2015/10

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そして妙宣寺です。

DSC01006.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso200】

新潟県内唯一の五重塔は国の重要文化財なんだそうです。
きっと有名どころとは思うんですが、私自身あまりこのお寺へ来ることはありません。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso200】

せっかく国分寺まで来たのだから、、、というのと、この青空に誘われてこの場所へ降り立ってみました。
国分寺同様、こんな青空の日に来た記憶がありません。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/50,F11,iso200】

陽が射すと、手前の楓がパァッと明るく燃えました。

DSC09779.JPG
【α99,50mm F1.4,1/250,F2,iso100】

青空ではありましたが、たまに雲が陽射しを隠してしまいました。
そのたびカメラの電源を切り、陽が射すのを待ちました。
なので、結構な時間がかかってしまいました。

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【α99,50mm F1.4,1/1000,F2,iso100】

そしてこの日は朝からたくさんの団体さんがこちらのお寺へ観光に見えていらっしゃいました。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/640,F2,iso100】

皆さん揃って集合写真を撮っていらっしゃったので、それを待つという作業もありました。
でも、こんな風にたくさんのお客さんが来るのって、やっぱり嬉しいですね。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso200】

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【α99,50mm F1.4,1/3200,F2,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/15,F22,iso200】

何とか色づいている楓をアングルに入れようと四苦八苦しました。
「ここはひとつ…」と、望遠レンズを取り出してみたんですが、結局すべてのカメラに装着し、すべてのカメラの電源が入らなくなるという事態に発展してしまいました。
やはり先日の症状は一過性のものではなかったようです。
普段はあまり使わないような気でいるんですが、いざとなると使いたい場面には遭遇するものです。
近いうちに入院させなければと、改めて痛感させられました。
(数時間後、すべてのカメラは息を吹き返しました…)

まぁ、ひとしきり撮影もしましたし、肝心のカメラが使えなくなってしまってはどうしようもありません。
大型バスの団体さんが去っていった後を追うようにこの場所をあとにしました。
お客さんがすべて去ってから、お寺の前のお土産屋さんが開店準備をしている様にはちょっと笑ってしまいましたが…。
「らしい」というか何というか。。。

「秋たけし檀の梢吹く風に雑多の里は紅葉しにけり」
帰り際にふと思い出したのが、佐渡に流され、この“檀風城”に幽閉された日野中納言資朝の歌でした。
これまでこんな色とりどりの妙宣寺を見たことはありませんが、この日私が見たような紅葉の景色を、遠く故郷を思いながら詠んだのかななんて…。
心に隙間風が入ってくるような面持ちになってしまいました。



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佐渡の寺院といえば…。
ということで、歴史的な背景とか云々は置いておいて、国分寺へと向かいました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/160,F5.6,iso100】

正確に言えば、寺院を巡ろうと思っていたわけではないんです。
せっかくの休日で朝から見事に晴れ渡っていたので、“秋らしさ”を探してフラついていたところ辿りついたという感じです。

DSC09775.JPG
【α99,50mm F1.4,1/500,F2,iso100】

4日ほど前の写真になりますが、まだ平野部の紅葉は色づき始めの頃でした。
紅や黄色よりも緑が多かった気がします。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/160,F5.6,iso100】

これまで、国分寺へ来るのは冬が多かった気がします。
正面から凛とした佇まいが美しく、あたり一面の雪がこの障子や白壁の似合いに思えたからでしょう。

これまた正確に言えば、ここへ来る日に限って晴れた日がなかった…ということにほかなりませんが。。。
こんなに色彩に溢れた国分寺は初めての気がします。

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【α99,50mm F1.4,1/2000,F2,iso100】

とか何とか言って、、、
もう少し紅葉が色づいていたのなら、もっとウロウロしてみたかったんですが、そこはイマイチ感が強かったため早々にこの場所をあとにします。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/400,F5.6,iso100】

まだまだ朝早い時間帯だったので、もうひとつ近くの寺院に立ち寄りました。
妙宣寺です。
こちらもまた、初めて見るような色彩に溢れた妙宣寺でした。
朝の空気が澄んでいるうちに、ここだけではなくもっと色々と回りたかったんですが、この場所で意外と時間を費やしてしまいました…。

ちなみに、この2〜3日の佐渡は、写真のような清々しさとはまったく無縁の雨模様です。



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今年もまた佐渡金山の寒桜が花を開かせています。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/320,F2,iso80】

