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相川市街地から北へと車を走らせると20分ほどのところにあるのが「平根崎(ひらねざき)」です。
名勝佐渡海府海岸が誇る景勝地のひとつです。
500mにも及ぶ巨大な岩盤が海へとなだれこむような姿には畏怖の念を感じる場所です。
さながらキラウエア火山の溶岩流が海へと流れ込むような姿を髣髴とさせてくれます。(見たことないですけど…)

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

そんな前置きはどうでもよいのですが、昨日の夕方、フラっとこの場所へと足を運んでみました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

その岩盤が海へとなだれこんでいる場所まで近づいてみました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

まぁ、さほど波高があった訳ではないんですが、この一帯だけに大きな波が立ち、岩盤にしぶきがあがっていました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

何となく、その波しぶきを至近距離で見てみたくなったんですよね…。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

急な岩盤の斜面を滑らないように波打ち際の近くまで降りてきました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

少し目線を西側へ移すと夕焼け空が視界に入ってきます。
真っ赤な太陽は見えません。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

不気味に、しかし美しい青さを含んだ波が岩盤に向かっては白く砕け散っていきます。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

沖合には海中温泉が湧き、ダイバーには人気のスポットと聞いたことがあります。
その海中温泉をくみ上げていた「ホテルひらね」は2007年10月末に閉館しています。
今は建物が残っているだけですが、個人的には佐渡でいちばんのホテルと思っていただけに残念です。
せめてこの海中温泉だけでも何かしら利用できたらと思うんですが…。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

この巨大な岩盤の特に波打ち際には、直径が1〜3mほどの穴がポコポコと開いています。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

波によって打ち上げられた石ころが岩盤をゴロゴロと削り、まん丸い穴をたくさん開けたんだそうです。
これが世に言う「波蝕甌穴群」というもので、国の天然記念物に指定されているんだそうです。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

長い長〜い年月をかけて彫られた穴と思うんですが、浸食作用は今も続いているんでしょうか??
そこに海中温泉を引き込めば、見事な天然の露天風呂になりそうな穴がたくさんです。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

ひときわ大きな波がやってきました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

まさかここまで波は飛んでこないだろうと思いながら、ファインダーを覗きながら身構えます。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

ま、危機一髪でしたね。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

足元付近まで飛沫が飛んできました。
風がなかったのが幸いです。
風があったら、波しぶきをブワーっと浴びたでしょうから。。。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/400,F2.8,iso2000】

少しずつ西側の空が夕陽色を増してきました。
沖合遥かには一艘の船が見えます。
(写真の右上の水平線にポツっと光が見えるでしょうか??)

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/20,F2.8,iso250】

火とか、波とか、見ていて全然飽きないんですが、とりあえずシャッタースピードを変えてみました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/20,F2.8,iso250】

また大きな波がやってきました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/20,F2.8,iso2000】

「こりゃマズイ…」と思ったんですが、、、

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/20,F2.8,iso250】

この飛沫も足元手前までです。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/20,F2.8,iso250】

「何だよ、もっと来いよ」なんて調子に乗ったところ、、、

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/20,F2.8,iso250】

とうとう波の怒りに触れてしまったようです。。。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/20,F2.8,iso250】

とうとうザブンと波をかぶってしまいました。。。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/200,F2,iso3200】

ま、頃合いも良かったこともあり、波を浴びたことに妙に納得して腰を上げました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/160,F2,iso3200】

写真右上に見える街灯のあたりが駐車場です。
このまま岩盤を進んでも途中で巨大なクレバスに阻まれてしまうため、一旦後方の斜面を登る必要がありました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/10,F5.6,iso2000】

無事に駐車場へと戻り、振り返って平根崎です。
さっきまで居た場所 --- 岩盤が海へ落ちている先端あたり --- を望みます。
もしこの場所から誰かが私の姿を見つけていたら、きっと危険なヤツですね。
よく釣り竿を持った方が波打ち際に見えますが、さすがにこの日のこの時間帯には人の姿は見えませんでした。

何のことはありません。
小さい頃から海が時化るのを待って、波が打ちあがる場所へ遊びに行ったもんです。
で、いつも塩水まみれになって帰って怒られるのがパターンでした。
何となくそんなスリリングな時間を思い出したくなった晩秋のひと時でした。



