先の3連休、新潟が誇る名峰(?)
角田山(481m)を登ってきました。
今回は元上司であり、大好きなS君と企画したものです。
久しぶりにS君と会えるということで、私と可憐で華麗で加齢な先輩2人で嬉々として新潟へ向かいました。
【α550】+【70-400mm F4-5.6G SSM】
-- 250mm 1/800sec F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
3連休の初日に新潟へ渡り、その日は夕方からS君と待ち合わせて登山用品のお店へ。
そして2日目は登山と祝勝会。
3日目もS君と登山用品のお店へと、S君づくしの3連休でした。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 24mm 1/500sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
「新潟シティマラソン2011」の開催日と同じ日、我々一行は角田浜に降り立ちました。
今回選択したのは海抜0メートルからのスタートとなる「灯台コース」です。
【α550】+【70-400mm F4-5.6G SSM】
-- 225mm 1/640sec F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
8時半ころにこの場所へ到着したんですが、絶好の天気も手伝って大勢の方がすでに角田山を目指して出発していました。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 24mm 1/400sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
最近トレイルランニングを始めたというS君と、緊張気味の先輩と、およそ登山客らしくない私の3人で角田山頂を目指します。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/200sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
しょっぱなから急勾配です。
目の前に見える角田岬灯台の海抜は50mほどですが、この階段が1番キツかったかも知れません。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 28mm 1/400sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
灯台より見下ろす角田浜です。
早くも息が上がってしまいました。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/400sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
灯台からさらに10分。
急峻な稜線沿いを登り、やっと一息です。
この日は天候の割には視界はあまり利かず、30km先の佐渡島はまったく見えませんでした。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/200sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
稜線の反対側の海岸線です。
越後七浦海岸の奇岩地帯です。
あの岩場は、若かりし頃のS君の思い出の場所だそうです。
きっと女の子でも連れ込んでたんでしょう。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/500sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
稜線沿いに道は続きます。
こんな稜線沿いの道が奥の丸いドームの上まで続いているのは、このときはまだ知る由もありませんでした。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/500sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
一転して下りです。
当然、下った分だけまた登ることになります。
この時点でウンザリです。。。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/800sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
岩場が現れました。
大体いつもなら、一度汗をかいてしまうと体が軽くなるハズなんですが、全然軽くなりません。
すでに大汗をかいていたんですが、やはり普段の不摂生がたたっていたようです。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 60mm 1/50sec F4.5 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
ようやく岩場を超え、小休憩です。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 80mm 1/160sec F4.5 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
この辺は佐渡にも咲いている花ですね。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 60mm 1/640sec F4.5 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
この後、さらに激しい階段が登場し、あやうく戦意を喪失するところでした。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 26mm 1/60sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
すれ違ったおじさんの「これが最後だよ!」の言葉を信じ、何とか木陰の緩やかな道までたどり着きました。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 26mm 1/100sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
先を行く2人は全然元気です。
考えても見ればカメラを2台も(しかもうち1本は1.5kgの望遠レンズ装着)抱えていれば余計に疲れるハズです。
「
NEX-5Nが欲しいなぁ〜」
なんてことを考えたくらいにして。。。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 35mm 1/160sec F5.6 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
合流点に到着です。
残り1/3です。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 35mm 1/50sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
基本的に道はすごく整備されています。
稜線沿いの急斜面には階段があったりもします。
資材をどうやって運んだのかが気になるところでした。。。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 55mm 1/160sec F4.5 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
紅葉の季節に来たら、また違った楽しみもあるんでしょうね。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 24mm 1/640sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
10:41
ようやく山頂に到着です。
スタートからほぼ2時間ちょうどです。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/400sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
越後平野を眼下に望みながら談笑する2人。
正確に言うとここは山頂ではありません。
山頂は途中で通り過ぎてきてしまったんですが、ものすごく目立たない地味な山頂でした。