といっても、昨日今日咲き始めた訳ではありません。
もっとずっと前にチラと咲き始めの姿は見ていました。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1250,F2,iso100】

その頃はまだ咲き始め感が強く「もう少し咲いた頃に来よう」なんて思っていたんですが、すっかり忘れてしまっていました。
「もう散ったかも…」そんな不安を抱えながら様子を見に来たんですが、まだ少しだけ残っていてくれました。

どうも毎年この時期に余裕を無くすようです。
すんでのところで見逃してしまうところでした。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/8000,F2,iso100】

この時期に金山周辺で桜を咲かせる木は、私が知っている限りでは3本です。
そのうち、毎年いちばんたくさん花を咲かせるのがこの木です。
残りの2本はほとんど終わりのようでした。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso100】

今年は「出来が良い」と言われている紅葉ですが、先週の嵐、そして昨日あたりの雨で幾分か散ってしまったかもしれません。
平野部の木々も随分と色づいてきましたが、これから先は、色づくのが先か散るのが先かという状態になりそうです。
写真は4日ほど前のものですが、道遊の割戸を見上げる桜並木が見事に色づいていました。

毎年、紅葉写真が撮れないまま季節が過ぎて行ってしまいます。
佐渡地方の天気予報は、週末から来週頭にかけて雨マークが並んでいます。
次の青空が来るまで、もう少しだけ散らないでいてもらいたいところです。



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早朝の新穂地区の農道で珍しい方にお会いしました。

【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/2500,F2,iso100】

私同様、とても眠そうな顔をしていらっしゃいました。。。

【α77,50mm F2.8 Macro,1/250,F4,iso100】

私は田んぼの中の未舗装の道をガダゴトと走っていました。
「何か緑色の石を跨いだなぁ…」と思い車を止めると、そこには亀さんが1匹です。

【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1600,F2.8,iso100】

轢かなくて良かった…と。

【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1250,F2.8,iso100】

私を警戒して、私の回り込む方向と逆方向へ逃げようとしていらっしゃいました。
不器用そうに怪獣のような手を掻いてズリズリと進む様はとても愛嬌がありました。
何て、ご本人様はそれどころじゃなくて必死だったんでしょうけれど…。

【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F6.3,iso100】

あまりにも可愛すぎました。
「ごめん!」と無理矢理目線をいただきました。
生後どのくらいなんでしょう??
これからもっと大きくなるのか、千年も万年も生きてきてこのサイズなのか…。

竜宮城へ行く風には見えませんでしたので、農道脇へ安置しました。
亀様におかれましてはとんだ災難だったかもしれませんが、私の勝手解釈では、後日、何かに化けて恩返しをしてくれるものと期待しています。。。



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唐突に九州に初上陸しました。
飛行機に乗ったのも3年ちょっとぶりでした。

DSC00428.JPG
【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/200,F2,iso8000】

初上陸の地である福岡県は博多の街です。
橋の袂でギターを弾く方に出会いました。
私も大好きなバンド「チューリップ」の話題を出してみたところ、その方後ろを振り向きながら「知ってますか??」と…。

チューリップの名曲「博多っ子純情」に出てくる春吉橋が目の前にありました。
「へぇー!」と「すごい!」の連続の夜でした。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/50,F2,iso500】

中州付近では屋台が有名と聞いていたんですが、そこまで歩くのも面倒くさく、とりあえずホテルの近所で豚骨ラーメンだけはいただいてきました。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/1250,F2,iso200】

そして翌朝は2日ぶりの飛行機です。
前回の沖縄旅行もそうだったんですが、何故か往路よりも帰路の方が緊張し、そして着陸よりも離陸が怖いです…。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/1250,F2,iso200】

搭乗直前にコックピットが見えました。
機長さんと副操縦士さんが見えました。
「お願いします」と頭を下げます。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/3200,F2,iso200】

プッシュバックを経て滑走路へとタキシングです。
整備の方がお見送りをしてくれています。
「私たちが整備点検したから安心してください」
このお見送りにはそんな意味があるんだそうですね。
この姿を目に焼き付けます。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/5000,F2,iso200】

朝のラッシュだったようで、滑走路直前で3機ほどの着陸を待ちました。
そのうち1機はゴー・アラウンドしていきましたが…。
「翼の動きがみたい」と我儘を言って譲っていただいた窓際の席です。
「やっぱり怖いから代って…」なんてとても言えません。。。