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まぁ「虹」なんてさほど珍しくもありませんが。。。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/125,F11,iso100】

それでも、佐渡金銀山の産業遺跡群の上に架かると違って見えてくるから不思議です。
(…と思います)

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/160,F11,iso100】

一応、追いかけてみました。。。
追いつくハズもありませんが。。。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/160,F11,iso100】

追いかけた先には小さな漁港がありました。
中学生の頃、数学の塾(のようなところ)に通っていましたが、その道中によく通りがかった漁港です。
びっくりするくらい変わっていませんでした。

そういえば、虹の根元には宝物が埋まっているとかいないとか…。
つい最近、そんな話をしたばかりでした。
秘密基地とか。。。

…と、そんなことを回想しているうちに雨は上がり、虹もスッと消えてしまいました。
宝探しはまたこんなお天気雨の日に…。



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いよいよ冬がやって来ました。
11月25日の朝、暗い雲の下には雪化粧をした大佐渡山地の姿がありました。

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso200】

こちらは翌日の11月26日の大佐渡山地です。
前日は標高800mあたりまで白く染まっていましたが、この日冠雪して見えたのは金北山(右奥)の山頂付近でした。

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/800,F5.6,iso200】

昨年の記事を見ると、昨年は11月13日の記事で“初冠雪”を謳っていますね。
それに比べたら10日ほど遅い初冠雪だったようです。
大佐渡スカイラインが閉鎖されたのが11月24日でしたから、タイミングとしてはピッタリだったようです。

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/400,F5.6,iso400】

一昨日あたりから時化が続きました。
普段は穏やかな真野湾にも波が押し寄せていました。
越佐海峡も7mの波に阻まれ、昨日あたりは朝イチの便以外のフェリーは欠航したようです。
これからは青い海も青い空も見る機会がぐんと減りますが、ご覧のような“劇的”な空がたくさん見られるようになりそうです。

タイヤの履き替えを急ぐ必要がありそうです。



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「佐渡の巨木」というカテゴリーがあっても良いのかも知れません。
環境庁の調べによると、佐渡には300本近い巨木が存在するんだそうです。
基準云々知りませんけど…。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso200】

そのうちの1本がこの清水寺の大銀杏です。
樹齢推定1000年、幹回り8m、高さが26mあるそうです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F5.6,iso200】

陽当たりのせいなのかどうなのか、清水寺の境内にある銀杏はとっくに葉を落としていますが、この銀杏は今が“見頃”のようです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso500】

落ちている葉は黄色く、茂っているものは若干緑がかっています。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F16,iso200】

時刻は10時前です。
この時間ですと、太陽は南東側から照らしています。
銀杏の全貌を見ようとすると、思いっきり順光になる時間帯です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso200】

納屋の屋根にも銀杏の葉が降り積もっています。
青空とのコントラストが見事です。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F1.4,iso100】

年に1度、この時期しか立ち寄ることは無い場所です。
小学生の時に遠足で来たのが最初です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso200】

この太い幹回りを何人で囲えるか手を繋ぎながらやってみた記憶があります。
8mとありますが、もっと太かったような気がします。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F1.4,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/200,F11,iso200】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/250,F11,iso200】

私がここへ到着した頃、既に1人のカメラマンが撮影をしていらっしゃいました。
地元の方だそうです。
その方曰く「いちばん良い時期ですよ」とのことでした。
良いタイミングで来れたことに感謝です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/125,F11,iso200】

幸せの黄色い銀杏の絨毯です。
風が吹くたび、カサカサと音を立てながらハート型の葉が降ってきました。
あと少しすると、ものすごい絨毯になると思います。。。

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/80,F7.1,iso400】

予期せぬ好天に恵まれました。
この土日は晴れ間が多そうなので、足を運ぶ方も多いんじゃないかと思います。
もう少しして、葉がすべて落ちてあたり一面は真っ黄色…のような絵もみてみたいですね。
でも、こちらのお宅にお住いの方はたいへんでしょうね。
葉が落ちるたび、いつもキレイに清掃していらっしゃるようです。
たいへん、お疲れ様です。



