2016/05



結局、迷いに迷った末、真更川(まさらがわ)で急ハンドルを切り、一路“山居越えの道”へ…。
時刻は20時30分。
初めてやってきた夜の「山居池(さんきょのいけ)」です。

DSC06293.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F2.8,iso10000】

長靴に履き替え、懐中電灯を照らしながらやって来ました。
下界に比べたら空はクリアになっていましたが、池からはゆらゆらと湯気が立ち昇っていました。
そのせいか、思ったほど湖面に星空は写り込んでくれませんでした。
風もなく、絶好の“水鏡”ではあったのですが…。

DSC06297.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F2.8,iso10000】

せっかくなので、私が大好きな枯れ木が突き立っているポイントまで移動してみました。
…が、歩道と池の間には夏草やら何やらが生い茂っていて、なかなか枯れ木がアングルに入ってくれません。
ま、せっかく長靴を履いてきたんだから…という訳で、少しばかり入水させていただきました。
本当なら、もう少し右前まで移動したかったんですが、何せ視界がきかず…。
深みにはまるのも嫌なので、この場所でガマンです。
すぐ近くで蛙がカラコロと鳴いているんですが、姿は見えずじまいでした。

DSC06299.JPG
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,30,F1.4,iso6400】

湖面をアップすると、それなりに星は写り込んでいたようです。
懐中電灯で湖面を照らしていたら、大きな鯉がヌーっとやって来ました。
月明りがあったら撮れたのかもしれませんが、そうすると星は写らないんでしょうね…。
難しいところです。

DSC06301.JPG
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,30,F1.4,iso3200】

ひたすらカラコロと蛙の鳴き声が響いていました。
たまに混じって聞こえるのは、鳥の羽音と、鯉(たぶん)が跳ねる水の音、そして背後で狸(たぶん)が逃げるガサガサという音だけでした。
きっと対岸から見たら、天の川も含めてもっとたくさんの星が見えたんじゃないかと思うんですが、この暗がりで移動するのはちょっと危険でした。
明るいうちに対岸に陣取って、暗がりを待つのがベターなようです。

月明りが落ちる夜や、空がグラデーションを描くころに来たら、また違う景色が見られるんじゃないかとも思います。
まぁ、またそんな機会があれば…ですが。
その時は、尊敬する大先輩を道連れにしたいなと思います。

DSC06304.JPG
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,30,F1.4,iso2500】

21時30分。
ようやく大野亀に到着です。
こちらの2枚は当日アップしたものとほぼ同じアングルですが、レンズやら設定やらの試行錯誤中の別カットです。

DSC06313.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,30,F2.8,iso12800】

このあと、このアングルで3時間の長時間露光(30秒カットを約600枚連写)を敢行しました。
撮影開始後、私は車へ戻ってビールなぞ飲んでいたんですが、そのまま意識を失ってしまい、カメラのもとへ戻ってきたのは朝の4時でしたが…。
夜中に霧が発生したようで、250枚目以降は白く霞んだ写真ばかりになってしまい、前半の250枚だけ合成してはみましたが、結局、手前のカンゾウが
暗くつぶれてしまっていました…。

結果、大失敗です。
(夜露なぞでレンズが曇ってしまった可能性もありますが…)
朝になって反対側の空に三日月が姿を現していましたが、ここを長時間露光で撮るには、月の周期も含め、もう少し工夫が必要なようです。
まぁ、またそんな機会があれば…ですけど。。。



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昨日の記事の続きになります。

DSC01211.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/50,F8,iso200】

藻浦崎(もうらざき)をあとにし、最初に立ち止まったのは「影の神」です。
先ほどは燃えるようだった夕陽が鮮やかなグラデーションを描いていました。

DSC01220.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/10,F8,iso200】

そして石名(いしな)の田んぼを見下ろすいつもの農道に立っていました。
藻浦崎でちょっとばかり長居をしたもんですから、道中を急いでいたつもりでした。
…が、やっぱりこの場所は素通りできませんでした。

DSC01225.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/15,F11,iso800】

この日の最終目的は、大野亀でカンゾウの花と星空のコラボを撮ることでした。
そして、あわよくば「山居池(さんきょのいけ)」あたりへ立ち寄って、湖面に映る星空を撮りたいと思っていました。