“翼の時間”
離陸後少ししてフラップが格納されて行きました。
巡航速度へ向かい、高揚力装置が不要になったためと理解していますが、思ったより早い格納だったため、少し不安ではありました。。。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/500,F5,iso200】

往路は離陸が日没後だったため、翼はおろか、外の景色さえも見えませんでした。
しかし、怖いと思うことはまったくと言ってよいほどありませんでした。
私自身、やっと飛行機慣れできたかと思っていました。

でもやっぱり帰路は怖くなってしまいました。
高所恐怖症という訳ではないハズなんですが…。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/800,F5,iso200】

機首を北東へ向けるために左旋回です。
先ほどまで上方に見えていた主翼が一気に下方に移動し、地上の景色が窓全面に広がります。
“撮ること”で気を紛らすのに精一杯でした。。。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/500,F8,iso200】

離陸から約15分です。
山口湾上空に差し掛かろうというところです。

よく「クリティカル・イレブン・ミニッツ」という言葉を聞きますが、実はじっくりと心の中で数えていました「180秒」
まぁ、100を数えるころから忘れてしまい、気づいたら15分が経過していました。
なかなかベルトサインが消灯せず、不安を募らせていましたが。。。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/1000,F8,iso200】

離陸後約30分です。
島根県上空です。
眼下には美保湾、そして中海が見えます。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/1000,F8,iso200】

そしてその向こう側には日本海が広がっています。
少し遅れた機内サービスで冷たいお茶をいただきました。
緊張で喉が渇きすぎていました。。。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/1000,F8,iso200】

こちら、大山の裾野が日本海側へなだれこんでいるあたりですね。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/1000,F8,iso200】

残念ながら、大山そのものは見落としてしまいました。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/1000,F8,iso200】

大山の裾野を過ぎ、北条砂丘と呼ばれる海岸線のあたりと思います。
このあたりだったと思うんですが、CAさんより機内アナウンスがあり、機体右前方遥かに富士山が見えたそうです。
生憎私は機体左側でした。。。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/800,F8,iso200】

そして機体は海上上空へ…。
雲が気持ちよさそうにぷかぷかと浮かんでいます。

機長さんのご挨拶では「到着まで概ね揺れのない運行が予想されます」とのことでした。
でも、海の上って若干怖いです。
まぁ、地上が見えたところで変わりはないんでしょうけど。。。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/800,F8,iso200】

しばらくはこんな景色が続きました。
次に地上が見えたのは能登半島でした。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/640,F8,iso200】

離陸から約50分です。
能登半島の西側のあたりと思います。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/640,F8,iso200】

雲が覆っていたこともあったんですが、あの特徴的な地形がちょっとわかりづらかったですね。
一瞬、越前岬のあたりかとも思ってしまいました。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/640,F8,iso200】

そして機内にはCAさんより「間もなく着陸態勢に入ります」という旨のアナウンスが入ります。
ふたたび“翼の時間”が近づいてきました。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/640,F8,iso200】

写真中央やや左手前に雲に見え隠れして橋が見えます。
能登島大橋というんじゃないかと思います。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/640,F8,iso200】

そろそろ佐渡が見えても良いんじゃないかと思っていたんですが…。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/640,F8,iso200】

小木半島が見えてきました。
佐渡上空は思ったより雲が多かったようです。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/640,F8,iso200】

大きく右旋回し、窓には空が広がりました。
雲の下に佐渡の南側の海岸線が薄っすらと見えます。
このまま佐渡へ行ってくれたら良いのにと思いました。。。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/640,F5.6,iso200】

越後七浦のシーサイドラインを見下ろします。
間瀬の漁港が見えます。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/640,F8,iso500】

巻(まき)の上空です。
既にエンジンはアイドル状態です。(たぶん)
機内は静寂に包まれています。
なかなかフラップが出てこないので、勝手に不安になったりしていた頃です。。。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/640,F8,iso400】

巻の市街地、そして背後には角田山が見えます。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/500,F8,iso400】

当然ですが、雲の上にいましたから常に快晴状態でした。
雲を突き抜けると、新潟市付近はどんよりとしていました。。。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/500,F8,iso400】

信濃川の上流を通過です。
手前に架かるのは大郷橋と思います。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/500,F8,iso400】

