2016/01



明日から2月ですね。
つい先日、新年を迎えたばかりと思っていたんですが、あっという間です。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F5.6,iso500】

先日、記憶のない中で写し撮っていた風景です。
西坂を上りきったところで振り向くとこの景色です。
いちばん手前に見えている建物が、新しくなったばかしの市役所相川支所です。
立っている場所は佐渡奉行所を背にしていますが、私が中学生の頃は、この奉行所の場所に中学校が建っていました。
いわばこの場所は通学路でした。
当時は朝夕と、学生の声や靴音で騒がしかったこの場所も、今は毎日どれくらいの人通りがあるんでしょうか…。
ふたたび雪になった1月最後の夜にこの場所に立ち、ふとそんなことを思っていました。



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雪が降ったり、雨になったり、青空が広がったり…。
地域によって差はあるんでしょうけど、総じて「くもり」な1日でした。
(夕方以降は寝てしまったのでわかりませんが)

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/160,F11,iso100】

 朝 --- 感覚的には --- の真野湾沿いです。
時刻は午後に差し掛かるあたりです。

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/320,F11,iso100】

曇ってはいましたが、遠く水平線のあたりには青空も見え、何とも言えない優しい光に包まれていました。

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/250,F5,iso100】

浜辺に降りてみました。

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/250,F5,iso100】

このところ時化が続いたりもしましたからね。
静かな真野湾の入り江の奥深くにも、波が打ち寄せた跡がありありです。

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/250,F11,iso100】

風はほとんど感じませんでした。
鏡のような海面とまでは行きませんが、ウユニ塩湖を彷彿とさせる景色です。
…なんて言ったら、大げさ過ぎますね。
(だいいち、行ったことも見たこともないですし)

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/320,F11,iso100】

ところで、明日明後日と、本当は県内の小旅行に出る予定でいました。
ところが、大バカ者の私は旅行日程を1日勘違いしており、参加できなくなってしまいました。

毎年恒例となっている小旅行で、私は昨年も参加することができませんでした。
(昨年は私も同じタイミングで島外におり、行き先でバッタリその一団に遭遇するという面白おかしなこともありました)
今年こそはと楽しみにしていたのですが、私の勘違いが発覚したのが2日前…。
既に日程調整が不可能な状況となってしまっていました。

すべての段取りを執っていただいた幹事さまはじめ、いつもお世話になっております皆様方におかれましては、たいへん申し訳ございません。
来年こそはと、今のうちから日程は頭に叩き込んでおきたいと思いますので、今後ともお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。



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また雪になりました。
といっても、どっさりと積もるようなほどではなく、霙まじりではありますが…。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/400,F2,iso100】

佐渡一の梅園のある相川城址公園(しろあとこうえん)です。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/250,F2,iso100】

既にご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、早くも梅が咲いています。
まぁ、元日の朝に我が家の裏庭の梅も咲いていたくらいですから、今さら驚くこともありませんけど…。

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/40,F4,iso100】

ただ、こんな季節外れに咲くわけですから、綺麗に咲いているハズがありません。
開いている花は、どれもボロボロです。
「咲いてみましたけど、まだ早すぎたので、やっぱり閉じます」なんて風にはならないでしょうから、可哀想ですね。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/200,F2,iso100】

例年は3月に入ってから咲き始めます。
早くても2月の末でしょう。
まだ蕾のものもたくさんあるので、早まることなく、もう少し身を固くしていていただければと思うんですが…。
こんな姿を見て、私たちも戸惑ってしまいますが、いちばん戸惑っているのは花たちでしょうね。

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【α99,50mm F2.8 Macro,1/40,F4,iso200】

戸惑っているのは梅だけではありません。

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F4.5,iso200】

スイセンの花や、、、

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/60,F2.8,iso200】

ツルニチニチソウまでもが花を開かせています。
無理矢理叩き起こされた感が満載なのが切ないですね。

きっと本当に春が来ても、この花たちがその頃にいつものような姿をしていることはないんだと思います。
そんな意味もあって、春を迎える喜びが少しずつ減ってしまっています。
「暖冬」「暖冬」と言われ、私自身も春はすぐそこと勘違いしていましたが、今度の春はとんでもなく遠くへ行ってしまった気がします。



