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霧に霞む光明仏寺

2017.07.20 Thursday

 

山居池から車を走らせること約2kmです。

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/50,iso400】

 

3年ぶりくらいにやって来た光明仏寺(Kōmyoōbutsu-ji Temple)です。

世に言う“山居の寺”です。

 

“山居”は佐渡に渡ってこの地で木喰行に励んだ弾誓上人が「山に籠って修行した」ことに由来し、山居池から光明仏寺の一帯を“山居”というそうです。

また、“光明仏”は弾誓上人の別名だそうです。

さらに、弾誓上人が毎日1枚歯の足駄で往復したという檀特山(Mt.Dantoku-sen)はインドの修行地の名なんだそうです。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/13,F5.6,iso3200】

 

この場所の様子を記事にするのは、ブログ発足当初の2008年以来のようです。

一旦お寺に車を停め、そして本来の参道へと引き返します。

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/50,iso1250】

 

改めて参道を進み、石仏群を横目に足を進めます。

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/50,iso1250】

 

いずれの石仏もとても表情豊かです。

しかし、いずれの石仏も首や胴体のあたりで切り裂かれ、改めて継ぎ合わされた様子が見て取れます。

かつて檀特山の奥の院でも見かけた光景です。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/13,F5.6,iso3200】

 

石仏とともにあるのは、墓石と名号塔です。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/13,F5.6,iso3200】

 

山居池の入口にあったものと同じ名号塔です。

塔の向かって左下 --- 葉っぱのすぐ上 --- には、このお寺を「光明山念仏寺蓮華律院」と名付けた行者僧である浄厳上人の「浄厳」の名が見えます。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/13,F5.6,iso3200】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/100,iso1250】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/100,iso1250】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/100,iso1250】

 

石仏は本当に表情豊かです。

じっと見つめていると、何となくこちらも頬が緩んでしまいそうです。

…が、こちらの心は確実に見透かされている…そんな風に感じます。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/13,F5.6,iso3200】

 

写真では明るく見えるかと思いますが、シャッタースピードやISO感度からもお分かりのとおり、周辺は相当暗かったです。

時刻はまだ15時になろうかという頃でした。

雨は上がっていましたが、霧は晴れず、少し風が吹くと木々から大粒の水滴がバラバラと落ちてきました。

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/200,iso400】

 

参道の坂道の向こうに見える、霧の光明仏寺です。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F5.6,iso3200】

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/13,F5.6,iso400】

 

既に廃寺となって久しいお寺と思います。

しかし、限りの限りを尽くした手が入っていることも見てとれます。

境内は雑草が目立ちますが、この雑草が“鬱蒼”としていたことはありません。

どのタイミングで来ても「きっと草刈りに来ているんだろうな…」と思われる程度の伸び具合です。

そして本堂へと続く踏み跡がいつも見られます。

さらに、本堂内部も履き掃除等された跡がいつも見えます。

なので、この外観については、私が初めてこのお寺を知った約30年前からさほど変わりはありません。(…と思います)

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,0.8,iso100】

 

その内部です。

いつもどおりなんですが、お線香を焚くために蝋燭に火を灯します。

前回来た時はマッチで点火したんですが、この日はマッチが無くなってしまっていました。

ライターを持参することをお薦めいたします。

お線香は湿気っていますんで、なかなか点きづらいですが…。

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,5,iso100】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,4,iso100】

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,30,F11,iso1600】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/20,iso2500】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/20,iso2500】

 

私がこのお寺の存在を知った時期と、このお寺へ始めて足を運んだ時は一致しています。

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/20,iso6400】

 

小学生の頃、父の仲間内のイベントで「山居池」へ来たのが最初でした。

(ドンデン山登山とか、入川で鮎獲りとか、色々ありました)

その帰り道、少し遠回りして立ち寄ったお寺がここでした。

 

父であれば知っていて当然の場所だったとは思いますが、

山居池も含め、佐渡の方でもここ足を運んだ事のない方は結構いらっしゃるようです。

 

父の恩恵を受けた私は、以来この場所に当たり前のように足を運んできました。

(だからと言って、このお寺に関する何らの知識も持ち合わせておりませんが…)

特に、山居池については、1年に2〜3回は訪れる場所になっています。

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/20,iso6400】

 

さて、そんな私にとっての光明仏寺ですが、初めて足を運んで以来ずっと目にしてきたのが、この本堂内の壁という壁に書かれた“落書き”です。

落書きなんていうと語弊があるのかも知れません。

住所、名前に添えて「参拝記念」の文字と参拝日が書かれています。

いちばん古いものは明治の頃、いちばん新しいところでは「平成十八年」というものがありました。

皆さま、遠くからどうしてここへ来ようと思ったんでしょうか…。

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/20,iso6400】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/30,iso6400】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/30,iso6400】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/30,iso200】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/30,iso200】

 

開け放しておいた本堂の扉です。

外気が本堂に流れ込むのはいつ以来なんでしょう。

かつてここで修行を積んだたん弾誓上人の一派も見た光景でしょうか。

「こんな場所で、冬場はどうやって…」という疑問が沸きあがりそうですが、弾誓上人については、岩谷口(Iwayaguchi)の岩屋洞窟を拠点とし

冬場以外にこちらの“山居”に拠点を移していたんだそうです。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/6,F5,iso1250】

 

本堂入口に掲げられている木札です。

「光明山念仏寺蓮華律院」の文字が見えます。

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/30,iso320】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/80,iso320】

