2014/11


 

11月がお終いです。

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【α7S】+【LA-EA4】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 30.0sec F5.0 ISO=2,500 --

今日の桟橋はいつもの桟橋ではなく、トライアスロン大会のスタート地点です。

昨日は未明からバケツをひっくり返したような雨でした。
今日は曇り空ながらも1日持ちました。
明日からはまた崩れがちな天候となるようです。

今年最後の1ヶ月がスタートします。


 

そういえばそんな季節だなと思い、東大通のこのお店へ向かってみました。

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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】+【Snow Cross】
-- 30mm 3.2sec F8.0 ISO=100 --

東大通りにあるケーキハウスバニラさんです。

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【α99】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/60sec F2.0 ISO=200 --

今年もおとぎの国の優しさでイルミネーションが灯っていました。

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【α99】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/40sec F2.0 ISO=800 --

今年も佐渡のあちらこちらにイルミネーションが灯る季節になってきました。
寒空を夜な夜な徘徊するシーズンに入りつつあります。


 

考えてみたら、来週はもう12月なんですよね。
年々時間の経過が加速しているようです。

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【α99】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/80sec F2.0 ISO=100 --

気が付いたら、庭の楓の葉がすべて落ちてしまっていました。

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【α99】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/80sec F2.0 ISO=100 --

つい2〜3日前まではワサワサしていたハズなんですが…。
一昨日の大粒の冷たい雨ですね。原因は。

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【α99】+【Sonnar T* 135mm F1.8 ZA】
-- 135mm 1/160sec F2.0 ISO=100 --

この楓の木に雪の花が咲く日も近くなってきました。
あと1ヶ月。
悔いのない1年にしたいと思います。


 

昨日1日は冷たい雨が降り通しでした。
それでも、夜の天気予報では「明日は朝から晴れ間が…」とのことでした。
その結果は、、、

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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 1/160sec F11.0 ISO=100 --

“晴れ間”はさほどありませんでした。
雨も降りませんでしたが…。

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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 35mm 1/160sec F11.0 ISO=100 --

雲は多かったですが、空気は澄んでいました。

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【α99】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 30mm 1/160sec F11.0 ISO=100 --

朝の桟橋には、桟橋と波打ちぎわで釣りを楽しむ方がいらっしゃいました。
つい2〜3日前に立ち寄った時にも釣り人がいらっしゃいました。

とにかく、雲の多い1日でしたが、空も景色もとてもキレイな1日でした。
たまに雲が晴れて見えた大佐渡山地の稜線はとてもクッキリとしていました。
そして、夕暮れの空を映す加茂湖は鏡のように綺麗でした。
いずれも現場へ向かう途中で、カメラなんか持っていませんでしたが…。

私にとっては、1年で最も過酷な時期の真っ最中です。
あと数日でケリがつくとは思うんですが、少々バテ気味です。。。

すべてが終わったら“おーやり”と写真を撮って歩きたいです。


 
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またあの3人が帰って来ました。

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【α7S】+【LA-EA4】+【70-400mm F4-5.6 G SSM】
-- 400mm 1/500sec F5.6 ISO=20,000 --

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-- 400mm 1/250sec F5.6 ISO=10,000 --

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【α7S】+【LA-EA4】+【70-400mm F4-5.6 G SSM】
-- 400mm 1/500sec F5.6 ISO=20,000 --

一足早いクリスマスプレゼントとでも言うんでしょうか…。
とても素敵な時間でした。
お蔭様で、痛めている腰に非常に響きました。。。

追って、この模様はお伝えする時間があればと思います。





たまにはどこか外へ出て美味いもんでも…。
と思いつつ、お店を決めあぐねていたところ「小田行くか??」と。
「いいねぇ。実にいいねぇ」と。。。

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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/60sec F2.0 ISO=100 --

昔はもっとお店がたくさんあったのかどうか…。
夜になると、本当にひっそりとした通りになってしまいます。
そこにこの看板を見つけると、ある種の安堵感に包まれる訳ですが…。

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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/400sec F2.0 ISO=1,600 --

ここでいう「美味いもん」を出すお店というのは、雰囲気も重要だったりします。
特にこの寒い季節ですから「ぬくもり」のあるお店へ足を運びたくなります。
その意味でも、これ以上のお店はありませんでした。