小阿賀野川の上空に差し掛かりました。
ここから空港方面へ向け、一気に大旋回です。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/500,F8,iso400】

ものすごいバンクです…。
窓からは田んぼしか見えません。
旋回のために補助翼(エルロン)が動くのを待っていたんですが、微動だにしませんでした…。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/800,F8,iso400】

そしてようやく“翼の時間”が到来です。
“チャルメラの笛”のようなちょっと情けない音と同時にフラップが出てきました。
空港での飛行機見学が大好きになって久しいですが、“生フラップ”を見ようと思ったら機内でないとダメですから。。。
フラップが出るとまたエンジン出力が上がってきました。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/500,F8,iso400】

今ほど通過してきた新潟平野を左手に見ながら、最後の旋回です。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/2000,F8,iso400】

競馬場の上空です。
また「チャララ〜〜ララ〜〜」とフラップが伸びてきました。
“フル”の状態でしょうか。
風の影響を受け、機体は小刻みに揺れていましたが、私はこのあたりで完全に安心しきってしまいました。
「ヤレヤレ…」といった感じです。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/800,F5.6,iso200】

そして着陸です。
接地と同時にスポイラーが起動しました。
次いで逆噴射と、滑走路の長さの関係もあるんでしょうけれど、相当な急ブレーキに感じました。
隣で爆睡していた方が飛び起きていました。。。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/6400,F2,iso100】

スポットへ到着する間に、何事もなかったかのように元の姿に戻った主翼です。
「ひと仕事終えたぜ」みたいな表情に見えたのは私だけでしょうか。(きっと私だけでしょうね)
「ありがとうございました」と手を合わせます。。。

数年前、五島列島へ行きたいと車で移動するスケジュールを組んだことがありました。
しかし、新潟から長崎までの高速道路の移動に --- ノンストップで --- 13時間もかかってしまうことがわかり、断念したことがあります。
…が、もうそろそろ空を使っての旅行を考えても良いのかもしれません。

今回の所要時間はわずか1時間30分程度…。
毎年私が長時間をかけて車で移動するような距離をほんのひとっ跳びで越えてしまう飛行機はやっぱり便利です。
あの車の旅の移動時間は一体何なんだと思ってしまいます。。。
こうして3年ちょっとぶりの飛行機の移動は無事に終了しました。

相変わらず手に汗を握りました。
しかし、今回の搭乗は、飛行機を他の移送機関と同様ひとつの移動手段と考えることの契機となるかもしれません。



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また少しだけ佐渡を離れていました。
船に乗って、タクシーに乗って、飛行機(!)に乗せられて、バスに乗って、電車に乗って…。
陸海空すべての交通手段を使わせていただくという、とても貴重な体験をさせていただきました。

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【α7S,LA−EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/800,F11,iso200】

帰路のカーフェリー船内です。
土曜日あたり、佐渡は風と雨が強かったそうで、その名残は海上時化という形に変わっていました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/800,F11,iso200】

できるだけ早くに帰りたかったんですが、ジェットフォイルが時化のために欠航となり、やむなくフェリーに乗船です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/1250,F5.6,iso200】

波の高さは4mくらいだったでしょうか…。
信濃川の河口付近では、一瞬たじろいでしまいそうな高い波が船に向かってきました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/2000,F5.6,iso500】

船内は“満席”状態でした。
3〜4くらいの団体旅行の集団がいらっしゃいました。
ジェットフォイルが欠航したということもありましょうけど…。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/2000,F5.6,iso200】

いつもお世話になっている佐渡汽船の先輩によりますと、
「今日は波は無いよ。これは“うねり”だから大して(波しぶきが)叩かないんじゃないかな」
とのことでした。

思わず「波とうねりって違うんですか??」と聞き返してしまいました。
すると「だって白波ひとつも立ってないだろ??」と。
納得したようなしないような…。
でも、揺れる船内でした。
船酔いを避けて甲板で出ていらっしゃる方がたくさんいましたが、波しぶきを浴びまくっていたようです。
こればっかりは仕方ありません。

これからの季節、越佐海峡はこんな感じの渡航が増えてきます。
冬場に佐渡へいらっしゃろうという方におかれましては、まず、この航路が“難所”に感じられるかもしれません。
これもひとつの“佐渡らしさ”とご理解いただけたらと思うんですが…。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/2000,F5.6,iso500】