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慶宮寺に続いてやってきたのは清水寺です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/40,F5.6,iso400】

久しぶりの清水寺です。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F1.4,iso200】

かつては“月イチ”で通っていた清水寺です。
最後に来たのはいつだったのか思い出せないくらいの清水寺です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/40,F11,iso400】

救世殿の境内です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/40,F11,iso400】

このお寺に“紅葉”というイメージも記憶もないものですから、この景色には驚きました。
相変わらず空は曇り空でしたが…。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F1.4,iso100】

舞台の上へ。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/80,F11,iso400】

そして灯篭の足元へ。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/400,F11,iso400】

時折こんな風に陽が射していました。
反対側の空は、たまに雲の切れ目から太陽が覗いていました。
時刻は10時でした。
もっと早い時間か、もっと夕刻の方が劇的な感じになるのかも知れません。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/250,F5.6,iso400】

そして再び救世殿を振り返ります。
本家である京都の清水寺の舞台に比べると鬱蒼としています…。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/400,F5.6,iso400】

一旦山門をくぐり、参道へと降ります。
振り返るとこの景色です。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/500,F2,iso100】

車へ戻りかけ、何となくレンズを交換して再び参道へ…。

DSC09968.JPG
【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/800,F2,iso100】

そしてもう1度山門をくぐり境内へ立ちました。
なんだか色鮮やかな貼り絵みたいな風景がありました。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/125,F2,iso100】

今度こそ参道を下りました。
大学生くらいでしょうか。
5〜6人くらいの女子とすれ違いました。
もう少し境内にいれば良かったなと…。
心底残念に思いました。。。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/125,F2,iso100】

爽やかな新緑や、春の桜や、冬の雪や…。
そんな清水寺をこれまで見てきました。
こんなに“鮮やか”な清水寺はきっと初めてだったと思います。
本堂の境内にあった銀杏はもうすっかり葉が落ちていました。(まったく実が落ちていませんでしたが…)

参道前にある大銀杏はまだまだ緑色でした。
今頃はきっと良い感じに色づいているんじゃないかと思います。
(雨で多少落ちたかもしれませんが)

明日にでも時間と余裕があったら、もう1度行ってみようかなと思っています。



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こちらもまた2週間くらいも前の写真になります。
S/Wの回想が長くなっているうちに、季節だけずいぶんと先へ行ってしまったようです…。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/20,F16,iso400】

慶宮寺…慶宮寺…といつも書いていますが、慶宮寺そのものはこの写真を撮っている私の後方に立っています。
この石段の上に聳える仏閣は八祖堂(はっそどう)といい、慶宮寺の境内に位置していることになります。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/320,F2,iso200】

内部には360度回転する八角の回転逗子が置かれ、各面に真言八祖像が安置されているそうです。
見たことはありませんが大変珍しいものだそうで、この逗子が県指定の有形文化財なんだそうです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/30,F16,iso400】

…と、そのあたりの歴史的な背景云々の難しいことは全然わからないんですが、この季節になると通う場所のひとつです。
毎年来るたびに紅葉が色づいておらず、少し時間を開けようとしているうちに嵐がやってきて残念な姿しか見られない…。
そんな場所です。
たまぁに良い感じに色づいていたことも無かった訳ではないんですが、とにかく背景の空が青空だったという記憶の一切ない場所です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/125,F5.6,iso400】

今年もまた、色づき加減は悪くはなかったものの背景に青空が映ることはありませんでした。
ここの紅葉が逆行に照らされるという時間帯そのものは間違ってはいなかったようですが…。
今頃はすっかり葉も落ちてしまっていることでしょう。

…という訳で、今年もまた「また来年来てみるか…」と相成りました。。。



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また少しばかり佐渡を離れていました。
都会と言うほど都会ではなく、田舎というほど田舎でもないような場所でした。
それでいて、空気は都会のそれでした。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/40,F2,iso1600】

新潟へ帰ると、キリっと冷たい空気が沁みます。
先月九州から帰った時もそうでしたが「やっぱり新潟の空気はおいしいな」と。
ま、いちばん体に馴染んでいるということなんでしょう。
今回の旅行先もとても良い場所でした。