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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/250sec F2.0 ISO=1,600 --

かつては相川にあったお店なんです。
私の記憶のギリギリのところですが…。

とても笑顔の似合うご夫婦が切り盛りしているお店です。
私自身は1年ぶりくらいだったかと思うんですが、お2人の顔を見るとすっかり安心してしまいます。

まずはお通しで生を1杯いただきます。

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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/250sec F2.0 ISO=1,600 --

メニューもとても家庭的な一品からあります。
まずは、生ビールをやりながら「卵焼き」です。
あらかじめお醤油をたらしてくれた大根おろしがニクいです。
これでまた生ビールを2杯くらいいただきます。

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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/250sec F2.0 ISO=1,600 --

そして「煮込み」です。
ガツガツっと食べてしまうとあっという間になくなってしまいます。
ガツガツっと食べたいところを我慢しながら、生ビールを2杯くらいやりながらゆっくりいただきます。

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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/160sec F2.0 ISO=1,600 --

そして「刺身盛り合わせ」です。
実はコレ、同じ品をおかわりしてしまいました。
これを生ビール3杯くらいやりながらいただきます。

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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/160sec F2.0 ISO=1,600 --

そして「サンマの塩焼き」です。
相方に身をほぐしてとってあげるという優しさを見せるフリをしながら、自分は尻尾の付け根の一番おいしいところをいただきます。
これでまた生ビールを1杯です。

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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/160sec F2.0 ISO=1,600 --

いつものように小上がりに通してくれると、すぐに「寒いから」とストーブを近くに持ってきてくれるんです。
この暖かさが心地よくて、さらに生ビールをもう1杯です。

結局、気が付くと10杯です。。。

ご夫婦とカウンターのお客さんとの会話に、たまに私たちの会話が交じり合ったり。
TVからは昭和の歌謡曲集が流れ、次いで“健さん”の特集に…。
(健さんがお亡くなりになってしまったのは、寂しい限りですが)

今はたまに来るたび呂律が回らなくなるほどガッツリやってしまいますが、もっと、週イチとかで決まった曜日にこのお店のカウンターの常連にでもなれたらな…と。
「お父さん、いつものヤツを」
そんな風に、しっぽりと小一時間くらいのほろ酔いで止めにするくらいの…。
そんな飲み方の出来る大人になりたいですね。

当分できないでしょうけれど。。。


 

現在は伝統文化と環境福祉の専門学校となっていますが、その一角に古い木造の校舎と体育館が残されていました。
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【α99】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/1,600sec F2.0 ISO=100 --
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【α77】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 8mm 1/250sec F8.0 ISO=200 --
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【α77】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 10mm 1/125sec F8.0 ISO=200 --
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【α99】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/640sec F2.0 ISO=100 --
既に大半は取り壊されており、廃墟のようになっていました。
…というより「廃墟のような状態になっていたため取り壊される」のかも知れません。
国道350号線を両津方面から相川方面へ向かう途中、ふと視界に入って来た光景でした。
既にその大半が散り落ちてしまった銀杏の木と、大半は壊されてしまった校舎の風情が切なく映っていました。
校舎が消えたあと、この銀杏のきだけは残るんでしょうか…。


 

…で、探し物に行く前に、もう少し昨晩の続きです。

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【α7S】+【LA-EA4】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 30mm 30.0sec F5.0 ISO=6,400 --

細い周遊道路を走って入り江になっているところにやってきました。
いわゆる「こごめのいり」と呼ばれる入り江です。

かつては打ち上げられたゴミや不法投棄されたゴミが大量に溜まっていたような場所だったんだそうです。
地元の子どもたちや、市民グループ「佐渡加茂湖水系再生研究所(通称:カモケン)」が中心となって清掃にあたり、水質の改善やアサリの生息場の改善を行ってたそうです。

活動は耳にはしていたんですが、実際に「ここか!」と入り江に立つのは初めてだったかも知れません。(来たことはありますが…)

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【α7S】+【LA-EA4】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 30mm 30.0sec F3.5 ISO=6,400 --

周辺はほとんど灯りも無いような場所だったので、最初はどのあたりにいるのかサッパリ分かりませんでした。

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【α7S】+【LA-EA4】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 30mm 30.0sec F4.5 ISO=10,000 --