私はと言えば、長距離の移動で疲れていたハズなんですが、やっぱり海を見るとテンションが上がってしまいます。
移動先でも海を見て「海だーーっ」なんて叫んでしまってましたから…。
海のない日常なんて考えられません。

さらに「苦手だ」とか「怖い」とか言いながら、往路も復路も飛行機に乗り、緊張感から解放されてもいましたので
いつも以上に甲板から身を乗り出してしまっていたかもしれません。。。

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【α77,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/160,F8,iso100】

何となく夜空に光る月に向けてシャッターを切りました。
やっぱり佐渡の空は広いなと…。
今回は九州に初上陸を果たして来たんですが、都会から帰ると空気の美味しさと空の広さを実感するのはいつものことです。

不在の間の雨風がどのくらいひどかったのかはわかりません。
今年は紅葉の状態が良いと聞いていたんですが、ロクに紅葉狩りへも行けていません。
散ってしまったのではないかと、気を揉んでいます。



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熱戦が続く相川体育館です。
場内のざわめきとお客さんの大移動。
そして、大移動してできた人だかりの花道から選手の入場です。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2.8,iso8000】

本日のメイン・イベントはミックスドダッグマッチ30分1本勝負。
大谷晋二郎選手&里村明衣子選手 VS 天龍源一郎選手&アジャコング選手です。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2.8,iso8000】

この11月に引退する“Living Legend”こと天龍選手の入場を待って、場内には紙テープが舞いました。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2.8,iso8000】

私もテープをたくさんいただいたので投げさせていただいたんですが、タイミングが早かったようで…。
大変失礼をいたしました。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

試合前の記念撮影です。
お子さんがとても嬉しそうですね。
大きくなって、こうやってプロレスの選手と一緒に写っている写真を見返したら、きっとまた喜びも新たになることと思います。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

そして注目の一戦のゴングが鳴りました。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

天龍選手にタッチして、場内は大歓声です。
相対する里村選手も、この一戦にかける大きな思いを抱いていたんだそうです。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/800,F2.8,iso8000】

攻勢をかける里村選手
受けて立つ天龍選手の表情も歪みます。
お2人にしかわからない“会話”があったんだと思います。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.5,iso8000】

両チーム選手が入れ替わります。
大谷選手とアジャコング選手の睨み合いです。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.5,iso8000】

今度はアジャコング選手と里村選手の一騎打ちです。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.5,iso8000】

優勢に試合を進めるアジャコング選手の「どうだ!」と言わんばかりのポーズです。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.5,iso8000】

ここからはアジャコング選手の独壇場です。

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場外での乱闘ファイトです…。

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パイプ椅子、そして長テーブルが容赦なく里村選手を襲います。

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さらに、ダウンすることを許さず、里村選手を引きずり回すアジャコング選手です。

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ついには缶までもが…。

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さすがの里村選手も完全にグロッキーです。

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しかし、アジャコング選手は攻撃の手綱を緩めません。

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リング上に戻り、さらに攻勢を仕掛けるアジャコング選手です。

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パイルドライバーが一閃。
しかし、この後里村選手はあわやの危機を何とか脱します。

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里村選手から大谷選手にタッチし、今度は形勢逆転です。
アジャコング選手をコーナーへ追い込み、今度は大谷選手が「どうだ見たか!」と言わんばかりのポーズです。

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大谷選手のパフォーマンスに場内のボルテージも上がる一方です。
そんな中、大谷選手の攻勢が続きます。

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「もっともっと」と場内を煽り、、、

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その声援に乗ってロープへ飛ぶ大谷選手です。

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また激しいキックがアジャコング選手の顔面を捉えました。

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さらに反対コーナーへ追い詰め、キックを見舞います。

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これにはアジャコング選手も堪らず天龍選手にタッチを求めます。

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場内大歓声の中、、、

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天龍選手の空手チョップが炸裂しました。

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しかし、今度は里村選手がやり返します。

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渾身のエルボーが天龍選手をとらえました。
里村選手、全身全霊を込めた攻撃です。

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しかし、アジャコング選手の反撃です。

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ポーズを決めるアジャコング選手です。

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今度は一瞬のスキをついて攻勢に出る里村選手です。

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助けに入ろうとする天龍選手を大谷選手がブロックします。

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そして今度は大谷選手&里村選手のツープラトン。

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これが見事に決まります。

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これには、、、

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さすがのアジャコング選手もダウンです。

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しかし、やはりこの両者の対戦ではアジャコング選手に分があったようです。

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一斗缶で里村選手の動きを止めると、、、

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豪快に、、、

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ブレーンバスターで畳みかけます。

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勝負あったか??