DSC01227.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/13,F11,iso800】

いずれも、満天の星空であることが必須条件でしたが、薄暮の時間帯になって若干霞みがかってきたことが心配でした。

DSC01232.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/13,F11,iso800】

稲の発育は順調なようで、田んぼの水鏡にも稲の姿がはっきりと見てとれます。
あわよくば、もう少し早い時期に見たかった景色と思いました。

DSC01236.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/20,F5.6,iso800】

今度は県道脇の田んぼに降り立ってみました。
畦がなければ、海との境が分からなそうです。

DSC01242.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/20,F5.6,iso800】

田んぼにも空のグラデーションが映り込んでいました。
急激に気温が下がってきた頃でもありました。

DSC06268.JPG
【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/30,F2.8,iso1600】

そしてようやく北上を再開です。
2つ目の“イワユリの咲く郷”である小田(こだ)の海岸線へとやって来ました。

DSC01250.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/10,F4,iso1250】

こちらも先週立ち寄った際には蕾ばかりが目立った場所です。
藻浦崎のイワユリの咲き具合を見て、きっと満開になっているんだろうと思っていたんですが、満開の一歩手前といった感じでした。

DSC01254.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/13,F2.8,iso1250】

同じ外海府の海岸線でありながら、藻浦崎より若干咲き具合は遅れているような感じです。
陽当たりのせいなのか、風当りのせいなのか…。

DSC06281.JPG
【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/30,F2,iso1600】

ばっちり咲いているイワユリと、蕾と、そしてこれから向かう先の街灯の明かりです。
明かりが灯っているあたりは大倉(おおくら)です。

DSC01260.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F11,iso200】

時刻は19時40分です。
既に手持ち撮影では相当に感度を上げる必要のある暗さでした。
ここからは三脚使用です。
矢柄(やがら)の海岸線です。

DSC01261.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F11,iso100】

沖合に浮かぶ三島大島です。
肉眼では見えないグラデーションがほのかに照らしていました。

DSC01268.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F5,iso500】

そして跳坂(はねざか)からの風景です。
この頃になって、ようやく霞みがかった空に星が灯りはじめました。
あとは、漆黒の頃に大野亀へ到着すれば良いだけです。

…が山居池へ行くかどうかを迷っていた時間帯でもあります。
雲はありませんでしたが、何となく空気が霞んでいました。

「山居池へ行って星も何も見えなかったらどうしよう??」
「またいつでも行けるんじゃね??」
なんて、とりあえず手っ取り早く大野亀へ着いてビールを飲みたくなっていた頃です。。。
いつもの適当さが頭をもたげ、楽な方へと気持ちが流されかけていました。



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当然のように陽は東から昇って西へ沈みます。
佐渡の北半分で言うと、内海府側から上り、外海府側へ沈みます。
晴れた日は午前中を狙って外海府の海岸線を走ることが多いですが、これは海が青く映るからです。
夕方以降の西日って、浴びるだけで疲れるような感じがするので、あんまり好きではないんです。
なので、この日のように夕方になってから外海府の海岸線を北上するというのは、私自身あまり経験の無いことでもありました。

DSC01065.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/400,F14,iso100】

小川(おがわ)の海岸線です。

DSC01070.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/320,F5,iso100】

海岸線にハマヒルガオが咲き誇っています。
写真には写っていませんが、クマバチが蜜か花粉を採取して回っていらっしゃいました。
紳士的なクマバチのことですから、怖くもなんともないんですが、今度はすぐ耳元に重厚であの威圧的な羽音が響いてきました。
振り向くと、まぁ、5cmはありそうなオオスズメバチでした…。
今年も早くも嫌な季節になってしまいました…。

DSC01073.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/80,F11,iso100】

尖閣湾の断崖沿いにある「中部北陸自然歩道」です。
お馴染みの尖閣湾揚島遊園、そして揚島と「まちこ橋」が見えます。

DSC01080.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/200,F14,iso100】

南片辺(みなみかたべ)です。
かつての佐渡一周線沿いにある田んぼです。

DSC01084.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/250,F14,iso100】

鹿野浦側からは進入できませんので、南片辺トンネルの北側坑口から旧道を遡ります。

DSC01085.JPG
【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/640,F2.8,iso100】

稲が、早くもワサワサしてきました。

DSC01092.JPG
【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/3200,F2,iso100】

もう“水鏡”の写真も撮り納めの時期に差し掛かっています。
今年も何も取れずに時間だけが過ぎていってしまいました…。

DSC01121.JPG
【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/250,F14,iso100】

その大半が一車線ほどの幅員しかない旧道です。
その一車線分の道路に無理矢理センターラインが引いてあるような箇所もあります。
落石も絶えず、また、時化の時にはこの海岸段丘を超えて波が上がってくるような道路でした。

