2008/04

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大佐渡スカイラインから林道を入ったところにある、黒滝と白滝を見に行って来ました。





黒滝です。


ダイナミックな滝でした。

ここまでは歩道があり、誰でも簡単に降りれます。





白滝です。

黒滝の下流にあります。


幽玄な雰囲気をかもし出していました。

一歩足を踏み外すと、二度と帰って来れなそうな崖下にあります。





歩道の入口にありました。

オオカメノキというそうです。


葉っぱが大きな亀の甲羅に似ているところから、そう呼ばれるそうです。


佐渡の南部、小佐渡地方では、

サルノケツヌグイ、またはイタチノケツヌグイと言うそうです。


人の尻拭いには適さないとのことです。。。





久しぶりに見たシラネアオイです。

葉っぱの傘の下に咲いていました。





山野草の女王です。


1科1属1種として、ただの1人で7,500万年間生き延びてきた花です。

淡い色と、風に揺られるはかなげな花びらからは、強さは容易に想像できません。


日本海側のブナ林床にのみ生き残るそうです。





崖の上に風に舞う羽のように揺らめいていました。

キタコブシというんだと思います。





これは何と言うんだか解りませんが、、、

花火みたいに咲いている姿が、なんともやんちゃ坊主っぽくて気に入りました。





今年はよくお目にかかります。

雪割草です。


何度見ても可愛らしいですね。





ショウジョウバカマですね。

時期が遅いのか、この花は少ししおれた感じであったり、色が褪せてしまった感じのものをたくさん見ますが、
この子は色も濃く、瑞々しかったです。





帰り際に見つけました。

ヒトリシズカです。

今年初です。


ブラシのような花が、まだ眠そうな感じです。


この場所は標高400mくらいのところだと思うんですが、気温もまだ高くなく、谷沿いであることから山野草は今がピークという感じでした。

シラネアオイを見つけただけでこの日はもう十分といった感じでしたが、腹ばいになってカメラを構えている自分を俯瞰してみて、
とても楽しんでいることを実感できました。



佐渡の春をとても楽しんでいます。


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昨晩は、車で飲みにお出かけ、、、

そのまま車中泊で朝を迎えました。


だんだんこんなことが慣れになって来てしまいました。。。





6:43AM


すばらしいお天気の朝でした。

海も真っ青でした。





11:55AM

道端にて気になる花発見です!





これまたなんて花でしょ??

嬉々として咲いているように見えます。





しかも地を這うように群生してます。。。





そのお隣には、また太陽の子のような花が咲いておりました。

これも名前がわからんのです。。。





6:18PM


午後になって雷雨になり、夕方になってまた陽が射してきました。

沈みかけの夕陽が隠れる直前でした。





夕陽がおちてしまった後の相川湾です。

雨上がりの夕方そのものといった感じで、今日1日の色々がうつろに漂っているような感じでした。



明日は晴れるでしょうか。。。


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日中はずっと雨でしたが、夕方頃から雨もあがりました。

雨上がりの夜は、空気も澄んでいるようで、つーんとした感じが好きです。





何の変哲も無い道路と街灯ですが、いつもより、ほんの少し輝いて見えます。





何の変哲も無い夜景ですが、いつもよりほんの少し澄んで見えます。





道端でみつけたチューリップです。


滅多に使わないフラッシュを焚いてみました。

きっと驚いたことでしょう。。。

雨の跡がこんなにハッキリ残ってました。





普段はわびしく灯っている街灯が、今日はスポットライトになっています。

庭先の花も、雨化粧されています。



雨上がりの夜は、キラキラしています。



七ツ滝
を目指す道中、楽しませてくれた花たちです。





岩肌に咲くイソスミレです。


どうも彼を捕らえるのがうまく行きません。。。

気難しい花なのかも知れません。





これは苔ですな。。。

原始的な感じです。


中学生くらいの時に苔の生態を習った気がしますけど、とうに忘れました。





割と山奥の方にたくさん群生していました。

鈴のような花ですが、何て言うんでしょ?


