2016/10


 

時系列的には昨日の記事と前後しますが、1ヶ月ぶりに島を離れました。

「離れた」なんていうと大袈裟ですね。

ほんの2泊3日の東京出張でした。

 

DSC06938.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1250,F2.8,iso100】

 

DSC06942.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1250,F2.8,iso100】

 

DSC06945.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1250,F2.8,iso100】

 

DSC06953.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1250,F2.8,iso100】

 

DSC06957.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1250,F2.8,iso100】

 

DSC06963.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/3200,F2,iso100】

 

DSC06965.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/6400,F2.8,iso100】

 

DSC06967.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/3200,F2.8,iso100】

 

DSC06975.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/2000,F2.8,iso100】

 

DSC06979.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/2000,F2.8,iso100】

 

DSC06980.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/2500,F2.8,iso100】

 

DSC06982.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/8000,F2.8,iso100】

 

この日は移動のためだけに日曜日のお昼の便に乗りました。

まぁ、なかなか乗船することの無い曜日と時間帯だっただけに、その点においては新鮮味がありました。

観光客とおもわれる方もそこそこ乗っていらっしゃったんじゃないかと思います。

そういった方には“非日常”であろう船旅が楽しく映っていらっしゃったんじゃないかと思います。

 

私はといえば、“新鮮”なんて書きましたが、やっぱり越佐航路は日常の一部ですね。

常に客観的に俯瞰するような視線で日常を見つめるようにはしていますが、越佐航路の横断というのは究極の“日常”ですね。

粟島へ渡った時の航路はめちゃめちゃ非日常の楽しさとワクワク感があったんですが…。

この2時間30分を苦痛とか感じたことはほとんどありません。(ため息をつくことはたくさんありますが)

不便と思ったこともありません。

この部分だけはどうしても客観的視線で見られない部分です。

 

ま、贅沢な時間を過ごしているんだなと理解しているところです。

 

 

 

JUGEMテーマ:旅写真

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:つぶやき。

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:

 

 

 


 

所用で東京に来ました。

 

DSC07081.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/25,F2.2,iso6400】

 

明日のお仕事本番を前に来たいお店があったので浅草に宿を構えました。

 

DSC07069.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/25,F2.2,iso6400】

 

変な時間にホテルを抜け出そうとしたので、フロントで怪訝な顔をされるには十分でした。

「浅草寺のあたりは??」「スカイツリーが見える場所は??」と質問をするうち、フロントの方の表情も和みました。

明日の夜には新潟へ戻る予定ですが、どうやったら途中下車できるだろうと今からソワソワしています。

 

 

 

JUGEMテーマ:名所

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:つぶやき。

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:旅写真


 

寒い1日でした。

秋が深まり、そして冬の到来を予感させるような日でした。

 

DSC06928.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/30,F2.8,iso400】

 

相川拘置支所跡の塀の蔦も色づいてきました。

 

DSC06921.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/30,F2.8,iso400】

 

以前、叔母が京町通りでお店を出していたんですが、たまにそこに立ち寄ってストーブに当たりながら時間を過ごすのが好きでした。

「寒い寒い」といってお客さんが入って来て、馴染みの顔を見つけると、またそこで話に花が咲いて…。

その間、外はビョービョーという風、そしてひっきりなしに響いてくるゴーーっという海の音…。

 

DSC06924.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/30,F2.8,iso400】

 

思い出すたび、その寒さも一緒に思い出しますが、とても暖かな場所でした。

京町通りで晩秋を迎えるたび、思い出す光景です。

 

 

 

JUGEMテーマ:つぶやき。

JUGEMテーマ:名所

JUGEMテーマ:深まる秋

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:カメラ


 

昨日の記事の続きです。

引き続き、朝の大佐渡スカイラインを行きます。

 

DSC06996.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/20,F16,iso200】

 

地表から見ると、高いところはずいぶんと色づいて見えます。

…が、大佐渡山地の紅葉は、どちらかといえば“黄葉”です。

ややもすると枯れて見えなくもありません…。

 

DSC07000.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/400,F16,iso200】

 

地獄谷です。

眺望はイマイチです。

島全体が霞みがかっているようでした。

が、これはこれでスカイラインからの素敵な景色のひとつです。

 

DSC07009.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/60,F11,iso200】

 

大佐渡スカイラインの最高標高地点(942m)です。

正確にいうと、最高地点からさらに斜面をよじ登ったところです。

自転車かバイクでも通らないかな…と思ったんですが、こんな時間に通るハズもなく。。。

ただただ谷から吹き上げてくる風が冷たかったです。

 

