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光明仏寺へ

2018.12.18 Tuesday

 

「山居池」へ足を運んだなら、ここを素通りするわけにはいきません。

 

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【α99,50mm F1.4,1/200,F2,iso200】

 

「光明仏寺(kōmyōbutsuji Temple)」です。

 

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【α99,50mm F1.4,1/200,F2,iso200】

 

雪の光明仏寺は初めてかも知れません。

山中で大雪に見舞われた2年前。

その時は、あまりの雪の勢いに山居池からUターンしました。

この日はこれ以上雪が降りそうな気配もありませんでしたし、林道の積雪も5cm程度でしたから、そのまま足を進めました。

 

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【α99,50mm F1.4,1/40,F2,iso1600】

 

本堂に足を踏み入れると、壁中の参拝記念を記す"落書き"が目に留まります。

 

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【α99,50mm F1.4,1/40,F2,iso1600】

 

廃寺にこういう形での参拝記念を残すことが世の常なのか常識なのかは知りません。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/15,F2.8,iso1600】

 

良いのか悪いのかはわかりません。

好感を持ったことはありませんが、私がこのお寺に初めて足を運んだ時から見ている光景です。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/15,F2.8,iso1600】

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/15,F4,iso1600】

 

「見慣れた」「お馴染みの」

そういった光景です。

…が、ずっとおかしな違和感を覚えてきた図でもあります。

 

せめてもの救い(?)は、このお寺には"最初からの記憶"があることです。

小学生の時に父に連れてきたもらったのが最初です。

運転免許を持たない父でしたから、いつも助手席から運転席の母に支持 --- ナビ --- をしていました。

こんな山奥の、入口の目印も看板もないようなところ(当時)をどこへ行くんだろうと思っていました。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/80,F4,iso200】

 

まぁ、小学生とか中学生であった私や姉をこんなところへ連れてきて、父本人は何かもっともらしい解説をする訳でもなく、

何となく懐かしそうに顎を上げ、このお寺の色々を見上げていたような印象があります。

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/20,F2,iso1600】

 

母親には何事か解説めいたものをしていたように思いますが、「光明仏寺」という名前についてはハッキリと聞き取れました。

サッパリわかりませんでしたが、何やら神々しい印象を得たことは記憶に残っています。

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/15,F2,iso1600】

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/15,F2,iso1600】

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/40,F4,iso1600】

 

特に施錠してある訳ではないので、誰でも自由に出入りができます。

だからこそ、参拝記念の"落書き"がここまで増えたんでしょうけれど…。

最も古い落書きは明治のものです。(私が見つけた範囲ですが)

最も新しいものは今年の9月というものがありました。(私が見つけた範囲ですが)

同じ名前も4つありました。(私が見つけた範囲ですが)

 

不思議に思うのは、ほとんどの落書きが木炭 --- たぶん --- によるものです。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/80,F5.6,iso200】

 

何か、例えば年に1度のお祭りとかそんな類の行事でもあったんでしょうか。

その際に、火でも焚いて、出来上がった --- たぶん、そう上手くは出来上がらないでしょうけれど --- 木炭で参拝記念を記すことが通例だったとか…。

一様に木炭で書かれた参拝記念を眺めていたら、そんなことを考えてしまいました。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/100,F2.8,iso200】

 

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【α99,50mm F1.4,1/1600,F2,iso200】

 

これから本格的な冬を迎えます。

このお寺が雪に覆われながら冬を過ごす姿は見るすべもありませんから、想像するしかありません。

本堂の扉を開くと、薄い壁にはあちこち隙間があいているらしく、外の光が見える場所がたくさんあります。

雪が積もれば、本堂内には吹き溜まりもできるでしょう。

本堂と戸1枚を挟んで炊事スペースのようなものがあります。

そちらはいよいよ朽ちかけています。

いつもおっかなびっくり足を進める本堂の床はいつ抜けてもおかしくなさそうになっています。

(本堂中央部分は床が張り替えられていました)

 

一昨日の記事ではありませんが、近い将来、あんな風に朽ちていく可能性があることは容易に想像ができてしまいます。

私にできることは何もありませんが、せめてここへ来るたび記憶を新たにすることと、将来「在りし日の…」という時には、

お見せできる写真の1枚でも残しておけたらと思っています。

 

 

 

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