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/10,F5.6,iso400】

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/10,F5.6,iso400】

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/5,F5.6,iso1600】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/25,iso400】

 

時刻は16時頃に差し掛かっていました。

久しぶりのこの場所をあとにします。

 

真更川〜見立(Mitate)を結ぶ、所謂「山居道」は舗装道路です。

その舗装道路から、約200mほどのぬかるんだ道を進むのが常でした。

しかし、そのぬかるみの道はこんなにキレイに整備されていました。

雑草も生えていないことから、割と最近に整備されたものと思われます。

施工主体がどちらなのかは存じ上げませんが、大切にされている感じがして嬉しく思います。

 

かつてここでぬかるみにはまって脱出不可能になり、泣く泣く真更川まで歩いて助けを呼んだ経験があります。(山中は“圏外”です)

舗装道路に車を停めて歩けば済むんでしょうけれど…。

お寺の境内には車両2〜3台分くらいの駐車スペースはありますが、1段低くなっています。

砂利でキレイになったとはいえ、舗装されているわけではありませんので、特に雨の日なぞはタイヤが空転することもあるかと思います。

車でここまで入り込もうと思う方はご注意ください。(ある程度助走しないと、この段差は乗り越えられないと思います)

 

ちなみに、ローソクに点火される場合は、消火をお忘れになりませんようお願いいたします。

私はローソクを消化後10分程度時間を置き、導火線を指でほぐして熱が無いことを確認し、「いろはす」の水をかけてから下山しました。

それでも何となく、不安を拭い去れなかったのが事実です…。

 

いつか、星の降る夜。

そして、幾多の木喰行人たちも見ていないであろう、雪の頃にここを訪ねてみたいです。

 

 

 

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風雲急を告げる山居池

2017.07.19 Wednesday

 

久しぶりの気がします。

真更川(Masaragawa)の山奥にある山居池(Sankyo-no-ike)です。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/20,F5.6,iso400】

 

前日は快晴だったんですが、確か…。

一夜明けて、雨が降っているのには心底驚きました。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/10,F5.6,iso400】

 

雨の日にどこへ行こうかと悩んだら、とりあえず「水辺」へ向かうことにしています。

ただし、海や川には行きません。

基本的には「池」です。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/10,F5.6,iso400】

 

池といえば「乙和池(Otowa-ike)」あたりがすぐに思い浮かぶんですが、この日は何となくそういう気分になりませんでした。

「切場の池(Kiriba-no-ike)」というのが思い浮かんだんですが、まだ行ったことも無いですし、道中が心配でした。

別に消去法という訳ではないんですが、山居池へ行こう…というのはどこかにあった気がします。

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/30,iso100】

 

真更川から山居道を走るのはいつものことなんですが、何せ霧が濃かったです。

これだけ霧が濃ければ、石名天然杉遊歩道へ行くのも良いかな…なんて考えも頭をよぎりました。

ただ、私が石名天然杉遊歩道へ向かうといつも霧が晴れてしまうので、この日は潔く山居池を目指しました。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/40,F5.6,iso400】

 

道中、ずいぶんと風が強くなっていることを感じていました。

この池に到着するのと前後して風はますます強くなっていました。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,3.2,F22,iso50】

 

濃い霧のため、対岸はおろか数10m先も見えない山居池です。

これまで幾度となく足を運んでいるこの場所ですが、「シン」という音が居座っているような静かな場所です。

こんなに風が吹き、池が波立っている山居池は初めてでした。

何となくですが、ただならぬ“恐怖”のようなものを感じてしまいました。

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/30,iso400】

 

そんな恐怖心におののきながら、外周道を先へ先へと進みます。

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/1250,iso400】

 

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【α7SII,Ernst Leitz Wetzlar Summarit 5cm F1.5,1/1250,iso400】

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F5.6,iso400】

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F5.6,iso400】

 

ウェーダーを着用していたので、足元の悪い外周道を歩くより池の浅いところを歩いた方が早かったのかも知れません。

…が、何せおっかなかったですね。

風にあおられて起きる波は大きくは無いんですが、大小小刻みに絶え間なくやってくるので迫力がありました。

一応、底は見えているんですが、どこにどんな深みがあるかもわかりませんし。

かつてこちらの池の周辺でも牛の放牧が行われていましたが、何故か牛が足を取られて溺れることが多かったんだそうです。

霧の奥から大蛇が姿を現さないとも限りませんから、早めに退散です。

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/50,F5.6,iso400】

 

逃げ帰るようにこの池をあとにしました。

ただ、せっかくここまで来た訳ですから、もう少し濃い霧の道を先へ進んでみます。

 

 

 

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蓮の花が咲いています

2017.07.18 Tuesday

 

暑いですね。

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/2500,F2,iso100】

 

そんな暑さの中、私の大好きな蓮の花が涼し気なピンク色に揺れています。

 

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【α99,Sonnar T* 135mm F1.8 ZA,1/2500,F2,iso100】

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/320,F5.6,iso100】

 

せめて蓮の美しさに触れて涼みたいところですが、、、

 

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【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM,1/800,F5.6,iso100】

 

たいていこの花を撮っている場所は陽の光を遮る場所の1つもないような場所ばかりです…。

直前までエアコンを利かせた車で体を冷やしていたんですが、ここへ降り立ってほんの5分程度で早くも首筋を汗が伝っていました。

 

 

 

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