そして、眺望は何も無い場所でした。
【α550】+【70-400mm F4-5.6G SSM】
-- 70mm 1/640sec F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
その山頂から5分くら下ったところがここです。
旧巻町のあたりを見下ろすところです。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/250sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
ご覧のようにたくさんの方が朝から登山を楽しんでいました。
山頂付近にも大勢の方がいらっしゃいました。
【α550】+【70-400mm F4-5.6G SSM】
-- 135mm 1/1000sec F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
左奥にかすかに見えるのはビッグスワンです。
スッキリと晴れ渡っていたら、どのあたりまで見えるんでしょうか。。。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 40mm 1/160sec F5.6 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
S君のシューズです。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 40mm 1/250sec F5.6 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
先輩のシューズです。
あの登山以来、完全にこの人は登山にハマって行きましたね。
ちなみに私のシューズはただのボロッちいスニーカーです。。。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/500sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
この場所にいたのは1時間くらいでしょうか。
木陰に入ってS君が冷やしてきたビールを3本も飲んだのですっかり体が冷えてしまいました。
そして酔っ払ってしまいました。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 30mm 1/500sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
皆さん、それぞれに角田山を楽しんでらっしゃいました。
実は今回の登山は、当初は「八海山へ行こう」というものだったんです。
が、3連休ということもあり、混雑を懸念したS君の提案で急遽この山へ登ることになりました。
最初はナメていたんですが、ここへ来るのにこんなに苦労していたら八海山どころではなかったと思います。
山登りに関して、初めてS君の言ったことが正解になりました。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 80mm 1/250sec F4.5 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
そして岐路につきます。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/60sec F5.6 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
帰りは軽快でした。
…最初のうちは。。。
【α550】+【70-400mm F4-5.6G SSM】
-- 70mm 1/500sec F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
再び急峻な稜線沿いまでやって来ました。
こうやって見下ろすと大して遠くも無い気もするんですが。。。
【α550】+【70-400mm F4-5.6G SSM】
-- 140mm 1/320sec F8.0 ISO=200 WB=太陽光 多分割測光 --
眼下に続く稜線沿いの道です。
引き続き、多くの方が行き交っていました。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/250sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
岩場を下ります。
このあたりから、両膝が大笑いを始めて困りました。
ホント、あんまりにも大笑いするもんですから、先を行く先輩に気づかれるんじゃないかと思いました。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/500sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
そして再びあの岩場が見えてきました。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/400sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
突然先を行く先輩がコケました。
どうやら蜂に気を取られていて足元を見ていなかったようです。
大人が前のめりに転ぶ姿って滅多に見ないのでなかなか貴重です。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 50mm 1/640sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
陽の光はすっかり午後の色です。
海がまぶしかったです。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 50mm 1/250sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
そして灯台が目前に迫って来ました。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 24mm 1/400sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
この景色が何となく五島列島の
「大瀬崎灯台」に似ていてとても良い感じでした。
先の放浪の旅で、当初目指そうとしていた場所です。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 35mm 1/125sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
思わず気を抜いてしまいそうになりがちなところですが、油断せず、はやる気持ちを抑え、確実にゆっくりと降りて行きます。
【α100】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 30mm 1/640sec F8.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --
【α550】+【70-400mm F4-5.6G SSM】
-- 70mm 1/320sec F8.0 ISO=200 wB=太陽光 多分割測光 --
【α550】+【70-400mm F4-5.6G SSM】
-- 160mm 1/400sec F8.0 IS=200 WB=太陽光 多分割測光 --
そしていよいよ到着です。
海岸では、カップルが遊んでいました。
可愛らしい絵を描いたのかと思いきや、可愛いんだか猛々しいんだか良くわからん女の子です。。。
角田登山、これにて終了です。
ホント疲れました。
この後、近くの温泉へ行き、巻市街地付近のスイーツのお店に立ち寄り、夜は22時まで飲んでからしっかりとラーメンを食べ、
終電へ乗り込むS君を見送りました。
私はぐったりでしたが、先輩もS君もまだまだ余力があったようです。
この分では、そのうち取り残されてしまいそうな勢いです。
翌日、新潟港までS君に送っていただき、「また1年後」と再会を約束して別れました。
きっと1年も会わないなんてありえないと思うんですが、佐渡にいた頃なら、もう1日お泊りコースなんてこともアリだったんでしょう。
少しだけ遠くなってしまった距離と、しかし、何事にも変えがたいS君との「出会い」であったことに今更ながら感謝です。
また会える日を楽しみにしています。