<< August 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

佐渡名瀑めぐり 〜 白瀬川 〜

2016.09.29 Thursday

 

白瀬川です。

こちらは内海府海岸線を両津港から約10kmほどのところにあります。

2009年3月以来、久しぶりに足を踏み入れました。

 

001.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso400】

 

上流にはダムがあり、地形図で見ると、その送水管へ水を送るための水路が張り巡らされています。

 

002.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1.6,F11,iso100】

 

中流域には金剛山への登山道があり、その下見に足を踏み入れたこともありました。

 

003.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso400】

 

その頃は、林道は発電所までと思ってたんですが、林道は発電所よりもずっと上まで続いていました。

この日、発電所の先の流れの中に1つの滝があると聞いて初めて足を踏み入れてみました。

 

004.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/10,F2,iso50】

 

驚かされたのは、その水の綺麗なことキレイなこと…。

 

005.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/8,F2,iso50】

 

水の透明度は、岩盤や砂の質なんかの地質いかんによるものと聞いています。

この川を上りきって大佐渡山地の稜線を越えると小野見川があります。

その小野見川もずいぶんと水が綺麗だったことを思い出しました。

小野見川へ足を踏み入れたのも、もう8年も前です。

 

006.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso400】

 

007.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1.6,F11,iso100】

 

008.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1.6,F11,iso100】

 

009.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/125,F4,iso1600】

 

だいたいがこんな感じの緩やかな傾斜が続いています。

たまに釜があって、そこへ流れ込む --- 滝とは呼べないような --- 小さな落ち込みがありました。

 

010.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/125,F2,iso400】

 

011.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,3.2,F16,iso50】

 

012.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,3.2,F11,iso50】

 

013.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,3.2,F11,iso50】

 

少し大きめの釜が姿を現しました。

「これがその滝??」

どこまで進んでも平坦な流れが続いていたので、この落ち込み部か小さな滝に見えなくもありません…。

 

014.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,3.2,F16,iso50】

 

その落ち込み部分を真上からのぞき込みます。

こんな綺麗な流れ、滅多にお目にかかれないと思いました。

青白く光る流れの筋。

水飛沫に濡れてしっとりとした苔…。

心洗われるような風景でした。

 

015.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,5,F11,iso50】

 

016.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/80,F2,iso400】

 

「やっぱりあれが滝だったのかな??」

もう少し進むと、堰堤にぶつかることはわかっていました。

この先に滝らしきものがありそうな雰囲気はなかったんですが…。

 

017.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,5,F11,iso100】

 

川が折れていました。

だいたい滝ってこんなところにあります。

岩場を折れたところに5mくらいの雰囲気の良い滝が姿を現しました。

 

018.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,4,F11,iso100】

 

滝に向かって左側の層状になった岩がまた見事です。

 

019.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/4,F6.3,iso500】

 

滝壺に半身浸かって…。

三脚に固定されたカメラは“首だけ顔を出した状態”です。

どこまでも水は青々としています。

この日は小雨が降るような空模様でしたが、ここに陽の光が差し込むようなタイミングで来れたら、また素敵な景色が見えると思います。

 

020.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/20,F2,iso500】

 

021.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/20,F2,iso200】

 

022.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/20,F2,iso200】

 

023.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso400】

 

024.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1.3,F8,iso100】

 

滝に向かって左側の岩場から滝を巻いて行きます。

滝壺にダイブしてみたくなります。。。

 

025.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2,F11,iso100】

 

026.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F2,iso400】

 

027.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/50,F2,iso400】

 

滝を越えると、ほどなくして堰堤にぶつかります。

風光明媚な渓相は200mほどだったと思います。

林道はもう少し先まで続いています。

ここを辿れば堰堤の上側にも回り込めるかもしれませんし、前述の水路のあたりにも辿りつけるのかもしれません。

 