ちなみに、正面に聳えるのが佐渡第2の高峰・妙見山(1042m)です。

妙見山の山肌がいちばん紅葉していたようだったので登ろうかとも考えたんですが、そこまでの時間的余裕がありませんでした。

 

DSC07022.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/100,F11,iso100】

 

見下ろしているのは外海府の方面です。

この下をV字型に切れ落ちる渓谷は、戸地川へと続いています。

いつかここを下り、戸地川を源流部から沢下りしてみたいものです。

そんな「いつか」が山ほどあります。

 

DSC07026.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/640,F5.6,iso200】

 

いちばん色づいていた妙見山の南西側斜面です。

山頂に見えているのは、世に言う「ガメラレーダー」というものです。

 

DSC07031.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/320,F8,iso200】

 

DSC06898.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso100】

 

色づいた斜面を切り拓いた道路を走り、妙見キャンプ場に車を停めます。

 

DSC07034.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/160,F11,iso200】

 

DSC07038.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/160,F11,iso200】

 

秋の「千竜桜」です。

もちろん、花は咲いていません。

…が、やっぱり存在感たっぷりです。

もうすぐここも深い雪に覆われるんですね。

冬場にはこのあたりは3〜5mくらいの積雪に見舞われます。

この桜も頭からすっぽり雪に埋もれてしまうんでしょうか。

 

DSC07042.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/160,F11,iso200】

 

昨日の記事の最後にも書いたんですが、今朝も早起きして山へ向かうかどうか迷っていました。

結果、6時前に一旦起きたんですが、どう見ても青空にはなりそうになかったので断念しました。

その点を考えても、この日は早起きできてよかったと胸をなでおろしています。

真っ青な空に白く早く流れる雲がキレイでした。

 

DSC07050.JPG

【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/4000,F2,iso100】

 

DSC07055.JPG

【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/4000,F2,iso100】

 

先日、お久しぶりに会話した羽茂の柿農家さん曰く「今年は夜も暖かいから、柿がなかなか色づかんのよ」とのことです。

紅葉山公園の紅葉がどんな感じか気になるところですが、地表から見ると小佐渡丘陵の色づきはもう少しのようです。

お天気との相談になりますが、限られた時間を見つけられたらと思います。

 

 

 

JUGEMテーマ:紅葉

JUGEMテーマ:名所

JUGEMテーマ:深まる秋

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:つぶやき。

 


 

今週の佐度地方の週間天気予報って、全然芳しくなかったんです。

先週末の頃は…。

 

DSC06955.JPG

【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/125,F11,iso200】

 

しかし、フタを開けてみれば好天続きです。

特に朝方〜午前中は…。

 

DSC06863.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/3200,F2.8,iso100】

 

という訳で、私がこの世の中で4番目に苦手なこと(もの)である「早起き」をして、大佐渡スカイラインへと車を走らせました。

 

DSC06866.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/3200,F2.8,iso100】

 

今は無き「大平牧場」 --- そもそもそんな名前があったのかどうか --- はススキが輝いていました。

かつての牧場へと降りる道は今も残っているので「えいっ」と突っ込んでみたんですが、想像以上の悪路でした…。

下山してから仕事へ向かわなければならないということを考えると無理はできませんでした。

背丈ほどもある藪を安全に事も無げに進むためには何が必要かを考えてから出直すこととします。

 

DSC06871.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/20,F5.6,iso400】

 

先日来損ねた乙和池です。

 

DSC06969.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/125,F2,iso200】

 

時刻は午前7時でした。

ここへ来るのはもう少し遅い時間の方がよさそうです。

朝もやに陽の光が降り注ぎ、見事な光芒が…というような絵を想像していたんですが、池に陽が当たるのはもう少し先の時間のようです。

きっとたぶん以前にも同じような失敗をしたことがあると思いますが。。。

 

DSC06873.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F8,iso400】

 

DSC06874.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/30,F8,iso400】

 

DSC06879.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/30,F8,iso400】

 

DSC06979.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2.8,iso200】

 

そういえば、新潟県内に5年ぶりとなる「毒キノコ警報」が発令されたそうですね。

先日の新聞報道では、ここ乙和池の駐車場でたまたま顔を合わせた方々の間でツキヨタケの授受があったようです。

もらった方お2人の安否が伺われていましたが大丈夫だったんでしょうか??

