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佐渡名瀑めぐり 〜 佐渡最大・七ツ滝 〜 (破)

2012.06.07 Thursday

 
七ツ滝を目指した私たち一向は、魚留滝の滝壺で最初の決断を迫られていました。
(“最初の”とは言いますが、後にも先にも、今回の行程で“決断”を迫られたのはこの時だけです。しかも、全然緊迫していないです・・・)

既にトラブルも発生していたこともあり、これ以上のトラブルは全体の士気の低下にも繋がる恐れがあったため、ここは素直に引き返すことを選択しました。
(実際、そこまで深刻に考えた人間がいるはずもありませんが・・・)


しかも、トラブルといったって、たかがSさん1人が勝手に川へ落ちただけのことです。

何なら、この大事な日を2日酔いで迎えたSさん本人の自己管理能力が著しく欠如しているだけの話です。

私に言わせれば「ザマを見ろ」といったところです。



DSC02712(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/30sec F5.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

そしてもと来た道を素直に引き返します。

引き続き「泳げば・・・」という声がかかっていましたが、Sさんのお気に召さなかったようで。。。



DSC05318.JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8ZA】
-- 135mm 1/80sec F2.8 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

高巻の最中に見つけた花です。


この葉っぱに、桜のような花・・・。

見たことがありません。



DSC05321.JPG
【α77】+【Sonnar T* 135mm F1.8ZA】
-- 135mm 1/160sec F2.8 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

高巻きを終え、再び川沿いへ戻ってきました。


小さな滝を巻く割にずいぶんと骨の折れる高巻きでした。

しかも、崖スレスレのところを歩かざるを得ないルートのため、結構おっかなかったりします。


4年前に来たときは明確な踏み跡があったんですが、今回は全然判りませんでした。



DSC02713(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/20sec F11.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

見覚えのある釜です。

徐々に渓相が変わってきました。


DSC02716(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 26mm 1/25sec F11.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

この釜にたどり着く直前、私の前方を歩いていたK氏の姿が突如として消えたような気がしました。


「まさか、K氏に限って・・・」

なんて思っていたんですが、追いついてみると半身水に濡れたK氏がいました。


弘法にも筆の誤りは・・・あるんですね。

Sさんに続き、K氏もまさかの水没です。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 40mm 1/20sec F11.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

釜を過ぎた廊下は魅力的でした。

水量が多ければ、もっと魅力的なゴルジュだったのではないでしょうか。。。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/20sec F11.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

出発してから既に2時間半が経過していました。



DSC02722(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/20sec F11.0 ISO=100 多分割測光WB=太陽光 --

4年前に一緒にここを歩いた私とSさんですが、お互いの記憶にはずいぶんと差があったようです。


私はこれくらいの時間と距離は当然と思っていたんですが、Sさんにすると随分長い距離に感じていたようです。

まぁ、ゆっくりゆっくり道草をしながら歩いてきたので、時間は随分とかかっていたのは事実です。


しかし、Sさんは、この段になって「やっと酔いが覚めてきました・・・」という状態でした。

今回は彼にとって相当辛い道のりだったのではないでしょうか・・・?



DSC02725(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/13sec F11.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

道中、K氏が何度か口にしていましたが「宮崎 駿 ワールド」を髣髴とさせる風光明媚な光景でした。


Hさんも「ウチの庭園にも欲しいな・・・」と呟いておられました。

これを庭で再現するには骨が折れそうですが・・・。



DSC02727(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- シャッタースピード優先 16mm 1/2.5sec F22.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 -0.7EV --



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- シャッタースピード優先 35mm 1/5sec F25.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 -0.7EV --



DSC02731(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- シャッタースピード優先 50mm 1/5sec F29.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 -0.7EV --

この滑床もハッキリと記憶にある岩場でした。

しかし、前回のようなフェルト地の靴底ではなかったため、とにかく滑りました・・・。


この岩場を越えて少し進むと、いよいよ七ツ滝を確認できるポイントがあったハズです。

そのあたりの記憶に間違いは無かったんですが、季節柄、木の葉が生い茂っており、滝を確認することはできませんでした。



DSC02732(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/40sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

そしていよいよ滝を目前にした最大の難所にやってきました。

先を行っていたHさんとSさんもこの難所を前に立ち止まっていました。



DSC02734(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 35mm 1/60sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