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しかしここは里村選手が意地を見せてフォールを返します。

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しかし最後は、、、

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天龍選手とアジャコング選手の、、、

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クロスボンバーがさく裂です。

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さらにトップロープから、、、

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アジャコング選手のボディプレスです。

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フォールに入るアジャコング選手。
天龍選手も大谷選手を完全にブロックします。
ここで3カウント。
勝負ありです。

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リングの内外で繰り広げられた大熱戦は天龍選手&アジャコング選手の勝利に終わりました。

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佐渡におけるプロレス大会への出場は今回が最後となる天龍選手です。
有終の美を、笑顔とともに飾りました。

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「元気ですか!?」
大谷選手の声で始まった試合後のセレモニーです。
オープニングのセレモニーでは相川が誇る元プロレスラー・小杉俊二選手もマイクを握られました。

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熱いファイトを、その鍛えられた肉体を通じて伝えてくださった大谷選手が、今度は声で場内のみなさんにエールを送ってくださいました。

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さらにマイクは天龍選手へ。

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満身創痍にも見えた天龍選手ですが、戦いを通じ、そしてマイクを通じて佐渡・相川へメッセージを伝えてくださいました。

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そして最後は、主催者であるAWGPさんの代表である“龍”くんの音頭で、選手、そして観客の皆さんで「1・2・3・ダー!!」です。
主催者のみなさんの熱い思いと、選手のみなさまの熱い気持ちと、観客のみなさんの熱気に包まれた時間が終わりました。

いつの間にか私の体温も上がっていたようです。
すっかり汗ばんでいました。
この会場に足を運び、たくさんの元気をいただいた時間でした。

遠く佐渡までいらっしゃってくれた選手のみなさま、たいへんお疲れさまでした。そしてありがとうございました。
この後、SNS等で主催者のみなさんと笑顔で写っている選手の方の写真をたくさん見ました。
リング上の厳しい表情と激しいパフォーマンスとは程遠い、しかし、とても優しい笑顔でいらっしゃるのがとても印象的で、そして素敵でした。
本当に強い人たちだからこそ見せることのできる優しさの表現・表情と思いました。
「プロ」ってすごいなと、改めて感じさせていただきました。

そして主催者のAWGPさん。
手作りで、しかも、とても心のこもった大会をいつも開催されていらっしゃいます。
“龍”くんはじめ、スタッフの皆様のご尽力には本当に頭が下がる思いです。
初めてこの会場へ足を運ばせていただきましたが、たくさんの元気をいただき、感謝をいたします。
たいへんお疲れさまでした。
そして、本当にありがとうございました。

「キン肉マン」以来のプロレス大会はとても思い出深いものになりました。
また来年も「今年もプロレスがやってくる」の看板が並ぶ時間が来ることを楽しみにしています。



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開催から早くも1ヶ月が経過してしまいました…。
「ZERO1プロレスリング佐渡大会」です。

ここ相川へプロレスが来るようになって今年で5年目と記憶しています。
主催者である相川の若手有志・AWGPさん(=aikawa gesu people)が熱い気持ちとその行動力を発揮しながら継続してきたイベントです。
毎年来たいと思いながら、今回ようやく足を運ぶことができました。

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【α7S,LA-EA4,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/400,F5.6,iso12800】

私自身、初めて生で見たプロレスラーの姿です。
ショーン・バーネット選手です。
幼い頃は毎週日曜日に「キン肉マン」を観るのを楽しみにしていたんですが、ウォーズマンとかロビンマスクとか大好きでしたが。。。

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こちら、反対コーナーから登場のKAMIKAZE選手です。
ものすごい胸板ですね…。

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【α7S,LA-EA4,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/400,F5.6,iso12800】

最初のカードはこの両選手の30分シングルマッチ1本勝負です。

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【α7S,LA-EA4,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/400,F5.6,iso12800】

ショーン・バーネット選手が積極的に技を繰り出しますが、、、

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KAMIKAZE選手は終始余裕たっぷりに見えました。

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【α7S,LA-EA4,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/400,F5.6,iso12800】