「童人 トマの風」というサイトがあります。

こちらの皆さんが2005年にこの白瀬川を遡行し、稜線を越えて小野見川を下った記録があります。(→こちら

白瀬川の --- 水路の --- 上流にも小さな滝がいくつかあるようです。

また、稜線の向こう側の小野見川には「島の沢にもこんな大きな滝があるとは…」と言わしめる滝があるようです。

 

まだまだ知らない佐渡だらけです。

佐渡中に足跡をつけるのには、まだまだまだまだ時間がかかりそうです。

 

 

 

JUGEMテーマ:

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:つぶやき。

 

佐渡名瀑めぐり 〜 釜川 〜

2016.09.28 Wednesday

 

佐渡の内海府の海岸線をずっと北上すると北小浦(きたこうら)の集落に辿りつきます。

コブダイや水中七夕、水中クリスマスなどで有名な北小浦ダイビングセンターのある場所といえばわかりやすいでしょうか。

 

001.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1,F11,iso50】

 

この集落の南端に位置しているのが釜川です。

もちろん、足を踏み入れるのは初めてです。

 

002.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/125,F2,iso200】

 

下流域をバイパスし、中流域に降り立ちました。

 

003.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1,F11,iso50】

 

水量そのものが少なかったということもあるんでしょうけど、とても小さな川で、それこそ“小川”と呼べそうなイメージでした。

 

004.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2,F11,iso50】

 

そんな小川の細流を行きます。

 

005.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/125,F2,iso200】

 

006.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1.6,F11,iso50】

 

途中、倒木があったり、ちょっとした釜場があったりします。

そこを越えると、いよいよこの川の見どころが登場します。

 

007.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1.6,F11,iso50】

 

この川の名前(=釜川)のとおり、こういった釜が連続して連なっている箇所があります。

「ちょっと佐渡では他にはない」場所なんだそうです。

 

008.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1.3,F11,iso50】

 

前の写真の釜を高巻すると、すぐに次の釜、さらにその上の釜が連続しています。

 

009.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1.3,F11,iso50】

 

010.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,4,F16,iso50】

 

水が淀んでいるので水深まではわかりません。

釜への落ち込みの部分は滑状になっているので、ちょっとしたウォータースライダー気分が味わえそうな場所です。

 

011.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso6400】

 

もちろん、私はずぶ濡れになるつもりはないので、1個1個の釜を高巻きします。

巻くごとに1個1個の釜の上に立つこともできます。

いつか滑り降りてみる日が来るのかもしれません。。。

 

012.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2500,F2,iso6400】

 

013.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/640,F2,iso50】

 

014.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1,F16,iso50】

 

3連の釜場を越えて少し行くと、また釜が現れます。

もうこれ以上は進めないかなと思ったんですが、まだ先はあります。

この写真からは見えませんが、この釜の落ち口の左側には下流へと続く水路が通じています。

その水路を辿ると、もう1つ上の釜に辿りつきます。

 

015.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/25,F2.8,iso100】

 

水路の奥には最後の釜が待ち構えています。

 

016.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1.6,F11,iso100】

 

この窯が最大級だったでしょうか。

しかも、最大で1.8mくらいに伸びる三脚の足が底に届きませんでした。

水深もそれなりにあるんでしょう…。

淀んだ水と相まって、それこそ「底知れぬ」何かを感じてしまいます。

ここまでくると周囲も高い岩壁に囲まれているので、ここを越えて行くのはなかなか手間がかかりそうです。

落ち口も流木で塞がれていたので、この先の様子を伺うこともできません。

 

「名瀑めぐり」と銘打つにはどうかなとも思ったんですが、それぞれの釜に落ちる小さな滝が連なっていたということでこのカテゴリに掲載しました。

この日歩いた流程は200mくらいのものです。

そのわずかな区間に様々な釜の姿を見ることができました。

 

 

 

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:つぶやき。

JUGEMテーマ:

 

佐渡名瀑めぐり 〜 大倉川 II 〜

2016.07.17 Sunday

 

そして大倉川の上流です。

 