難所といったって全然大したことは無いんでしょうけど、私たちにとっては「長靴に水が入りそうな場所」=「難所」です。

既に1度水没したK氏とSさんは割とフツーにこの切り立った滑床を進んで行きました。


私とHさんは苦労しました。


1度は「高巻きしよう」と引き返し、右岸の斜面をよじ登ろうともしました。

しかし、じっと立っているだけでもズルズルと滑るような斜面に高巻きどころではなくなり、「濡れよう!」と意を決しました。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/30sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

何とかこの難所を乗り越えました。

長靴に水が入ることもありませんでした。

その気になれば出来るもんです。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/20sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

さらに滑床が続きます。

4年前にこの滝を目指して歩いた時の記憶の最後の景色がこの場所です。


その時は、手前左に見える岩のあたりから斜面をよじ登り、谷を挟んで滝が見える場所へたどり着きました。

そして、その場所が最終到達地点でした。


この日は滝の中腹を目指し、未踏の地へと足を踏み入れます。



DSC02742(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/15sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

滑床を進むと、川が90度左へ折れていました。

そしてそこには釜が現れました。


写真の向かって左側の岩場を進み、流れの中にある倒木の上を伝います。



DSC02746(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/15sec F5.6 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

倒木を伝い、狭い岩場へ飛び移りました。

振り返って一息です。


さすがは佐渡一を誇る大滝です。

最後の最後まで侵入者を拒むように難所が続きます。



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【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/25sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

狭い岩場の先には大きな深い釜が待ち受けていました。

「これでもか」といった感じです・・・。


向かって右側の斜面を滑らないように慎重に進み、流れの手前から木々を伝って上へと進みます。



DSC02807(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 28mm 1/5sec F8.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

最後の釜を越え、振り返ってまた一息つきます。

ここも見事な天然ウォータースライダーです。


「無事に帰れるかなぁ・・・」

と、ちょっぴり不安にもなりました。



DSC02748(太陽光).JPG
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/30sec F11.0 ISO=100 多分割測光 WB=太陽光 --

最後の滑床を越えると比較的広い河原に到着しました。

目の前にドーンと滝を拝めるのかと思っていたんですが、一筋縄には行きません。

写真の左奥に見えるのが七ツ滝の最下段のようです。


SさんとHさんがホッとした面持ちで一服しておりました。

「あれ? K氏は?」

と行方を目で追うと、早速最下段の滝に取り付き、乗り越えようとしている姿が見えました。



はやる気持ちを抑えながらも、私も後を追いました。

リュックを置き、三脚を伸ばし、α100α550を首からぶら下げながらK氏を追いました。



【続く】
コメント
おお、最終堰堤の位置は私の思っていたのと同じでした。
確認できてありがたいです。

これから先の小河内はクズのヤブが猛烈になるんで難しそうですが、
私も一度は「最大の滝」を目指したいもんです。

写真を見るだけでウキウキするような若葉で、いい一日になったこ
とでしょう。花はシャクナゲですね。
  • by shirota
  • 2012/06/08 12:10 AM
shirotaさん、こんばんは!
いつもありがとうございます(^^)

今回も山居道への入り口を見つけることはできませんでした。
緑があまりにも豊かで濃すぎたもので・・・(^^;

今頃がこの滝を目指す限界でしょうね。
これ以降になると、7月に行ったことのある方が「カヤを刈りながら7時間かけて進んだ」
という話を聞きました。
当然、水量も少なかったそうです。

花はシャクナゲなんですね!?
アレがシャクナゲですか!?

そういえば、シャクナゲといえば私、咲いている姿を満足に見たことがありませんでした。
ありがとうございます(^^)
  • by 
  • 2012/06/08 7:55 PM
七月末九月末とかの小河内なんて地獄のヤブでしたよ:)
堰堤さえ無ければ川の中をバシャバシャ歩いて行けるのになあ。
  • by shirota
  • 2012/06/08 11:36 PM
shirotaさん、こんばんは!
いつもありがとうございます(^^)

その頃はとてもじゃないですが、この川へは入れませんね。
ただでさえ水が少ない川なのに、ただのヤブと化していそうですね・・・(汗)

下流は堰堤がづらづらと連なってますからねぇ。

今回も結構ヤブ漕ぎしましたが、蜂の巣なんかに出くわさないかヒヤヒヤもんでした(汗)
蛇はまだ良いとしても、蜂は本当に「ごめんなさい」です!
  • by 
  • 2012/06/10 9:35 PM
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