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10日ほども前です。

大佐渡石名天然杉遊歩道が翌日に冬季閉鎖されるということで、林道・石名和木線へと向かいました。

 

DSC03557.jpg

【α99,50mm F1.4,1/8000,F2.8,iso100】

 

内海府(Uchikaifu)の海岸線 --- 所謂、加茂線 --- を行きます。

決して快晴とは言えないまでも、雲の動きが感じられる青空が広がっていました。

 

DSC03560.jpg

【α99,50mm F1.4,1/5000,F2,iso100】

 

特に急ぐ行程でもなく、それでいて先を早く見たいという思いもありつつ…。

そんな気持ちを抑えるように、なんとなく寄り道をしつつ…。

 

DSC03562.jpg

【α99,50mm F1.4,1/2500,F2,iso100】

 

林道へと足を踏み入れます。

 

DSC03566.jpg

【α99,50mm F1.4,1/60,F2.8,iso200】

 

林道を順調に車を走らせていたんですが、「どうせなら」という思いで立ち寄りたい場所がありました。

和木川上流に位置する「法力和光滝(Hōriki Wakō-taki Fall)」です。

 

DSC03885.jpg

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/3,F11,iso100】

 

いつもどおり、滝壺へと向かう踏み跡を進んでいたんですが、突如「落ち口へ行こう」と思い立ちました。

いつもの踏み跡を辿っていると、落ち口へ続くと思われる踏み跡との分岐があります。

これまでもその分岐に立つたび「どっちへ行こうか…」と思っていましたが、この日は「えいっ」と思える日でした。

 

「いつか…」

そんな風に思いながら足を運べないでいる場所が多数あります。

そんな場所は「えいっ」と思って臨まないといつまで経っても行けない場所と思っています。

最近は努めて「えいっ」と思うようにしています。

 

DSC03645.jpg

【α99,50mm F1.4,1/125,F2,iso100】

 

滝の落ち口へ続くと思われた踏み跡は、落ち口よりも50mくらいも上流へと続いていました。

(踏み跡はさらに上流へと続いているようでしたが…)

 

途中で斜面を降り、落ち口の上流へと降り立ちました。

源流部に近いということもあって、水量はとても少なく、心もとないような川の流れでした。

 

DSC03577.jpg

【α99,50mm F1.4,1/6400,F2,iso1250】

 

そんな心もとないか細い流れが、落ち口へ近づくにしたがって切り立った岩壁に集約されて勢いを増します。

ドローンの1つでもあれば、落ち口の真上から滝壺を見下ろすこともできるんでしょうけれど、私にはこれが精一杯でした。

 

落ち口へ近づくにしたがって「もしここで足を滑らせたら…」というリアルな妄想が頭を覆ってしまい、体が硬くなってしまいます。

"三点支持"が基本ですが、そうもいかない場面が往々にしてあります。

そんな時は、間違っても"一か八か"はしないのですが、改めて、安全確保のためのザイルやロープは必需品と感じました。

 

DSC03895.jpg

【α7SII,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/6,F22,iso100】

 

滝壺へと降り立ちました。

上から見るととんでもなく高く見えるんですが、下から見上げると高さを感じないから不思議です。

目測では15m程度の滝と思います。

せっかく落ち口に立ったんですから、巻き尺でも垂らしてみればよかったと思います。

そんな余裕はありませんでしたけど…。

 

DSC03687.jpg

【α99,50mm F1.4,1/8000,F2,iso1250】

 

DSC03898.jpg

【α7SII,Samyang 14mm F2.8 ED AS IF UMC,1/200,iso100】

 

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【α7SII,Samyang 14mm F2.8 ED AS IF UMC,1/4,iso50】

 

DSC03697.jpg

【α99,50mm F1.4,1/8000,F2,iso100】

 

DSC03706.jpg

【α99,50mm F1.4,1/4,F16,iso100】

 

こんな深山の滝壺に立って…。

切り立った岩壁の底から見上げた空が青いというのは本当に救われる気分です。

渓流の中だったり、こういう滝壺に立っていたりすると、背後から人の声がしたような気がして振り返ることが往々にしてあります。

振り返った結果、人がいたということは無いんですが…。

 

小心者なもんですから、心細さがそういう気分にさせてしまうんでしょう。

この日も何度か振り返ることがあったんですが、人の姿があったことはありませんでした。

それだけに、流れる雲から覗く青空がどれほど心の支えになったことかと…。

まだまだ精進が足りないですね。

 

 

 

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comment

おはようございます。
昨日は姪っ子の結婚式、今日は旧職員の葬儀、さらには後から後から問題が発生して、冬の日本海の荒波に晒されてるようです。
そんな時に、華さんの写真を見ると、一服の清涼剤ですね。特に、晩秋の陽に照らされた柿の木、これが大好きなんです。
ありがとうございました。
今日も頑張ります。

  • 加平
  • 2018/11/29 9:33 AM

加平さん、こんばんは!
いつもありがとうございます(^^)

結婚式から葬儀から、次々発生する問題から、たいへんお疲れ様です(^^;
本日の日本海は1年で最も良いお天気の部類でしたから、
加平さんにおかれましても、たまにはそんな日もあることとお喜び申し上げますm(_ _)m

私は好きで写真を撮って、こうしてWeb上にアップさせていただいていますが、
たまに「意味あるの??」というような自問を発することもあります。

そんな時、加平さんのように佐渡出身で佐渡を離れてご活躍されている方、
佐渡を好きと思ってくれている方、
とにかく、このブログへと辿り着いてしまった方、、、
そうした皆さま方からの「コメント」というものが何より励みとなっています(^^)

私にとっては、道端にたまたま見つけた柿の木ですが、
見る人によっては、清涼剤のように感じていただけるんですね(^^)
嬉しいことこの上ないですよ、そんな風に思っていただけて(^^)

よって、私も頑張ります(^^)
ありがとうございます!!

  • 2018/12/02 8:37 PM









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