2015/05



今日は幸せのお裾分けをいただきました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/640,F2,iso100】

3〜4日前から今日の天気予報には雨マークがありました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/500,F2,iso100】

昨夜は久しぶりに雨が降ったりもしました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/500,F2,iso100】

そして、今日の午前中も天気予報を裏付けるかのようなパッとしない空模様でした。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/500,F2,iso100】

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/640,F2,iso100】

こんなあまり軽快とは言えない空模様の下を“幸せのお裾分け”の席へと足を運んできました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/320,F2,iso6400】

この日のために…。
といっても過言ではなかった「Loxia 2/35」です。
ピントが甘々ですがご容赦ください。。。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/500,F2,iso100】

結果、雨の予報も、午前中の重たい雲をも吹き飛ばす晴れ空になりました。
今日の日にたいへんありがとうございました。
そして、そんな今日の日に、本当におめでとうございました。



JUGEMテーマ:つぶやき。



α7Sを購入した時にひつとの決め事をしました。(ハズでした)
「アダプタをかましてレンズはAマウント用を使うこと」

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/25,F4,iso1000】

2つのマウントそれぞれにレンズなんて揃えていられないですしね。
せっかくのミラーレス機なのに、わざわざハーフミラーをかますというのは非常に要領としては良くはありません。
しかし、それで今あるレンズ資産を余すところなく使えるのなら…とそちらの用途を選択しました。(ハズでした)

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/13,F5.6,iso1000】

まぁ、禁を犯したというか…。
標準レンズに1本だけ…。
これ1本さえあれば良い…というものを。。。

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/25,F2.8,iso1600】

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/40,F2.8,iso1600】

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/40,F2.8,iso1600】

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/25,F4.5,iso1600】

せっかく小型軽量なα7シリーズでしたが、アダプタにAマウントレンズを装着すると結構なサイズと重量でした。
とりあえずこれ1本を装着しておけば、視界と同じ写真はいつでも撮れる訳ですし、何より小型軽量の恩恵を受けられます。

おなじ“Loxiaシリーズ”として50mmもありますが、より使用しやすい焦点距離ということで35mmを選択しました。
SONYからもZeissブランドの35mmF2.8がありますが、明るさと最短距離撮影のカンケーからこちらを選びました。
“Loxiaシリーズ”はMFオンリーですが、ピントリングの回転幅も広く使いやすいです。(ヌラヌラ加減も…)

まだまだ使いこなせていませんし、使い慣れていません。
これからの季節、自転車に乗って遠出をすることを増やしていきたいと思っています。
「これ1本」で行ってきたいと思います。



JUGEMテーマ:カメラ


先週の日曜日の写真です。
「久しぶりに佐渡を遊んだなぁ〜」という1日でした。

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/320,F8,iso100】

禿の高トンネルの南側坑口からの眺めです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/125,F11,iso100】

岩谷口(いわやぐち)です。

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/640,F8,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/125,F11,iso100】

道路の拡幅工事に伴い、清水の舞台みたいな展望台(ではないんでしょうけど…)が設置されています。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/800,F8,iso100】

左に見えるのは真更川漁港
右の緑の台地は鴨島
奥に鎮座するのは関岬(せきざき)です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/125,F11,iso100】

大野亀です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/500,F5,iso100】

カンゾウは見ごろの少し手前といった感じでした。
今頃は見ごろの真っ最中だと思います。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/500,F5.6,iso100】

酒家の先輩が「日傘のご婦人など歩いていると、あれやこれやと妄想してしまいます」
なんておっしゃるもんですから、私もあれやこれやと妄想してしまいました。。。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso100】

今頃はこの斜面にも、、、

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso100】

この斜面にも、もう少し花が咲いていると思います。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/3200,F2,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/160,F11,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/125,F11,iso100】

滅多に来ないこの時期の午後の大野亀だったんですが、とにかく空も海もキレイでした。
こんなにキレイな海は佐渡でも滅多に見れないんじゃないかと思います。
見慣れているハズの大野亀の岩場がこんなに美しいなんて、思わず「佐渡ってすごい」と声に出してしまいました。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/500,F8,iso100】

逆光に霞む外海府の海岸線です。
左手前は鳥掛島です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso100】

山頂へと続く歩道ですが、一部で崩落があったようで立ち入りを制限するゲートが置かれていました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/125,F11,iso100】

皆さんゲートをよけて登攀されていましたが、自己責任の部分になるかと思います。
無理はされないようお気をつけくださいませ。
昨年大発生した毛虫はこの日は目にしませんでしたが、皮膚の弱い方ですと近づくだけでかぶれるそうです。
ご注意ください。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/250,F11,iso200】

木漏れ日が池の底を照らしていました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/30,F11,iso100】

“静寂という色”が横たわっているような風景です。
聞こえてくるのは、名前も知らない鳥の鳴き声と、キツツキが木を突く音だけです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/30,F11,iso100】

上の写真とこの写真に写っている木ですが、枯れ木と思うんです。
ずっとここに突き刺さっています。
私にとって、この場所になくてはならない大切な存在になっています。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/125,F5.6,iso100】

今シーズン初めての山居池です。
緑が映えます。
季節があと半周すると、ここに紅葉が燃えます。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F1.4,iso200】

たまにブラックバスの姿が見えたりするんですが、今日はこの池に鯉がいることを知りました。
だいたいそういう瞬間って、カメラを構えるのを忘れて見入ってしまいます。。。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F1.4,iso200】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/25,F11,iso125】

水面とか、波とか、炎とか、ずっと見ていても飽きません。
この池にはすべてがありました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/25,F14,iso400】

繰り返しになりますが「久しぶりに佐渡を遊んだなぁ〜」という1日でした。
ご一緒させていただきました酒家のllloさん、画家のIさん、楽しい時間をたいへんありがとうございました。
またこんな風に --- 今度は夜の部も --- ご一緒できたらと思います。

よろしくお願いいたします。

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久しぶりにこのごろの佐渡です。
とりあえず、ずっと天気が良いんですが、今日あたりは雲が多くなっています。
そして暑いです。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/200,F2,iso100】

楓の花が咲いています。
可愛らしいハート型です。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/250,F5,iso100】

そして、朝も夕も田圃がキレイです。
苗が立派な稲になりつつあります。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/200,F5,iso400】

そして農家さんは田圃の雑草取りに余念がありません。
涼しい時間でないと、とてもたいへんな作業かと思います。
たいへんお疲れ様です。

もうすぐ6月ですね。
「宵乃舞」に始まり「薪能」、そして「佐渡カンゾウ祭り」と続きます。
イベントが目白押しです。

ちなみに、大野亀のカンゾウは今が見ごろです。
残念ながら、6月14日の頃にはお花を見るのは厳しいと思います。





2015年5月5日。
今回の放浪も終着駅に差し掛かろうとしていました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/13,F5.6,iso10000】

