新潟大学の
「朱鷺の島環境再生リーダー養成ユニット」の実習に参加させていただく機会を得ました。
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 絞り優先 37.1mm 1/1,250sec F4.9 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 -0.3EV --
この日のお題目は「食べられるキノコと食べられないキノコ」ということで、サバイバル向きの実習といえそうでした(?)
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 絞り優先 10.4mm 1/640sec F2.8 ISO=200 多分割測光 AWB -0.3EV --
とりあえず、2時間の時間をいただき、参加者が銘々に目に入ったキノコを採取し、それを講師の方に同定していただきました。
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 絞り優先 10.4mm 1/40sec F3.5 ISO=200 多分割測光 AWB -0.3EV --
毎年時期になると必ずといって良いほど、キノコで中毒になったというニュースを耳にします。
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 絞り優先 10.4mm 1/100sec F3.5 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 -0.3EV --
さすがに得体の知れないキノコを口に運ぶほどの勇気や無謀さは持ち合わせてはいませんが、せめて1つ2つくらいは食用キノコを知っていても損はないだろうと・・・。
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 絞り優先 10.4mm 1/200sec F3.5 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 -0.3EV --
普段の山歩きや滝めぐりの中で良くみかけるものを中心に片っ端から採取してみました。
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 10.4mm 1/200sec F3.5 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --
内心「マツタケでも見つけて一攫千金を・・・」なんてことも考えなかったわけではありません。。。
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 10.4mm 1/1,600sec F2.8 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --
まぁ、全然松林が無かったという時点で、そんな儚い夢は粉砕されてしまいました。
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 10.4mm 1/200sec F3.5 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --
途中でキノコに飽きて、目的が変わっていたり・・・。
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 10.4mm 1/320sec F2.0 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --
RX100のボケ具合を楽しんだりと、、、
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 10.4mm 1/2,000sec F9.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --
そんな意味でも楽しい時間でした。
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 10.4mm 1/2,000sec F2.0 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --
実習の前には、この日の内容をカタログ的な記事にしてみようかなんてことも考えていたんですが、、、
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 10.4mm 1/2,000sec F2.8 ISO=200 多分割測光 AWB --
あまりのキノコの多さに閉口し、また見分けもつかず・・・、
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 10.4mm 1/100sec F3.5 ISO=200 多分割測光 WB=曇天 --
「キノコ道」は1朝1夕にしてならぬ・・・ということに気付かされました。。。
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 10.4mm 1/400sec F2.8 ISO=200 多分割測光 AWB --
せめて「スーパーマリオ」の“キノコの国”の住人になった気分にでもなってみようと、、、
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 10.4mm 1/100sec F3.5 ISO=200 多分割測光 WB=太陽光 --
ローアングルでキノコを撮り続けました。
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 10.4mm 1/2,000sec F3.5 ISO=125 多分割測光 WB=曇天 --
ちなみにRX100は、ワイド端で約5cmまで寄れる仕様になっているようですが、ここはコントロールリングを活用したMF撮影が威力を発揮しました。
【Cyber-shot DSC-RX100】
-- 10.4mm 1/125sec F3.5 ISO=125 多分割測光 WB=曇天 --
リングに触れると自動的に拡大表示になる「アシスト機能」は、ON/OFFの切り替えが可能ですが、やはりファインダーが欲しくなりますね。
ちなみにこの写真は「擬態」です。
どこかに幼虫がいます
すぐわかりますね。。。
という訳で、与えられた2時間で集めたキノコの中から、滅多にみたことの無い真っ赤なキノコを選び、講師の方に同定していただいた結果・・・。
【Cyber-shot DSC-RX100】-- 10.4mm 1/100sec F4.0 ISO=400 多分割測光 AWB --
「素手で触ったらダメだっ!!」と注意されるほどの猛毒キノコだったことが判明しました。。。
この日の実習の持ち物には「軍手」と記されていたんですが、うっかり軍手を忘れてしまい、私は素手で摘み取ってしまっていました。
手に傷なんかがあると、そこから毒が入ってしまうこともあるそうです。
「猛毒」の文字に、思わずかじったりしないで良かったと胸をなでおろしました。
講師の方のお話では、佐渡は非常に良質なキノコの産地だそうなんですが、いかんせんキノコに対する需要や関心が無いのが残念だということです。
島外の片が島へ入ってきてゴッソリと持っていっても地元の人は「何だそんなモン」的な程度の関心しか示さないそうで、講師の方は悔しい思いもしたそうです・・・。
しかし驚いたのは、膨大な種類のキノコがあるんですが、食べられるかどうか不明なものも非常に多いそうで、その解明方法としては「試食」がもっとも有効だそうです。
キノコ図鑑には「食用」とか「不食」とか「猛毒」とか分類されていますが、これらの分類は先人の体を張った試食の結果のようです。
結局、この日1日の実習だけではほとんど身になる成果はありませんでしたが、1つだけ学んだことといえば、
「たいていの毒キノコでも、1口や2口食べた程度なら大丈夫」(?)
とのことです。
毒キノコと言われるものでも、とても美味しいものもあったり、腹痛を伴わない下痢を症例とするものもあるそうで、
また、幻覚作用のあるキノコなら「楽しい幻覚を見ることもある」そうなので、そのあたりは自己責任で楽しむ(?)ことができるようです。
まぁ、先の
「カエンタケ」のように、ほんのわずかでも致死量となるものもあるので、おいそれと「試食」するのは避けた方が賢明ですね。
講師の方もユーモアを持ってお話してくださいましたが、知らないキノコの“試食”はその道の専門家にお任せしたほうが良いでしょう。
「縦に裂ければ大丈夫」とか、「虫が食べていれば大丈夫」とか、「茄子と一緒に茹でれば解毒される」なんてのはすべて迷信だそうです。
よって“1つだけ学んだこと”を訂正させてもらいます。
とりあえず、当たり前のことですが「知らないキノコは食うべからず」です。
また「知らないキノコは食わせるべからず」です。