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どうやら、、、

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/20,F2.8,iso10000】

石扣町(いしはたきまち)の小道を上がり、、、

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/20,F2,iso10000】

地獄坂を上がりきったところで西坂を見下ろし、、、

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/8,F2.8,iso10000】

時鐘楼のレンガ塀に沿って歩き、、、

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/25,F2.8,iso320】

京町通りの美しい格子戸に見とれていたようです。。。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/5,F2,iso8000】

お恥ずかしい話ですが、佐和田や国仲方面でクルクルパーになってからバスで帰宅することがよくあります。
相川行きのバスに乗れば、どうせ終点で降りるから…。
そんな甘い考えで、たいていはバスの中で寝てしまうことが多いです。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/5,F2,iso8000】

ただ、この日私が乗車したのは「相川行き」ではなく「戸中行き」でした。
いつもの終点を軽快に通り過ぎたところで目を覚まし、慌てて下車したところでした…。
写真を見返せば「あぁ、そういえば…」と記憶が呼び起されますが…。
とりあえず、目覚めた場所がどこかの路地裏でなく、自分の布団の中で良かったなと胸をなでおろしているところです。。。



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何気ない朝の通勤路に彩を与えてくれる、いつもの“桟橋”です。

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【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/160,F11,iso100】

朝から雷、雨、霰と色んなものが降ってきました。
次いで現れたのは青空と朝焼けです。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/80,F8,iso200】

対岸も雨だったんでしょうね。
雨上がりっぽい、雲とも霧とも言えない“水蒸気の塊”が小佐渡丘陵を漂っていました。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/80,F8,iso200】

ホント何気ない景色なんですけどね…。
いちいち美しいです。



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佐渡の大雪もひと段落です。
久方ぶりに見る青空、そして青い海です。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/500,F5.6,iso100】

この季節に覗く青空や青い海は特別キレイに映ります。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/500,F5,iso100】

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/500,F5,iso100】

すっきりと晴れ渡っていたわけではありませんが、青空の下の海は青く、白い雲の下の海は青白く光っていました。
この後少しして雲が低く立ち込め、雨になりました。
今、佐渡には「雷」「暴風」「波浪」の注意報が出ています。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/500,F5,iso100】

海が青いというだけで、勝手に色めき立ってしまいました。
でも、日本海側の長い冬にとっては、こんな空や海が一瞬でも見えることは幸せなことです。
「佐渡に生まれてよかった」
単純極まりないですが、そう実感した瞬間でした。



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大雪になる前夜です。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1,F2.2,iso400】

日が暮れてから何となく車を走らせ、やってきたのは旧小木町(おぎまち)の商店街です。
商店街の形が「扇」に似ていることから、夏には「扇の市」なんてイベントも開催されたそうです。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1.3,F2.8,iso400】

雪が強くなってきた頃で、雪景色の似合いそうな場所はどこかと、行き先を決めあぐねていました。
最初は飛び切り寒々しい景色を探そうと、内海府方面へ車を走らせようかと思っていたんですが、なぜかそのタイミングで頭をかすめたのがこの小木の商店街でした。
イメージとは真逆の、冬でもとびきりの温もりを感じられそうな場所です。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1.F2.8,iso400】

昼間はカフェの「手ぬぐいとコーヒー 日和山」さんです。
陽が落ちてからは「Bar」に姿を変えるそうです。
さすがに1人で入る勇気はありませんでした…。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1,F2.8,iso400】

雪の降る小木の商店街です。
何とも懐かしい感じの佇まいがあります。
そして温かみのある街灯が照らしています。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1,F2.8,iso400】

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,2.5,F2.8,iso400】

古い郵便局でしょうか。
お隣の中川履物店のオーニングが良い味を出しています。
つい今しがたまで明かりが灯っていました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1,F2.8,iso400】

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,10,F2.8,iso400】

せっかくなので宿根木(しゅくねぎ)まで足を延ばしてみました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,20,F2.8,iso500】

割と車通りの多かった商店街とは異なり、こちらは人通りもなくひっそりとしていました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,6,F2.8,iso500】

雪降る“三角家”です。
宿根木まで来たのは、この風情を味わいたかったのと、この景色を見たかったからにほかなりません。
…が、この日はいちばん大事なものが欠けていました。
「塩」の看板はどこへ行ってしまったんでしょう??