朝4時17分の青海川駅です。
「新潟県中越沖地震」で発生した土砂崩れでこの駅は甚大な被害を受けました。
線路は土砂に埋まり、その法面工事のための重機類の進入のために旧駅庁舎は取り壊されました。
しかし不思議なもので、あの時あれだけ違和感のあった新駅庁舎は今ではすっかり馴染んでいます。

前日は「星峠」から柏崎入りし、懐かしいスーパーでおつまみとビールを買い込んでこの場所へやって来ました。
夕闇の中にこの駅庁舎を見て、ここへ帰って来たんだという安堵感と達成感に満たされる自分がいました。
いつの間にか、この駅の「顔」になっている新庁舎です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,25,F11,iso100】

この看板越しの星空を目指して来たんですが、柏崎へ着くころには雨が…。
そしてこの駅へ着くころには雨足は強くなっていました。
それでも「万一」を信じ、寝つつ起きつつ雨が上がるのを待っていました。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/30,F1.4,iso200】

2時頃に目が覚めた時には、まだ雨が降っていました。
「星峠で朝を待ってる人たちには残念な雨だろうな…」
そんなことをぼんやりと考えながら再び眠りに落ち、次に目が覚めたのは4時を過ぎた頃でした。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F1.4,iso200】

あれほど激しかった雨は上がっていて、月明かりが空を照らしていました。
星も見えましたが、既に空は白み始めていました。
「星峠の人たち、大喜びだろうな…」
そんなことを考えながら、この頃になってようやく星空撮影を諦めました…。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/250,F11,iso1600】

朝の米山大橋です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/160,F11,iso200】

この場所でこんな時間を迎えるのは、地震の翌年にここで朝を迎えた日以来かも知れません。
外から見ただけでは、あの震災の傷は覆い隠されているように見えます。
でも、その下に傷が残っているのはわかりますよね…。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/50,F5.6,iso100】

つい先ほどまでは、まだまだ“夜明けの魔術”が支配していた時間です。
でも、こんなに空が明るく、そして景色が色を持ってしまったら、もう現実の始まりです。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/2000,F5.6,iso800】

早い時間から車の外はガヤガヤしていました。
何台もの車が停まり、何人もの人が諸々の準備を整えてから海岸線へ降りて行きました。
波に乗る方や、釣りを楽しむ方たちでした。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/2000,F5.6,iso800】

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/2000,F5.6,iso800】

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/2000,F5.6,iso800】

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/2000,F5.6,iso800】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/800,F11,iso1000】

あれだけの雨が降ったのに、海は全然濁ってもいませんでした。
野も山も海も健康なんでしょうね。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/1000,F11,iso800】

もう明日には佐渡へ戻らなくてはならなかった私にとって、この日この場所から佐渡が見えなかったのは幸いでした。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/2000,F5.6,iso800】

国道から見たら、橋の下のとんでもない谷底にあるような駅です。
ひとたび周辺が暗闇に包まれてしまうと「秘境」めかしく感じてしまいそうな場所でもあります。
確かに無人駅ですし、日本一海に近い駅でもありますが、電車の往来はそれなりにあります。
そのたび「間もなく電車が参ります」的なアナウンスが流れるので、例えば「土樽駅」や「土合駅」のような秘境っぽさはありません。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/800,F11,iso1000】

星空は叶いませんでした。
しかし、前回に続いて今回も青空でした。
十分でした。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2,iso100】

青海川を去る前にもう1箇所。
「谷根(たんね)」です。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F2,iso100】

前回来た後に知った存在である「gallery tanne」さんへ立ち寄らせていただきました。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso100】

店内の撮影が禁止されていたのは残念でしたが、お店の中も外も人もステキな場所でした。
コーヒーをいただき、お店の中を色々と見せていただき、色々とお話をしたり聞かせていただいたりしました。
とても居心地のよい空間でした。
次回以降、素通りはできない場所になりそうです。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2,iso100】

2月に来た時には半分雪に覆われていた田圃です。
まだ田植え前だったようですが、桜の花びらとレンゲツツジが水面を彩っていました。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F5.6,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F5.6,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100】

皆様におかれましても「たんね」に「いいね」を送ってあげてください。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso100】

そして青海川駅にもお別れです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso100】

青い海、白い波、そこにいちばん近い駅・青海川。
ぜひとも次は --- ずっと来ていない --- 夏に来たいです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/400,F5.6,iso100】

加茂川です。
「加茂川を泳ぐ鯉のぼり」です。
500匹もいたんだそうです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/250,F5.6,iso100】

4月11日から5月10日までの1ヶ月間、ここを泳いでいたそうです。
放浪に出発する直前にこのことを知り、寄ってみようとは思っていました。

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/400,F8,iso100】

目論み通りの青空でした。
河原では色々なイベントも行われていたようで、多くの方が訪れていました。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/320,F8,iso100】

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/400,F8,iso100】

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/400,F8,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/320,F16,iso100】

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso100】

「鯉のぼりを捕まえた」の図です。
私もやってみたかったですね。。。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso100】

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/320,F8,iso100】

柏崎市からは北陸自動車道、そして関越自動車道を経て三条燕ICへ。
そこからはR403を走ってやって来ました。

例によって昔の営業会社時代の営業地でもあり、懐かしさと切なさが同居する景色の数々が目に留まりました。
この川沿いの景色は知りませんでしたが、1本隣のアーケード街などは営業をして歩いた場所です。
まったく数字が上がらず、あまり良い思い出の無い場所でした。。。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/1000,F5.6,iso200】

今回の終着地です。
新潟県立植物園から越後平野の美しい夕景です。
左端の山影は角田山、夕陽の下に横たわるのは佐渡島です。
最終日は、かつて佐渡でたいへんお世話になった(お世話した)“S君”のご自宅にご招待いただきました。

到着するや否やビールで乾杯。
S君が「どうしても見せたい」という夕景を見るべく、奥様の運転でこの小高い丘までやって来ました。
どうしても私に“佐渡が邪魔をするところ”を見せたかったようです。
(ここからですと、佐渡の陰になって海へジュッと落ちるところが見えないため)

佐渡でS君と仕事をさせていただいたのはもう5年も前のことです。
以来、変わらずこうしてお付き合いをいただけることをとてもありがたく、そして嬉しく感じています。
この日は奥様やお母様にもお会いすることができ、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
この場を借りてお礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました。