とりあえず、これもミヤマシラネソウとしておきます。





ニリンソウです。


北原白秋の歌だそうですが、

「一輪咲いて一輪草、二輪咲いて二輪草、三輪咲いて三輪草」

というそうです。


まったくもってその通りだと思います。。。

が、ニリンソウも必ずしも二輪咲くものでもないらしいです。


この子も一輪です。

でも、やっぱりニリンソウです。





エンレイソウというそうです。

大変失礼ですが、絶対に毒があると思ってました。。。


花が咲くまでに15年もかかるそうで、漢字では延齢草と書きます。

6月頃に実が熟すそうなんですが、美味しいらしいです。

毒もないらしいです。


…が、口の中が大変な色になるそうです。





この日一番キレイに見えたのは、この花です。

ワサビの花です。

香りまでお届け出来ないのが残念です。


このあと、ワサビを醤油漬けにしていただきました。

とても美味しく、お酒がすすみました。



味をお届け出来ないのも残念です。。。


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佐渡市内で最大の滝と言われる滝へ行ってきました。





佐渡の外海府にある集落・岩谷口(いわやぐち)。

ここを流れる小河内(こごうち)の上流に七ツ滝はあります。


出合いからして、不敵な感じの漂うところです。





上流には堰堤があり、かつては林道が通っていたそうです。

今は流されて跡形もありません。


昔はここが山越えの道だったそうです。

暴れる川だそうです。





出合いから約3km。

支流にも滝がありました。





さらに上流へ。

なにかが潜んでいそうな釜です。





なおも上流へ。


渓相が変って来ました。

まだ滝は見えません。。。


きっと1人だったら、心が折れて、引き返すところです。。。





出発から約2時間。

ついに滝の上部が見えました。


高いです。





これでもかと難所が現れます。

振り返って一息です。





やっとお目見えした七ツ滝の全景です。


落差は約100mです。

七段の滝です。


滝の中ほどの壺からは、落ち口まで一直線に望めるようなんですが、この日の装備ではそこまではとてもたどり着けませんでした。





落ち口から見たら、きっとまた素晴らしい景色なんでしょうけど…。


「あんまりやりたくないですね」

と、一緒に来た相棒に言われました。。。



「七ツ滝」は“ななつがたき”と読むそうです。

きっと佐渡の人でも、地元の方以外は知る人はそんなに多くはないかも知れません。

かくいう自分も全く知りませんでした。


佐渡にもこんなに大きな滝があったんですね。

佐渡一の落差を誇るに相応しく、また、佐渡一の秘境と言っても過言ではないと思います。


今回は滝の直下で行き詰ってしまい、苦し紛れに、脇の斜面を登って何とかカメラに収めましたが、木々が邪魔してしまうのはどうしようもありません。。。

これを全部刈り取って、道でもつけたら名所にもなりそう・・・などと、またロクでもないようなことを考えてしまいました。



次に来る時は、もっと上へ進んでみたいと思います。


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4月19、20日と、佐渡金山にて「おけさ華の乱」というお祭りが行われました。


かつては、「おけさまつり」という島開きのイベントとして、相川市街地にある佐渡会館というホールで行われていたお祭りですが、
佐渡金山の桜並木との融合で、この2〜3年で姿を変えてきたお祭りです。

