2008/06

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

<< >>


You bring the rain from nowhere



And wash all my dreams away



Turn my precious colors



Into plain tyres of grey



♪YOU BRING THE RAIN/YUKIHIDE TAKEKAWA


仕事が多忙をきわめ、普段使わない頭を使う今日この頃。
人並みに疲れが出るようで、久しぶりにのんびりとカメラを構える時間の出来た土曜日の午後でした。


ドクダミの花です。


ずっと気になっていたんですけど、やっとカメラに収めました。
あの毒々しい葉っぱの風貌と、強烈な匂いからは考えられないほど清楚な花です。


これもずっと気になっていた花です。


名前は解らないんですけど、2枚だけ下に伸びた白い花びらが特徴です。


山椒の実でしょうか?
良い香りがしていました。


今日もたくさん会いました。
久しぶりに見た正面からのアングルです。

結構ジジくさい顔しています。


野イチゴなんて久しぶりに見ました。
昔はもっと道端にたくさんあったような気がしたんですが。。。

赤、紫、、そしてこのオレンジと、色とりどりの野イチゴがあります。
それぞれに味が違うんですけど、今の子供たちはこのイチゴを知っているんでしょうか?


これまた、言葉に出すのも懐かしい、アメンボです。
曇り空の下の水面を不規則に這っていました。

アメンボがたくさんいる水面を遠目に見ると、雨が落ちているように見えます。
それこそがアメンボの名の所以なんでしょうが。。。

明日はいよいよ雨になりそうです。


梅雨入りして久しいんですが、全然雨が降りませんね。
毎日雲が覆って、雨が落ちてきそうな雰囲気はあるんですけど、むしろ過ごしやすい天気が続いています。

・・・それにしても、最近多忙です。
カメラをじっくりと構える余裕がありません。

良くないことです。


佐渡の最高峰・金北山です。
最近、わりと爽やかな天気が多いですけど、大佐渡山脈の山々はいつも厚くて暗い雲の中です。

そんな中、雲が晴れた夕方の景色です。


主役は鏡の中へ。。。

田んぼにうつった夕陽のかけらです。
風がないと田んぼも立派な鏡になります。


海に映った夕陽のかけらです。
風があると、眩しさが倍増します。

明日も晴れるのかな。。。


山へ行ってみました。


川にゆらりと魚影が・・・。
これはヤマメですね。


ひいっ!

背筋がゾゾゾってなるくらい、うじゃうじゃいました。
小さい頃はこんなの素手でつかむの平気だったんですが、今では絶対に無理です。

続いて海へ行ってみました。


見事な補色ですね。
これはベトカチかな?

ベトカチと言っても通じるんでしょうか?
正式名称は知りません。小さい頃から、ベトカチと呼んで来ましたから。


これは岩の隙間からこちらを伺っているカニさんですね。
警戒しつつも、両手(ハサミ)を使って口に何かを運び続けていました。

警戒よりも食い気が勝るようです。

ケムシを見たせいか、どうも体中が痒い気がします。
情けない。。。


最近、仕事の帰り道に、ある桟橋へ通いました。


桟橋と言ってよいのかどうか。。。
昔はもっと狭い砂浜だったと思うんですが、道路の拡張などで潮の流れも変わったんでしょうか?
その古い桟橋は、砂浜に埋没しかけていました。


その桟橋は、真野湾の静かな入り江にありました。
対岸には小佐渡の山並みと、月が見えました。


遠く、飛行機が過ぎて行きます。


この静かな入り江も、もうすぐ道路の拡張により消えてしまいます。


この静かな入り江は、私の最も尊敬する人が、最も好きだった場所です。
面影を追ってみたくなったもので、この場所へ来てみたんです。

この場所のすぐ100mも先まで、道路の拡張工事は迫っています。
せめて秋が来るまで、この場所はこの場所のままでいて欲しいなぁ。


梅雨らしい1日でした。
午後からは、一時本格的な雨となったようですが、例年に比べればまだまだ少ないようです。


恵みの雨になったかどうか。。。
水浴びにはちょうど良かったかも知れません。


雨上がりの霧に煙る小佐渡の風景。


そして、この季節の主役といえば、この方でしょう。
もうすぐカタツムリも見られることかと。。。


申し訳程度の夕焼け。
それでも、あの雲の向こうは一面オレンジの世界なんでしょうね。

明日も雨になるのかな。。。


最近、帰り道が眩しいです。
前が見えません。
ただでさえ、開いているんだかどうだか解らない目が、余計に開かなくなります。


佐和田の中央海岸にて。
犬(たぶん)2匹と孫(たぶん)を背負って散歩する老人(たぶん)。


そして、誰もいなくなりました。


桟橋で夕陽に見とれる(たぶん)初老(たぶん)の人。


そして、誰もいなくなりました。


そして今宵は、ややおぼろ月。

満月です(たぶん)。


真野湾は静かな砂地の入り江です。

遠浅の海岸には、人の邪魔の入る心配のない浅瀬があるようです。











どんな会話を交わしていたんでしょうか?

「ヤぁね。人間よ。人間!」
「ホント。人間だわ。人間!」

そんな感じかな。。。


昨日の海と空の青です。


9:00am
佐和田海水浴場にて。
靴の先が濡れるほどの波打ち際まで来たのは久しぶりかも知れません。


1:00pm
沢根(さわね)崖下の桟橋より。


桟橋の先端からの真野湾。
この日の海は、今年一番の“青”でした。


こんな海なら、もういつでも飛び込み準備OKです。

ところで、私の友人が「海の青と、空の青はどっちが先?」と言ったことがあります。
この日も解らずじまいでしたが、どっちが先なんでしょう?


梅雨入りして間もないんですけど、一瞬、梅雨が明けてしまったのかと思うほど、カラリと晴れた今日でした。


帰路。

真野湾の夕景です。


真野湾から見た夕陽は、二見(ふたみ)半島の山へ沈んでいきます。


車で10分。

相川へ先回りします。
夕陽も沈み直しです。


佐渡の北西側の海岸線に位置する相川からは、夕陽は海に沈んでいきます。


そう、夕陽は2度沈みます。


そんなに明日へ急いでどうするんだろうと思うくらい、あっという間に水平線の向こうへ沈んでいきます。


すっかり夕陽の落ちた相川湾の夕景です。
一里島の灯標だけが残りました。

当たり前のように見える夕陽も、この地球が果てるまで見続けることが出来るんでしょうか?
大きな宇宙時間にしてみれば、人間の生きている時間はほんの僅かな時間に過ぎません。

その僅かの間に、こんなに素晴らしい夕陽を目の当たりに出来ることに、感謝しなければいけませんね。