コンパクトに、スケジュールにも無理なく --- 後半少々ダレましたが --- そして人との触れ合いも交えた、充実の5日間でした。
過ぎてしまうとあっという間ですが、こうして振り返ってみると確かに5日分の記憶が残っていました。
いつまでこんな時間を持つことができるかわかりませんが、これからはどんどん新しい場所、未開拓の場所へと足を運んでみたいと思います。

明日からはまた「佐渡の四季」へ戻りたいと思います。



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2015年5月4日。
既に2つの目的地に到達していたため、何となく目的を失った感はありました。
まして、本来であれば富山湾で朝の北アルプスを拝むつもりであったのに、まるで違う方向へ来てしまった訳ですから…。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F5.6,iso100】

まぁ、どうにもなりません。
でも、赤城の山の美しい裾野を背景にしたこんな景色も嫌いではありません。
前日の夜のうちにたどり着けていたらと思うと少々残念ではありましたが…。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/160,F8,iso100】

関越自動車道の片品川橋という橋です。
渡る時はいつも緊張する橋です。
何というか、陰部とお尻の間のあたりがスースーする感じがする橋です。。。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso100】

で、悩んだ結果、それでもやはりこの界隈へ来たら、ここは外せないだろうと…。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

世にも奇妙な“点線国道”こと「R291」を辿りました。
何気に今回の放浪期間中は歩く距離が半端ではありませんでした。
次回は折り畳み自転車を積もうと思います。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso500】

この大型連休の中で、この日だけは空模様が芳しくありませんでした。
それは事前からの予報で知っていたことなので驚きもしませんでしたが。
それでありながら、崩れそうで崩れず、この頃には青空の方が広くなろうとしていました。
「マチガ沢」に差し掛かったあたりです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/1000,F5,iso500】

谷川岳ロープウェイの「土合口駅」から「一ノ倉沢」の間は基本的には「積雪のため通行禁止」という措置がとられていました。
しかし、ロープウェイ駅の駐車場で係の方に聞いたところ「皆さん、自己責任という形で歩いてらっしゃいます(苦笑)」と…。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso500】

「ただし、マチガ沢付近で雪崩のために道路が寸断されているようなので、くれぐれもご注意ください」とのことでした。
事実、ちょっと日蔭になるとまだまだ山肌には積雪がありました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/500,F5.6,iso500】

そしてこちらが崩落斜面です。
皆さん、何とか乗り越えていらっしゃいました。
ただ、自転車がズラーっと並んでいました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/160,F11,iso500】

ここを歩くのは3回目くらいになりますが、今回ほど自転車に乗った方が多かったのは初めてでした。
さすがに自転車を担いでここを越えるという方は少なかったようです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso200】

崩落斜面を越えてなおも進みます。
「こんなに遠かったかなぁ??」と…。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2,iso100】

親子連れに会いました。
手を引いているのはお母さんでした。
お母さんは“トトロ”の「さんぽ」を口笛で吹いていました。
小さい娘さんは、必死にくっついている感じでした。

お父さんはカーブを曲がった先の方で待っていたんでしょう。
カーブを曲がるや否や、娘さんはお母さんの手を離れ「お父さーーーん」と駆けて行きました。
思わずお母さんに「おいくつなんですか??」と訊ねてみました。
「4つです」だそうです。

大人でも1時間近くかかる山道を…。
立派です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/500,F5.6,iso200】

そして「一ノ倉沢」が見えてきました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/1250,F5.6,iso200】

そういえば昨年も来たんですね。
昨年は岩壁の上半分が霧に覆われていました。
今年は青空でした。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/400,F11,iso200】

こちらは対岸の白毛門(1,720m)の方角です。
雲が流れ、一気に青空の面積が広くなりました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200】

こんなに雪の残る一ノ倉沢は初めてです。
沢の正面の雪の壁は3mはあろうかと…。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/200,F8,iso100】

正面の岩壁を雪解け水が滝となって流れ落ちていました。
これだけ雪があれば、雪渓の上を伝って簡単に岩壁の下まで行けそうに見えますが…。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/250,F8,iso100】

実際にはクレバスやらスノーブリッジやら、危険がたくさん潜んでいるんでしょうね。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/250,F8,iso100】

空気が澄んでいたのか、午前中の光の巡りが良かったのか、なかなかクリアな写りでした。


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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200】

で、私も雪の壁に突入してみました。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/2000,F4,iso100】

雪の壁の下から溢れ出た沢の水が、勢いよく沈下橋の上を走っていました。
しかも相当な勢いです。
即席の飛び石橋が架けられていましたが安定が悪く、踏み外すと一気に膝のあたりまでズブ濡れになりそうな勢いでした。
先ほどからここを通る方たち --- 特に女子 --- が、キャーキャー騒いでいる訳がやっと分かりました。。。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso200】

まぁ、せっかくなので雪の壁の上に登らせていただきました。
おっかない飛び石橋を帰るのもイヤでしたから。。。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/800,F5.6,iso200】

白い雲、青い空、薄暗くも適度に光が回った岩壁、そして新緑に残雪…。
こんな贅沢な一ノ倉沢は初めて見ました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso200】

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/500,F8,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/250,F11,iso200】

別れは手短に…。
お名残り惜しさが出ないうちに、振り返らずに立ち去ります。
まぁ、こんな写真を撮ってる時点で既に振り返っているんですけどね。。。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/400,F5.6,iso200】

家族連れです。
お父さんと娘さんはずんずん進みたそうでした。
お母さんは山野草を見つけるたびに足を停め、写真を撮り、そして先行く2人を追いかけていました。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/500,F5.6,iso200】

自転車がとにかく多かったです。
楽チンでしょうし、気持ち良いでしょうね。
老若男女、和洋折衷、古今東西、入れ替わり立ち代わり人で賑わった清水街道でした。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/320,F5.6,iso200】

無事に下山し、清水トンネル上のスノーシェードからです。
線路を挟んで左側に見えるのは「土合山の家」
そして右側は土合駅です。
駅からエンジ色の屋根が連なり、湯檜曽川の上を渡っています。
地下の下りホームへと続く通路です。

駅の正面で減速し、立ち寄ろうかと相当悩みました。
しかし、かつて見たことのないほどの駐車車両の多さに辟易し、今回は素通りを決めました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso200】

昨年同様、ここまで来たら『「硬くて太くて真っ黒い」昔ながらの手打ちそば』を食べたかったんですが、生憎のG/W。
お店にはお昼を待つ行列ができていたため、断念です。
いつもの赤谷湖畔でしばしの休憩ののち、再び新潟県を目指して三国街道を駆け上がりました。

余談ではありますが、結局昼食は2日前と同様「ゆざわ健康ランド」でお世話になりました。
芸がないといえばそれまでですが、持つべきは「ゆざわ健康ランド」と理解しています。。。

