2024/03

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

<< >>


 

4/29〜5/2までの"プチ放浪記"の続きです。

 

この日は4/30です。

所謂「平成最後の日」でした。

 

7M303499.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso200】

 

07:06

秋田内陸線の「荒瀬駅」です。

国道沿いにあった無人駅に立ち寄ってみました。

背後に大ぶりな桜が見えますが、この旅行は「桜前線」を追うための旅でもありました。

ちょうどこの界隈の桜は満開を迎えていました。

 

7S203143.jpg

【α7Sii,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/250,F5.6,iso200】

 

それから約1時間後の08:04です。

田沢湖畔に立っていました。

 

学生時代、田沢君という同級生がいました。

自称"清純派アイドル"な男でした。

野球が大好きな、ちょいヤンチャな感じでした。

彼を思い出しました。

 

7M303506.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso200】

 

ずいぶんと高所でしたので、桜もまだ開花後間もないところでした。

先日の移動と合わせて、新潟から約400kmほど移動してきました。

ほんのそれだけの移動で、これだけ季節が変わるのかと思うと不思議な感じでした。

 

そういえば、ここは「秋田県仙北市(Senboku City)」でした。

昔勤めていた営業会社で、お世話になった方が「仙北リーダー」という方でした。

数年前、佐渡に営業に来ていた姿が、これまた当時の同僚によって目撃されていました。(業種は別の業種に移転していました)

彼を思い出しました。

 

7M303511.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso200】

 

それからさらに1時間後の09:04です。

所謂"湯治場"へ来ていました。

 

7M303513.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso200】

 

世に言う乳頭温泉郷です。

そのいちばん奥地にある、鶴の湯温泉というところにやって来ました。

 

7M303515.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso200】

 

当初の予定では、この日のうちに「恐山」に立っているつもりだったんですが、開山前ということで回り道をしていました。

「さて、この1日をどうしようか」

と思案していたところ、google先生によってこちらの温泉郷が間近なことが判明しました。

 

7M303517.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso200】

 

一般客向けの"立ち寄り湯"が開放される時間を狙って来たんですが、開放時間より1時間も早く到着してしまいました。

しかしそこは何と言ってもG/Wです。

この後目の当たりにする光景を考えたら、この「早めの行動」が功を奏したと実感するには十分で、今後の行程において大きな教訓となりました。

 

何せ、普段は"糊代"のない行動しかしてきませんでしたので…。

 

7M303519.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso1000】

 

待ち時間の1時間は、待合所で過ごしました。

いや、30分はここで過ごし、残り30分は並んでました。

 

7M303521.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso200】

 

7M303525.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso200】

 

待合所がレトロな雰囲気でとても素晴らしかったですね。

待っている方も。

 

のんびりと過ごしていたんですが、開放30分前になると表には徐々に人の列が並び始めていました。

それを見て私たちも列に並んだんですが、このタイミングで並ばなかったら、温泉にはありつけなかったかもしれません。

それほどの混雑状況でした。

 

開放される温泉の箇所が限られていたことと、そもそもあまり広くはないということもあり、脱衣所も鮨詰め状態なら、温泉も鮨詰め状態でした。

皆さん、顎までお湯に浸かりながら、自由に動けず、目だけキョロキョロ…みたいな。

長野県のあたりで、温泉に浸かっているお猿さんになった気分でした。

 

のんびりできるはずもなく、しかし、「いい湯だった」とスッキリとした気分になるには十分な温泉でした。

入浴時間はほんの10分にも満たなかったのかも知れませんが、続々と押し掛ける入浴客の渦から早めに切り上げるには絶妙のタイミングでした。

 

帰路。

県道からこの湯治場へと続く未舗装の約3kmの道は、立ち寄り湯を目指すお客さんの車で埋まっていました。

「これがG/W効果なのか」

それはさておきですが、Uターンもままならないような細く曲がりくねった未舗装道路です。

偶然の「1時間前行動」が何より功を奏したことを実感した瞬間でした。

 

今も思うことは、あの渋滞にいた方々は、いつ頃温泉にありつけたんだろうか…。

そんなことです。

あそこに並ぶ羽目にならなくてよかったと、今さらながら胸を撫でおろしているところです。

 

7M303527.jpg

【α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso200】

 

いつか、"立ち寄り"でなく"湯治"に来てみたいですね。

まぁ、"湯治"でなく、ゆっくりと浸かれたら良いです。

 

それにしても、前日とは打って変わって、日本中の曇り空を私の頭上に集めたようなお天気でした。

激しいとまでは言えない、ワイパー速度がどれも合わないような、とても不快に感じる雨の日でした。

 

 

 

JUGEMテーマ:ひとりごと

JUGEMテーマ:名所

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:SONY

JUGEMテーマ:つぶやき。

JUGEMテーマ:地域/ローカル

 

 

 


comment