大工町からは下りです。
通常、神輿の担ぎ手の配置は背の順です。(高い順)
が、上りの時は低い順に並び替えです。(全員回れ右をします)
そして下りは元通りです。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/160sec F2.0 ISO=102,400 多分割測光 AWB --
先頭は「鉾」です。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/160sec F2.0 ISO=102,400 多分割測光 AWB --
続いて、世界一カッコいい焼き鳥屋のマスター。。。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/160sec F2.0 ISO=102,400 多分割測光 AWB --
そして高張提灯です。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/250sec F2.0 ISO=102,400 多分割測光 AWB --
そして棒頭です。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/320sec F2.0 ISO=25,600 多分割測光 AWB --
それに続く神輿隊です。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/160sec F2.0 ISO=25,600 多分割測光 AWB --
この急な坂を下り終え、神輿1台が辛うじて通ることのできる小路を折れると、
夕白町(ゆうはくまち)の大神宮で休憩です。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/160sec F2.0 ISO=12,800 多分割測光 AWB --
こちらでも、神輿をお旅所に安置しお払いします。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/160sec F2.0 ISO=12,800 多分割測光 AWB --
例年、すぐにお社に入って賄いを受けるので、こんな風に太鼓や笛があるとは知りませんでした。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=12,800 多分割測光 AWB --
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=12,800 多分割測光 AWB --
今年は序盤の賄いでビールを飲みすぎたせいで、この場所ではあまり口に物を運べませんでした。。。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=12,800 多分割測光 AWB --
ただ、毎年こちらでお会いする保育園の頃の恩師には今年も会うことができました。
例年はこちらから名乗り出て「あ〜、そういえば…」みたいな感じだったんですが、今年はすぐにわかってくれました。
先生の作ってくれたお味噌汁がとても酔っ払いの胃袋には染みました。
お味噌汁だけ2杯ほどおかわりしました。。。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/160sec F2.0 ISO=10,000 多分割測光 AWB --
そして後半戦の出発です。
後半戦とはいえ、もう少し先が見えない感じです。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/15sec F2.8 ISO=6,400 多分割測光 AWB --
坂道を下りきり、再び川沿いの町までやってきました。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/125sec F2.0 ISO=51,200 多分割測光 AWB --
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=51,200 多分割測光 AWB --
柴町を抜けて下相川へ入ると、先を行っていた下り羽会が棒組を待ち受けてくれます。
ここで長い長〜〜いシキがあるんですが、これがとても堪えるんです…。
個人的には一町目で太鼓隊へ対するシキと同じくらいに疲れる場所です。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/400sec F2.0 ISO=25,600 多分割測光 AWB --
担ぐ区間は棒頭に委ねられていますので、毎年この区間に当たるかどうかドキドキものなんです。
いつホイッスルが鳴り「交代」の掛け声がかかるのかと…。
運よく(??)昨年に引き続き、この区間を回避することができました。。。
2班の皆さん、本当にお疲れ様でした。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/125sec F2.0 ISO=25,600 多分割測光 AWB --
待ち受けてくれる下り羽会です。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=25,600 多分割測光 AWB --
長いシキを踏みます。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=25,600 多分割測光 AWB --
この先でUターンです。
ここから復路に入ります。
ここまで来ると、やっと“先が見える”感じになります。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/20sec F2.0 ISO=12,800 多分割測光 AWB --
復路の柴町です。
かつて東洋一を誇るといわれた発電所が立っていた正面です。
最後のお旅所に安置された神輿が再出発する場面です。
ありがたい「合唱」姿に出会いました。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=51,200 多分割測光 AWB --
このあたりから、正直なところ意識は「一町目」へ飛んでいます。
やたらと緊張して行くのがわかります。。。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=10,000 多分割測光 AWB --
太鼓組が待ち受けてくれる一町目での「見せ場」に向け、気持ちは高揚しきりです。
棒頭からも諸注意が出されます。
緊張で、呼吸が浅くなっていくのがよくわかります。。。
前にも書いたことがあるような気がするんですが、よく「相川祭り」を「ケンカ祭りでしょ??」と聞かれることがあります。
…が、答えは当然「No」です。
「ケンカ」ではありません。(「ケンカ祭り」と呼ばれるのは稲鯨祭りですね)
一町目での太鼓組と棒組の「ぶつかり合い」は、見物に来られたお客さんたちに向けた「見せ場」として
いつの頃かはわかりませんが作られた(設けられた)ものなんだそうです。
本来的な意味としては、これまでの労をねぎらい、この先の道中の安全を祈願するために互いに「礼を尽くす」ことなんだそうです。
そのための、太鼓組の「五度まき」であり、棒組の「シキ」なわけです。
ギャラリーも多いですし、テンションも上がってますし、血気盛んな連中ですと突っ込んで行きたくもなるんでしょうけれど、
「ぶつかり合い」と前述しましたが、本来はそんな場ではありません。
今年も太鼓組の皆様におかれましては「すみませんでした」です…。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=12,800 多分割測光 AWB --
一町目を過ぎると、一気に神輿が重たく感じるようになります。
この先はシキを踏む場所も無く、2班が担ぎ手の中心となるため、一足早く燃え尽きたようになってしまいます。。。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=51,200 多分割測光 AWB --
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/160sec F2.0 ISO=25,600 多分割測光 AWB --
1班も後ろから押し上げながら、1トンの神輿を神社の境内まで担ぎ上げます。
最後の「じゎりじゎり」です。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/10sec F5.0 ISO=6,400 多分割測光 AWB --
振り返ると、提灯行列です。
一般の方は柴町のお旅所のあたりからポツポツと増えてきます。
道中では後ろを振り返ることがあまり無いので、ここまで来て振り返って「こんなにたくさん…」といつも驚かされます。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/160sec F2.0 ISO=25,600 多分割測光 AWB --
善知鳥神社の参道で最後のシキを踏みます。
数え間違えたのかどうか、今年は1〜2回多かった気がしました。
2班の皆さんの中にも「えっ??」というような顔をされている方がいらっしゃいました。。。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=6,400 多分割測光 AWB --
善知鳥神社氏子総代、市役所相川支所長の挨拶に続いての万歳三唱。
そして神輿を馬に乗せ、鳳凰を取り外します。
【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/200sec F2.0 ISO=6,400 多分割測光 AWB --
こちらも棒組の年男が選出されるんですが、棒組の中では最高の栄誉とされているそうです。
その栄誉に相応しく、今年の年男はサイコーの笑顔を見せてくれました。
栄光を手にした歓喜の瞬間でした。
この日、棒組が一番沸いた瞬間かもしれません。
こうして400年の節目の1日が終わりました。
太鼓組では、今年佐渡へ帰ってきた若者が豆まきという大役を担っていました。
若い棒頭は、棒組を束ねる難しさに涙していたそうです。
それぞれが大きな思いと誇りを持って臨んだ1日だったと思います。
いずれにせよ、この歴史ある祭りの大きな節目の日に皆さんと同じ時間を共有できたこと。
そして、無事に祭りを終えることができたことに感謝をしたいと思います。
(気は早いですが)これで今年も無事に1年を越せそうです。