 

DSC06882.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/25,F5.6,iso400】

 

自分で採って自分で食べる分には「自己責任」ということになりましょうが、気をつけなければなりませんよね。

人からいただいたとなると、「疑う」ことが難しくなると思いますが、さらに気をつけなければなりませんよね。

人へあげるとなると、いちばん気をつけなければなりませんよね。

 

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso200】

 

ずっと以前に参加したことのあるキノコ講習会で、私はカエンタケを摘んで、講師先生に「素手で触るなぁっ!!」と怒鳴られたことがありました。。。

その際「美味しいし、腹痛もなく、ただ下痢になる」というような毒キノコがあることを知りました。

まぁ、魅力的ではありますが、やっぱり食べてみようとは思わないですね。。。

どなた様も、毒キノコにはご用心くださいませ。

 

DSC06985.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/60,F16,iso100】

 

時間はまだ早かったので、このままスカイラインを突っ切って金井側へ抜けることにしました。

紅葉山の紅葉の色づきも気になるところなんですが、明日も早起きをしようかどうか迷っています。

今ほど見た天気予報では、やっぱり佐渡は雨模様っぽいのですが…。

朝方は降水確率は0%のようですが、天気としては「曇り」のようです。

悩むところです。。。

 

 

 

JUGEMテーマ:紅葉

UGEMテーマ:名所

JUGEMテーマ:深まる秋

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:カメラ

 


 

飛び切り冷え込んだ一昨日の夜です。

 

DSC06808.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F4,iso6400】

 

全然そんなつもりはなかったんですが、そこそこ星も出ているし、そこそこ雲もあるし、ちょっと寄ってくか…程度の気持ちで足を運びました。

北沢浮遊選鉱場です。

 

DSC06814.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F4,iso6400】

 

雲ひとつない一面星空…というのも好きですが、こうして多少の雲が流れているのも嫌いではありません。

何となく、この日の気持ち的には多少雲があってホッとしたりしていました。

そのあたりの気の向き方というのは、私自身もよくわかりませんけど。。。

 

DSC06824.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F2.8,iso3200】

 

時間も時間でしたし「まさか人なんていないだろう」と決めつけてライトを照らしたら、いました。人が。しかも3人も…。

たいへん申し訳ないことをしたと思ったんですが、先方も「大丈夫ですよ!仕方ないです」と…。

いや、たいへん失礼いたしました。

 

DSC06832.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F2.8,iso3200】

 

お3方は、選鉱場の方を撮り、次いでシックナーを撮ってらっしゃいました。

「ISOを○○くらいにしてみましょう」「15分くらいで撮ってみましょう」などという声が聞こえてきました。

 

DSC06856.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F2.8,iso3200】

 

夜景撮影の講習会か何かかな?? なんて思っていたんですが、そのうちお1人がお声をかけてくださいました。

お話しを聞いたところ、新潟からいらっしゃったんだそうです。

しかも、今年3度目なんだそうです。

 

「よく来るんですか??」

「えぇ、地元なので、しょっちゅうです」

「いいなぁ。やっぱり地元にはかなわないなぁ。これで雨でも降られたら、泣くしかないですもんね」

 

おっしゃるとおりですよね。

手間暇かけてここまでいらっしゃって、星空のひとつも見えなかったら目も当てられないですよね…。

この秋の放浪は、私も散々雨にやられたもんですから、お気持ちはよくわかります。

多少雲はありましたが、比較的広い星空が広がっていたということで、ご容赦いただけたらと思います。

 

DSC06862.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F2.8,iso3200】

 

お3方は私より先にお帰りになられましたが、去り際に「頑張ってくださいね!」とお声がけいただきました。

寒かったので私も早く帰ろうと思っていたんですが、そう言われてしまっては…と頑張ってみることにしました。

頑張ろうにも、いつもと変わり映えはしませんけど…。

ただ、ここいら一帯はまだまだ撮影アングルを探す余地は無限にあると思っています。

見つけられないだけですね。

 

ま、近所なので、また通ってみます。

 

 

 

JUGEMテーマ:深まる秋

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:迫り来る冬

 


 

久しぶりの土日休みでした。

 

DSC06767.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/800,F2.8,iso100】

 

初日は1歩も家を出ませんでした。。。

2日目はお昼前になって重い腰を上げました。

短い時間ですが、ちょっとしたドライブをしてきました。

 

DSC06776.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/800,F2.8,iso100】

 

ずいぶんと色づいてきた大佐渡スカイラインへ行こうかとも思ったんですが、近場の佐和田ダムまでやってきました。

風の冷たいこと冷たいこと…。

せっかくなので、風の無さそうな乙和池へと行ってみることにしました。

 

DSC06782.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/800,F7.1,iso100】

 

林道を進むと、目線の高さに光るススキの群れがありました。

例年ですとススキの綺麗さが際立つ頃かと思うんですが、今年はあまり視界に入ってきません。

 

DSC06789.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/2500,F8,iso100】

 