ただ、牡蠣小屋の並ぶ景色が風情あるなぁ…と。
牡蠣の香り --- 磯の香り --- が漂い、まるで目の前に牡蠣があるかのような…。(牡蠣の殻は山積みしてありました)

たまに船が揺れると、ロープのきしむ音がしたり、、、
姿は見えませんが、カモが飛び立つ音がしたりと、、、
夜は隠し事が闇に消えていきます…。

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【α7S】+【LA-EA4】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 70mm 10.0sec F5.6 ISO=1,600 --

対岸には煌々と灯りが灯っていました。
これがお台場あたりの屋形船でしたら、大宴会の「ワッシャッシャ!」というような盛り上がる声が聞こえてきそうなんですが。。。

どこまでも静かでした。

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【α7S】+【LA-EA4】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 30.0sec F4.0 ISO=10,000 --

こんなに加茂湖畔で時間を過ごすのは。
この入り江からだと、花火は見えないかも知れません。

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【α7S】+【LA-EA4】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 30.0sec F5.0 ISO=10,000 --

実はこの入り江が「こごめのいり」ということに気づいたのはすべての写真を撮り終える直前でした。

先ほども書いたとおり、周辺はほぼ真っ暗です。
さほど頻繁に来る場所でもないので、自分がどのあたりにいるのかがサッパリ分からなくなっていました。
…で、対岸には煌々とした灯りの牡蠣小屋です。
佐渡に居ながらにして、まったく初めて足を踏み入れた場所かと思ってしまい、嬉しくなっている真っ最中でした。

その対岸を車が走って行きました。2台続けて。
その車のライトを追っていたら「あっ!ここか!」ということに気づいてしまったんです…。
「こごめのいり」にいたということが残念だったのではなくて、自分の居場所が分かってしまったことが残念でした。
もう少しだけ --- 夜明けが来る前のような楽しさで --- 未知の場所にいることを楽しみたかったです。。。




突き動かされるような抑えきれない衝動に駆られることがあります。

これがまた極端で、しつこいくらいに諦めが悪くなってみたり、逆に「ホントにそれでいいのか??」と言うくらいあっさりしてみたり…。
前者がプラスで、後者をマイナスと例えるなら、今日は間違いなくプラス方向にその衝動が働きました。
どういったところが基準になってプラスに働くのかマイナスに働くのかは、私自身にもわかりません。

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【α7S】+【LA-EA4】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 30.0sec F3.2 ISO=6,400 --

加茂湖畔に探し物を見つけるために夜になって車を走らせました。
直前には激しい雨が降り、自分自身でも「何もこんな時に行かんでもエエねん…」と呆れる始末です。
しかし、立ち込める霧と厚い雲の向こう側にはオリオン座なぞが姿を現し始めました。

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【α7S】+【LA-EA4】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 30.0sec F3.2 ISO=10,000 --

「ここだろう??」と思って自信満々に突き進んだ道だったんですが、結局「どこ??ここ??」と辺りを見渡すハメに…。

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【α7S】+【LA-EA4】+【Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM】
-- 24mm 30.0sec F3.5 ISO=10,000 --

しかしながら、霧が漂いオーロラのような姿を見せる加茂湖と、その湖面に微かに光の影を落とすオリオン座に出会えるなんて、
今夜の衝動はあながち悪くもなかったのかな…と。

探し物 --- 物なのかな?? --- は、見つけやすい時間帯に探しに来ることにします。
今現在、相川は素晴らしい雷雨に見舞われています。。。



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史跡・佐渡金山に割りと最近オープンした坑道です。(この5年くらいだったと思うんですが・・・)

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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/40sec F2.0 ISO6,400 --

「道遊坑」(どうゆうこう)と呼ばれる坑道です。
入り口は、蝋人形の坑道として有名な宗太夫坑(そうだゆうこう)と一緒ですが、入ってすぐ左側になります。

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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 35mm 10.0sec F8.0 ISO=100 --

宗太夫坑は観光コース的に演出されていますが、こちらの道遊坑はもう少しシンプルです。
あくまで操業停止時点での姿を、音声ガイダンスと一定距離ごとにパウチングされた解説版で案内しています。

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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 20.0sec F8.0 ISO=100 --

