小木沖大地震で隆起した海岸線だそうです。


また、神子岩は地下で固まったマグマの塊=岩床で、こうしたピクライト質玄武岩が見られるのは新潟県内では佐渡だけとのことです。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/800sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=雲の暗い部分をグレー点指定 --

降ったり止んだり。

蒸し暑さもあって、相当に不快指数は高かったです。



DSC08083(太陽光).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 75mm 1/1,600sec F4.5 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

暗い空には不似合いなヒルガオが咲いていました。

沢崎灯台の周辺には、まだほんの少しのカンゾウが残っていたようです。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/200sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=雲の暗い部分をグレー点指定 --

宿根木(しゅくねぎ)の小さな漁港です。


ところで、「たらい舟」というのは、一般的に認知されているのでしょうか?


漁船に混じって大きなたらいがひとつ…。

私たちにとっては、これは日常の風景ですが、たらい船を知らない人が見たら「何故たらい?」と感じるのかなと…。


ふとそんなことを思うと、何気ない風景も当たり前のものでは無くなります。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/13sec F5.6 ISO=800 多分割測光 WB=背景の明るい部分をグレー点指定 --

その漁港のすぐ先にある相馬崎隧道というものです。

昭和10年から5年をかけてすべて人力で掘られたそうです。


アラメの加工や貯蔵庫として作られ、後に、旧小木町によって琴浦に至る遊歩道の一部として利用されています。

1度入ってみたいとは思っていたんですが、頭を打ちました。。。



DSC08113(AWB).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 35mm 1/100sec F5.6 ISO=100 多分割測光 AWB --

小休憩の時間があったので、ちょこっと宿根木の町並みを散策です。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 20mm 1/60sec F8.0 ISO=100 多分割測光 AWB --

相変わらず多くの人が歩いていました。

しかし、ここには“喧騒”といったような雰囲気は一切無く、いつもながらの「静かな賑わい」がありました。


7月6日〜16日の日程で、鼓童による「2012年 鼓童 佐渡特別公演<夏>」が開催中だったようで、観光客の方も大勢いらっしゃるというのに、
狭い駐車場に大型車を入れてもらい、大変申し訳なく思いました。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 24mm 1/160sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=白いテントをグレー点指定 --

公演会場となっている宿根木公会堂です。


いつ見ても雰囲気のある公会堂です。

「曾」の字がたまりません。

初めて見た時には、あまりのインパクトに「うわっ!!」と驚いてしまいました。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/160sec F4.5 ISO=100 多分割測光 WB=橋を渡っているおばちゃんの後ろの家の白い壁をグレー点指定 --

前回来たときも雨でした。

今日も雨でした。

しかしながら、雨が良く似合うところです。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/13sec F5.6 ISO=800 多分割測光 AWB --

続いて向かったところは…。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 30mm 1/10sec F5.6 ISO=2,500 多分割測光 AWB --

苔むした磨崖仏です…。


ちょっとだけ、小沢一郎さんに似ているなと思いました。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 50mm 1/13sec F5.6 ISO=1,600 多分割測光 AWB --

端正な顔立ちのお地蔵さんです。

そして、洞窟の上からピッタン…ピッタンと上から落ちてくる滴たち。。。


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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 30mm 1/40sec F5.6 ISO=400 多分割測光 WB=太陽光 --

久しぶりにこの場所へ来ました。

岩屋洞窟(いわやどうくつ)というところです。


信者たちが「おこもり」と呼ばれる念仏を唱えるところです。


岩谷口岩谷山(いわやさん)まで繋がっていると言われていますが、真相を知るのは、この付近で行方不明となり岩谷口で見つかった犬くらいものもでしょうか。。。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 45mm 1/20sec F4.5 ISO=400 多分割測光 AWB --

入口の周りには、四国八十八箇所霊場になぞらえた、88体の地蔵が並んでいます。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/25sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

この日の参加者の皆さん、洞窟の内部がどこまで通じているのか興味津々ではあったようですが、あまり奥へは入れなかったようです。

実際、私も懐中電灯を持って入ったことがありますが、正面右奥にちょこっと進めるだけで、すぐに行き止まりになってしまいます。


“犬の話”もどこまで本当かどうか、疑問の残るところです。。。



DSC08132(AWB).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 80mm 1/20sec F4.5 ISO=100 多分割測光 AWB --

久しぶりにカタツムリを見ました。

左巻き? 右巻き?


外からなぞると右巻きですが、内からなぞれば左巻きです。

どちらが正しいんでしょうか?