スカイラインの途中、相川湾を見下ろす場所で足を停めます。

写真の正面手前には「道遊の割戸」です。

相川湾には雲の影が浮かんでいました。

結局、ここでUターンです。

 

DSC06800.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1250,F2.8,iso100】

 

久しぶりに来た気がします。

サワネマリーナの桟橋です。

先端まで行ってみたんですが、相変わらずスリリングな場所です。。。

 

DSC06801.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1250,F2.8,iso100】

 

既に陽は傾こうかという時間帯でしたが、こちらは順光です。

青々とした真野湾でした。

海を伝ってくる風もまた冷たいものでした。

 

休日のドライブが何より大好きな人間なはずなんですが、少々バテ気味のようです。

ただ、短い時間ではありましたが「佐渡はいつもどこを撮っても綺麗」を実感した時間でした。

 

 

 

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:

JUGEMテーマ:日常。

JUGEMテーマ:深まる秋


 

10月19日20:50。

相川一町目 --- 通称・天領通り --- です。

 

086.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso6400】

 

太鼓組の門付けは一町目商店街に差し掛かっていました。

ここはアーケードの商店街です。

太鼓の音がひときわ響きます。

浜通り沿いにある地域振興局の駐車場に車を停めたんですが「ダンダダンダダン」と響く太鼓の音に足がすくみそうになります。

その迫力に押しつぶされそうになりながら、恐る恐る天領通りへと足を踏み入れました。

 

087.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/3,F2.8,iso100】

 

088.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/3,F2.8,iso100】

 

090.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/3,F2.8,iso100】

 

089.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/3,F2.8,iso100】

 

今回、このように門付けして町を歩く太鼓組の姿を初めて見ました。(それでも、それはほんの一部分ですが…)

長い伝統に裏打ちされた技と規律とでも言うんでしょうか。

しっかりとした「形」があって、それをしっかりと遂行しているという印象を受けました。

朝の水金町、お昼の善知鳥神社、夕方の五町目、そしてこの天領通り…。

いずれの場面でも、先輩方から若手に厳しい声が飛んでいました。

声の大きさであったり、太鼓を叩く強さであったり、各々に課せられた役割に対する気の持ちようであったり…。

言い方は悪いですが「口酸っぱく」と言いますか、少しでもブレたところがあればすぐに正す…。そんな姿勢が見て取れました。

 

技術的なことはもちろん、こうして精神文化(という言葉が適切かどうか…)が受け継がれて行くのだなと…。

そしてこれが太鼓組に脈々と受け継がれる風土(という言葉が適切かどうか…)なのだなと…。

例えば、高校野球の強豪校・伝統校も然り。

変わらぬチームカラーや愛称があります。

いちばん受け継がなければならない部分はこういう部分なんだろうと、ぼんやりしながらもそんなことを考えていました。

 

091.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso200】

 

そんな厳しさにあるからこそ見られる特段の優しさです。

 

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso200】

 

こちら、門付けの合間をぬって行われた特別な豆まきです。

太鼓組みに新婚さんがいらっしゃったそうで、お2人を天領通りの中心に立たせての“門付け”です。

何よりも嬉しい、そして何にも帰ることのできない“祝福”ですね。

自然、取り囲む大勢の方から拍手が起こっていました。

 

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso6400】

 

そして太鼓を叩く手に力が入ります。

 

092.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso6400】

 

093.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso6400】

 

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso6400】

 

下り羽会が太鼓組と相対しました。

ここまでの長い労を労い、相互に芸を交わします。

 

094.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso6400】

 

下り羽会の演奏が終わり、これから太鼓組の豆まきに移ろうというところです。

既に多くの群衆に囲まれ、遠目に見守るしかないと思っていたところ、思いがけず太鼓組の方に「中に入っていいよ」と招いていただきました。

日頃からお世話になっているその --- 佐渡一カッチョイイといっても過言ではない --- 先輩は折れた撥が当たったといっておでこに絆創膏を張られていました。。。

「奇跡」ともいえるそのポジションからファインダーを覗くと、これからの佐渡を背負って立つ子どもたちのキラキラ輝く表情が見えました。

子どもたちはこんな眼差しで太鼓組を見つめているんですね。

 

以下、相川の子どもたちを魅了する豆まき姿です。

 

095.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso200】

 

096.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso200】

 

097.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso200】

 

098.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso200】

 

099.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso200】

 

100.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso200】

 

101.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso200】

 