DSC09140.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.4,F8,iso100】

 

国土地理院の地図なんかを見ると、この林道の支路と石名和木線も繋がっているようです。

この時は「どこに繋がっているんだろう??」なんて思ったんですが、帰宅後に地図を確認し、だいたいが分かりました。

本線そのものは新潟大学の演習林へと通じているらしく、途中でゲートによって進入ができなくなっています。

 

DSC09141.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.4,F8,iso100】

 

意外にも…と言ったら失礼かもしれませんが、、、

 

DSC09143.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.6,F8,iso100】

 

何が驚いたって、この川の透明度です。

 

DSC09153.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2,F14,iso100】

 

写真からはわかりづらいかと思うんですが、私がこれまで足を踏み入れた佐渡の渓流の中でも上位3本くらいの透明度かと思いました。

まぁ、そこまでたくさんの川に入った訳ではありませんが、戸地川、小野見川に次いで透明度が高かったように思います。

小野見川も長いこと足を踏み入れていませんが…。

 

DSC09162.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/15,F5.6,iso100】

 

こちら、林道を辿ってずいぶんと上流まで来ているんですが、人の手はずいぶんと入っている印象です。

植林であったり、堰堤であったり、用水路であったりと…。

 

DSC09176.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1,F8,iso100】

 

しばらくはなだらかな流れが続いていたんですが、、、

 

DSC09681.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,0.4,F11,iso100】

 

この美しい釜を越えて行くと、、、

 

DSC09687.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,0.4,F11,iso100】

 

幽玄な雰囲気を醸し出す魚留滝が姿を現しました。

 

DSC09181.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.4,F5.6,iso200】

 

DSC09183.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.4,F5.6,iso200】

 

DSC09690.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1.3,F11,iso100】

 

全体として、高さは5mくらいの滝です。

春先のもっと水量の多い時期だったりすると、どんな姿になっているんでしょう。

手前の滝壺も透明で、そして大きく、この川の主でも住んでいそうな感じでした。

 

滝壺の手前から高巻きしてこの滝を越えて行きます。

滝の上には巨大な岩が重なっていて、そこを滑り落ちないように進んでいきます。

 

DSC09691.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso200】

 

滝を越えると、唐突に石垣が現れます。

川の法面に沿って続く石垣は、その上を流れる用水路の保護用のもののようです。

…が、既に用水路はそのほとんどが崩落しています。

わかりづらいですが、上の写真の右側の岩壁の下を用水路が通っています。

帰りはここを辿りました。

 

DSC09694.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/60,F2,iso200】

 

水路の跡には土砂が流れ込んでいます。

用水路の上から覗くと眼下に先ほどの滝や川の流れが見えています。

倒木やら何やらで狭い足場がさらに狭くなっていたため、さらには頭上からは強そうなクモが睨みをきかせていたりと、なかなかスリリングな帰路でした。

 

滝の上の用水路や石垣がどこまで続いているのかはわかりませんが、その下流にあったと思われる田んぼは今は杉の植林地となっています。

既に崩壊している用水路ですが、補修を試みたような跡がそこかしこに見え隠れしていて、それでいて下流にはそれを引き込む田んぼは無い…。

一抹の寂しさを感じました。

 

それにしても --- 繰り返しになりますが --- 水の透明さには目を見張る大倉川でした。

下流の林道沿いは堰堤や法面補強が施されている箇所が多いですが、それでも渓相は見事です。

上流の滝へはそうそう行くことはないと思いますが、下流の滝あたりは、違う季節、違う水量の時にまた足を運んでみたいと思います。

 

 

 

JUGEMテーマ:つぶやき。

JUGEMテーマ:

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:地域/ローカル

 

佐渡名瀑めぐり 〜 大倉川 I 〜

2016.07.16 Saturday

 

自分でも「意外」と思いました。

大倉川って入ったことが全然なかったようです。

 

DSC09108.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.5,F11,iso100】

 

