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四半世紀ぶり北海道の旅 IV (礼文島→利尻島)

2020.09.07 Monday

 

「北のカナリアパーク」を後にします。

 

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[α7iii,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,1/1000,F8,iso200]

 

バス停「カナリアパーク待合所」付近の漁港で仕事をする漁師さんたちです。

日々、こんな絶景を背にお仕事をされているんでしょうか…。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]

 

こちら、「カナリアパーク待合所」です。

風景や周辺の民家とマッチしていて、かえって目立ちません。

素敵です。

 

もし。

もし仮に、いつかまた来ることがあったとしてそれが冬以外の季節だったら、その時はこのバス停で下車して、

カナリアパーク経由でそのままトレッキングルートへ進んでみたいと思います。

 

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[α7iii,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,1/5000,F2.8,iso200]

 

帰路はバスではなく、そのまま徒歩で香深港を目指すこととします。

まぁ、距離にしても3km程度です。

大半を車の移動で過ごす今回の旅行においては、貴重な運動の時間です。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]

 

礼文島の外周沿いの大半がこの道道40号線です。

「れぶんアツモリロード」というらしいです。

8月上旬の大雨によって多数の土砂崩れが発生し、通行できなくなる箇所が生じてしまいました。

この場をお借りし、お見舞いを申し上げるところです。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]


海岸線の風景は、佐渡のどこかの漁村のそれと大差はありませんでした。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]

 

先ほど、利尻富士を背景にした漁師さんたちがいました。
所謂「景勝地」というところを訪ねると、そこにお住まいの方に対し、「毎日が絶景で羨ましい」というようなことを思いがちです。
私の住む佐渡島についても素晴らしい景勝地な訳で、他所から見たら同じように思われて然るべきなのかも知れません。

 

一方で、"灯台もと暗し"という訳ではありませんが、地元のいち風景に日々感動ばかりしていられない…ということもまたありましょう。
これは私も日々体感していることなので、「きっとあの人たちもそうなんだろうな」と漁師さんたちに思いを馳せていました。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]


私の他にもカナリアパークから港方面へと徒歩で向かう方がいらっしゃいました。

皆さん、ずんずん歩いていきます。

私みたいにあっちをウロウロ、こっちをウロウロなんて方はいません。
 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]

 

かつては商店だったんでしょう。

いまはそんな気配はありません。

皆さん、仕事へ行ってらっしゃるのか海へ出てらっしゃるのか、通り沿いに地元の人の姿はほとんどありませんでした。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso100]


海岸線には、あちこちに昆布が干されていました。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]

 

礼文島の主な産業といえば漁業であり、バフンウニ、昆布、ホッケの産地として有名なんだそうです。
特に昆布については「利尻昆布」が有名で、利尻島のものよりも礼文島のものの方が高級で高値なんだそうです。
ちなみに「利尻昆布」は品種名だそうですね。
なので「礼文昆布」ではないんだそうです。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100]

 

港に戻ったのは11時頃でした。
礼文島ではもう1箇所行ってみたい場所がありました。
こちらも映画「北のカナリアたち」の中で撮影現場となっていた「地蔵岩」というところでした。

 

事前にロクなリサーチをしていなかったため、とにかく港とは反対側の海岸線にあるということしか知りませんでした。
どうも、旅行前のリサーチについては細かなところまで詰める作業が苦手です。
島内の移動手段については、港付近のレンタサイクルを利用しようと思っていたんですが「空きはありません」とのことでした。
ここで原付をレンタル出来ていれば、島内全域への移動が可能だっただけに残念でした。

 

とにかく地蔵岩へ向うには、元地海岸という方面へ向かう必要があるということで、バスの時刻表を眺めてみました。
するとタイミング良く、10分後には元地方面行きのバスが出発するようでした。
ただし、このバスに乗車すると元地からの折り返し便は15時過ぎまでなく、その点が懸念材料でした。
そこはまぁ、「何とかなるさ」という気楽さでバスに乗車した訳なんですが、実際、何とかならないのが旅の醍醐味です。
結論から申し上げれば、帰路は徒歩で移動することになりました。

 

港から元地までは距離にして3.5kmほどです。(これは、後に測ったんですが…)
ただ、バスの移動時間は10分程度要した気がしていて、バスに乗りながら「徒歩で港へ戻るのは厳しいな」なんて思っていました。
やたらと長く感じたトンネルを抜けたところのバス停で反射的に下車しました。
本当は終点まで乗車していれば目的地も近かったんですが、気が急いてしまった結果でしょうか。

 

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[α7iii,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,1/3200,F2.8,iso100]


バス停から振り返ると、雄大な景色を前にした祖父と孫娘の風景がありました。
しばしその風景に見入った後、その風景に背を向けて歩き出しました。

 

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[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso100]


漁港に民家、そして小さな雑貨屋さんなどがありましたが、人の姿をなかなか見ることがありませんでした。
そしてここも海岸線には昆布が干されていました。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]

 