ここから先の道のりは、昨秋とまったく同じです。

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/80,F5.6,iso400】

「R17」から「R353」へ。
そして「美人林」です。

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/80,F5.6,iso400】

何だかんだ雪は多かったようです。
G/Wにこれだけの雪が残っているのは6年ぶりとか耳にしました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F5.6,iso1600】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F5.6,iso1600】

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F1.4,iso400】

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/20,F8,iso400】

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/40,F5.6,iso400】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F5.6,iso1600】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F5.6,iso1600】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/30,F11,iso100】

そしてこちらは「星峠」の棚田です。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/125,F8,iso200】

県境を越え、新潟へ入ると雨の跡はありませんでしたが、どんよりとした空模様になっていました。
しかし、またもやタイミングよく、ここへ来るや否や陽が射して来ました。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/200,F8,iso200】

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/200,F8,iso200】

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/100,F8,iso200】

既に星峠には相当数のカメラマンが押しかけ、明日の夜明けを待って三脚が「座席取り」のためにズラっと並んでいました。
(それもどうかと思いますが…)
私もこの日は別の場所で星空撮影をしたいと思っていました。
しかし、天気予報は優れず、夜になって大粒の雨が落ちてきました。

夜半過ぎになっても雨の勢いは衰えず、私も車の中で寝つつ起きつつしながら思っていました。
「星峠でスタンバってた方たちも残念だろうな…」なんて。
しかしそれは、ここにいた方たちにとっては杞憂だったようです。



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2015年5月3日。
6時53分に湯沢ICを出発しました。
目指すは山梨県甲州市の「白沢峠」です。

今回の放浪の最大目的の場所でした。
この場所も『廃道 棄てられし道』によってインスパイアされた場所です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/400,F16,iso100】

googleあたりで「白沢峠」と画像検索するとすぐにヒットしますね。
1950年代にこの山深い峠で切り出した木を運んでいたトラックがそのまま残されている場所です。
『廃道 棄てられし道』においても、他を寄せ付けない圧倒的な姿をそこに誇っていました。
有名なスポットらしいです。
ギリギリまで目指すかどうかを迷ったため、ロクなリサーチもできずにいました。
とりあえず「国道411号(青梅街道)」から山道へ入る…と。
そこだけを間違わないように朝から車を飛ばして来ました。

ところがまぁ、どれだけテキトーな性格をしているのか…。
頭の中にあった「国道411号」はいつの間にか「国道140号」にすり替わっていました。
似ているといえば似ていないとも言い切れない数字ではありますが…。
花園ICで関越道を降り、「国道140号」を走ることしばし…。
立ち寄ったコンビニでマップルを立ち読みし、ケータイで現在地を確認したところでようやく誤りに気付く始末です。

「あんだけ『青梅街道』って言ってたのに、こっちは『秩父街道』じゃねーか」
さすがに自分に呆れました。
「何をやっとるのんや…」
まぁ、こちらからでも行けない訳ではないのでそのまま突き進みましたが。
結果良ければ全て良し…ということで。。。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2,iso100】

とにかく色々ありましたが、12時30分前には無事に登山道の入口に立っていました。
ただし、前述のとおりロクなリサーチをしていませんので「多分ここだろう??」という憶測の域は出ていませんでしたが…。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2,iso100】

とにかく、熊鈴を鳴らしまくりながら歩きました。
途中で真新しい爪痕を見つけ、冷や汗がダクダクです。(この爪痕が熊のものかはわかりませんが…)
仕入れた情報によれば、山道を小1時間ほど歩く必要がありました。
割りと緩やかな上りの連続だったので、さほど辛い道中とは思いませんでしたがとにかく緊張しどおしでした。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso200】

歩き始めて約40分です。
目的地は山の稜線にある防火帯にあります。
目指す方向が間違っていなければ、そろそろ視界が開けてくれないかな…と。
そんな苛立ちを感じ始めた頃でした。

ガサガサっと音がして、黒い影が視界の左側から現れました。
一瞬息が止まるかと思いました。
正体は鹿でした。

その後、眼下からガサガサッと音がしたため、目を凝らしました。
するとそこには人間大のしかも2足歩行をする物体が…。
一瞬、すべてを投げ捨てて逃げようかと思いました。

正体は人間でした。。。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso100】

歩き始めてちょうど1時間です。
ポンっと林道に出ました。
右へ行ったら良いのか、左へ行ったら良いのか、見当もつきませんでした。

とりあえず、右へ進みました。
すると、唐突に目指していた廃トラックが姿を現しました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso200】

ここに「白沢峠の廃トラック(廃ダッジ)」です。
最後はあまりに唐突だったため、拍子抜けしてしまいました。
間もなく、先ほど眼下に見えた方もこの場所へ姿を現しました。
その方の目的もこの場所だったようです。
私よりもずいぶんと若い方(20代半ばくらい)に見えました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso200】

「ここは初めてですか??廃道とか好きなんですか??」
いきなり質問が飛んできました。
「初めてです。廃道とか割りと好きです…。」

「地元の方ですか??」
「新潟から来たんです。」

「新潟の方がよっぽど廃墟なんてたくさんあるじゃないですか」
「・・・」
(いやー…。そうおっしゃられましてもねぇ…。)

ちなみに彼は地元の方で、ここへ来るのは2回目なんだそうです。
私と同じようなところに車を停めたそうなんですが、歩いてきたルートは全然違うルートのようでした。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1600,F2,iso100】

このトラックの荷台を突き破って木がはえています。
これが「桜」という情報もありました。
標高は1,600mもあるところでしたから、この時期に来たら案外開花しているんじゃないかと期待をしていました。
…が、、、

「それ、桜じゃないですよ。専門家に聞いたら違うって言ってました」
と、先ほどの方です

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso200】

時間を忘れて、何度も何度もこのトラックの周りをぐるぐると回りました。
どの方角から見ても絵になります。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso100】

1950年代といえば、まだ戦後間もない頃といっても過言ではないですよね。
米軍払い下げのトラックなんだそうです。
左ハンドルとメーターがまだ残っていました。
ドアも開きます。

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/320,F5.6,iso100】

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F2,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,】

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/1250,F8,iso100】

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/160,F5.6,iso100】

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/160,F5.6,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso100】

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/200,F5.6,iso100】

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/100,F14,iso100】

ひょっとしたら、自力で動き出すんじゃないか…。
そんな風にも思えてしまいました。
広い防火帯のど真ん中に遥か昔に置き去りにされたトラックが1台…。
出来過ぎなくらいの光景でした。

