201006
Tuesday
梅雨の真ん中の爽やかなある日の海府道です。
ちょっとした急用ができ、内海府経由で北鵜島(きたうしま)までひとっ走りすることになりました。
【50mm F1.4】
-- 50mm 1/500s F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
内海府の海岸線より見た両津湾です。
対岸は姫崎(ひめざき)に突き出した半島です。
【50mm F1.4】
-- プログラムAE 50mm 1/500s F13.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 -0.3EV --
虫崎(むっさき)集落の先にある弁天岩です。
【50mm F1.4】
-- プログラムAE 50mm 1/640s F13.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 -0.3EV --
午後になると内海府海岸は大佐渡山地に遮られて日陰となります。
余分な日光が遮断され、海は黒々とした青です。
【50mm F1.4】
-- 絞り優先 50mm 1/320s F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 -0.3EV --
虫崎トンネルを越えたあたりから、弁天岩を振り返ります。
遠く霞んでいるのは小佐渡丘陵です。
【50mm F1.4】
-- 絞り優先 50mm 1/640s F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 -0.3EV --
見立(みたて)の集落より。
弁天岩を挟んで、向こう側に見える防波堤は鷲崎(わっさき)漁港です。
【50mm F1.4】
-- 絞り優先 50mm 1/320s F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 -0.3EV --
最北端の弾崎(はじきざき)を越えると外海府海岸です。
目の前に大野亀が迫って来ました。
【50mm F1.4】
-- 絞り優先 50mm 1/800s F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 -0.3EV --
願大橋から振り返るとニツ亀です。
ここからは外海です。
さっきまでは鏡のようだった海に白い波が立っています。
【50mm F1.4】
-- 絞り優先 50mm 1/2000s F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 -0.3EV --
内海府とは別の顔をした外海府の海岸線です。
写真左のとんがった岩の向こう側には、先日行った「船隠しの岩場」があります。
【50mm F1.4】
-- 絞り優先 50mm 1/800s F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 -0.3EV --
振り返ると大野亀です。
大きいです。
【50mm F1.4】
-- 絞り優先 50mm 1/640s F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 -0.3EV --
手彫りの面影の残る、これが北鵜島3号トンネルです。
これを抜けると北鵜島です。
トンネルの向こう側はギラギラと波の立った日本海です。
このあたりは、
今でこそ立派な車道が通っていますが、昭和40年代までは鷲崎方面からの海路しか移動手段が無かったという、まさに“陸の孤島”です。
そのため、この北鵜島と願(ねがい)、そして真更川(まさらがら)の3集落は、外海府海岸に位置していながら
旧・相川町から旧・両津市に編入されたといいます。
海路が絶たれた時は、親不知のような海岸線を荒波の間隙をぬって走り抜けたんでしょうか?
被っている笠が風で飛ばされてしまうような山間の峠道を越えたんでしょうか?
冬場の時化の夜は家族で身を寄せて過ごしたんでしょうか?
当時の“陸の孤島”の記憶の残るこの北端の3つの集落を、しかし私は大好きです。
相川方面から岩谷口(いわやぐち)を過ぎ、跳ね坂を登り、大ザレ渓谷を渡り、やっとたどり着いたという安堵感のある真更川。
戸数は少ないながらも、何かカラっとした明るい感じのする北鵜島。
大野亀、二ツ亀、賽の河原、そしてかつての扇岩と、佐渡でもっとも秘境の香りのする願。
いつでも、何度でも、ここを訪ねたくなってしまいます。
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