私の技術でお伝えできることなんてたかが知れていますが、その一挙手一投足に憧れの眼差しを向ける子どもたちの眼差しがどこまでも印象的でした。

そしてそれに応える太鼓組の皆さん。

この感動をお伝えできる術を持たないことが歯がゆい限りですが、この感動を最も間近に見られたこと。

そして、そんな機会をこんな私に与えてくださった太鼓組の皆さまには、感謝の言葉もありません。

ただただ、ありがとうございますとお伝えするしかありません。

 

102.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso200】

 

104.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso6400】

 

さらに太鼓を打つ手に力が入ります。

 

105.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso6400】

 

106.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso6400】

 

いよいよ棒組が登場です。

 

107.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso6400】

 

ここでの太鼓組と棒組の「ぶつかり合い」は相川祭りのクライマックスでもあります。

いつの頃か「お祭りに見どころを」ということで用意された場面なんだそうです。

 

108.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso6400】

 

「ぶつかり合い」を前に、こんな挨拶があるということもこの日初めて知りました。

 

109.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/200,F2,iso6400】

 

「ぶつかり合い」とは書きましたが、これはあくまで対外的な表現であるということはご承知おきたいと思います。

本質は「譲り合い」であり、ここで対峙し、これまでの労を労い合い、互いのこの先の道中の安全を祈願するものと私は理解しています。

未だあちこちで「ケンカ祭り」とか「通すの通さないの」とかいった表現で紹介されていますが、そういった類では一切ありません。

 

110.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/5,F2.8,iso200】

 

111.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/5,F2.8,iso200】

 

112.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/5,F2.8,iso200】

 

その意味において、今年はちょっと残念な結果に終わってしまいました。

行事がすぐに中止となってしまいましたから。

ただただ残念です…。

 

113.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/5,F2.8,iso200】

 

私が“聖域”に入ることを許してくださった先輩。

そして、憧れの法被を貸してくださったNさん。

たいへんありがとうございました。

 

114.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso100】

 

棒組が通ったあと、再び門付けを再開する太鼓組です。

再び太鼓を打つ手に力が入ります。

 

115.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso100】

 

116.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso100】

 

21:28

お名残惜しいですが、一町目をあとにします。

 

117.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso1600】

 

21:47の善知鳥神社です。

高張提灯、棒組、そしてその後ろに続く提灯行列が入ってきました。

 

118.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso1600】

 

119.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso1600】

 

最後の石段に臨む棒組です。

毎年御神輿を担いでいると、一町目を過ぎると魂が抜かれたようになってしまいます。

例年2班体制ですが、こちらの担当は2班だったのではないかと思います。

最後の力を振り絞っていらっしゃいました。

 

120.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso1600】

 

121.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso1250】

 

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/6,F2.8,iso1600】

 

21:56

善知鳥神社の境内に集まった大勢の方を前に、佐渡市相川支所長の音頭で万歳三唱です。

 

123.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso6400】

 

そしてもう1度年男が御神輿へと上がります。

 

124.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso6400】

 

ずいぶんと苦労されたようでしたが、無事に鳳凰を取り外しました。

場内から大きな拍手が起こります。

 

125.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/40,F2,iso6400】

 

このお祭りのためだけに帰って来てくれた私の可愛いカワイイ教え子(?)です。

現在、大学1年生です。

すっかり立派になっていました。

並んで話をしていると、身長は私の方が高いんですが、教え子の方が大きく見えて仕方がありませんでした。。。

 

下り羽、棒組、高張提灯といった皆さんの長い長い1日が終わりました。

提灯行列の皆さんも紅白饅頭をもらい、三々五々解散です。

しかし、祭りはまだ終わってはいません。

 

126.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/3,F2.8,iso1600】

 

22:31

善知鳥神社から約1km離れた江戸沢町です。

夜空に響く太鼓の音をたどると、最後の門付けをしている太鼓組の姿に出会いました。

祭りが終りに近づき、何となく寂しい気持ちになっていました。

そんなところで太鼓組の姿を見つけ「祭りはまだ終わっていない」と、少しばかりの安堵感に浸ります。

 

127.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/3,F2.8,iso1600】

 

いちばん最後に広源寺さんの門付けを終えると、最後は太鼓組自身への門付けを行います。

一昨年初めて見た光景ですが「自分たちのご褒美」という意味合いがあると聞いた記憶があります。

 

128.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/3,F2.8,iso1600】

 

129.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/3,F2.8,iso1600】

 

そして今年の相川祭りの最後の豆まきが終わりました。

 

130.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/3,F2.8,iso1600】

 

拍手が上がり、互いの労をねぎらい合います。

太鼓組の皆さんの長い長い1日がようやく終わりました。

どの顔にも安堵の笑顔がありました。

たいへんお疲れ様でした。

 