…と、ここで今度は背後からガサガサッと音がしました。
振り向くと、マウンテンバイクに乗って颯爽と現れた若者が1人です。
「ここにはしょっちゅう来るけど、ここで人に会うのは初めてですよ」
屈託のない笑顔でそう話してくれました。

実は、この林道(防火帯?)をもう少し進んだところにはもう1台の廃トラックが置き去りにされています。
それは、色々なサイトでも紹介されていますし、次回はそちらも探してみようと思っています。
…が、この若者の話によると「このトラックを運転していた方の証言によると、もう1台どこかにあるらしいんです」と。
「誰も見つけた人はいないし、多分、朽ち果てたんだろうと言われていますけどね」と。
この場所に何かを感じて引き寄せられる人にとっては宝探しのような話なのかも知れません。

もはやこの場所で時間をかけながら朽ち果てて行く以外、このトラックの行く末はありません。
既に本来の役目は終えたハズのトラックが、今またこうして人を惹きつけ、新たな役目を担わされています。
本当にこのトラックが役目を終えるのはいつになるんでしょうか。
今で言えば「不法投棄」なのかも知れませんが、このトラックには、この場所で最後の最後まで時を刻んで欲しいですね。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1600,F2,iso100】

「さすがにこれだけ人がいたら、熊は出てきませんよ」
マウンテンバイクの若者の言葉が私の足取りを軽くしてくれていました。
2人に別れを告げ、元来た道を下ります。

ちなみに私は「東京境界録」というブログを参考にしながらこの場所にたどり着きました。
しかし、国土地理院の地形図には今回私が歩いたルートは記載がないようです。
それを考えると、行き当たりばったりで山道へ入った割りに、廃トラックまで一直線にたどり着けたことは幸運以外の何物でもありません。

この場所を目指そうという方がいらっしゃいましたら、事前に十分なリサーチのうえ向かわれることをお祈りいたします。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/125,F2,iso100】

白沢峠を下山した --- というより、車両進入最終地点まで戻って来た --- のが15時でした。
それから約2時間の後、私は青梅街道を東に走り、奥多摩の地に立っていました。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/125,F2,iso100】

「ここって東京都だよな??」と、何度か自問しました。
このレトロな佇まいは、何かが無くても足を踏み入れ、そして立ち止まるには十分な場所だったと思います。

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/160,F8,iso200】

その“何か”とはこちら。
山奥のメトロポリスこと「奥多摩工業」です。
『廃道 棄てられし道』と同様、丸田 祥三 氏による『東京幻風景』に掲載されていたこの光景にインスパイアされ、この場所へ来ました。

もともと、当初の予定では、湯沢から圏央道を経由して青海街道に入り、そこから白沢峠へ向かうつもりでした。
そしてその後は、国道20号線やら何やらを経由しながら朝の富山湾で雪の北アルプスを拝む構想だったんです。

ところが、しょっぱなに道を間違えてしまったもんですから、その気も失せてしまいました。
しかし、青海街道を経てR17経由で新潟を目指すルートに切り替えたところで視野に入ってきたのがこの場所でした。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F5.6,iso125】

日原街道をさらに奥へ進みました。
「奥多摩工業氷川鉱山氷川線川垂橋梁」というトロッコ電車の橋です。
こちらも『東京幻風景』に掲載されている場所です。
自ら意志を持って動くというこのトロッコですが、この日私がここに居るうちに動くことはありませんでした。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/125,F2,iso100】

丸い郵便ポストにこの〒看板…。
もう1度自問してみました。

まぁ、今回のように通りがかるだけではここの魅力はわからないと思います。
普段は車中泊がデフォルトの身ですが、せめていつかここへ再び来る時にはちゃんとした宿に泊まりたいな…と。
そして2日くらいかけてじっくりと歩いて見て回りたいな…と。
青梅街道沿いにそう思わせるような場所は何か所がありました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,115,F11,iso400】

青梅街道から圏央道を経て関越自動車道へ。
そして「R17」へ戻ってきました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,39,F11,iso400】

時刻はまだ21時30分頃でしたが、そろそろこの日の車中泊ポイントを探す頃でした。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,34,F4,iso320】

眼下には関越自動車道、そしてその先には渋川市や高崎市の夜景が広がるところです。
夜の関越自動車道を東京方面へ走ると、群馬の山岳地帯を越えたあたりから素晴らしい夜景が広がる場所があります。
高速道路を走行中に路肩に車を停めて撮影する訳にもいかないので、似たような景色を探してみました。
もう少し、利根川に近いところで撮った方が良さそうでした。
まぁ、ここも悪くはありません。

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【α7S,LA-EA4,70-400mm F4-5.6 G SSM,30,F8,iso1000】

榛名山の方角です。
群馬県はこの榛名山や赤城山のすそ野がとにかく美しいところですね。

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【α7S,LA-EA4,70-400mm F4-5.6 G SSM,30,F8,iso1600】

畑の広がる深夜の河岸段丘上からこんな素敵な景色が見られるとは思ってもみませんでした。
この日は移動距離が400kmを越えました。
熊の出る山道だったり、幅員の狭い青梅街道であったり、なかなかスリリングな道中でした。

慣れ親しんだ「R17」の界隈で、ようやくホッと一息つくことができました。
「結局またこっち側へ帰ってきたのか…」と、翌日以降の行く先に悩むところでもありましたが…。



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2015年5月2日。
せっかくの湯沢町ということで、この地ならではのお店へ…なんて思ったりもしたんですが、世間はG/Wの真っ最中でした。(無論、私もですが)
有名店、人気店には人だかりです。

まずはお風呂を優先させたかったので、行きつけのゆざわ健康ランドへ。
そしてそのお隣のレストハウス越後で昼食を採りました。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/100,F8,iso200】

…で、何となく撮ってみたい風景があったので、町営駐車場へと車を停めたところです。

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/100,F14,iso100】

撮ってみたかったのは、この新幹線線路の橋脚と人々の暮らしとの関わりについてです。(大ウソです)

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/200,F8,iso200】

何のことはありません。
2月にこの付近に宿泊した際に、夕暮れ近くになってこの場所を通ったんです。
その時に運転席から眺めたこの光景に何故か「うわっ!」と感じてしまったんです。
ただそれだけです。

「うわっ!」の正体が良く分かりませんけど、無機質極まりないコンクリの橋脚群の存在感に圧倒されたのかも知れません。
ただそれだけの風景を何となく撮ってみたいなと思っていたんです。
自分にもよくわかりませんけど、こんな景色って結構好きみたいです。

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【α7S,LA-EA4,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/200,F8,iso200】