海の青さは特筆すべきものがあったかも知れません。

すなわち、佐渡の外海府海岸の海と同じような青さを誇っていました。
しかし、その雄大さたるや、佐渡の外海府海岸が可愛らしく感じてしまうようでした。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]

 

先ほどから既に地蔵岩がちらちらと見えているんですが、あくまで気づかないフリをします。

 

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[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso200]

 

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[α7iii,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,1/250,F8,iso100]

 

車両が通行可能な道はここまでです。
目指す地蔵岩は200mほど先にその異様ともいえる姿を見せていました。


お地蔵さんが手を合わせて見えるところから命名されたそうなんですが、スパっと切り落としたような鋭利な姿には畏怖の念を覚えます。
以前は岩の周辺を歩いたり潜り抜けたりすることも出来たようですが、現在は危険防止のため立ち入り禁止区域となっています。
映画のように真下からのアングルで眺めてみたかっただけに残念でした。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]


そんな地蔵岩を後にします。
元来た海岸線の道をUターンです。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]


漁港内を歩かせていただいたり、極力のんびりと歩き続けたりしたんですが、あっという間に元のバス停の付近まで戻ってきてしまいました。
時刻はまだまだ12時台でした。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]

 

絶景ともとれる景色を前に、しばし思案です。
「これからどうしよう」と…。

 

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[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso200]

 

目の前には、絶景とともに絶景に沿った道が続いていました。
その道は、いくつかの展望台や登山道・トレッキングルートへ接続していました。


稚内港へ向かうフェリー乗船時刻は17時台の予定でした。
それを考えたら、ここから元地灯台を目指し、もう1度カナリアパークを経由して港に向かうなんてことも考えられました。
しかし、気温もずいぶんと上がり暑さを覚える頃でもありました。
まぁ、結局は最短ルート --- バスで来た道 --- を歩いて戻るということを選択した訳ですが、色々とリサーチ不足を露呈してしまいました。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso500]

 

帰路のトンネル内です。
こんなところに昆布の落とし物が…。

せっかくの高級品なので持ち帰れば良かったと後悔しています。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]

 

1km以上もある長く涼しいトンネルを抜けてきました。

歩いてみると案外大した距離ではありません。

思った以上に早くに港へと戻って来ました。

しかし、気温はすっかり夏のそれになっていました。

 

このタイミングで、そろそろお昼でも…と考えたところですが港にある大きなお寿司屋さんは満員状態…。

港周辺にあるお店も早々に暖簾を下げるなどしていて、何となく食欲も失せてしまいそうでした。

気づけば、利尻島経由稚内港行きのフェリーの出港時間が迫っていました。

 

稚内港を出港時、既に復路の切符も購入していたんですが、せっかくなので利尻島経由で帰ることにしてみました。

窓口の方に聞いてみたところ、利尻島で下船しないのであれば稚内港行きの切符がそのまま使えるんだそうです。

 

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[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200]

 

それから約45分後です。

間もなく利尻島へ到着の図です。

 

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[α7Sii,Vario Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200]

 

振り返ると、礼文島が後方遥かです。

感じたんですが、朝、礼文島へ向けて出港するフェリーに乗船する方より、このフェリーに乗船する方が圧倒的に多かったです。

きっと利尻富士へ登るんだろうと思しき方もたくさん見えましたが、利尻島へ向かう方は礼文島を経由するのが一般的なのかも知れません。

 

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[α7iii,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100]

 

それにしても、圧倒的な景観でした。

朝からずっと見えていた利尻富士が、ここへ来てさらに存在感を放っていました。

そんな利尻富士の景観だけでも圧倒されるところを、手前にそびえたつペシ岬も負けじと存在感を放っています。

 

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[α7iii,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,1/320,F8,iso100]

 

今回は"経由"しただけの利尻島でした。

もしいつかこの島へ上陸することがあれば、その時はこの山の山頂を目指す以外はないと思います。

 

また来られるかな…。

そのことについては、今は何も考えないことにします。

 

 

 

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コメント
おはようございます。
風向きが、ちょっと変わって少し西寄りになりましたね。波が出てくるんでしょうか?
『老人と孫娘』は良いですね。何だか、ストーリーが見えてくるようです。
学生の時、『北国は冬に行くべし!』と思って、厳冬の下北・津軽に行ったことがありました。でも、やっぱり旅は晴天が良いですね。
  • by 加平
  • 2020/09/08 7:10 AM
加平さん、こんばんは!
いつもありがとうございます(^^)

風向きの詳しいことは分かりませんが、
今朝の感じですと、南側からの風が西寄りに変わった感じかと思います。
沢根は波もなく静かでしたが、窪田の海水浴場には波が打ち寄せていました。

祖父と孫の絵は、このあと祖母も登場したんです☆
「あー、なるほど〜♪」というような(^^)
そこの写真はないので、私のみ知るところではあるんですが(^^;

今回の旅で、私も冬にまたすぐに行きたくなっています!
冬の晴天となると、ハードルは高いでしょうね(^^;
  • by 華
  • 2020/09/08 8:10 PM
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