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,6,F2.8,iso400】

そして宿根木公会堂です。
建築から60年を迎えるそうで、現在は耐震を含めた改修工事のさなかとのことです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,6,F2.8,iso400】

少しの間に雪の勢いが増してきました。
今歩いてきた道を戻ろうとすると、すでに足跡はキレイになくなっていました。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso5000】

再び商店街へ帰ってきました。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/100,F2,iso320】

お店の一軒一軒に店名入りの灯篭がかかっています。
風情を掻き立てます。
北前船の寄港地として栄えた往時を思わせるものから、、、

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso320】

「チョキちゃん」まで。。。

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso320】

それぞれに趣向を凝らした灯篭が並びます。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/20,F2,iso320】

往路は車通りが激しかった商店街も、宿根木までの往復時間を経て静寂に包まれつつありました。
こんな雪の夜を窓越しに眺めながら1杯やれるようなお店にフラッと立ち寄ってみたくなりました。



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昨夜、雪がバサバサ降っていた頃、それでも道路の雪はまだ“うっすら”の域を出ていませんでした。
それが今朝起きてビックリです。
電線の上にもこんもりとした雪の山です。
報道によれば相川の積雪は19cmで除雪車も出動しました。
観測史上最大の積雪となった長崎や、100何十年ぶりの降雪を記録した奄美大島に比べたら何てことはないんでしょうけど…。

お昼前から、相川市街地〜外海府方面へと車を走らせてみました。

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【α77,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso100】

道遊の割戸も雪化粧です。

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【α77,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso100】

そして京町通りも雪です。

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【α77,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso100】

たいてい、お昼近くになれば気温も上がり、雪は融けてきます。
しかし、今日の最高気温は1度です。
日中でも雪が融けることはなく、風に舞っては視界を遮ってくれました。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2.2,iso100】

時鐘楼前の煉瓦塀にも雪がこびりついていました。
塀の左手前と中ほどには、下町へと続く階段の下り口があります。
階段を伝って海側から吹き上げた風が塀に雪をこびりつかせていました。

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【α77,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso200】

相川から外海府方面なら、冬場の波が3〜4mなんてのはザラです。
その意味では、今日の波も大したことはなかったように思いました。
しかし、今日も午前中を中心に佐渡汽船のカーフェリーは欠航が相次ぎました。
反対側の海は荒れていたんでしょうか…。

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【α77,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1250,F2.8,iso200】

達者(たっしゃ)です。
波打ち際まで、雪です。

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【α77,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1250,F2.8,iso200】

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2,iso100】

姫津(ひめづ)です。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/320,F2.8,iso100】

そして北狄(きたえびす)です。
外海府の海岸線、、、それぞれの集落に大小の漁港があり、屋根の白い民家が密集しています。
そして背景に迫る雪の大佐渡山地です。

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【α77,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/60,F5.6,iso200】

これから向かう先を望みます。
ところどころせり出す海岸段丘の巨大岸壁にはトンネルがあります。
そして、トンネルの隣には手掘りの旧隧道があります。
見慣れた景色ですが、改めて見るとすごい景色のような気がします。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2,iso100】

戸中(とちゅう)です。
戸中は海岸段丘の斜面にひしめき合うように民家が並んでいます。
旧道はその斜面に等高線のように続いていますが、今は大きな橋が民家の屋根をかすめるように架かっています。
その橋の真下には、可愛らしい雪だるまが3つならんでいました。
この小路を歩く人の頬が緩む姿が思い浮かびます。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/320,F2.8,iso100】