この巨漢がトップロープから華麗に舞っていました。
リングサイドで見てみたかったですね。

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【α7S,LA-EA4,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/400,F5,iso12800】

このカードはKAMIKAZE選手の貫録勝ちです。
前々から「リングに叩きつけられる音とか、スゴイよ」とは聞いていましたが、三尺玉が破裂するような音が響き渡っていました。

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続いてのカードは、日高郁人選手&菅原拓也選手 VS 崔領二選手&将火怒選手のタッグマッチ30分1本勝負です。 
試合開始前から何やら不穏な空気が…。

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リングの上と下で互いに指を差し合い、因縁の付け合いです。
手前でマイクを握った司会の方もとばっちりを受けていらっしゃいました。。。

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でもって試合開始前の集合写真は“笑顔”です。
このあたりがプロらしくて好きです。
何となく、本当に強い人たちの優しさを垣間見るようで素敵です。

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しかし、ゴングが鳴ると、、、

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担ぎあげたり叩きつけたり、、、

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場外の攻防があって、、、

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ブレーンバスターが決まったり、、、

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また担ぎあげて、、、

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コーナーでの際どい攻防が繰り広げられ、、、

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敗者は判定を不服としてレフェリーに詰め寄ったりと、非常に見どころが満載の一戦でした。

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こちら、勝者である崔領二選手が悠々と引き上げていきます。
その腕にはお客さんのお子さんを掲げながら…。

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お子さんの嬉しそうな顔が印象的ですね。

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この日ラウンド・ガールの務めていらっしゃったのは、相川出身のレースクイーンである本多貴奈さんです。
貴奈さんは実況解説席でもご活躍されていらっしゃいましたが、やはり地元開催ということもあって相当緊張されたようです。
大役を本当にお疲れさまでした。

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3試合目は女子のタッグマッチ30分1本勝負です。

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トップロープで見せる仕草がとても可愛らしく --- なんて言ったら失礼かもしれませんが --- 見えました。
実際、この試合のゴングが鳴る頃、私は予備のバッテリーを取りに車に走っており、慌てて会場へ戻ってきたんですが、
その際、先ほどまでとは会場の雰囲気がまったく違っているのを感じました。
やはり女性選手の登場には会場全体が華やぎますね。

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しかし、豪快なブレーンバスターに、、、

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フォールの切り替えし、、、

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そして強烈なキックと、やっぱり女性は怖いななんて少しだけ思ってしまいました。。。

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十文字選手姉妹がツープラトンを繰り出しますが、、、

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これを華麗にかわすRAY選手。

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そして、、、

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逆転のカウンター・キックです。

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男性陣の豪快な力強さに対し、ここは女性陣の華麗さが会場を沸かせます。

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一転して攻守交替です。

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トップロープからの、、、

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渾身の、、、

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ボディープレスが炸裂です。

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これにはさすがの宮城選手も立ち上がれず、3カウントが成立です。
華麗にリングを舞った両女子選手のタッグマッチは十文字選手姉妹に軍配が上がりました。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso10000】

続く一戦を前に本多貴奈さんの登場です。
日本酒一年分なんて…。
何て羨ましいんでしょう。。。

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その一戦。
まずリングサイドに現れたのは、ラジカセを持ったブッファ選手です。
一瞬何が始まるのかと思ってしまいました。。。

佐藤耕平選手&磐城利樹選手 VS 田中将斗選手&ブッファ選手のタッグマッチ30分1本勝負です。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

まずはリング中央で腕を組み合いキックの応酬です。

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そして空手チョップの応酬へ、、、

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

何て痛そうなんでしょう…。
痛そうな音が会場に響き渡ります…。

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ボディースラムに、、、

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

ブレーンバスター。
「ダン!ダダン!!」と破裂するような激突音が響きます。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

さらに絞め技、、、

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

そして逆エビ固め…。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

何とかロープに逃れようと、渾身の腕力を振り絞ります。
場内から「おぉぉ〜〜〜」のどよめきが…。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

ツープラトンには、、、

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

逆転のラリアットです。
こんなのを喰らった日には、2度と立てない気がします…。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

さらにブレーンバスター…。
リングが割れるんじゃないかと思いました…。

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【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso8000】

