毎年「今年こそ残さずすべての山野草を撮ってやる」なんて思っているんですが、
結局4月は予定がたくさん重なり、土日はほとんどが潰れてしまいます。
そんな中、もう10日くらいも前になるんですが、僅かな余力を振り絞って戸地川へ行ってきました。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm 3.5-4.5 ZA】
-- 20mm 1/1.3sec F16.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 C-PL --
小俣沢の小滝です。
この日は雨上がりだったせいか、水量が多く、小さな滝壺からは飛沫が舞っていました。
【α550】+【Sonnar T* 135mm F1.8ZA】
-- 135mm 1/160sec F2.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
福寿草です。
もう枯れ落ちてしまったと思っていたんですが、背丈も高く、キレイな形のものがたくさん残っていました。
【α550】+【Sonnar T* 135mm F1.8ZA】
-- 135mm 1/500sec F1.8 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
雪割草です。
今年は昨年に比べて気温が低いせいか、どうも雪割草の顔色が冴えない気がしてなりません。。。
【α550】+【Sonnar T* 135mm F1.8ZA】
-- 135mm 1/500sec F1.8 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
【α550】+【Sonnar T* 135mm F1.8ZA】
-- 135mm 1/500sec F1.8 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
3月の始めに下流で開花を確認したんですが、そのあとは冬と春が行ったり来たり。。。
山野草たちにとっては、なかなか顔を出しづらい気候だったに違いありません。
それとも、去年の春が暖かく、花の息が長すぎた影響が残っているんでしょうか。。。
【α550】+【Sonnar T* 135mm F1.8ZA】
-- 135mm 1/200sec F1.8 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
ミヤマキケマンです。
ミヤマとは「深山」という意味だそうですが、佐渡では大して深い山に入らずとも出会える花です。
ちなみに、佐渡で見知らぬ山野草を見つけたら、たいていは「ミヤマシラネソウ」と言っておけば済むそうです。
その意味は、シラネソウ=「知らねぇ草」だそうです。。。
【α550】+【Sonnar T* 135mm F1.8ZA】
-- 135mm 1/320sec F1.8 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
エゾエンゴサクです。
至るところに群生していてとてもキレイでした。
私のバイブルである
『佐渡の花』(佐渡の植物刊行会・ドンデンの自然を考える会)によると、この花の色は「目の覚めるような青空色」
とありますが、この日出会ったこの花は“少し眠そうな青空色”でした。
【α550】+【Sonnar T* 135mm F1.8ZA】
-- 135mm 1/250sec F1.8 ISO=400 WB=太陽光 多分割測光 --
タチツボスミレです。
佐渡に自生するスミレは36品にも及ぶそうです。
たぶん、タチツボスミレです。。。
【α550】+【Sonnar T* 135mm F1.8ZA】
-- 135mm 1/500sec F2.2 ISO=400 WB=太陽光 多分割測光 --
…というわけで、早速「ミヤマシラネソウ」です。
図鑑を調べて見たんですけど、見つけられませんでした。。。
【α550】+【Sonnar T* 135mm F1.8ZA】
-- 135mm 1/320sec F1.8 ISO=400 WB=太陽光 多分割測光 --
ヒトリシズカです。
私が知らないだけなんでしょうが、戸地川周辺でこの花を見かけたのは初めてのような気がします。
【α550】+【Sonnar T* 135mm F1.8ZA】
-- 135mm 1/1600sec F1.8 ISO=400 WB=太陽光 多分割測光 --
少し陽当たりのよい方角の斜面に群生していた雪割草です。
こちらの斜面は昨年教えていただいた場所なんですが、昨年はもう少し色とりどりに咲いていた気がしました。
今年はほぼ白一色でした。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm 3.5-4.5 ZA】
-- 60mm 1/80sec F4.5 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
エンレイソウです。
見るからに毒々しいのですが、山菜にするととても美味しいそうです。
花が咲くまで15年もかかることから“延齢草”と呼ばれるそうです。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm 3.5-4.5 ZA】
-- 80mm 1/125sec F4.5 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
ナニワズです。
葉の濃い緑と、黄色い花のコントラストが非常に新鮮に映ります。
南佐渡では、嫁の山仕事の始まりを告げる花の一種として「ヨメナカセ」と呼ぶそうです。
さて、時間さえ許せばもっともっと散策して見たかったんですが、この日も確か2時間ほどしか時間が無く退散しました。
先にも書きましたが既に10日ほども前のことなので、もうここに咲いていた花もずいぶんと姿を変えていることと思います。
次にこのあたりをウロウロできるのはG/W頃になるかと思います。
その時には、本流をもう少し上流の方へ行って見たいと思います。
たくさんの「ミヤマシラネソウ」に出会えることを楽しみにしながら。。。