漁港の方へ車を回してみました。
漁船の向こう側には、その戸中大橋が見えます。
ちなみに、この漁港の岸壁でウミウそっくりのペンギンを見つけました。。。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/320,F2.8,iso100】

そして平根崎(ひらねざき)も雪です。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/125,F2,iso100】

そして長い長いトンネルを抜け、南片辺(みなみかたべ)です。
雪が落ち着いてきたということもあって、雪かきをする人の姿がありました。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/320,F2.8,iso100】

そして北片辺(きたかたべ)の藻浦崎です。
また雪が降ってきました。
写真左手の岩の後方 --- 山と山の間のくぼみ --- あたりには、天気が良ければ金北山(1,173m)が見えます。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso100】

船小屋が続く北片辺の海岸線です。
昼夜を問わず、雪景色に映える場所です。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/320,F2,iso100】

集落の中を縫うように小路が走っています。
その地域に住んでいないとなかなかわからない小路です。
いつかこういう小路をひとつひとつ歩いてみたいものです。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/320,F2.8,iso100】

そして「影の神」も雪です。
元旦の朝、金北山の影が映ると云われる巨岩です。
てっぺんにはウサギが住んでいるという、月のような一面も持ち合わせた岩です。

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【α77,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/50,F5.6,iso200】

入川(にゅうがわ)です。
正面の丘の上にはアンテナが並んでいますが、左端に見えるのが入崎灯台です。

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【α77,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/50,F5.6,iso200】

その入崎灯台から、今来た方面を振り返ります。
海岸線に続く高千(たかち)の集落。
写真中央やや右に見えるのは「影の神」、そして中央やや左に見える鉄筋の建物が高千小学校です。

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【α77,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/50,F5.6,iso200】

こちらもかつての旧道は一番手前に見える民家のすぐ側を走っています。
いまでこそ、海岸沿いの2車線道路を快適に走っていますが、それまでは大型車すれ違い不可能な旧道をバスなんかも走っていたんですね。
その時代のことを知りませんが、たまに旧道を走ってみたりすると「よくもまぁ…」といった面持ちになります。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/500,F2.8,iso200】

そして石名(いしな)の海岸線までやってきました。
海端の護岸沿いの小道を走ります。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2.8,iso200】

振り向けば日本海です。
こちらも今走ってきた方面です。
写真左手に見える民家のあたりは、小野見(おのみ)の集落です。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F3.2,iso200】

ここも海岸線と行き来をする小道は軽自動車1台分の幅です。
うっかりしていると見落としてしまいます。

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/1000,F2,iso100】

冬場はお休み中のはざ木が並んでいます。
さらに北上します。

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【α77,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/50,F5.6,iso400】

大倉までやってきました。
正面に見えるのは大倉トンネルです。
平成3年に開通したばかりの新しいトンネルです。
かつては「大倉走り」と呼ばれる海岸線の難所だった場所です。
海岸線には今も旧トンネルが残っています。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/200,F2.8,iso100】

トンネルを抜けると矢柄(やがら)です。
沖合にある三島大島を望みます。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/200,F2.8,iso100】

振り向けば --- 振り向かなくてもですが --- 日本海です。
海岸段丘下のわずかな平野に民家がひしめきあっています。

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【α77,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/40,F5.6,iso400】

海岸線の難所である「大倉走り」、そして山越えの難所であった禿の高に挟まれた矢柄の集落です。
それでも、海があり、山があり、そして川もあります。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,500,F2,iso200】

矢柄から禿の高トンネルを抜けると、関(せき)です。
名峰・知行山(385m)が聳えます。
その手前には威風堂々・海府荘です。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/125,F2.8,iso100】

外海府随一の豪雪地帯・関です。
…が、今日はとりたてて豪雪地帯といったイメージはありませんでした。

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【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/250,F2,iso200】

民家の背後に見えるのが旧道です。
こちらも、海岸線の立派な2車線道路ができたのは平成に入ってからと思います。
幼い頃、関に来るのは年に1度あるか無いかでした。
記憶はすべて旧道です。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/320,F4,iso1600】