DSC08145(AWB).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 80mm 1/250sec F4.5 ISO=400 多分割測光 AWB --

この日も、何度も顔面から蜘蛛の巣を浴びました。

これは浴びる直前に気付いたものです。


蜘蛛にとってみたら、せっかく作った家を壊されて迷惑しているところでしょう。

とても美しいお家をお持ちの蜘蛛さんでした。



DSC08160(太陽光).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 80mm 1/60sec F4.5 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

最後は、新田開発のために掘削されたという横井戸を見学して、全工程終了です。


小木半島では、明治の頃に畑地を水田に変えるという産業構造転換を図ったそうなんですが、河川が少なかったため、
干ばつの影響を受けないために横井戸が掘削されたそうです。

しかしながら、せっかく掘削に成功したというのに、いざとなったら“稲作の方法を誰も知らなかった”というエピソードも残っているそうです。



DSC08163(太陽光).JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 80mm 1/320sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

この付近に横井戸完成の記念碑がひっそりとありました。

幸福地蔵が覗いていました。


とりあえず、この日1日かけて移動しながら見てきたジオサイトの中の様々なスポットですが、スポットとしては知らない場所はほとんどありませんでした。

しかし、そのスポットを見るに当たって「地質や地形」といった視線から見たことはほとんどありませんでした。

それだけに、新鮮さと同時に、最後は枕状溶岩の特性を生かした横井戸掘削により水田への産業構造の転換など、
この地に生きてきた人の生活との関わりなども伺い知ることができました。


佐渡では国仲平野に限らず、山間部や、小木半島のような海岸段丘の上にも水田が広がっていますが、そこにこんなストーリーがあったとは…。


小木半島に限らず、他のジオサイトにもそれぞれのストーリーがあるんでしょう。

まぁ、このあたりは、長い長い時間をかけて佐渡を歩いていくしかないでしょう。

あとは、自分の興味がそこに向くのか、どれだけ持続するのかというところです…。



ちなみに、日本には佐渡を含めて14のジオパークがあるそうなんですが、そのうちの4つが「世界ジオパーク」というものだそうなんです。

そして「佐渡ジオパーク」は世界ジオパークを目指して活動中とのことです。



私のように「自然景観」という部分に興味が著しく傾いている人間にとっても、佐渡ジオサイトは面白い“取っ掛かり”になりそうです。

このあたりは、佐渡市教育委員会社会教育課ジオパーク推進室よりジオサイトの紹介ジオマップを入手することもできるようなので、
興味のある方は是非覘いてみてはいかがでしょうか?

未踏の地

2012.03.30 Friday

JUGEMテーマ:地域/ローカル
 
前の晩は、私はさっさとダウン。

残った2人は2時頃まで呑んでいたみたいです。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 40mm 1/500sec F7.1 ISO=100 多分割測光 WB=雲をグレー点指定 --

波の音をゆりかごに、朝目を覚まし窓を開けたらそこは「願」

とりあえず、サイコーですね。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 30mm 1/20sec F5.6 ISO=800 多分割測光 WB=テーブルの白をグレー点指定 --

何故か朝から絶好調で、朝食も美味しくいただき、ご飯も3杯お代わりさせていただきました。

漬物は、今人気の塩麹入りだそうです。


私以外の2人の食が細いのが気がかりでしたが・・・。



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【α77】+【70-400mm F4-5.6 G SSM】
-- 360mm 1/500sec F5.6 ISO=100 多分割測光 AWB --

外へ出ると背後には大野亀が迫っています。

お宿の玄関先から、ちょうど大野亀の頂上が見えました。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/400sec F7.1 ISO=100 多分割測光 WB=空をグレー点指定 --

今回、この旅行に同行させていただいたんですが、私以外の2人とは、佐渡に年間30日はいらっしゃるという、佐渡人よりも佐渡に詳しいshirotaさんと、
BORGとD300Sを武器に島内の野鳥を撮るハンター・きらくあんさんのお2人です。


昨年も佐渡で1度お酒を酌み交わしたりしたんですが、今回は私の希望もあり、この「願」で相見えることとなりました。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 70mm 1/400sec F7.1 ISO=100 多分割測光 WB=空をグレー点指定 --

これも私の希望で、「願」から「二ツ亀」の間を歩いてみることに。

朝から冷たい霙が降ったりしていたんですが、雲の切れ間をぬって出発です。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/30sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=岩肌の白い部分をグレー点指定 --

賽の河原への道中にあった佐渡西国施願観音(せがんかんのん)です。

どんな願をかけようかと思っていたら、おもちゃの電動の招き猫がゆらゆらと動いていたもんですから、ビックリ(というか興ざめ)です。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 40mm 1/500sec F7.1 ISO=100 多分割測光 WB=空をグレー点指定 --

観音堂を出たところからの景色です。


福助屋さんに飾ってあった、中俣 正義 さんの「扇岩」の写真のアングルに近い場所です。

中俣さんの写真はもうちょっと右に寄ったあたりの、少し高い目線からのようです。


かつてここにあったものが今はありません。

もうどうにもなりませんが、儚いですね・・・。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 45mm 1/100sec F7.1 ISO=100 多分割測光 WB=空をグレー点指定 --

賽の河原前の岩のトンネルです。

前回来た時は、いちばん雪の多かった頃でした。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/160sec F7.1 ISO=100 多分割測光 WB=空をグレー点指定 --

そして「賽の河原」です。

前回来た時は3年ぶりくらいだったんじゃないかと思います。


今回は“1ヶ月ぶり”です。

随分と早く戻ってきました。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 30mm 1/1,000sec F7.1 ISO=100 多分割測光 WB=空をグレー点指定 --