大倉と関を結ぶ山越えの道があるんですが、そちらは気分しだいで通ったりもしてきました。

その分岐点から普通に川沿いに林道が続いているんですが、なぜ今まで入ろうと思わなかったのか…。

とにかく初めて足を踏み入れた大倉川でした。

 

DSC09112.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1.6,F11,iso100】

 

林道に沿って車を走らせると、視界の端に滝のようなものが入ってきました。

 

DSC09115.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.5,F5.6,iso100】

 

「あっ」と思い、川辺へと降りてみます。

支流からの流れ込みが滝となって本流にぶつかっていました。

奥に堰堤が見えますが、それさえなければ見事な渓相でした。

 

DSC09118.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2.5,F13,iso100】

 

「こんな場所があるのか…」

そんな風に思いながら、頭の中ではこの景色と1つの記憶の照合が行われていました。

 

DSC09122.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2.5,F11,iso100】

 

写真家の故・天野 尚 紙の写真集「佐渡 --- 海底から原始の森へ」の中で「名もなき渓流」と題されていた場所のようです。

季節も異なり、水量も異なり、石の配置なんかも異なっていましたが…。

初めて降り立った川で唐突に眼前に現れた光景が、偉大なる写真家が見ていたものと同じだなんて、不思議な感慨でした。

もう少し上流を辿ってみます。

 

 

 

JUGEMテーマ:

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:つぶやき。

 

佐渡名瀑めぐり 〜 戸地川支流・小俣川 II 〜

2016.07.12 Tuesday

 

小俣川に入って約1時間20分です。

「おっ?? 滝がある??」

ゴルジュ帯の前方に滝の一部が姿を見せました。

 

DSC09525.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/20,F2.8,iso100】

 

遠目から見たら、めがね橋の上にある魚留滝くらいのものかと思ったんですが、近づくにつれ、もう少し大きい滝に見えました。

 

DSC08979.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,0.4,F8,iso100】

 

滝の部分で川は直角に折れているようです。

「…あれは滝の下の一部分かな?? とすると、もっともっと大きな滝か??」

そんな期待とドキドキとは裏腹に、行く先に連なる釜を越えられるのかと不安がよぎります。

 

DSC09496.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso10000】

 

…が、何せこの日は力強い味方であるウェーダーを着用しています。

ここも「えぃっ」と行かせていただきます。

 

DSC08984.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1.6,F8,iso100】

 

滝壺に至るまでに3つの釜が連なっていました。

最初の釜は膝上くらいです。

流れのどまん中を突っ切っていきます。

 

DSC08986.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1.6,F7.1,iso100】

 

2番目の釜です。

ここは股下くらいです。

グイグイ進みます。

 

DSC08988.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1,F7.1,iso100】

 

そして3番目の釜です。

ここは腰くらいの深さがあります。

しかも進むにつれてどんどん深くなります。

これ以上進むと浸水するかも…。

そんなギリギリの攻防の中、水中の左足が岩のステップを見つけました。

そこを足場にして乗り越えて行きます。

 

DSC08990.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1,F7.1,iso100】

 

そして滝壺に到着です。

水飛沫がすごくて、レンズに着用のPLフィルターが水滴だらけになります。

必死でブロアしながらの撮影です。

 

DSC08994.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.4,F5.6,iso100】

 

見上げると、向かって左側には本流の滝。

そして右側には岩場を滴り落ちるような滝です。

もう少し右側に回り込めば滝の上部が見えるかな…と思ったんですが、そこまで進む勇気がありません。。。

10mくらいの滝かと思います。

見づらいかもしれませんが、向かって左の滝の左側の岸壁にはロープが吊るされています。

グイッと引っ張ってみると、強度はしっかりとありそうでした。

まぁ、ロープがなくてもよじ登れそうな岩壁ではありましたが…。

 