快晴、そして満天の星空のうちに幕を閉じた今年の相川祭りです。

夕暮れの町を見下ろした時に聞こえてきた太鼓の音。

満天の星空を眺めていた時に聞こえてきた笛の音や、御神輿の掛け声。

忘れません。

 

9月の中ごろから各行事の練習が行われていました。

私の自宅からは窓越しに太鼓の音が響いてくる毎日でした。

祭りが終わってから2〜3日はまだ太鼓の音が聞こえてくるかのような錯覚に陥ることが何度もありました。

祭りが終わり、一昨日は雨が降り、そして今日はこの秋いちばんの冷え込みとなりました。

次の季節の足音が聞こえてきて、ようやく相川祭りが終わったことを実感しています。

 

来年はまた棒組に戻って御神輿を担げたらと思います。

その意味では、今回の天領通りでの出来事は千載一遇の機会だったと思います。

改めまして、太鼓組の皆さまに感謝申し上げます。

そして、それぞれの行事で町中を練り歩いた皆さん、たいへんお疲れ様でした。

とても得難い時間を過ごさせていただき、たいへんありがとうございました。

 

 

 

JUGEMテーマ:神社仏閣

JUGEMテーマ:地元の祭り

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:地域/ローカル


 

10月19日14:42。

 

043.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/800,F5.6,iso1600】

 

最後に善知鳥神社を出立するのが棒組です。

「ひだりーみぎ、ひだりーみぎ、ちょーさや、ちょーさや」

棒頭の号令に従って御神輿が本殿前のシキに臨みます。

 

044.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F1.7,iso400】

 

シキを終えると、石段をジワリジワリと降りて行きます。

 

045.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F1.7,iso400】

 

棒組にとってここから長い長い半日が始まります。

 

046.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/80,F11,iso100】

 

さて、こちらは16:27の京町通りです。

実はこの日は相川のほか、戸地や北狄でもお祭りが行われていました。

例年、相川祭りでは御神輿を担いでいるので、他の地区のお祭りを見たということは1度もありません。

今年は良い機会と思い、午前中は戸地祭りを見に行っていました。

そして善知鳥神社で御神輿を見送ってから足を運んだのがこちら、京町通りです。

 

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/125,F11,iso800】

 

10月16日〜30日まで開催されている「没後20年 椎 隆信 回顧展」を見に其蜩庵へ。

夕暮れ時になってふたたびお祭りを見に行こうとお店を出たところで出くわしたのがご覧の夕景でした。

 

048.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/100,F11,iso800】

 

もうちょっとすると棒組がこの京町通りを通過する頃でした。

…が、この陽の沈み具合からすると、ここを御神輿が通る頃には真っ暗になっていそうだったため、御神輿のルートに沿って少し下ってみました。

 

049.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/125,F5.6,iso400】

 

050.JPG

【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/100,F2,iso400】

 

お祭りの提灯にも灯がともされはじめました。

ひっそりとしていた京町通りにもポツポツと人の姿が見え、皆さん、御神輿の到着を待ち構えているようでした。

 

051.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/20,F5.6,iso1600】

 

京町茶屋から見下ろす相川湾の夕焼けです。

日常的に見られる夕景ではありますが、この日違っていたのは、太鼓の音が響いていたことです。

「あぁ…。相川は今日、お祭りなんだな」

こんな風に実感しながら町を俯瞰するのは初めてでした。

ことさら明かりが多く灯っているとかではありませんが、いつもより少しだけ相川が華やいでいるような気がしました。

 

052.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/50,F5.6,iso6400】

 

すれ違い困難な時鐘楼の狭い通りを抜け、相川病院に着いたところで高張提灯に出会いました。

危うくお祭りの通行妨害をするところでした。。。

 

053.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/50,F5.6,iso6400】

 

054.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/125,F2.8,iso6400】

 

次いで棒組です。

 

055.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/125,F2.8,iso6400】

 

056.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/125,F2.8,iso6400】

 

この上町へと臨む途中、相川郷土博物館で休憩があります。

そこまでは身長の高い順に並ぶんですが、そこからは身長の低い順に並び替えです。

しばらくは民家もない坂道を上ります。

御神輿の担ぎ手にとってはいちばん辛い箇所でもあります。

何だか、申し訳なかったです…。

 

057.JPG

【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/50,F2.8,iso10000】

 

ここから御神輿は大工町の北野神社まで上ります。

次いで夕白町(ゆうはくまち)の大神宮で御旅所に御神輿を安置し、賄いを受けます。

その間、下町の太鼓組の様子を見に行くことにしました。

 

058.JPG

【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/20,F2,iso1600】

 