DSC01124.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/200,F8,iso100】

…と、岩陰に小舟を発見しました。
最初は人影もなく、一瞬どうしようかと思っていたんですが、しばらくして主様が現れました。
ホッと一安心です。

DSC01133.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/200,F8,iso100】

そして旧道を戻ります。
途中、良さげなスポットを見つけ、先ほどの小舟がやってくるのを待ちました。

DSC01138.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/200,F8,iso100】

既に時刻は18時30分を回っていましたが、エアコンなしではいられないほどの暑さでした。

DSC01151.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F14,iso200】

そして藻浦崎(もうらざき)です。
イワユリの咲く郷です。

DSC01155.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F14,iso200】

私がここへ着くのと時を同じくして、隣接する漁港に船が一艘入ってきました。
先ほどの船でした。
無事に帰還されたようで何よりです。

DSC01165.JPG
【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/320,F2,iso100】

ちょうど燃えるような夕陽が藻浦崎を照らしているところでした。

DSC01168.JPG
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F1.7,iso100】

先週の日曜日に立ち寄ってみたところ、もう少しかな?? という印象でした。
まだ蕾も多いですが、これ以上経つと枯れ始める花が出てきそうです。
それを考えたら“満開”なんじゃないかと思います。

DSC01177.JPG
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/400,F2.8,iso100】

この日の最初の目的地はこの場所でした。
日没の頃に来ようと思っていたので、まぁ、良い時間に来れたと思います。

DSC01195.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/80,F4,iso100】

それ以外については、先日の記事に書いたハードルの高めのプランの実行です。
午前中から空が青いのはわかっていたんですが、前の晩にクルクルパーになり過ぎてしまい、グッタリしていました。。。
そして、夕方になっても青空の様子が変わらなかったもので、えいっ!と敢行してみたわけです。

DSC01206.JPG
【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/320,F2,iso100】

つづいて、もうひとつのイワユリの咲く郷へと向かいます。



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今年のG/Wが消化不良だった…という訳ではないんですが、佐渡島内でプチ旅行気分を味わっています。

DSC06310.JPG
【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,30,F2.8,iso10000】

明日は暑くなると聞いていました。
じゃあ、朝早いうちに大野亀のカンゾウを撮ろう…と。
それなら、前の晩から乗り込もう…と。
ならば、夜景も撮ろう…と。

DSC06316.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F2.8,iso12800】

日頃の行いが良かったんでしょう。。。
今日は星がたくさん瞬いています。
そして月の姿もありません。
星空の下で絶好の撮影日和でした。



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G/Wに遡りますが…。
昨秋、10数年ぶりに再会を果たした“彼女”が一時帰省しました。

DSC04104.JPG
【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/60,F2,iso2500】

きよ、金福、竹屋、金福…。
2日にいっぺん2件ずつをハシゴしたり、早朝の大佐渡スカイラインへ行ったり、遠く湯沢の地で微妙にニアミスしたりと、
とてもとても楽しい時間を過ごさせていただきました。

DSC04113.JPG
【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/80,F2,iso2500】

カメラを愛し、お酒を愛し、そして佐渡をこよなく愛する彼女です。

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【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/250,F2.8,iso6400】

私やllloさんより、金福のマスターと仲良くなってしまったのは致し方のないことかも知れません。
マスターのなせる業、そして放たれる神々しいオーラの前には誰しもがひれ伏すばかりですから。。。

DSC04214.JPG
【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/250,F2.8,iso6400】

最初は「日本酒は飲まない」と頑張っていたんですが、マスターに進められた途端そんな誓いは吹っ飛ばされてしまったようです。
この後の記憶がおありだったかどうか、それは彼女にしかわかりません。。。

そういえば、この日この場所で偶然、もう1人の可愛いカワイイ後輩のSTTO君にも遭遇しました。
(STTOくんについては(⇒こちら)や(⇒こちら)をご参照ください)
この2人、同郷の先輩後輩の関係になるんですが、彼女にとってSTTOくんはめっちゃ“トラウマ”な存在だったそうです。

無事に和解できたこととは思うんですが。。。

DSC08866.JPG
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2,iso200】

その早朝のスカイラインは妙見山の「千竜桜」です。
この前々日あたりに単身、乙和池を目指したらしいんですが、あろうことか1本道のスカイラインで迷子になったらしいです。
本人は「スカイラインが無かった」などと申しておりましたが。。。

DSC08872.JPG
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2,iso200】

そんなことを言っているモンだから、ポーズをとろうとした途端、千竜桜に頭を突き刺されてしまいました。
痛かったのか、痒かったのか、はたまた嬉しかったのか・・・。
笑い転げていましたね。(笑い転げたのは私だったかも知れませんが・・・)