かつてここには、切り出した大木を運んだ道があったとも聞きました。

なかなか想像ができませんが、こうしてロープが張られているということは、確かに上流への道はあるんでしょう。

地元の方が残したのか、渓流釣りをする方が残したのかはわかりませんが…。

とりあえず、この日のところは無理はせずにここでUターンです。

 

DSC09515.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso1600】

 

こちら、向かって右側の滝です。

落差という点では、こちらは20mくらいはあるのかもしれません。

この日は比較的水量が多かったもんですから、滝の体をなしていました。

普通だったら、この季節には干上がりかけているのかも知れません。

 

逆に、もっと水量が多かったら2つの滝が1つの滝壺に落ちている姿が見られるのかもしれません。

 

DSC09530.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/20,F2.8,iso100】

 

「やっぱり戸地川ってすごい」「こんな場所があったのか…」

思わず感嘆の声をあげていました。

大満足を胸に、帰途に尽きます。

 

DSC09533.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/20,F2,iso100】

 

上りより恐いのは下りです。

見事な滝を見られたことで気が緩みそうになるのを抑え、1歩1歩足場を確認しながら下ります。

 

DSC09540.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/20,F2,iso100】

 

こんな岩場、調子に乗ってポーンと飛び乗りたくなってしまいます。

きっとそれをやると、前回のようにカメラを水没させるんでしょう。。。

神様に見透かされないためにも、わざとらしいくらいにゆっくりと下ります。

 

DSC09544.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/20,F2,iso100】

 

先ほどの渓流爆まで戻ってきました。

残す難所は、最初の“門”です。

 

DSC09560.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/40,F2.8,iso100】

 

DSC09563.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/40,F2,iso100】

 

“門”を過ぎ、魚留滝を下り、そしてめがね橋が見えるところまで戻ってきました。

最後は、垂直の岩壁沿いの水路を伝って下ります。

 

DSC09564.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/40,F2,iso100】

 

ここまで下ればもう安心です。

川を離れると一気に気温が上がったのが分かりました。

眼鏡が曇ってしまいました。

 

上の写真はめがね橋(=小俣川水道橋)へと続く戸地川本流からの水路です。

現在、跡地のみ残る「戸地川第1発電所」付近の取水口から続いています。

これが戸地の田んぼへと続く用水路となっています。

 

この水路と平行するようにして、稜線沿いにはもう1つの水路(=第1発電所導水路)が存在します。

それが戸地川第1発電所の水圧管路へと水を送り込んでいた水路です。

そこへ通じる道は、この水路沿いに存在しています。

 

手元にある「佐渡金山遺跡(戸地川発電所)分布調査報告書」の地図によれば、その水路をずっと遡ると、トンネルを経て

かつて目にした「白滝取水口」や「鉄ヶ滝取水口」へと辿りつきます。

今もその水路が通じているのかは知る術もありませんが、かつて水の管理のために戸地の方々が毎日通った山道も存在するんだそうです。

そして、その途中には、この日私が目にした滝の付近へと落ちる放水路もあるそうです。

 

佐渡金銀山の発展と密接に絡んだ戸地川周辺の導水路事情にはまだまだたくさんのロマンがあるようです。

そしてそこに見え隠れするのが、昨日の記事の冒頭で触れた「風景絶佳なること言葉にも筆にも尽くしがたし」という渓相です。

 

この日仰ぎ見た素晴らしい渓相と、まだ見ぬ風景の数々と…。

まだまだ戸地川の懐は深いです。

いつかそんな風景の数々に出会うことを願い、またこの川へ足を運ぶことになります。

 

 

 

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:名所

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:つぶやき。

JUGEMテーマ:

佐渡名瀑めぐり 〜 戸地川支流・小俣川 I 〜

2016.07.11 Monday

 

「風景絶佳なること言葉にも筆にも尽くしがたし」という戸地川です。

 

DSC08916.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,6,F11,iso100】

 

この日は支流である「小俣川」へ足を踏み入れてみました。

 

DSC08918.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,6,F11,iso100】

 

