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桜の季節 2020 〜 斜陽の海岸線

2020.04.26 Sunday

 

4月11日の写真です。

北狄漁港をあとにし、さらに外海府の海岸線を北へと進みます。

 

7M302601.JPG

[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso200]

 

戸中(Tochū)です。

こんなところに畜産農家さんがいらっしゃったんだな…と。

 

7M302603.JPG

[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso200]

 

何気ない道端を菜の花が彩っていました。

徐々に傾く午後の日が、その彩りを一層鮮やかなものにしていました。

 

7M302606.JPG

[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/6400,F2,iso100]

 

北片辺(Kitakatabe)の海岸線へとやって来ました。

冬が良く似合う舟小屋です。

藻浦崎公園(Mourazakikōen Park)のすぐ近くです。

 

7M302611.JPG

[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100]

 

こちら、北片辺から南片辺(Minamikatabe)にかけての海岸線はご覧のような立派な護岸によって守られています。

そんな護岸の中に、2箇所ほど「海水取水口」があります。

この取水口こそが、全国に先駆けて(?)設置された海水取水口です。

 

火災の際の消火活動には防火水水槽や河川の水を吸い上げることが一般的ですが、こちら、南北の片辺地区には小さな川しかありません。

よって、万一の際にはこちらの取水口から海水をくみ上げて消火活動を行うようになっています。

実際、昨年、こちらの地区では民家6〜7件が関係する火災が発生しましたが、こちらの取水口により被害は最低限に食い止められています。

 

7M302613.JPG

[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100]

 

取水口の蓋には「防火水槽」とありますが、ここを開けると、この下には海水が流れ込んでいるそうです。

もちろん、ポンプのホースが海藻等で詰まりを起こすことがないように様々な対応策が施されているんだそうです。

 

…と、急にこんなことを書きましたのも、こちらの取水口を全国に先駆けて(?)設計した方が私の同級生のお父様なものでして、

幼少の頃からの印象では、とても愉快で楽しく優しい方だったんですが、一方ではとても素晴らしい技術者としての顔をお持ちだったんです。

 

「全国から問い合わせや視察がバンバン入ってな」「ハットリ式取水口よ」

いつか偶然お会いした際に、そんなエピソードを聞かせていただいたことがあり、この日ここを通ってこの目で確かめてみたくなりました。

それ以外にも、自然や写真の色々な分野にも造詣が深い方で、今もたまにお会いすると色々なお話を聞かせてくださったりしています。

 

実は、前述の「冬の似合う舟小屋」の存在についても、元はと言えばハットリさんに教えていただいた場所でして、

私が個人的にお気に入りにしていて、当ブログにおいても頻繁に登場する場所のいくつかは、そのような場所だったりします。

本日のネタも含めまして、ハットリさんにはこの場をお借りしてお礼申し上げるとことです。

またお会いした際には、新たなネタを仕入れさせていただければと思います。

 

7S200604.JPG

[α7Sii,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/50,F11,iso400]

 

藻浦崎公園から海岸線を南下し、南片辺トンネル北側坑口付近から再度北上しなおします。

 

7M302616.JPG

[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso100]

 

正福寺というお寺です。

桜、椿、水仙、そして足元にはチューリップと、このお寺の周辺が優しく彩られていました。

 

7S200608.JPG

[α7Sii,FE 16-35mm F2.8 GM,1/320,F11,iso400]

 

白山神社の境内に立ってみました。

境内と言っても、県道に面した台形状のブロック積の上に位置したお社のため、とても狭いです。

見下ろすと、県道から背丈ほども高くなったところに小さな小さな畑がこしらえてありました。

土手の上には小さな桜が1本です。

ここで過ぎる時間がどんなものかを想像してみました。

 

7S200619.JPG

[α7Sii,FE 16-35mm F2.8 GM,1/2500,F14,iso400]

 

この界隈は頻繁に来る場所ではありません。

かといって、滅多に来ないかと言われればそんなこともありません。

平均すれば2ヶ月に1回は通りがかる程度かと思いますが、1ヶ月もすれば「久しく行っていない」という感覚になる程度でしょう。

 

…と、まぁ、そのような頻度で足を運ぶ --- 通りがかる --- 場所ではありますが、こうしてこの神社の境内に立つのは恐らく2回目です。

通りがかるたびその存在を認め、いつも何かしら脳裏を過る思いがありますが、実際に足を停めてみるのは本当に稀です。

小さな鳥居と狛犬、そして美しい夕陽に照らされた海が片辺の家並みの向こうに見えました。

 

7S200626.JPG

[α7Sii,FE 16-35mm F2.8 GM,1/2500,F14,iso400]

 

そして石名(Ishina)までやって来ました。

 

7S200632.JPG

[α7Sii,FE 16-35mm F2.8 GM,1/2000,F14,iso400]

 

いつもの農道から海岸線を見下ろします。

年々減少傾向にある石名の海岸線の美しい田んぼです。

今年も水が張られ始めた姿を見て、少しだけホッとしました。

 

7M302629.JPG

[α7iii,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,1/640,F8,iso200]

 

今しがた通過してきた熊野神社(Kumanojinja Shrin)の方面を振り返ります。

思い出してみると、この日は佐渡市長・市議会選挙の前日でした。

神社の手前にある桜が斜陽を浴びてちょうど良い感じになっていたんですが、間もなく選挙演説が始まるらしく人だかりができていたため、

そそくさと通過してきました。

 

7S200646.JPG

[α7Sii,FE 16-35mm F2.8 GM,1/100,F14,iso400]

 

遠くに選挙演説がこだますなか、間もなく陽も当たらなくなるであろう農道に美しい桜のトンネルを見つけました。

この日はもっと北上して、旧・内海府小学校の校庭に咲く「さっちゃん桜」や、内海府の山中に咲く「與六郎桜」まで見たいつもりでしたが、

前半戦で時間を費やしすぎてしまいました。

この春の主だった桜鑑賞はここで一区切りです。

 

来年のことは分かりませんが、もしこの日のことを記憶していたら、来年の桜鑑賞はこの場所からスタートしてみたいと思います。

…とはいえ、ここまでの道中に咲くたくさんの桜を素通りするなんて高度なテクニックは私は持ち合わせてございませんが…。

 

 

 

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コメント
おはようございます。
田んぼの写真ありがとうございます。こうやって見ると、正方形に見えますが、けっこう台形で、植えるのに苦労するんですよ。
今年は、ここに植えることが出来ず、残念ですが、来年からはまた頑張ります。
南片辺と北片辺、北川内と立島の境界が、よく分かりません。
  • by 加平
  • 2020/04/27 8:25 AM
加平さん、こんばんは!
いつもありがとうございます(^^)

これだけ形の整った田んぼであっても、苦労されるんですね(^^;
まったくもって農家さんのご苦労を知らず、たいへん申し訳ない限りです(^^;

引き続き、月イチ程度でこちらの状況はお伝えできればと思います!
来年こそは、田植えに帰って来られることをお祈り申し上げます!

南北の片辺の境は…。
あれだけ密集した地域ですから、
ある場所を境にお隣は「北」とか「南」というお宅があるんでしょうね??
北川内と立島もそうですが、
佐渡の海岸線沿いの大抵の集落は川を中心として広がっていて、
境界線付近に民間はありませんね。

こちらはレアケースなのでしょうね。
  • by 華
  • 2020/05/02 6:42 PM
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