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四半世紀ぶり北海道の旅 III (稚内市→礼文島)

2020.09.06 Sunday

 

7月25日です。

北海道上陸2日目です。

北海道で迎える朝です。

 

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[α7iii,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,1/250,F8,iso100]

 

5:19

水平線上には利尻富士が綺麗に浮かんでいました。

願いが届きました。

 

7M307234.jpg

[α7iii,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,1/160,F8,iso100]

 

5:24

稚内港へと向かいます。

その道中、前日すっかりお気に入りとなった稚内灯台の風景です。

のちのち知ったことですが、この灯台は高さが42mもあり、北海道では第1位。日本全国でも第2位の灯高を誇るそうです。

ちなみに、紅白のストライプなのは吹雪でも見やすいためなんだそうです。

 

礼文島へは、稚内港発6:30のフェリーで向かいます。

ノシャップ岬から稚内港までは車であれば10分もかかりません。

若い頃に比べ、旅行中の早起きも苦にならなくなりました。

 

世間は4連休の真っ只中です。

コロナ禍とはいえ、礼文島へ向かうフェリーの改札には長蛇の列が出来ていました。

自転車を持参する方と登山をするであろう格好の方が数多く見られました。

 

どうせこれだけの人が乗船するのだから、船内でのんびりくつろげるとも思いませんでした。

"3蜜"を避け、甲板席で過ごせばよいと最初から思っていたので、長蛇の列に加わることもしませんでした。

改札が始まり、長蛇の列がフェリー船内に消えたところで悠々と船内へ向かいます。

 

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[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso100]

 

甲板ではたくさんの人が航行を楽しんでいました。

礼文島までの所要時間は約2時間です。

フェリーそのものは佐渡汽船のフェリーより小さいですが、所要時間と移動距離からしてもスピードはありました。

 

そんなつもりはなかったんですが、上の写真の左前方に私の影が映ってしまいました。

それにしても、乗客の方の「α7率」と「GMレンズ率」が非常に高くて驚きました。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F11,iso100]

 

北防波堤ドームから延びる防波堤をかわし、湾の外へと向かいます。

 

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[α7iii,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,1/1000,F8,iso200]

 

半島越しに利尻富士を望みます。

稚内市街地からノシャップ岬方面へ向かう道中として車を走らせていた場所ですが、背後の丘の上が非常に物々しいことになっていました。

あんな建造物が並んでいるとは、まったく気がつきませんでした。

 

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[α7iii,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,1/1000,F8,iso200]

 

ノシャップ岬をかわします。

稚内灯台がどこまでも目立っています。

背後の利尻富士が、想像以上に存在感を放っていました。

 

7M307266.jpg

[α7iii,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,1/800,F8,iso200]

 

7M307270.jpg

[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/8000,F2.8,iso200]

 

進行方向の右前方に見えてきたのは、これから上陸することになる礼文島です。

事前のリサーチがどこまでもずさんだったため、こんなに大きな島とは予想外でした。

何なら、1日歩けば1周くらいできるんじゃないかなんて思っていました…。

周囲は70km以上もあります。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/6400,F2,iso100]

 

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[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/160,F11,iso100]

 

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[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/160,F14,iso100]

 

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[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/250,F11,iso200]

 

8:12

あと10分程度で礼文島に到着というところです。

 

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[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/250,F11,iso250]

 

大女優である吉永小百合さんが主演の映画「北のカナリアたち」が地上波で放映されたのは2015年4月17日でした。

私はそれをHDDに録画したきり、再生したのはずいぶんと時間が経ってからだったと思います。

そこで観た麗端小学校岬分校越しに利尻島を望む風景があまりに印象的でした。

特に、冬の風景は圧倒的な美しさを誇っていました。

 

「あの風景を実際に見てみたい」

いつものとおり、映画やドラマに感化される性格です。

大変失礼ながら、礼文島についてはその時に初めて知りました。

 

遠いな…。

そう思いました。

北海道へ渡ったとして、そこから最北端である稚内市まで移動し、さらに航路で島へ渡る…。

新潟から北海道への移動は航路が前提だったため、果てしなく遠いと思いました。

 

行きたいなと願った割には、面倒くさがりが前面に出てしまいました。

北海道上陸後は、陸路のみであればまったく厭うこともなかったと思いますが、「航路まで挟むのは…」と。

(もっとも、稚内市や利尻島には空港がありますが、空路については最初から一切考える余地もありませんでした)

 

でも、初めて行程表を作ってみた時、礼文島を外すなんて到底考えることはできませんでした。

…というより、むしろ、この島のあの風景を見ずして北海道旅行なんてあり得ないと思えるくらいでした。

何を差し置いても、あの風景だけは見たいと願いました。

 