お天気にも恵まれましたが、特に日曜日はお客さんの出足も好調だったようです。


今年は、道遊の割戸からの打ち上げ花火も行われました。





「鬼太鼓」です。





相川の芸能公演は、いつもこの石花(いしげ)鬼太鼓保存会の鬼太鼓で始まります。





「相川音頭」です。





かつて佐渡奉行の前で披露された御前踊りです。

盆踊りでも舞われていました。


笠で顔を覆うのは、お奉行に失礼にならないようにとか、また、死者の魂の化身と同化するためなどの諸説があります。





そして「佐渡おけさ」です。





「佐渡おけさ」は、“正調おけさ” “ぞめきおけさ” “選鉱場おけさ”からなり、徐々にお囃子の調子や、テンポが速くなって行きます。

スキップを踏むように飛び跳ねるのは“選鉱場おけさ”です。





和太鼓集団・鼓童の登場です。





「鬼剣舞(おにけんばい)」というそうです。

私も初めて観ました。


夜の街角でこんなんに出会ったら、きっと怖いだろうなと思いました。





大太鼓です。

力の限り・・・という感じを受けました。


太鼓に共感・共鳴するのは、“鼓動”を体感できるからなのかも知れません





フィナーレを飾る道遊の割戸からの打ち上げ花火です。


今年の初花火です。

“観光の島”として、佐渡の復活の狼煙となるのかどうか、、、



すべては、島民の気持ち1つだと思います。


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佐渡の最北端にある内海府小学校を訪れました。

平成18年に創立130周年を迎えた、歴史と、懐かしさの薫る小学校です。


ここの名物は校庭に咲く「さっちゃん」という大きな桜の木です。

昨年来た時は既に花が散っていたので(6月だったから当たり前ですが・・・)、今回、「さっちゃん」の咲き誇る姿を初めて目の当たりにしました。





校庭の真ん中に根を張る「さっちゃん」





130年間、ここで児童たちの成長の姿を見つめていたんですね。





桜の花って、こんな風に咲くんだ??って改めて気付かされました。

まるで、紫陽花大の桜の塊が、ボン!ボン!と咲いています。





「春」「桜」「学び舎」、、、

懐かしい香りがします。





去年はほとんど咲かなかったそうです。


そりゃあ、桜の木にだって、咲きたくない気分の時はあるでしょう。

今年はヤル気になってくれたんですね。



撮影を終えて帰ろうとすると、職員室の窓が開き、先生が顔を出しました。

「見てみて、ご感想はどうですか??」

と、おっしゃるもんですから、

「日本人に生まれて良かったと思いました」

と答えたら、笑っておられました。


この日の前日に、「お花見給食」なんかもあったそうで、ちょうど満開だったそうです。

空が曇ってしまっていたのが残念でしたが、欲張るのも悪いので、青空をバックにした「さっちゃん」はまた来年撮りたいと思います。



「さっちゃん」

またね。



写真家・天野 尚さん
の写真展(写真集)『佐渡 海底から原始の森へ』で一躍有名となった大杉を見に行く機会に恵まれました。

実家が民宿の先輩がいるんですが、先輩のお父さんがお泊りのお客様方を山へ案内するということで便乗させてもらってきました。


ルートは佐渡の北端にほど近い集落・関(せき)から林道を車で15分。

そこから標高900m付近まで約1時間登ったところです。


今日は大杉の他にも、たくさんの佐渡の春の花を満喫しました。

すごかったです。





ミヤマキケマンというそうです。


「ケマン」はインド人の装飾品だそうで、“深い山に咲く黄色いケマン”という意味でこの名前がついたそうです。

実際には、深い山には咲かないそうです。。。





今年初めて目にしたカタクリです。


こころなしか、恥ずかしそうに咲いています。

林道終点付近では非常に大きなカタクリが群生してました。





雪割草です。

彼(彼女??)らの視線の先を追ってみました。





これまた可愛らしい雪割草たちです。


保育園とか幼稚園の制服って、こんな色合いのものが多いと思います。

可愛い園児達が並んでいるようです。





シキミ・・・と言うんだと思います。


死者の不浄を消す香木だそうです。

佐渡のシキミは日本の北限だそうです


(※)シキミではなく、ナニワズ(ナツボウズ)というそうです。
  たんぽぽさん、amatelさん、ご指摘ありがとうございました。





標高約700mほどでお目見えした大杉のひとつです。

「関の大杉(仮名)」というそうです。


写真からだと大きさが解りづらいですが、囲うには大人10人くらいは要りそうです。





杉模様です。





今回のお目当てである大杉です。

「金剛杉」というそうです。


きっと、佐渡の原始の時代からずっとここに根を張り、厳しい自然にじっと耐えてきたんだと思います。

自然の力は偉大です。





下山途中に見つけた雪割草の群生です。

今日はもう、この花にメロメロにされました。


「可憐」とはこの花のことを言うんだと思います。





いたるところに見られたミヤマシラネソウ。

白、青、紫の3色がありました。


ミヤマシラネソウとは「深山知らねー草」と書くそうで、佐渡の外海府のトオチャンたちに言わせると、

「花の名前を聞かれたら、そう答えておけばまちげーねー(間違いない)」

とのことです。。。



つまりは、何の花だかわかりません。





この日1輪だけ見つけたショウジョウバカマです。

湿地を好むそうで、私とは仲良くはなれそうにありません。。。





最後を飾ってくれたのは、トリカブトです。


赤々とした根元をかじりでもした日には、すぐに昇天してしまいます。

猛毒です。


佐渡の外海府のカァチャンたちと山へ入ると、この草を見つけるたびに

「ダン(旦那)に食わせんならん(食べさせなければ)」

と誰かが漏らします。。。


外海府のカァチャンは強いです。

そして怖いです。。。



今日行った金剛杉から、あと一歩のところに新潟大学の演習林があり、さらなる巨木群が並びます。

入山には許可が必要となりますが、いずれそこにも足を運べたらと思います。



それにしても、久しぶりに自然とじっくり戯れた気がしました。

また、これに懲りずに相手にしてもらえたらと思います。


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4月15、16日は全島的に祭りがあります。

イベントごとではなく、集落単位で古くから続くお祭りです。


太鼓、鬼、豆まき、、、

集落によってまちまちですが、季節柄“五穀豊穣”を願うところが多いようです。





こちらの地区もお祭りだったようです。





村社「熊野神社」とあります。





この神社へ向かった時間は23時頃だったんですけど、どこからともなく、太鼓の音が響いていました。





狛犬さんもご満悦の様子です??





社の前からです。



神様にお尻を向けるのは失礼かとも思いましたが、神様と同じ視線をたどって見ました。


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いたるところに花が咲いています。

また、その1つ1つの名前を知りたいと思う自分がいます。

去年の春にはなかったこと。


歳のせいかも知れませんが、楽しみが増えたのは確かです。





自宅の裏庭に咲いています。

何て花でしょう??


朝イチの写真なんですが、夜露の名残が演出してくれてます。

やはり、いい写真を撮るには早起きがミソだなぁ・・・と最近よく思います。





坂道と石垣の多い相川の町ですけど、石垣に弦を伝って咲くのがツルニチニチソウです。


花を摘むと、根元に甘い蜜があります。

昔よく吸いました。

今日も、おっきなクマバチさんが、蜜の採取にいらしていました。


『相川は 石垣の町 蔓桔梗(つるぎきょう)』

とは、相川の方が詠んだ句だそうですが、俳句では蔓桔梗の名で呼ばれています。





エゾエンゴサクというそうです。

蝦夷は北海道のことだそうですが、寒地系植物とのことです。


球根が延胡索(えんごさく)と呼ばれ、薬用とされたそうです。





これまた愛らしい。。。

何と言うのかわかりませんが、昔よく遊びに行ったお宅のヤギが、美味しそうにモシャモシャ食べてました。



花にまつわる懐かしい記憶が呼び覚まされる今日このごろです。