なかなか思いどおりの絵を撮ることができませんでした…。
あの時は夕暮れ時でしたし、この無機質なコンクリートジャングルをぬって道路に連なるテールランプが暖かな印象を与えたのかもしれません。
この日は、この無機質な空間に作られたわずかな(駐車)スペースに、地元の子どもたちがバトミントンに興じていました。
笑顔で声をかけて、そんな子供たちの姿との対比を収めることができたら良かったんでしょうけれど、そんな度量はありません。。。

ここを抜けた駅前の通りとあわせ、また冬の頃の夕暮れ時に来る必要がありそうです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso100】

ところ変わってこちらは大源太(だいげんた)湖です。
湯沢は広いです。
ずっと「土樽駅」と「毛渡沢橋梁」しか知らなかった私にとって、湯沢をより身近にしてくれるようなスポットが今回は何か所かあります。
そのうちのひとつがここです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso100】

2月に初めて足を踏み入れたんですが、その時は深い雪に覆われ、そして湖は氷に覆われていました。
もう少し早かったら、湖周辺には桜が咲き誇っていたんだと思います。
その点のみ、この春の陽気が恨めしい部分でした…。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/250,F5.6,iso100】

正面に聳えるのは大源太山(1,598m)です。
“上越のマッターホルン”の異名をとる秀峰です。
その麓周辺には、この大源太湖を中心としてゴルフ場や農園、大源太キャニオンといった湯沢を体感できるスポットが広がっています。

越後中里駅〜土樽駅がこの町の私の主な行動範囲でしたが、今後はもうひとつ山を越えたこの場所にも出没することになりそうです。
ちなみにこのあたりの大字も「土樽」なんだそうです。
広いです。

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso100】

こちらは石垣の見える田圃です。
大源太湖へと向かう道中にありました。
水が張られたらまた美しさを増すんだろうな…と。
次回、春に来ることがあったら、桜の季節を選ぶか田植の季節を選ぶか迷いそうです。。。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso100】

そしてお馴染み、いつもの「毛渡沢橋梁」です。

DSC01559.jpg
【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/500,F14,iso200】

2月、そして3月に続いてやって来ました。
下り線の橋脚の工事が続いているようです。
アングルを悩みます。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

そしてこちらもお馴染み、いつもの土樽駅です。

DSC02606.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso100】

こちらも2月、そして3月に続いてやって来ました。
特に3月には、初めて乗った上越線に感動し、勢い余ってこの駅で下車してしまいました。
あの時はまだまだ一面銀世界で、雪の壁が聳えていました。
わずか1ヶ月ちょっとで景色は一変していました。

DSC02614.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso100】

「こんな場所で仕事をしたい」
来るたびそんな風に思ってしまいます。
魅惑の駅事務所です。。。

DSC02616.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso100】

この駅へ着いた途端、前日からの疲れが噴出してしまったようです。
急激な眠気に襲われてしまいました。
駐車場で1時間くらい眠り込んでしまいました。

DSC02618.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso100】

DSC01999.jpg
【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/40,F11,iso250】

DSC02625.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso100】

DSC02626.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso100】

DSC02633.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso100】

DSC02634.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F5.6,iso250】

何度来てもここの空気は特別ですね。
またこの場所へ立つことのできる喜び、そして不思議さを存分に味わいました。
喜びと不思議さを全身で体感していることを実感している幸せに身を震わせました。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2,iso800】

再び毛渡沢橋梁です。
下りの電車が通過する頃合いを見計らってみました。
「待つ」とか「時間を合わせる」ことがあまり得意でないです。
どちらかというと「たまたま」という要素の方が強いですね。
“たまたま”月も出てましたし。。。

下り列車が去って「さて…」と腰を上げようとしたところ、突然頭上で大きな音が響きました。
「ガラガラガッシャン!!!」

私、雪崩か崖崩れでも起きたのかと、思わず頭を抱えてしゃがみ込むところでした。
一瞬何が起こったのか訳がわかりませんでした…。

DSC02660.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F11,iso400】

その正体は上り列車でした。。。
下り列車が来る時間は確認していながら、上り列車がくる時間はまったく見ていませんでした。
思いがけないサプライズだったと理解しています。

DSC01569.jpg
【α77,Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5 ZA,1,F11,iso100】

松川橋のあたりから河原に降りてみました。
私が高速道路の車窓から見た毛渡橋梁の景色に魅せられ、そして現地を探しに来た頃のことです。
この景色を見て、思わず毛渡沢橋梁と勘違いしてしまった場所です。

当時は今ほどにネット環境を使いこなすすべも持ち合わせていませんでした。
立ち寄ったコンビニでマップルを立ち読みして場所を頭に叩き込んだり、勘が頼りな部分がとても大きかったです。
高速道路を走る距離感と、全然知らない一般道を走る距離感も違いましたから…。
よく辿りつけたなと思います。(しかも自分の車や運転でなく、先輩に指図して、先輩の車を足にして…)

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,219,F5,iso100】

再び大源太山を見上げる場所に立ってみました。
実は2月にここを初めて通った時から構想にあったアングルなんですが…。
不発に終わりました。。。

2月に来た時は、道路の両側には3mもあろうかという雪壁が聳えていました。
そしてその正面に聳える大源太山。
勝手に背後の雪壁から俯瞰した絵を思い浮かべ、雪壁の間の道路にヘッドライトとテールランプの軌跡をたくさん引いたら面白いな…と。

ところが実際は、雪の壁もなく車の往来もなく、非常に残念な結果となってしまいました。。。
星空の長時間露光にしようかとも思ったんですが、月明かりが過ぎましたしね。。。
まぁ、また雪の壁の頃に来ましょう。。。

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【α7S,LA-EA4,70-400mm F4-5.6 G SSM,30,F8,iso1000】

そして岩原スキー場の駐車場から見下ろした湯沢の町の夜景です。
その時と違って月が照らしていたので、山並みがキレイに浮かび上がっています。
その代わり、星は全然見えませんでしたけど…。
時刻は20時に差し掛かろうとしていました。

この翌日は、この放浪期間中でいちばんの「目的地」へ向かう予定でした。
その場所は山梨県の山中です。
ロクな下調べもしていなかったため、出来るだけ早い時間に山梨入りしておきたいところでした。
しかし、この湯沢町にはもう1箇所だけ --- どうしても --- 行っておきたい場所がありました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/80,F2.8,iso1000】

魚介料理・海鮮料理のお店「たるっぺ」さんです。
越後中里駅から徒歩3分のところにあります。
昨秋、この界隈を訪れた際に見つけたお店でした。

おっきな看板には「本場の魚 佐渡の味」とあります。
初めて見つけた時は、思わず「えっ??」と思いました。
まさか新潟の奥深いところで「佐渡」を見つけることになるとは思いもよりませんでした。
まして、この大好きな土樽の地で。

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/30,F2.8,iso1000】

この2月にちょこっとだけお邪魔する機会を得ました。
そしてこのG/Wに帰って来ることができました。
帰省客やら観光のお客様やらで満席だったんですが、事前にカウンター席を1つだけ空けていただき、お邪魔させていただきました。
職人肌の寡黙なご主人と、とても明るい雰囲気の奥様が切り盛りしていらっしゃいます。

そしてなんとこのお店、佐渡市も認定する「佐渡産食材使用のお店」なんだそうです。
鮮魚類は佐渡から直送で仕入れているとのことで、新潟の奥地にいながら「佐渡」を存分に感じることのできるお店です。
普段は佐渡を離れてまで佐渡を思い出したくない私ですが、この日はこのお店で味わった「佐渡」に感動してしまいました!