北海道旅行はスタートしたばかりでしたが、礼文島であの風景を見ることはこの旅行の総決算のようなものでした。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso100]

 

稚内港からの到着港である香深港からバスで移動してきました。

バス停「知床」です。

道中、バス停「カナリアパーク待合所」を通り過ぎてきました。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso100]

 

私が見たいと願った"あの風景"は「北のカナリアパーク」と言います。

前述のいずれのバス停で下車しても、そこからの移動距離は変わりませんでした。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso100]

 

バスには10数名が乗車していました。

「カナリアパーク待合所」で5人くらいが下車しました。

「知床」で下車した人は私以外はすべて、元地灯台方面へのトレッキングコースへと向かいました。

 

7M307292.jpg

[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso100]

 

時刻は間もなく9時になろうかというところでした。

とても肌寒かったですね。

気温は20℃もありませんでした。

この旅行に1着だけ持ってきた長袖のパーカーが役立ちました。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/8000,F2.8,iso100]

 

家々の間から利尻富士が見えました。

私の待ち望んだ風景がすぐそこにあるということをとても実感しました。

 

7M307294.jpg

[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso100]

 

[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/8000,F2,iso100]

 

[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/160,F11,iso200]

 

振り返ってこちらは元地灯台の方面です。

今となってみれば、「カナリアパーク待合所」で下車し、カナリアパーク経由でトレッキングへ向かえば良かったなと…。

 

[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/8000,F2,iso100]

 

いくつかあった曲がり角にはちゃんとサインがあるので、迷うことはありませんでした。

きっとサインがなくても迷うことはなかったと思います。

この坂を上りきったところにあの風景が待っているんだろうなと確信しました。

 

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[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200]

 

そして坂を上りきったところに「北のカナリアパーク」です。

長い長い道のりでした。

自宅を出発してから、48時間が経過していました。

ここへ来て実感したことは、「礼文島が遠いんじゃなくて、佐渡が遠かったのか…」ということでした。

 

晴れて良かったです。

 

7S203120.jpg

[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200]

 

ものすごく実感がありました。

この校舎は、映画のためだけに作られたセットだということもここへ来て知りました。

校舎の中にも入ってみましたが、映画をじっくりと目に焼き付けた人であればさほど感動するような場所でもないと思います。

ただ、この利尻富士を望む風景だけは、どうしょうもない風景でした。

 

出来すぎなんじゃないかと…。

畏怖の念とともに、そんなことを思ってしまいました。

 

7M307305.jpg

[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/8000,F2,iso100]

 

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[α7Sii,GIZMON Utulens,1/500,iso200]

 

7S203152.jpg

[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200]

 

このパークの写真は、いちばん最初の校門ごしのアングルが好きです。

本当は、もっと距離を空けたところから望遠レンズでそのアングルを撮りたかったんです。

ところが、校門の正面には休憩コーナーが建ってしまっており、望遠レンズで切り取れるだけの距離を確保できませんでした。

そのお隣にはカフェも建っています。

 

周辺には民家もありませんから、もともとは荒涼としていたのかも知れません。

ものすごい場所だなと思いました。

 

7S203161.jpg

[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200]

 

この場所にはきっかり1時間いました。

制限時間があった訳でもないんですが、そのままではずっと居座ってしまいそうだったのでタイミングを見計らっていました。

ひたすら目の前に広がる風景を見つめ続けました。

風景の一部分になりたいと思いました。

 

11〜翌4月までは冬季休業となるそうです。

ただし、休業するのは校舎やカフェなんでしょう。

この景色は年中無休です。

 

夏場の風景としては、最高のものを見ることが出来たと思います。

叶うかどうかは分かりませんが、いつか一面銀世界の晴天の日の風景を見ることが出来たらと願います。

 

 

 

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コメント
おはようございます。
今朝も南風で暑くなりそうですね。もうすでに暑いのかも知れませんね。
北海道、良いですね。地図で見ましたが、遠いですね。佐渡に来た人たちが、思ったより大きいってよく言いますが、他の島も行ってみたらけっこう大きく感じるんでしょうね。
続きを楽しみにしてます。
  • by 加平
  • 2020/09/07 7:33 AM
加平さん、こんばんは!
いつもありがとうございます(^^)

今日も暑かったです(^^;
最高気温は35度ということで、強烈なフェーン現象です…。

北海道、今も写真や記事を見返しては「また行きたいなぁ」と思ってますよ(^^;
景色もよかったですし、涼しかったですし、とても良かったですよ♪

どうしても佐渡基準になってしまいますが、ある意味佐渡は島っぽさがないですね。
これまでは粟島に行ったり、今回は礼文島に渡ったりしましたが、サイズ的に島らしさを感じました☆
やっぱり佐渡は大きいですね!
  • by 華
  • 2020/09/07 7:03 PM
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