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【α7S,LA-EA4,50mm F1.4,1/80,F2,iso5000】

いつものように駅から佐渡汽船までは徒歩で移動です。
夏の汗ばむような暑さにくらべたら、少しくらい寒い方が全然平気です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,10,F5.6,iso500】

全然そんなつもりはなかったんですが、通りがかったメディアシップの展望台へと立ち寄ってみました。
煙突からの煙が風に流されているのが“萌え”です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,10,F5.6,iso500】

ちょうど飛行機が離陸していきました。
上の写真より少しだけ左側(西側)へカメラを振りました。
朱鷺メッセ、そして信濃川が視界に入ってきました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,13,F5.6,iso500】

もう少し左側へカメラを振ります。
これから私が歩いて行く川沿いの道が見えます。
ちょうど船が一艘岸を離れたようです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,13,F8,iso500】

展望台の真西方面を望みます。
眼下には万代橋です。
そして後方にはNEXT21が聳えています。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,13,F8,iso500】

展望台の真南方面を望みます。
右手前に聳えるのはマンションでしょうか。
信濃川は上流へと向かって伸びていきます。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,10,F8,iso500】

南西方面です。
今ほど私が歩いてきた東大通です。
黄色く輝くイチョウの木が並んでいます。
カーブを曲がった先の突き当りが新潟駅です。
写真右奥にライトが灯っていますが、ビッグスワンのあたりかも知れません。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,15,F8,iso500】

そしてぐるっと展望台を1周してきました。
流れる車のヘッドライト、テールライト…。
ビルの窓から漏れる光…。
街灯の灯り…。
光の数だけ人の生活が見え隠れしているような気がします。
こんな風景を独り占めしている面持ちになりそうでしたが、傍から見たら私もだだの景色の一部です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,15,F8,iso500】

メディアシップをあとにし、信濃川の上に乗り出してみました。
万代橋が水門のようです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,15,F5.6,iso500】

そしていつもの木道の道を佐渡汽船方向へと進みます。
写真にはありませんが、立ち寄ったお店ではクリスマス・ソングが流れ、パーティーグッズが並んでいました。
10月以降、多忙を極めてきたせいか季節を感じる余裕すらなかったようです。
クリスマス・ソングを聴いて「なんだこの季節外れの曲は??」なんて思っていたんですが、我に帰ったら季節外れなのは私の方だったようです。

街中がキラキラしてきました。
心の隙間をついて、冷たい空気が刺し込んでくる瞬間があります。
やっぱり“あの頃”と“あの人”を思い出してしまいました。。。
もう少し余裕ができたら、目いっぱい思い出してみようと思います。



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10日くらいも前のある日の朝です。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/2000,F2.8,iso100】

休日の朝。
秋の朝。
まだ交通量も少ない国道の朝です。
しょっちゅう通る道路ですから、いつも何気に通り過ぎてしまいますが、この時期だけは目を凝らしてしまいます。
今はもう、色づいた葉もすっかり散ってしまいました。

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/640,F11,iso100】

それから数時間ののち、まだ午前中という国仲平野の景色です。
上の写真の頃とはまったく空の模様が違っています。
この後、どのような天候になっていったのかは記憶がありませんが、頭の中には「早起きは三文の得」「秋の天気は七度半変わる」という
いつまでも使い古されない諺が浮かんでいました。

早起き…というほどに早起きした訳ではありませんが、二度寝三度寝をしたい休日の朝に頑張った甲斐がありました。



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気がついたら、もう2週間も経っていました。
11月3日の紅葉山です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso200】

再三お伝えしてきましたが、今年の紅葉の状態は“非常に良い”でした。
(それは紅葉山に限らず)

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso200】

早朝 --- というほど早朝ではありませんでしたが --- ということもあり、人の姿もほとんどなく、散策には絶好でした。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso200】

国仲平野から見た小佐渡丘陵上空はうす曇りでした。
なので、この場所まで来ることを散々ためらいました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F16,iso200】

しかし、到着するや否や雲は晴れ、青空からは眩しいくらいの陽の光が射していました。

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【α99,50mm F1.4,1/2000,F2,iso100】