17:55。

相川下戸町五町目です。

 

059.JPG

【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/320,F2,iso25600】

 

060.JPG

【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/60,F2,iso5000】

 

061.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/13,F2.8,iso800】

 

062.JPG

【α7S,LA-EA4,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/320,F2,iso25600】

 

1軒1軒門付けしている太鼓組です。

夕方を過ぎて気温がずいぶんと下がって来ていました。

太鼓組は昨夜の宵宮から門付けをしていますし、この日も朝6時30分から門付けしています。

それでも皆さん、お元気いっぱいなご様子でした。

 

063.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso12800】

 

ふたたび上町へ。

棒組を先導するのは海士町(あままち)の法螺貝です。

 

064.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/5,F2.8,iso800】

 

18:37。

夕白町の大神宮 --- 新明(しんめん)さん --- に棒組が到着しました。

大神宮前でのシキを経て、境内にある御旅所に御神輿を安置します。

 

065.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/5,F2.8,iso800】

 

066.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/50,F2.8,iso800】

 

067.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/5,F2.8,iso800】

 

068.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/40,F2,iso6400】

 

御旅所毎に行われるお祓いです。

この間、御神輿の担ぎ手の皆さんは新明さんで賄いを受け、ボロボロになった草鞋を交換します。

 

069.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso6400】

 

070.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso6400】

 

071.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso6400】

 

072.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso6400】

 

073.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso6400】

 

074.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/30,F2,iso6400】

 

075.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/30,F2,iso6400】

 

076.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso1600】

 

077.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F3.2,iso1600】

 

19:11。

御神輿が新明さんを出立します。

出立時にもシキを踏みます。

いつも御神輿を担いでいると、ここからが後半戦といった感じです。

…が、前述したとおり、今年は担ぎ手がとても少なかったんだそうです。

 

078.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso1600】

 

賄いの方々からも「今年は人が少ないから、お料理が少し余った」「いつもより来るのが遅れたみたい」といった声が聞かれました。

こちらに保育園時代の恩師がいらっしゃいまして、せめてご挨拶だけと思ったところおにぎりとトン汁をいただいてしまいました。

 

「まぁ〜、ずっと撮影しておるのん?? たいへんなお仕事だの〜」

「イエ、これは仕事なんかじゃなくて…」

「まぁ〜、またずっと追いかけて行かんなんのんでしょ?? そりゃあたいへんだの〜」

「イエ、車ですから全然大変じゃないんですが…」

 

私、何もしていないのに、すみません。

たいへんありがとうございました。

ごちそうさまでした。

 

079.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/20,F2,iso8000】

 

下相川へ先回りしようと車を走らせたところ、眼下に高張提灯の列が見えました。

濁川沿いを行くお祭りの隊列です。

 

080.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/25,F2,iso10000】

 

この後ろから御神輿が続いてくるわけなんですが、御神輿を上から見下ろすというのはたいへん失礼な行為にあたります。

視界に入れないよう、「ちょーさや」という掛け声だけを耳に響かせます。

こんな景色も今まで見たことがありませんでした。

 

081.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,30,F2.8,iso6400】

 

道中、星空がキレイなことに気付き、千畳敷へ立ち寄ってみました。

天の川が姿を現していました。

私が小中学生の頃、お祭りの日といえば冷たい霙まじりの雨…というような印象がとても強いです。

さすがに「霙」は言い過ぎでしょうけど、それくらいに寒かったイメージばかり残っています。

ここ数年はずっと晴天が続いていますね。

 

こんな天の川を眺めながら、背後からは下り羽の笛の音、そして、法螺貝に続いて「ちょーさや」の掛け声が響いています。

こんなに贅沢な星空の夜を知りません。

 

082.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso1600】

 

柴町(しばまち)の御旅所を経て、佐渡市相川支所長、善知鳥神社総代長、神鉾、高張提灯、下り羽、棒組、そして提灯行列が列をなします。

 

083.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso1600】

 

084.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso1600】

 

085.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F2.8,iso1600】

 

ここからは1列となって太鼓組の待つ天領通りを目指します。

 

 

 

JUGEMテーマ:神社仏閣

JUGEMテーマ:地元の祭り

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:地域/ローカル


 

10月19日は相川の総鎮守である善知鳥神社の例祭でした。

いわゆる「相川祭り」です。

 

001.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/100,F11,iso100】

 

今年も快晴の青空が広がりました。

09:35の春日崎です。

 

002.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/640,F4,iso400】

 

09:53

相川水金町を門付けする大工町太鼓組です。

 

003.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/1250,F2.8,iso400】

 

004.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/1000,F11,iso800】

 

