<< May 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

桜の相川まち歩き III

2017.04.20 Thursday

 

相川郷土博物館をあとにし、裏手にある厳常寺坂(ごんじょうじざか)を進みます。

3月に開催されていた「佐渡國相川ひなまつり」ですが、かつてはこの坂の途中のお宅でも展示・公開をしていました。

確か第1回の時に見に来て以来なので、この坂に足を踏み入れるのは13年ぶりということになります。

この坂を最後まで上りきった記憶もあるような、ないような。

せっかくなので、この機会に通り抜けてみようと思っていたんですが、、、

 

DSC05744.JPG

【α7SII,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso100】

 

途中で見たこともない石段が現れました。

「え?? 何?? 何でこんなところに石段??」

 

DSC05747.JPG

【α7SII,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso100】

 

相川市街地あたりの道という道はだいたい知っているつもりでした。

・・・が、目の前に唐突に未知の領域が姿を現しました。

当然、そちらへ進むことに…。

 

DSC05750.JPG

【α7SII,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso100】

 

石段を上がる途中から墓石が目についてきましたし、その先には山門らしきものも見えてきました。

お寺の参道であるということはすぐに理解ができました。

しかし、こんなところにお寺があったのか…と。

 

DSC05752.JPG

【α7SII,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2,iso100】

 

こちら、法泉寺さんというお寺のようでした。

写真は本堂ではありませんが…。

何なら「佐渡國相川ひなまつり」の涅槃図展として涅槃図を公開しているお寺さんの1つでもあったようです。

それにしても、北沢と山之神の間の狭い尾根にこんなお寺があったとは、驚きです。

 

DSC05754.JPG

【α7SII,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2,iso100】

 

目線を向けると、裏門が目に入りました。

もと来た道を戻るのではなく、そのままこちらを突き進むことにしました。

 

DSC05760.JPG

【α7SII,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

 

裏門を抜け、階段を下ると見慣れた景色がありました。

下山之神町の鐙坂(あぶみざか)です。

民家のすぐ裏手には相川高校があります。

 

「なるほど、ここへ出るのか」

鐙坂から見るこの階段の存在はずっと知っていました。

…が、この階段は山之神グラウンド(山之神御米蔵跡)へのショートカットとばかり思っていました。

まだまだ知らない相川だらけです。

 

DSC05615.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/125,F11,iso200】

 

鐙坂を下ると相川高校の校門があります。

 

DSC05763.JPG

【α7SII,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

学校にはなぜこんなにたくさんの桜が植えられているんでしょうか…。

そして学校はなぜこんなにも桜が似合うんでしょうか…。

少々散り加減でしたが、そんなことを考えていました。

 

DSC05626.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/125,F11,iso200】

 

坂を下りきると、北沢浮遊選鉱場を見渡せる場所に出ます。

やはり相川には石垣と鉱山遺跡と、春には桜が似合います。

 

DSC05630.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F5.6,iso200】

 

再び車で小移動です。

博物館で遊郭の展示コーナーを見たもんですから、ここへも来たくなってしまいました。

水金町(みずかねまち)です。

1600年代に11件の遊郭 --- 水金遊郭 --- があった場所です。

当時の面影がそこはかとなく残っています。

 

DSC05632.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/200,F5.6,iso200】

 

少し磯の香りが強くただよっていました。

「確かに海は近いけど、これは…」と思っていたら、ワカメが干してありました。

ワカメ越しに水金川にかかるアーチ橋が見えます。

こちらも遊郭の名残の1つなんでしょう。

 

私が知る限り、相川市街地には5本のアーチ橋があります。(小川にも1本ありますが)

そのうちの1本です。

 

昔、この近所に小学生の頃の用務員のおばちゃんのお宅がありました。

私が中学生の頃には、入院していた祖父母の付き添いをしていただいていたこともありました。

私が佐渡へ帰って間もない頃、このアーチ橋を探しに来たらバッタリとそのおばちゃんに会ったことがあります。

私のことも覚えてくれていました。

 

「近くにこんな趣のある橋があっていいですね」

「いいことあろうか。大雨が降るとすぐ詰まってしまうがさ」

そんな会話を交わしたことを覚えています。

数年前にお亡くなりになられたそうです。

その時の会話が最後でした。

ここに立って、ふとそんなことを思い出してしまいました。

 

DSC05771.JPG

【α7SII,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso100】

 

水金町ワンダーランドです。

 

かつてこの地が遊郭街だった頃は、吉原風の大門があったんだそうです。

遊郭街を代表した「大黒屋」も今は駐車場になっていて、石畳がかつての面影を今に伝えています。

その場所には石碑(遊女の供養塔??)が建っているんですが、相川祭りの時には太鼓組が石碑に向かって門付けをしています。

おばちゃんの姿と一緒に、そんな一場面も思い返していました。

 

この日は4月16日。

年に1度の私の誕生日でした。(年に1度は当たり前ですが)

そんな日に久しぶりに相川を歩き、まだまだ知らない相川の1つを知ることができました。

良い1日でした。

 

 

 

【※】

 

記事中に「相川高校」と表記していますが、相川高校は平成28年3月をもって閉校しています。

正確には「佐渡高校相川分校」と表記すべきと思うんですが、敢て「相川高校」と表記しております。

 

 

 

JUGEMテーマ:花のある暮らし

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:神社仏閣

JUGEMテーマ:名所

JUGEMテーマ:ひとりごと

JUGEMテーマ:つぶやき。

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:SONY

 

コメント
コメントする
トラックバック
この記事のトラックバックURL