201707
Saturday
7月6日にオープンした「ぐるり竹とたらい湯の宿 カネモ」さんを見学に行ってきました。
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/40,F2,iso400】
最近耳にするようになりました「伝泊(denpaku)」という言葉ですが、伝統的な建築を次の世代につなげるための宿泊施設という意味合いだそうです。
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こちらは松ケ崎地区の築100年の古民家を都内で建築を営むお3方が改修と設計にあたってくださったそうです。
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G/Wに松ケ崎の町あるきをした際、真っ先に視界に飛び込んできた、可愛らしいショウウィンドウのあるお宅です。
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この日(7月2日)は内覧会ということでしたが、それに先立って一般公開されていたところをお邪魔しました。
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窓際の、魅惑のデスクサイトです。
もし私がここへ宿泊する日がきたら、この窓際でここが佐渡であることを忘れたいですね…。
島外からご宿泊される方におかれましては、存分に佐渡を感じていただきたいところです。
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こちらは化粧室とシャワールームです。
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この区画だけは「伝」と「新」がしっかりと切り分けられている感じです。
ただ、不思議なほど違和感がないというか、すっと入り込めるというか…。
メリハリがある感じです。
100年後には、ここも含めて「伝」になっているんでしょう。
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ショウウィンドウにもあった可愛らしいタイルです。
このタイルがこのお宅のひとつの基調となっている感じです。
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そこから裏庭に出てみると、これが噂の「ぐるり竹とたらい湯」ですね。
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内部へお邪魔してみます。
ここが脱衣所になるんでしょうか??
私としては、ここまでの石畳の道を素っ裸で歩きたい気分です…。
解放感が満載です。
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蛇口ひとつとってもハイセンスなデザインが光ります。(…と思います)
何となく「懐かしい」と思うだけで気持ちが癒されるのは何故なんでしょう。
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家具や調度類はそのまま活用されています。
電球の笠が、電球の数だけ異なるデザインです。
いちいち可愛らしいです…。
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写真左側に見えるのが玄関口です。
玄関を入ると、まずはこの空間が視界に飛び込んできます。
重厚的ではありますが、解放感と相まって清々しい印象の空間です。
ちゃぶ台や踏み台といった懐かしい家具と、クッションといった新たな調度類がちゃんと調和されているのがすごいです。
写真右側には、2階へと続く梯子階段があります。
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見学会にはたくさんの方がいらしていました。
皆さま、それぞれに興味津々な部分があったようです。
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2階は寝室になっています。
もし私がここへ宿泊したら、最初にすることはこのベッドにダイブすることでしょうか…。
そのまま起き上がりたくなくなりそうです。
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寝室の窓の先です。
ちょうど激しい雨が落ちている頃でした。
既に見学を終えた方がお向かいのお店のベンチで楽しそうに談笑していらっしゃいました。
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松ケ崎は海沿いに広がる集落ですが、このお宿からは海を見渡すことはできないようです。
なので、寝室からはちゃんと「海」が見えるようになっています…。
実際、海までは徒歩2分。
ダッシュすれば30秒ほどです。
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スリリングな2階渡り廊下です。
手すりのつややかな丸みが、こちらのお宅の過ごした長い時間を感じさせてくれます。
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写真の右奥には「伝泊」の暖簾がかかっています。
本来、玄関にかかっていた暖簾ですが、雨のために避難してきていました。
夏に蝉の声と蚊取り線香の香りを感じながら寝転びたい場所です。
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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso800】
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佐渡の伝統的な建築洋式?? とでも言うんでしょうか。
玄関を入ると、ずっと奥まで土間が続いています。
相川あたりもそうですが、実に奥行きのある縦長の間取りになっています。
そこから比べると、こちらは横の広がりもありますね。
余裕のある空間づくりです。
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso800】
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso200】
あのショウウィンドウには花が活けられていました。
魅惑のショウウィンドウ。
まさか内側から見られるとは思ってもみませんでした。
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso100】
せっかく松ケ崎へ来たということで、お向かいにある菊池商店さんでお買い物をさせていただきました。
そこでお話を聞いたんですが、かつてのこのお宅は呉服屋さんだったそうです。
このお店を含め、松ケ崎には3軒の呉服店があったそうです。
かつての“佐渡の玄関口”ですから。
すっかり人も減って、こちらのお宅もずっと空き家になっていたそうなので、とても喜ばしいとのことです。
こちらの去り際に、また別の地元の方と思しき方の声が耳に入ってきました。
「先祖も喜んどる」
私も、息吹が紡がれていくのを目の当たりにした気持ちになりました。
G/W以来、ちょっと気になっているこの松ケ崎です。
本格オープンしたら、気軽に立入ることは難しいでしょうから、まずは私も「伝泊」を体感してみたいと思います。
ちなみに、ご予約・ご利用については→(こちら)をご覧ください。
お1人様、2〜4名様、5〜8名様のご利用まで料金体系がご用意されています。
希望する方には地元の方が作った食事が提供されるそうです(!)
(朝食は1,000円、夕食は時価とのことです)
これは是非ともオススメしたいところです。
また、若いグループでいらっしゃる方などは、1泊は地元の方の食事、もう1泊は自分たちで作ってみてはいかがでしょうか。
佐渡市が発刊する佐渡の郷土料理レシピ集「さどごはん」を片手に、困ったら地元の方を巻き込んでしまえ…というスタイルで良いんじゃないか??
なんて思ってみます。
是非ぜひ、ご検討のうえ佐渡へ「伝泊」へお越しくださいますようお願い申し上げます。
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