005.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/1000,F11,iso800】

 

この日の太鼓組は6時30分に大工町の北野神社を出発してきたそうです。

私はいつもお神輿を担いでますので、太鼓組の門付けする様子を見るのは今回が初めてでした。

もっとも、お神輿は午後からなので、見ようと思えばいくらでも見れたんでしょうけど、見に行く勇気がありませんでした。

皆さん、全身全霊をかけてやってらっしゃるので、安易にレンズなぞ向けるのは失礼なんじゃないかと…。

いつもそんな風に思ってました。

 

この日も最初は少し遠巻きに見ていたんですが、太鼓組の1コ上の超イケメンの --- 佐渡一といっても過言ではない --- 先輩が

「もっとそばで撮っていいよ」

と言ってくれたものですから、お言葉に甘えさせていただきました。

 

006.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1000,F2,iso400】

 

ところ変わって13:39の善知鳥神社です。

お神輿に鳳凰が取り付けられていました。

取り付けるのも取り外すのも年男の役目で、これは当日「年男は誰だ??」ということで決まります。

私も数年前、取り外しをさせていただいたことがあります。

次の年男まで担ぎ続けたいところですが。。。

 

007.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso400】

 

記念撮影に臨む棒組の皆さんです。

今年は例年にくらべ担ぎ手がとても少なかったそうです。

…なんか、申し訳けありません。

 

008.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso400】

 

お祓いを受けているのは石扣町(いしはたきまち)・小六町(ころくまち)の獅子組です。

14時頃の出立を目がけ、核町々のすべての出し物がここへ終結しています。

各々が順番にお祓いを受け、そして行事を奉納していきます。

 

009.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso400】

 

010.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/640,F4,iso1600】

 

011.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/640,F4,iso1600】

 

012.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/640,F4,iso1600】

 

記念撮影に臨む獅子組の若手の皆さんです。

カメラマンが多くてどこを見て良いか困ったのではないでしょうか。。。

皆さん、とても晴れやかで良い顔をしてらっしゃいました。

 

013.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/500,F4,iso1600】

 

下り羽を奉納するのは下戸町(おりとまち)の下り羽会です。

この笛の音と太鼓の音が「相川祭りだ…」と実感させてくれます。

 

014.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F2,iso400】

 

015.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F2,iso400】

 

そして太鼓組も善知鳥神社へ到着しました。

 

016.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/250,F2,iso400】

 

お祓いを受ける太鼓組です。

今朝ほど見た翁が被っていた白く真新しいお面はこちらで元来受け継がれているものに付け替えられます。

 

017.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso400】

 

本殿前での豆まきを担うのは“けんぱ”さんです。

お聞きしたところ、この翁の役を担って今年で30年になるんだそうです。

私が小中学生の頃、畏怖の念を持って見つめていた豆まき姿。

その頃からけんぱさんのものを見ていたんですね…。

30年という節目の年に、この場でこういう形でご一緒させていただけるなんて、とても光栄に思います。

 

018.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/800,F4,iso400】

 

019.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/800,F4,iso400】

 

020.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/800,F4,iso400】

 

021.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/800,F4,iso400】

 

022.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/800,F4,iso400】

 

023.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/800,F4,iso400】

 

024.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/800,F4,iso400】

 

025.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/800,F4,iso400】

 

026.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/800,F4,iso400】

 

027.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/800,F4,iso400】

 

028.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/800,F4,iso1600】

 

本殿前での3度まきを終え、御神輿前の5度まきへと移ります。

 

029.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso400】

 

030.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F2,iso400】

 

031.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F2,iso400】

 

032.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F2,iso400】

 

033.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso200】

 

最後は参道前での7度まきです。

これに次いで注連縄が切られると各行事が町中へと出立します。

 

034.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2.8,iso800】

 

注連縄が切られる瞬間を見逃すまいと、固唾をのんで見守る太鼓組の若手、そしてギャラリーの皆さんです。

 

035.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2.8,iso800】

 

14:38。

さぁ…。

 

036.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2.8,iso800】

 

037.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2.8,iso800】

 

038.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2.8,iso800】

 

039.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/5000,F2.8,iso800】

 

見事、注連縄が切って落とされました。

 

040.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1600,F3.2,iso800】

 

041.JPG

【α99,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/1600,F3.2,iso800】

 

042.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/2500,F4,iso1600】

 

下り羽会、獅子組、太鼓組が相次いで出立しました。

そして棒組が御神輿に肩を入れると、本殿前でのシキが始まりました。

 

「ちょーさや」

の掛け声が境内に響きます。

 

 

 

JUGEMテーマ:地元の祭り

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:神社仏閣