野球で例えるなら「乱打戦」のような大熱戦は、佐藤耕平選手&磐城利樹選手に軍配が上がりました。
勝利の記念撮影ですが、一升瓶がものすごく小さく見えたのは気のせいでしょうか。。。
(「乱打戦」の例えは、野球しか知らない私の主観によるものです。陳腐な例えですみません…)

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2.8,iso8000】

そして場内は騒めきとともにお客さんの大移動です。
…といいますのも、、、



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今度の日曜日は「紅葉山まつり」ですね。
どうせ佐渡にはいませんけど…。

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso100】

女神山を真正面に見上げる場所に立ってまず1枚です。
まだ「見頃」というには少し早いようです。

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/160,F7.1,iso100】

ただ、ところどころに見える“紅”はとてもキレイです。
せめて祭りの日には来れなくても、どこかのタイミングでは見に来たいところです。
…とかなんとか思いながら、もう少し望遠で切り取ってみようとカメラに望遠レンズ(=70400G)を装着しました。

ところが、、、
その直後、カメラ(=α99)の電源がまったく入らなくなってしまいました。

もともとたまに動作が不安定になるカメラですから、何度かスイッチを入れなおしたり、バッテリーを入れなおしてみたり…。
しかし、一向に電源が入る気配は見えません。
ならばと違うバッテリーを入れてみましたが、カメラはウンともスンとも言いません。
よぎる不安…。
何故だろう?と思いながら、傍らにあったもう1台のカメラ(=α7S)を起動させるとこちらは普通に立ち上がります。
「仕方ない」と、望遠レンズをα7Sに装着しました。

ところが、、、
その直後、今度はα7Sの電源がまったく入らなくなってしまいました。
「マジか!?」
つのる不安…。
何故なんだ??と思いながら、しかし、これは原因は70400Gにありそうだと踏みました。
そういえば最近、F値が非表示になることがあったり、開放側に固定されてしまうことがあったりと、そんなことが何度かありました。
ひょっとしたら、電子接点に不具合か何かあって、装着の際に電気系統にショートでも引き起こしたのだろうか??
そんなことを考えました。
さらに、さすがに怖くて最後の1台(=α77)には装着できませんでした。。。

…と同時に頭の中には「3機まとめて修理なんぞしたら、どんだけ修理代がかかるんだろう??」と。
とてもじゃないけど、3機まとめて修理なんかしていられないぞと。
「おいおいマジかよ…」
今日は「相川祭り」です。
仕事のために参加することはできませんが、せめて夜に間に合えば神輿の写真くらい撮りたいとは思っていました。
「α77で何とかするしかないか」
その場では何とか気持ちに踏ん切りをつけて山を下りました。

DSC09717 (1).JPG
【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/50,F11,iso100】

そして数時間ののち、再度電源を入れなおしたところα99もα7Sも無事に息を吹き返しました。
あれは一体何だったんだろう??と…。
とりあえず“安堵”です。
…が、このままでは怖くて、とてもじゃありませんが70400Gを使う気にはなれなさそうです。
とりあえず、カメラのキタムラ佐渡・佐和田店へ運び込んでみる必要はありそうです。

…で、結局、相川祭りには間に合うことはできませんでした。
何て残念な1日なんでしょう…。



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久しぶりに食べました。
最高のおつまみです。

DSC09684.JPG
【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/40,F2,iso640】

今日お邪魔させていただいたお宅では「シッタカ」と呼んでいました。
Wikipediaなんかで調べてみると、両者は若干違う種類のように見えますが、まぁ、美味しく胃袋に入ってしまえばどちらでも良いです。。。

浅瀬の岩場やテトラポットにたくさんくっついている三角錐の貝ですね。
薄いシールのような殻でガードされていますが、その隙から待針や爪楊枝を刺し込み、くるくるっと回しながら取り出します。
スルスルっとキレイに取り出せた時の快感はなかなかのものですが、そのお味はもう“絶品”と言って差し支えありません。
軽く塩茹でするだけで、ビールやお酒に最適なおつまみです。

大学卒業後、新潟の友人宅に大学時代の仲間で集まり、新潟空港近くの海へ遊びに行ったことがあります。
そこのテトラに大量のシタダミを見つけた私は、晩のおつまみにと持ち帰ったんですが…。
「そんなの食べたことない」「気持ち悪い」「カタツムリじゃん」「無理」
と、誰も箸をつけてくれませんでした…。

久しぶりにこの貝をほじりながら、ふとそんなことを思い出してしまいました。



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