【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/2500,F2,iso100】

前回があまりに唐突だったのと久しぶりすぎたのとあっという間すぎたぶん、今回はたくさん一緒に遊ぶことができたと思います。
ぼちぼち「佐渡へ帰る」という声が聞けるかと期待していましたが、まぁ、それは彼女が決めるタイミングを待ちたいと思います。

今回は様々な決意を胸に佐渡を離れたようですが、どんな決意をされたんでしょうか・・・。
6月にも一時帰省されるそうですが、その時はまた、鼻の頭をクシャっとさせたあの素敵な笑顔を見れたらと思います。
あなたのその笑顔、大好きです。



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珍しく、佐渡の東海岸線のあたりの写真です。
“珍しく”なんて書くのは失礼かもしれませんが、私の住む相川からはいちばん遠いところです。

DSC05187.JPG
【α77,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/800,F8,iso100】

左側に見える巨岩は「風島弁天(かざしまべんてん)」と呼ばれる大岩です。
写真からはわかりづらいかもしれませんが、岩の中腹やや上に赤い手すりが見えます。
頂上まで行けるのかどうかはわかりませんが、岩の上部へ向かって歩道がついています。
ちょうど佐渡汽船のカーフェリー“ときわ丸”が入港してきました。

DSC05174.JPG
【α77,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/1000,F5.6,iso100】

磯ねぎ漁です。
佐渡の海岸線はそのほどんどが岩場に囲まれた磯浜です。
そのため透明度も高く、小回りの利くたらい船でガラス越しに海底の獲物を探しながらヤスで突く“磯ねぎ漁”が今も生きています。

DSC05179.JPG
【α77,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/1000,F5.6,iso100】

こちらの方はたらい船ではありませんが、岩礁地帯を箱めがねで覗きながら漁をしていらっしゃいました。
1つ上の写真で狙いを定め、上の写真で捕獲しているところです。
このヤスを引き上げるところまで待てれば良かったんでしょうけど、そんな時間がありませんでした。
引き上げられたヤスの先端には、サザエあたりがくっついて来たんだと思います。

DSC09924.JPG
【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/8000,F2,iso100】

背後に見えるのは、大佐渡山地です。
今が旬なんでしょうか…。
外海府の海岸線を走っているといくらでもその姿を見つけることができます。
しかし、両津湾で見る磯ねぎ漁なんて、私には新鮮でした。
当たり前の風景と思っていたんですが、googleあたりで「磯ねぎ漁」と検索してみると、検索結果は「佐渡」ばかりですね。。。
特に、たらい船で磯ねぎ漁をしている地域となると、全国でも限られているようで、佐渡はそんな中の1つのようです。

佐渡では日常的で当たり前と思っている景色1つとっても、そう考えると貴重な瞬間ばかりです。
改めて佐渡島民であることをありがたく思うところです。



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日曜日のお昼過ぎから、内海府経由で大野亀へ足を運んでみました。

DSC00927.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/250,F11,iso100】

内海府から最北端の鷲崎(わっさき)を過ぎ、大野亀が視界に入ってくるあたりです。

DSC00929.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/250,F11,iso100】

朝、夕陽の時間、漁火の季節、それぞれに綺麗な場所です。

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/250,F11,iso100】

願大橋から願の集落と大野亀を望みます。

DSC00936.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/125,F11,iso100】

視界を右側へ移していくと、二ツ亀の姿があります。
この写真ではわかりづらいですが、写真中央左に目を凝らしていくと小さな岩が3つ見えます。
姉打島(あねうちじま)と呼ばれる島です。

DSC00947.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/200,F11,iso100】

お隣の藻浦には海馿島(とどじま)という島がありますが、昔はこの付近にもトドがいたとかいないとか…。
そのトドと間違えて弟が姉を撃ってしまったものだから“姉打島”というのだとか言わないとか…。
そんな話を聞いたことがあるようなないような…。
とにかく、姉打島のあたりを一艘の漁船が走って行きました。

DSC00954.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/80,F11,iso100】

うだるような暑さでした。
海の青さが綺麗すぎて、もう、いつ飛び込んでもおかしくな状況でした。

DSC00960.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/125,F11,iso100】

先ほどの漁船です。
見覚えのあるシルエットは、きっと地元の民宿を営むカッチョよすぎるご主人と思います。。。

DSC06119.JPG
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso100】

そして大野亀に到着です。

DSC06120.JPG
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso100】

一部では「もう満開」というような情報もありましたが、この日の時点ではまだ満開という状態ではありませんでした。
咲き始めから見ごろを迎える時期に差し掛かっていたと思います。
今日の時点では“見ごろ”になっていると思います。