「佐渡の魚って美味しいな」
もちろん、味だけでなくその丁寧な仕事にも感動です。
こんな風に客観的に「佐渡」を素敵に感じさせてくれた「たるっぺ」さんには感謝いたします。
夜も遅くまでお付き合いをいただき、たいへんありがとうございました。

湯沢に通い続けて10年以上になりますが、今度は人と繋がることができました。
湯沢へ帰って来る楽しみがたくさん増えた今回のG/Wでした。
今回の長い長い湯沢の1日が終わりました。


2015年5月2日。
未明の「R17」です。
DSC01902.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso2500】
見えている橋は牛ヶ島橋
その左上に灯っているのは関越道の越後川口SAの灯りです。
写真手前を走る道路の影には上越線のトンネルが見えます。
DSC01904.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F5.6,iso3200】
25時40分です。
こちらは牛ヶ島橋の袂に近いところから南東の方角 --- 国道17号線の続く方向 --- です。
向かって右側から流れ込んでいるのが信濃川です。左側に見えるのが魚野川です。
ここから川の名前は「信濃川」となります。
重く流れている様子がよくわかります。
DSC02479.jpg
【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/640,F5.6,iso100】
7時49分です。
セブンイレブン中越川口店での車中泊を経て、再び牛ヶ島橋付近へ戻ってきました。
朝陽が眩しい中を一両編成の電車が越後川口駅の方面へと走って行きました。
静かな朝と思ったんですが、眩しさが過ぎたのと国道17号線をひっきりなしに走るトラックの音が響いていました。
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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/800,F8,iso100】
小出魚市場のあたりです。
こんな山の奥深いところに「魚市場」…。
何となく心惹かれて立ち寄った川原でした。
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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/250,F11,iso100】
四日町橋というそうですね。
歩行者や自転車用の小さな橋が並走していました。
ガードレールの錆び加減が冬場の雪深さを物語っているような気がします。
背景に見える雪山は、さすがに2月ほどの眩さはありませんでした。
DSC02497.jpg
【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/400,F5.6,iso100】
振り返れば「R17」です。
どちらへ向かっても「R17」です。
なんて楽しいんでしょう。。。
当然、向かうは右側です。
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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/250,F8,iso100】
窓を全開にし、長袖のシャツの腕をまくるくらいの陽気でした。
熱せられたアスファルトから陽炎が立ちそうな暑さの道路の彼方には雪山です。
「R17」を走っているんだという実感がものすごくありました。
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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso100】
9時00分の浦佐駅前です。
これから向かう先です。
既に汗ばむような陽気でした。
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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/250,F8,iso100】
六日町駅近くの歩道橋です。
これから向かう先 --- 湯沢方面 --- です。
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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/250,F8,iso100】
そして同じ場所で回れ右です。
今ほど走って来た道です。
私の好きな六日町のアーケード街が見えます。
運転席の目線の高さから望遠レンズで射抜いてみたい景色なんですが、この交通量ですと難しいです…。
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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/640,F4.5,iso100】
さて、この日の本題はここからです。
昨日の記事で、今回の旅の目的地は「2箇所」と書きましたが、最初の目的地へと向かいます。
私が「廃道めぐり」をする契機となったバイブル『廃道 棄てられし道』(丸田 祥三/平沼 義之)にも掲載されていた、旧国道に架かる「境橋」です。
2月に湯沢へ来た際にも不退転の決意で旧道への進入を試みたんですが、一瞬にも満たずに断念してしまいました。
「せめて」と現道から目的地を見下ろし、その存在を確認できたことだけを良しとして今回のような機会を待っていました。
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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso200】
10時47分。
旧国道17号線へ進入を開始です。
しかし、踏み跡が不明瞭に見えたことと、もう少し近づけるんじゃないかという判断から、現道の「新境橋」上から中部北陸自然歩道に沿って進入を試みました。
結論から言うと、このあたり(⇒こちら)から進入するのがいちばん近いようでした。。。
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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso200】
昭和37年に廃道となった旧道は、意外にもキレイな状態でした。
季節のせいもありましょうけど、もっと雑草や蚊帳や棘に覆われた悪路を想像していただけに拍子抜けした部分もありました。
幅員の狭さ以外であれば、ここを車が走っていたことが想像できました。
旧道とはいえ、今も地形図にしっかりと刻まれている場所です。
DSC02548.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1600,F2,iso100】
そして、ここが車道であったことを何より今に伝えるのがこの縁石でした。
もっともっと到着までには苦労を要すると思っていた私の目の前に、不意に、しかし --- 地形図で図った距離にしたら --- 当然のように「境橋」が姿を現しました。
DSC02550.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1250,F2,iso100】
欄干が見えます。
よもやこんなに簡単にたどり着くことができるとも思っていませんでした。
旧道に降り立ってからわずか5分後のことでした。
DSC01947.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso200】
おっかなびっくり渡ってみました。
2月に来た時には、貝掛温泉の入口に立ちました。
そして3mはあろうかという雪の壁を目の前にして、すごすごと退散しました。
あれだけの雪がこの橋に積もっていたとしたら、何十トン、何百トンにもなったことでしょう。
そんな重さに耐えた橋が、たかだか80キロの私が渡っただけでどうこうなるとは思えませんでした。
しかし、渡る際は冷や汗もんでした。。。
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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F16,iso200】
上から見るぶんには何の変哲もないフツーの橋なんですが、横から眺めると世にも奇妙な構造の橋のようです。
私は詳しいことは知りませんけど、所謂「(曲弦)トラス橋」の中でも非常に珍しい「上部ボウストリングトラス」という構造だそうで、
日本には1890年代に導入され、現在ではほとんど採用されない構造なんだそうです。
DSC02554.jpg
【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/160,F14,iso200】
上とこの写真は下流方面から撮影したものです。
構造云々そんなことは私にとってはどうでもよく、この非日常な空間の中で出会えた廃道と構造美の織りなす「絶景」に感謝です。
ただ、足場が非常に悪く、急傾斜地で踏ん張る必要があったため中々撮影に集中ができませんでした。
DSC01957.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso200】
こちらは上流部分です。
DSC01516.jpg
【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/100,F14,iso100】
上流部分は比較的簡単に川べりまで降りることができました。
前述の『廃道 棄てられし道』に掲載されていた写真もこの位置から撮ったものと思われます。
思い込みの激しい私の頭の中では、いつの間にか撮影スポットは「下流側」と決めつけられてしまっていたらしいです。
何故か上流から撮ろうという発想がまったくありませんでした。
気付いて良かったです。。。
DSC01961.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso200】
2月に来た時の積雪量を考えたら「ひょっとしてまだ雪があるのかも…」という不安はありました。
標高も700mもある場所です。
日蔭にはまだ雪が残ってはいましたが、それは進入を阻むようなものではありませんでした。
無事に最初の目的地に到達することができ、まずは一安心です。
DSC02566.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1600,F2,iso100】
旧国道17号線はもう少し先に続いています。
地形図を見ると、貝掛温泉、二居(ふたい)双方から伸びる旧道のラインは途中で寸断されています。
DSC02567.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1600,F2,iso100】
私自身はこの先を確かめたいとは思いませんが、50年も前に廃道となった国道が現在もこうして往時を偲ばせる形を留めていることには感動を覚えます。
今回、この場所に来るに当たって参考にさせていただいたサイト「山さ行がねが」さんの道路レポート『国道17号旧道 二居渓谷』には、
この先の様子なども詳しく書かれていますので、ご興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。
さて、この日のこの地における目的はこれで達せられました。
時刻は11時50分。
まだまだたっぷりと時間はあります。
まずは“久しぶりのお風呂”と、腹ごしらえをする必要がありましたので、一旦は湯沢町の中心部へと引き返すことにしました。