あくまで私見ですが、こちらの坑道には若い方の姿が多い気がします。
そして同性のグループの姿をたくさん見かけました。
女の子は2人組、男性は3人組が多かったですね。。。

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【α77】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 8mm 6.0sec F8.0 ISO=100 --

気持ち的には、アリの巣に潜り込んだ小人の心境です。
(アリの巣に入ったこともありませんし、もちろん、小人様の心境も知りませんけど…)

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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/60sec F2.0 ISO=100 --

道遊坑は鉱山の各主要坑道とつながっており、運搬系統の大動脈だったんだそうです。
破砕場へと行き来するトロッコがこの坑道を走っていたそうで、ご覧のような注意喚起看板や、信号を切り替えるための手動のレバーなどが坑内に残っています。

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【α77】+【SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM】
-- 8mm 10.0sec F8.0 ISO=100 --

レールの上に展示されているトロッコです。
この坑道をもう少し先へ進むと、佐渡金山のシンボルである「道遊の割戸」の直下です。
反対側には、低温高湿という坑道の特性を活かした、佐渡の酒類の熟成場があったりします。
湿度を何とかすれば、野菜の貯蔵庫にもなれそうな感じがします…。

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【α7S】+【LA-EA4】+【50mm F1.4】
-- 50mm 1/100sec F2.0 ISO=6,400 --

そしてこちらが「道遊の割戸」直下の大規模採掘跡です。

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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 13.0sec F8.0 ISO=100 --

「道遊の割戸」は向かって右側の坑道の真上にあるんだと思います。
この砕石跡は国指定の重要文化財なんだそうです。

背後から大学生くらいと思しき男の子3人組が来ました。
そのうち1人が「左奥の坑道に白い影が見える…」なんて言ってました。
あとの2人は「ウソだろっ??」「マジでっ??」なんて声を上げていました。

「いや、ホントに見えるよ」
とか口を挟んでやろうかとも思ったんですが、ホントに見えたら困るのでやめておきました。
(※絶対いませんから)

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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 8.0sec F8.0 ISO=100 --

設定されているコースは「道遊の割戸」直下でUターンです。
先ほどのトロッコの場所まで戻って来ました。
向かって右側に見える坑道が、今進んできた坑道です。
向かって左側が、これから進む道です。

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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 16mm 8.0sec F8.0 ISO=100 --

出口はもうすぐなんですが、あまりにのんびり撮影しながら歩いて来たため、体が冷え切ってしまいそうでした。。。

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【α77】+【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA】
-- 60mm 4.0sec F8.0 ISO=100 --

たぶん、坑内の気温は年間を通じて一定なんだと思います。(10〜15℃くらい??)
夏に来るととても涼しいんですが、カメラをお持ちの方は、坑道を出た途端にレンズが曇ってしまうことを覚悟してください。
この日は外気もとても冷たかったので、坑道を出てもレンズに変化はありませんでした。
…というか、とても寒かったです。。。

坑道を出ますと「機械場」ですとか「道遊の割戸」ですとか「粗砕場」とか、とにかく色々あるんです。
寒すぎて撮影することをやめてしまったのでお伝えすることができませんが、昨年訪ねた「富岡製糸場」を彷彿とさせるだけの質的、
また量的な資産が目白押しだったと思います。
これは1日くらいかけてゆっくりじっくり見たい場所だなと思います。
そのあたりについては、体の冷えが回復した頃にまたお伝えできたらと思います。



平成の初めの頃に佐渡観光は123万人の動員というピークを迎えていました。
しかしそれは、上越新幹線の開業に始まり、さらには、折りからのバブルの景気の熱に絆された“現象”に過ぎなかったんだと思います。

今でこそ、佐渡金山を世界遺産登録しようと、様々な産業遺産を掘り起こしては「過去」を「未来」へ活かそうとする作業をしています。
間違いじゃないと思います。

現在、佐渡を訪れる観光客は年間約60万人くらいと思います。
よく「ピーク時の半分」なんて声を聞きますけど、私はこれくらいの数字をベースにして、ここから始めたら良いんじゃないかと思います。

だって、100万人もの観光客が佐渡を訪れた時、皆さん必ずしも「佐渡へ来たい!」と思って来たんじゃないと思いますよ。
単純に「お金があったから」来たんですよ。
本当にここへ来たいと思う人を来させる努力をするのは、これからだと思います。