目前に迫るニツ亀です。

しかしながら、私の目線は手前にあるタケノコのような形をした、あまりにも鋭い岩に釘付けでした。


残念ながら地図で見たところ名前は無いようです。


こんなタケノコみたいな岩、他にもどこかで見たことがあると思ったら、沢崎のたけのこ岩でした。

まぁ、沢崎のものよりずっと巨大で鋭いですが、沢崎と同様、このあたりも佐渡のジオパークとして「外海府北部ジオサイト」と呼ばれる一帯です。


“ジオサイトにはたけのこアリ”です。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 24mm 1/500sec F7.1 ISO=100 多分割測光 WB=空をグレー点指定 --

振り返って、右奥に大野亀。

左の岩陰が賽の河原です。


賽の河原からニツ亀までの道は足を踏み入れたことがありませんでした。

もう、この場所は人生初めて足を踏み入れた場所です。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/640sec F7.1 ISO=100 多分割測光 AWB --

途中、霙が降ったりもしましたが、雲の流れは早く、またすぐに青空が覗いていました。

風はとても冷たかったんですが、その冷たさと相まって、空の青さ、そして、海の青さがとてもキレイでした。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/500sec F7.1 ISO=100 多分割測光 WB=空をグレー点指定 --

そしてニツ亀に到着です。


奥の亀のちょうど真裏にある奇岩“なべつる岩”。

この岩を見るべく、ニツ亀をよじ登ったことがありました。


さすがに1人ではおっかなくなってすごすごと退散したんですが、3人も揃えば心強いもんです。

一瞬“行ってみる? ”的な雰囲気にならなかった訳でも無いんですが、潮が満ちたら帰って来れなくなるという懸念があったため、断念です。

意外と冷静でした。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 35mm 1/1,600sec F7.1 ISO=100 多分割測光 AWB --

大野亀上空の不穏な空模様です。

福助屋さんのご主人が「大野亀の空を見ると天気がわかる」とおっしゃっていましたが、道中、何度か目に見えて雨が迫ってくるのが判りました。


それでも、若干2日酔いの身体には、この雨や霙や風の冷たさが気持ちよく感じられました。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 160mm 1/640sec F7.1 ISO=100 多分割測光 WB=雲をグレー点指定 --

ニツ亀から北側の海と空です。

青く澄んでいました。


さて、このニツ亀の上空を舞っていたのがハヤブサでした。

いち早く見つけて、自慢のBORG+D300Sを振り上げたのはきらくあんさん

shirotaさんにはどう見えたのかは存じませんが、私にはどう見てもトンビにしか見えませんでした。


ここから以降は、私にはどの鳥を見てもハヤブサに見える始末。


「ハヤブサ? 」

「トンビだ」


「ハヤブサ? 」

「ウミネコだ」


「ハ、ハヤブサ? 」

「ウミウだ」

「ウ、ウ? 」



長きに渡る野鳥との戦いの始まりです。。。

沢崎の海岸へ

2012.01.05 Thursday

 
正月三が日の3日目。

久しぶりに沢崎の海岸へと車を走らせました。



DSC01819.JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 30mm 1/100sec F6.3 ISO=100 多分割測光 WB=暗い雲にグレー点指定 --

小木堂釜(おぎどうのかま)の付近からの景色です。


手前に突き出しているのは田切須崎(たぎりすざき)、その背後は大佐渡山地です。

案外と入り組んでいます。



DSC01828.JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 45mm 1/125sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=暗い雲をグレー点指定 --

ほぼ同じ地点から反対側(南側)の景色です。

突き出した半島は長手崎というんでしょうね。


このあたりの地名「木流」=「こながせ」「江積」=「えっつみ」なんてのも独特です。



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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 35mm 1/100sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=暗い雲をグレー点指定 --

左手に見えるのは神子岩(みこいわ)です。

周辺は「万畳敷(まんじょうじき)」と呼ばれる広大な一枚岩の海岸です。



DSC01832.JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/100sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=白い雲をグレー点指定 --

傍らには廃船と月です。



DSC01836.JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/15sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=薄暗い雲をグレー点指定 --

この日はこの岩を探しにきました。

「たけのこ岩」というそうです。



DSC01845.JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/20sec F5.6 ISO=400 多分割測光 WB=薄暗い雲をグレー点指定 --

昔の海底火山体が地震で隆起した海岸線だそうです。

佐渡市のジオパーク構想というものがあるらしいんですが、とりあえずジオマップで面白そうな岩を見つけたので見にきました。


神子岩の位置から大体場所の予想はついたんですが、2本のトンネルの間から海岸線に降りた場所にあります。



DSC01853.JPG
【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 35mm 5.0sec F5.6 ISO=50 多分割測光 WB=薄暗い雲をグレー点指定 --

沢崎灯台です。

手前の海岸の岩の裂け目が魅惑的です。



今年のテーマは「海と空と田んぼ」なんですが、もうひとつ、佐渡を「ジオパーク」としての視点で見ることもできたらと思います。

まぁ、まずは「『ジオパーク』って何?」

というあたりから始める必要はありそうです。
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