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上ノ平湿原へ II

2017.05.17 Wednesday

 

ちょこっと道を見失った場所は、やっぱり記憶の中でも曖昧な箇所でした。

今回、記憶を新たにしたところで、もし次回来ることがあっても見失うことはないと思います。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso100】

 

木々の隙間から見えた山は平松戴山です。

12年前に来た時にガイドさんが教えてくれました。

前回来た時もこの風景はしっかりと覚えていました。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

源流部を越えてから、割と急な登りになります。

日頃の不摂生がたたり、思うように足が進まなくなります。

せめて、足元に咲く山野草を眺めながら気持ちを奮い立たせます。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

「もうちょいしたら食べ頃かな…」

なんて思いながら。

きっと今頃は食べ頃になっていると思います。

採りに行こうとは思いませんが…。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

残雪が姿を現しました。

「まさか湿原も残雪に覆われていたりしないだろうな…」

そんな不安が一瞬だけ過りました。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso100】

 

分岐点に到達しました。

ここへ来ることを待ち望んでいました。

記憶では、ここを越えれば“すぐ”というイメージでした。

そして、もっと長くてキツいと思っていた上りもここまでです。

ホッとしました。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

あとは、緩い下り坂の木々の隙間から、目指す湿原が見えてくるのを待つばかりです。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

そして、、、

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

 

到着しました。

上ノ平湿原です。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1600,F2,iso100】

 

この湿原をまじまじと眺めるのは12年ぶりです。

いえ、12年前にここへ来た時はそんなにまじまじと見入ることはしなかったですね。

 

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1600,F2,iso100】

 

予想どおり。

そして、予想以上に美しい湿原でした。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,】

 

こちらは環境省の自然環境保全地域(普通地区)に指定されています。

湿原の外周より50mを含めた区域が指定されています。

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F11,iso100】

 

当然、湿原内への立ち入りは禁止されています。

なので、山居池御池のようにザブザブと池に入り込むことはできません。

 

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2.2,iso100】

 

新潟県のページによれば、湖沼全体の60%が浮島状の湿原となっているそうです。

乙和池のように1つの浮島がドンとあるのではなく、いくつかの浮島が魅惑的な曲線を描きながら浮かんでいます。

そのうちの1つの浮島の上を鳥がチョンチョンと移動しながら餌を探していました。

鳥になれたら、この湿原を真上から眺められるんでしょうけど…。

 

この高層湿原の総面積のみで言えば、日本一と言われる乙和池の浮島をはるかに凌いでいるのは明らかでした。

…が、両者が同じ測りで比較できるのかどうかについては、ど素人の私にわかるはずもありません。

まぁ、謎は謎のまま、神秘は神秘のままでいるのがよかろうと言うもんでしょう…。

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/400,F2,iso100】

 

こちらは登山道側からの眺めです。

登山道を横切る形でこの湿原に水が流れ込んでいます。

正確には、水の流れを登山道が横切っているのかもしれませんが…。

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/250,F2,iso100】

 

この流れのほかに、2〜3箇所から水が流れ込んでいます。

ほんのチロチロという程度の流れではありますが、そのお陰でこちらは潤沢な湿原状態が保たれているんだそうです。

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/200,F2,iso100】

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/2000,F2,iso100】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso200】

 

DSC06518.JPG

【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/500,F2,iso100】

 

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【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso100】

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/400,F2,iso100】

 

ここにいたのはだいたい30分くらいだったでしょうか…。

風の音と、たまに鳥のさえずりが響いてくるだけの静かな空間でした。

こういう自然の中に身を投じると、同化したくなってしまいます。

しばらく腰を下ろしていたんですが、お尻に根っこが生えて本当に同化してしまわないうちにこの場を去ることとしました。

夏の緑がもっと濃い時期になると鬱蒼としてしまいそうですが、秋深い紅葉の季節なら来ることもできるのかな…と。

お名残惜しくなってしまわないよう、ここからはダッシュで下山へと向かいました。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso200】

 

一瞬迷いかけた源流部付近まで戻ってきました。

こうして見るとちゃんと道がついていますが、V字型に落ち込んだ川べりからはこの小道を見落としてしまっていました。

こうして、林道終点から湿原までの全ルートの記憶を新たにすることができました。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200】

 

往路はここから湿原まで約40分をかけて上ったんですが、帰路はわずか10分です…。

あの苦労は何だったんだと思ってしまいます。

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/2000,F2.8,iso200】

 

既に帰路の道のりも2/3を過ぎたあたりです。

ずーっと駆け下りてきた方面を振り返ります。

丸いドームとその手前の稜線の間あたりが上ノ平湿原なのかなと思います。

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1250,F2,iso200】

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1250,F2,iso200】

 

そして林道終点に戻ってきました。

上りには2時間30分くらいもかけたんですが、下りはわずかに30分でした…。

 

この登山道は佐渡の各所に残る、所謂「山越えの道」です。

古くから海産物の売買等の行き来のために使われてきました。

かつての山越えの道は、現在では車両通行可能な道路となっているところもありますが、その隙間を縫って、こうして“現役”を保っています。

 

ちなみに、こちらのルートについては、尾根を越えると新潟大学の演習林を横切ることとなります。

演習林および演習林内にある「原生林」への立ち入りについては、佐渡市の基本方針を踏まえたエコツアーによってのみ可能となっています。

(教育・調査研究・森林管理のために立入る以外の場合です)

このルート上にも、そうした注意喚起を促す看板が何か所かに設置されており、尾根を越えないよう呼びかけがなされています。

機会があれば、そちらのエコツアーにもまた参加してみたいなと思います。

 

林道を下って海岸線に舞い戻った時、時刻は12時になっていました。

12年ぶりの“絶景”を目の当たりにし、非常に有意義な1日でした。

 

 

 

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#上ノ平湿原 #上の平湿原 #北松ケ崎

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