毎年この時期になれば必ずと言ってよいほどくる場所ではありますが、こんなにキレイな紅葉山は初めてです。

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【α99,50mm F1.4,1/4000,F2,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/60,F11,iso200】

「鏡池」をぐるっとひと回りする遊歩道へ…。

DSC09832.JPG
【α99,50mm F1.4,1/2000,F2,iso100】

DSC09838.JPG
【α99,50mm F1.4,1/2500,F2,iso100】

DSC09848.JPG
【α99,50mm F1.4,1/640,F2,iso100】

DSC01239.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/250,F5.6,iso200】

ちょっと陽が陰ってきたかと思ったら、、、

DSC09852.JPG
【α99,50mm F1.4,1/400,F2,iso100】

またパッと照らしてきました。
林の向こう側からガヤガヤとした声が聞こえてきました。
マイクロバスに乗って、70〜80歳くらいの高齢な方々のご一行様が到着です。

DSC02908.JPG
【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/800,F5.6,iso100】

1周してきました。
最初はこれで帰ろうかと思ったんですが…。

DSC02911.JPG
【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/640,F5.6,iso100】

カメラとレンズの組み合わせを変え、もう1周です。

DSC02917.JPG
【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/640,F5.6,iso100】

空がとても広かったです。
背後の女神山が良い表情に見える場所を探して場所を微調整です。
手前の「鏡池」がも少し青々していたら良かったんですが、どんな時間帯が良いのでしょうか…。

DSC02918.JPG
【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/640,F5.6,iso100】

そろそろやっぱり1635Zが欲しいですね。
高すぎるので、旧型の中古でも良いので。。。
フルサイズで超広角に撮ってみたい風景です。

DSC02933.JPG
【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,1/500,F5.6,iso100】

DSC09868.JPG
【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/800,F2,iso100】

この小道を誰かが向こう側へ歩いていくのを待っていたんですが…。
そうこうしているうちに再び陽が陰ってしまいました。
空を見上げると、次に陽の光が雲を突き抜けるのはずいぶんと時間がかかりそうでした。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso100】

素晴らしい紅葉を見せてくれたこの日この場所に感謝し、紅葉山をあとにします。
今年も紅葉時期は多忙に追われ、なかなかゆっくりと山を歩くことはできませんでした。
…が、過去にない素晴らしい風景を晴天の中に見つけることができたと感じています。
国仲平野でうす曇りの小佐渡丘陵に見切りをつけずに良かったです。。。



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昨秋もほぼ同じ時期に来た戸地川です。
そして7月以来の戸地川です。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/125,F1.4,iso200】

いつものゲート前に車を停め、時折雨の降る中を歩いてきました。

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【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,2,F11,iso50】

昨夜は佐和田方面でクルクルパーになっていたため、相川方面にどれだけ雨が降ったのか知りません。
自然たっぷりの私の自宅界隈には山ほどの落ち葉がありましたんで、相当の雨風だったのかなと…。

DSC02951.JPG
【α77,SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 HSM,2,F11,iso50】

さすがの戸地川も濁っていました。
色づいた紅葉も落ち、いつものお気に入りの河原は増水した水で見る影もありませんでした。

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/60,F3.2,iso400】

見上げた木々に紅葉の楽しみがなくなってしまったので、足元に楽しみを探します。

DSC00042.JPG
【α99,50mm F2.8 Macro,1/30,F3.2,iso1000】

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/6,F4,iso400】

DSC00060.JPG
【α99,50mm F2.8 Macro,1/20,F2.8,iso1600】

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/20,F2.8,iso1600】

16時を少し回った頃だったんですが、おっそろしく陽が短くなりしたね。
ゲートまで戻り、帰路はヘッドライトを照らしながらの走行でした。
なかなか紅葉狩りに行けず、国仲方面の寺院を2〜3覗いたのが先週の頃です。
いちばん美しい景色の見えそうなこの場所へ来ることをうっかり忘れてしまっていました。

そういえば、1年前の記事を見ると大佐渡山地も雪化粧していますね。
しばらくはパッとしない空模様が続きそうですが、気温はさほど下がらなそうです。
初冠雪姿を見るのはもう少し先になりそうです。



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