2017/09


 

SMTAさんの思いがけない、しかし賢明な判断によりUターンです。

 

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/500,F9,iso200】

 

遥かな「関岬」を目指します。

慣れない海上を走り続けていたので、なんとなく移動してきた距離感がつかみづらかったんですが、目的地までの全工程の4/5ほどのところまで

迫っていたようです。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/800,F11,iso200】

 

今度は大野亀を背にします。

繰り返しになりますが、フツーにしていればいい男のSMTAさんです。

 

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/500,F9,iso200】

 

ずっとボートの前に座っていました。

往路は追い風だったみたいなんですが、帰路は思いっきり向かい風だったようです。

次々と向かってくる波に突っ込む感じです。

しぶきがすごくて、写真を撮るどころではありませんでした…。

 

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/640,F8,iso200】

 

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/1000,F8,iso400】

 

そんな風と波の状況だったので、復路の移動速度は往路の半分にも満たなかったのかなと…。

それでも、少しずつ近づく関岬と、、、

 

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/1000,F8,iso400】

 

遠ざかる大野亀です。

 

岩谷口に差し掛かるあたりで船を停めました。

かつてSMTAさんと挑んだ佐渡で最大落差を誇る「七ツ滝(Natatsuga-taki)」

その滝が「海上から見える」というような話を聞いたことがありました。

100mもある滝ですから、見えても不思議でないとは思ったんですが、この日2人で目を凝らしたところそれらしきものは見当たりませんでした。

 

ま、半ば私が強引に出した結論と言えば「七ツ滝の落ち口に立つしかないよね」ということでした。

それはまたもちろん、遭難覚悟でSMTAさんと共に目指したいと思います。

 

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/500,F8,iso400】

 

関岬に手が届きそうなところまで帰って来ました。

放牧中であれば、また良さげな絵が拝めたんだろうな…と思います。

 

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/500,F8,iso400】

 

湾内に入ったということで、波も風もすっかり穏やかになりました。

自分たち以外に海へ繰り出していらっしゃる方の姿を見つけ、正直、ホッとしました。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/500,F8,iso200】

 

すっかり静かになった水面を、関漁港へ向かいます。

向かって左奥に聳えるのは、名峰・知行山(Mt.Chigyō-san)です。

急峻なあの山の頂にも祠があるとかないとか…。

 

そりゃもう、確かめに行くしかありませんね。

SMTAさん、よろしくお願いいたします。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/500,F8,iso200】

 

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/500,F11,iso400】

 

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/500,F11,iso400】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/500,F8,iso200】

 

数えきれないくらいの絶景と数々の恐怖を経て、無事、関漁港へ帰還です。

写真中央には我が心の支えである「国民宿舎 海府荘」です。

(勝手に心の支えにしてすみません…)

 

何となく「良かったよかった」と胸を撫でおろします。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/500,F8,iso200】

 

当初の目的は果たせずじまいでしたが、無事に帰還できたことは何ごとにも代えがたい喜びです。

いつも無鉄砲かつ無防備に飛び出す性格なんですが、改めて自然の前に畏怖の念を抱いたところです。

SMTAさんと一緒の場でそんなことを感じさせられたということが、痛恨の極みではありますが…。

 

なんて憎まれ口を叩いてはいますが、今回の経験も彼の存在抜きにしては得られなかった貴重なものでした。

またお互い、怪我をしない程度に佐渡の自然を謳歌できたらと思います。

 

一歩目を踏み出すのにものすごい時間を要してしまいました。

さて、次回はいつにしましょうか??

よろしく頼みます。

 

ちなみに昨日の記事の冒頭で申し上げた、私の行きたい"どこか"ですが…。

これは、目的が叶った時点でお知らせさせていただければと思います。

 

 

 

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