DSC00966.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F11,iso100】

駐車場は車でいっぱいでした。
入れ代わり立ち代わりたくさんの人が足を運んでいました。
この日は両津港付近のおんでこドームで「佐渡國鬼太鼓どっとこむ」が開催されていましたから、その足でここまで来たかたも大勢いらっしゃったと思います。
おんでこドームも大盛況のようでした。

DSC00969.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/40,F11,iso100】

大野亀の麓付近から、北鵜島、真更川と続く海岸線を望みます。
写真左の山影には鉄塔が写っていますが、関岬(せきざき)のあたりです。

DSC00986.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/30,F11,iso100】

こちらは二ツ亀の方面です。
のんびりとこの遊歩道を歩いていたかったんですが、さすがに暑すぎました。
干からびてしまわないように、自然と足早になってしまいました。

DSC00992.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/25,F11,iso100】

それにしても、海の綺麗なことキレイなこと…。
ここへ来るのは午前中が多いんですが、やや逆光気味になる午後でも海の美しさはかわりませんね。
やっぱり飛び込んでしまいたくなります。

DSC00999.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/250,F5.6,iso100】

昨年は花期に来た記憶がありませんが、毎年この時期になると朝の4時に起床し、大野亀経由で出勤していました。
今年は前泊も視野に入れたいところですが…。

DSC01008.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/25,F11,iso100】

大野亀をあとにし、いつもの跳坂からの風景を見下ろします。
跳坂トンネル付近の大工事はまだ続いていますが、跳坂トンネルは今までの4倍くらいの大きさになりそうです。

DSC01014.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/50,F11,iso100】

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【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/4000,F2,iso100】

最後は小田(こだ)にあるイワユリの咲く丘に上ってみました。
こちらはまだ先始めのようです。
夕陽の時間にこの場所へ来て、星空を映す山居池(さんきょのいけ)でも見て、大野亀にテントを張ってビールをしこたま飲んで、
そして朝を迎えると…。

そんなプランを立ててみたいと思います。
快晴、星空、月は小さめ、そして翌朝も快晴…。
そんなかなりハードルの高い条件が必要となりそうですが…。



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ほぼ満月に近い、立派なお月様が佐渡を --- 佐渡に限った事ではないでしょうが --- 照らしたこの2〜3日です。
国仲平野の国道を走っていたところ、月明りが綺麗に田んぼを照らしていました。
ならば…と、少しばかり高いところへ移動してみました。

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【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F11,iso200】

国仲平野の田んぼの水鏡が、月明りを映している…。
そんな風景を狙ったわけなんですが…。
角度とか、標高とか、いろんな諸条件を満たすことができなかったようです。
まぁ、色々と試してみる必要がありそうです。

DSC06213.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F11,iso200】

そのままスカイラインへ上ってみようと思ったんですが、この日は体力的に断念しました。
月と土星がずいぶんと接近していたらしかったんですが、こちらも時間や時期を若干外してしまったようです。
今年も思いどおりの水鏡写真が撮れないまま、順調に稲が伸びています。。。



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本日お昼過ぎの国仲平野です。

DSC01032.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/200,F11,iso100】

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/200,F11,iso100】

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/200,F11,iso100】

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【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/200,F11,iso100】

DSC01040.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/200,F11,iso100】

日々、田んぼの緑が濃くなっています。
そんな国仲平野の田んぼの風景に溶け込む農家さん“お2人”の姿がありました。
たいへんな作業なんでしょうけれど、お互いに声をかけながらとても楽しそうに見えました。



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良く晴れた1日でした。

DSC00914.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/125,F11,iso200】

内海府の海岸線です。
玉崎のあたりです。

DSC06114.JPG
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100】

内海府の海岸線は午後になると順光になります。
青さを増す両津湾にワカメ採りの船が一艘です。

DSC06117.JPG
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso100】

刈り採られたワカメがこうして天日干しにされている風景は、この時期の風物詩です。

DSC00919.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/125,F11,iso100】

全国各地で真夏日が観測されたようですが、今日の佐度も夏のようでした。(昨日は“爽快”と書きましたが…)
沖縄や奄美地方は梅雨入りしたようですし、草木は日々生い茂り、もはや山や滝へ行くことは困難になってしまいました。
道端にはカンゾウの花や岩百合が咲き始めています。
大野亀のカンゾウも順調に咲き始めたようですが、6月12日の「佐渡カンゾウ祭り」の頃に花は残ってなさそうな雰囲気です…。



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