【お詫び】

初出の記事で「貝掛温泉」を「買掛温泉」と表記しておりました。
たいへん失礼をいたしました。
ご指摘くださいました「通りすがり」さん、たいへんありがとうございました。
(2016.05.26追記)

 
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先のG/Wの放浪写真です。
4〜5日間は「+α」の時間にお付き合いください。

2015年5月1日。
最終のフェリーで佐渡を離れ新潟入り。
旅の目的地は「2箇所」ありましたが、道中はまったくのノープランです。
とりあえず、最初の目的地方面へ向けて国道をひた走りました。

DSC01873.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso640】

「R8」が「R17」に変わってそう間もない頃です。
時刻は24時17分。
既に5月1日ではなくなっていました。

DSC02445.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/20,F1.4,iso1600】

小千谷市に近いところ。
長岡市の外れに差し掛かったところで「なんだここは??」という胸騒ぎを覚える風景を見つけました。

DSC01875.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso500】

片側2車線に中央分離帯。
並行して走る線路と無人駅。
それらを一気に飛び越える長い歩道橋。

DSC02448.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/20,F1.4,iso1600】

さほど都会と思えるような場所には見えず --- むしろ田舎です --- 「だだっ広い」そんな印象を受ける場所でした。

DSC01879.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso800】

しかし、何かを感じ、一旦は素通りしたんですが、次の信号でUターンしてきました。

DSC01880.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso800】

2013年11月に「R17」を走ったのは、小千谷IC〜湯沢ICの間でした。
今年の2月に「R17」を走ったのは、R291とR17の交わるところからでした。
すなわち、過去2回においてはバイパスしてきた区間です。

DSC02455.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/13,F1.4,iso3200】

このわずかな区間にこんな素晴らしい場所があるなんて…。
今まで通ったことがない訳ではないんですけど、考えてみたら、写真を撮るようになってから通るのは初めてかも知れません。

DSC01881.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso800】

そこだけやたらと広く、明るい場所でした。
明るさと虚ろさは紙一重でしたが…。
そこがまた魅力にも見えました。

DSC01884.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso400】

長い歩道橋を渡りきり、上りのホームに立ちます。
下りのホームへ向かおうと思ったら、今度は跨線橋を渡る必要があります。
この複雑怪奇さがまた何とも言えません…。

DSC02460.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/15,F1.4,iso1600】

魅惑の上り方面です。

DSC01885.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso400】

こちらは「現実」へと向かいそうな下り方面です。

DSC02462.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/15,F1.4,iso1600】

上の写真を撮影中のα7Sです。
三脚を伸ばして縮めて…。
大変でしたが何より楽しい時間でした。

DSC01886.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,20,F11,iso100】

その跨線橋を渡ります。
こんな時間にこんな場所でウキウキしながら写真を撮ってます。
私も十二分に「変態」ですね。。。
変質者に思われないように気を付ける必要がありそうです。。。

DSC01887.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F2.8,iso100】

無人駅です。
3月に上越線に乗った時には、電車の中でこの駅に停まったハズです。
記憶にあるような無いような…。
同じ区間でも、車道を走るのと、電車で走るのでは全然景色の見え方が違います。
下校時の学生が乗り降りしていたような気がします。

暑い夏の1日。
横殴りの吹雪に見舞われた冬の一瞬。
そんな時の姿も見てみたい場所です。

DSC01890.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso6400】

待合所には雪国を思わせる梯子が架かっています。
2月の時にこの場所を知っていたらと思うと少し惜しかった気がします。

まぁ、また色々な季節に来る場所になりましょう。。。

DSC01893.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso4000】

何でしょう…。
この空間の持つ「間」とでも言うんでしょうか…。
この手の空間に強烈に惹きつけられます。

DSC02469.jpg
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/10,F1.4,iso6400】

イメージをお伝えするのは難しいんですが、私、漫画家・上條淳士 さんの代表作でもある『SEX』の絵がとても好きなんです。
人物の絵というより、その背景…。
人物や台詞がなくても、その絵だけで物語ができてしまうようなあの背景…。
あんな絵のような写真が撮れたらなと思います。

DSC01894.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso2000】

よろしければ見てみてください。
まだ入手できるのかわかりませんけど…。

DSC01897.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,5,F5.6,iso400】

もの言わぬ深夜の駐輪場。
もの言うは、はみ出した自転車でしょうか…。

DSC01899.jpg
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,5,F5.6,iso2500】

気がつけば、この場所で1時間ちょっとを費やしました。
普段は割りとチャッチャと済ませるんですが、放浪初日のしかも最初の撮影スポットということもありじっくり時間をかけてしました。
まして、急ぐ旅でも何でもありませんでしたから…。

急ぎはしませんでしたが、ボチボチ眠たくなりはじめた頃でもありました。。。



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