いよいよ最果ての地が迫ってきました。
関のはずれの小さな漁港から望む跳坂の風景です。
この風景はいまだ見慣れません。
よくあんな場所に道を作ったと思います。
岩谷口(いわやぐち)以北の3集落(真更川(まさらがわ)、北鵜島(きたうしま)、願(ねがい))はかつては旧相川町に属していたそうです。
しかし、交通の便の不便さから旧両津市へ編入されたんだそうです。
同じ島内でありながら、その3集落の移動手段は鷲崎からの定期船によっていたそうです。
「佐渡一周線」として陸路が開通したのは昭和45年のことです。

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【α99,70-400mm F4-5.6 G SSM,1/80,F4.5,iso800】

そして跳坂トンネル前からの風景です。

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/125,F5.6,iso800】

押し寄せては白く砕け散る波。
ゴォーっと響く波風の音。
背後に迫る知行山と海馿の峰(とどのみね)(473m)は、まるでこの風景のためにあるんじゃないかと思えてしまうほどです。

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/125,F5.6,iso800】

また沖合から雪がやってきました。
時刻は16時30分です。
相川市街地からこの場所へ来るまで5時間を費やしてしまいました。
本当は真更川、北鵜島、そして願まで足を延ばすつもりだったんですが、今日はここでUターンです。
冬の外海府海岸の物悲しくも壮大な風景を存分に味わうことができた1日でした。
景勝地としては、夏の青い海と青い空がクローズアップされる名勝佐渡海府海岸ですが、生活や暮らしぶりを垣間見る場面は冬の風景に凝縮されている気がします。
ここには主観が多分に含まれていますが、厳しい佐渡の冬の風景とともに、そんな一面をも感じさせていただきました。

ちなみに、この雪は今夜あたりがピークとなるようです。
今朝に比べたら小康状態にも見えますが、明日の朝にはまたドッサリと積もっていないとも限りません。
今日の海府道は軒並みノロノロ運転が続いていましたが、明日までは寒さが続きそうな予報です。
引き続き、車の運転や階段・坂道の移動、屋根や木々からの落雪にはご注意くださいますようお願いいたします。



【ご注意】
私が戸中の岸壁で見たのは「ウミウそっくりのペンギン」ではなく「ペンギンそっくりのウミウ」である可能性が極めて濃厚です。
もし、ただのウミウであった場合は、紛らわしい表現となってしまったことをお詫びいたします。



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昨日はまた佐和田方面でクルクルパーになっていました。
いや、今年に入って最大のクルクルパーでした…。
次回、メンバーに顔を合わせるのが怖いくらいです。。。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2,F2.8,iso800】

それはそうとして、この冬最大の寒波がやってきているんだそうですね。
確かに寒いっちゃあ寒いですが…。
夕方以降から雪が強くなってきました。
相川市街地の平野部の雪はキレイに姿を消していたところですが、また元通りです。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,5,F2.8,iso1000】

北沢の高台から、相川坂下町、炭屋町、紙屋町、濁川町、大間町といったあたりを見下ろしてみました。
そして、北沢浮遊選鉱場へ。

DSC06124.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,5,F2.8,iso1000】

選鉱場へたどり着いた途端、雪が小降りになってしまいました。
相変わらずのタイミングの悪さに三脚をたたみかけたところ、再びバサバサと降ってきてくれました。
これで空が青いか、雲が流れていれば言うことなしなんですが、それはムシが良すぎかもしれません。
ちなみに、風はまったくといっていいほどありません。
静かな雪の夜です。



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久しぶりに国仲平野を見渡せる場所に立ちました。

DSC06011.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F5.6,iso250】

やはり相川市街地あたりと比べたら、雪は格段に多いですね。
道路はきれいに除雪してありますが、道路の両端に積まれてた雪の多さが、積雪量の違いを感じさせます。
それにしても、冬の夜空に姿を覗かせる“青空”はいつも美しいです。



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