「カメラ」といえば、やはり皆さんはCanonとかNikonなんでしょうか?
はたまたOlympusとかPentaxとか。。。
私は単純にSONY製品が好きなものですから、2年前に一眼レフを購入した時も、普通にSONYの“α”を選択しました。
それ以前は、SONYのサイバーショットを使用していた訳ですし、特に迷う必要も何もありませんでした。
そして、もちろん不満も何も無い訳なんですが。。。
さて、未だかつて同じαユーザーを見かけたことが無いという私ですが、しかしながらこのたび「生涯α」を心に固く誓わせていただきました。
一大決心の末、新しいレンズを一本購入しました。
【50mm F2.8 Macro】
その名も高き“Gレンズ”。
70-400mm F4-5.6 SSMというものです。
定価で購入したら25万円程度もする品なんですが、定価より随分と安く購入することができました。
(と言っても、この先1年間はエコと節制に徹する必要がありますが・・・)
一大決心の割に、カタログでしか見ていなかったので、製品が到着してぶっ飛んでしまいそうになりました。
【Canon PowerShot A480】
でかっ!
フードも含め、最長で30cmはあろうかというキャノン砲です。
α本体がオモチャみたいに見えます。
そして、とても重いです。(重量約1.5kg)
【50mm F2.8 Macro】
このレンズのさらに上位機種となると、いわゆる“サンニッパ”(300mm F2.8)のような“白レンズ”になってしまうんですが、
その一つ手前に“シルバーレンズ”として、SONYがαレンズのラインアップに“超望遠”域という新しいジャンルを開拓したようです。
もっとも“白レンズ”の域となると、もはや経済的にも手を出せるような代物ではありませんし、
今回私が最も惹かれたのも、この400mmという超望遠域です。
カタログとかカメラ雑誌で見た限りでは、随分安っぽくも映ったこの“シルバーレンズ”なんですが、
いざ実物を目の前にすると色合いといい、質感といい、高級感が漂う仕上がりとなっています。(と思います)
【50mm F2.8 Macro】
今までは“カメラを持って歩く”という感覚だったんですが、
このレンズを装着したα100を手に取ろうとすると“レンズを持って歩く”という感覚になってしまいます。
「カメラに装着したレンズ」ではなく「レンズに装着したカメラ」と言った方が良いのかも知れません。
こんなレンズだと、α100本体がこのレンズの性能を存分に受け止められるものかどうかいささか疑問に思ってしまいますが。。。
その前に、腕前ですね。。。
【50mm F2.8 Macro】
フードには、フィルターを回転させるための“窓”が設置されています。
この辺りは、フィルターきちがいの私にはとても嬉しいところ。
フード内部の植毛処理といい、細かな気配りが行き届いています。
なんて、知ったかぶりばかり書いていますが、実際にこのレンズを手にしてみてまず思ったことは、
「こんなん買って、どうすんねん?」
です。
完全にビビッてしまいました。。。
という訳で、まずは試し撮りです。
【70-400mm F4-5.6 SSM】
-- 400mm 1/50秒 F8.0 ISO=100 AWB 多分割測光 --
APS-Cフォーマットのカメラに装着すると、実に600mm換算となります。
写真は400mmでの撮影を、さらにトリミングしたものです。
今まで使用していた
75-300mm F4.5-5.6と比較するのも何ですが、実にシャープでクリアな写りです。(だと思います。多分・・・)
【70-400mm F4-5.6 SSM】
-- 400mm 1/40秒 F7.1 ISO=200 AWB 多分割測光 --
ただ、機動力を考えると、断然75-300mm F4.5-5.6に軍配が上がりそうです。
また、オートフォーカス時はSSM(超音波モーター)の駆動が非常に静かで滑らかなのですが、
フォーカスの速度自体は75-300mm F4.5-5.6の方が早いように思えました。
この日は月という静止した被写体でしたが、野鳥やスポーツなんかの動く被写体の時の動作がどのようなものか。
この辺りは、これから使用していって確認することになりそうです。
と言う訳で、身の程知らずもいいところと笑われそうですが、いたって大真面目にこのレンズを購入してしまいました。
カールツァイスレンズを購入した時にも思ったんですが、もう後戻りは出来ません。
“生涯αユーザー”を誓うとともに、一生をかけてこのレンズの元を取れるだけの腕前を身につけなければと思う所存でございます。