前の晩からこの日の午前中にかけて、雨でした。

戸地川へ入った瞬間「水量が多いな」と感じました。

本流の下流付近は川面が水しぶきで白く霞んでいる状態でした。

 

DSC08925.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2.5,F11,iso100】

 

大正4年に完成の小俣川水道橋 --- 通称「めがね橋」 --- です。

この日はここを越え、この上にある魚留滝を越え、未踏の地へと足を踏み入れてきました。

 

DSC08929.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,3.2,F11,iso100】

 

めがね橋の上流約50mにある魚留滝です。

立っている場所は堰堤の上です。

堰堤が無かったらもっと落差の大きな滝だったと思います。

写真に向かって左側の足場から越えて行きます。

 

DSC08931.JPG

【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,3.2,F11,iso100】

 

滝の上流です。

水量が多くても、一切濁りの無い戸地川の水です。

めがね橋付近もそうですが、一帯が切り立った岩壁に囲まれています。

 

DSC08934.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,3.2,F11,iso100】

 

大きな淵です。

この日は久しぶりにウェーダーを着用して来ました。

さすがに長靴だけでこの川を遡行するのは厳しいです…。

向かって右側の岩場のステップを越えて行きます。

 

DSC08937.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,3.2,F11,iso100】

 

淵を越えると、川は直角に折れています。

そして切り立った牙のような岩の門が現れます。

 

DSC08941.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,3.2,F11,iso100】

 

これまではここを越えたことがありませんでした。

「えぃっ」と足を進めます。

 

DSC08943.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2.5,F11,iso100】

 

“門”の中です。

腰まで水に浸かっています。

何ならこの倒木を伝って行けそうにも見えますが…。

前回のカメラの水没事故から、そのような無謀なことは慎むようにという教えをいただきました。。。

向かって左側の倒木の隙間をよじ登ります。

 

DSC09464.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/40,F2,iso250】

 

“門”を越えて一息つきます。

 

DSC09483.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F1.6,iso5000】

 

苔むした岸壁をたくさんの滴が伝っては落ちています。

 

DSC09488.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F1.6,iso5000】

 

この先にどんな渓相が待っているのか…。

はやる気持ちを抑えながら、しばし休憩です。

 

DSC09491.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F1.6,iso5000】

 

DSC08946.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2,F11,iso100】

 

やがて川幅いっぱいの渓流爆です。

 

DSC08955.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.5,F8,iso100】

 

向かって左側の岩場を越えて行きます。

さらに上段の滝へと続いていますが、そこは左側から高巻いて越えます。

 

DSC08963.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1,F7.1,iso100】

 

渓流爆を越えると、ふたたび切り立った岩壁のゴルジュ帯です。

 

DSC08970.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2,F11,iso100】

 

長靴だったら神経を使いそうな場所が続いていますが、この日は水の中をワシワシと進みます。

膝下までの制限を気にする必要が無いのでストレスフリーです。

ましてここは戸地川です。

昨年、病床にいた私を救ってくれた神様のいる川です。

何となく不思議な安堵感を抱きながらいました。

 

さて、このゴルジュ帯を越えると、前方に滝らしきものが見えてきました。

 

 

 

JUGEMテーマ:名所

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:つぶやき。

JUGEMテーマ:

JUGEMテーマ:カメラ

佐渡名瀑めぐり 〜 虫崎・古川 II 〜

2016.06.29 Wednesday

 

ぼちぼち滝が近いかなと思いながら、そんな雰囲気が全然無いなと思いながら、川床を進んでいました。

 

DSC08746.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/500,F2,iso400】

 

…と、唐突に視界の先に“あの滝”が見えました。

雰囲気もないまま、あんまりに唐突だったので若干拍子抜けしてしまいましたが。。。

 

DSC08684.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,0.5,F11,iso100】

 

行く先は急激に切り立った岩壁に囲まれています。

それこそ水量が多ければゴルジュと化しそうな感じです。

その奥に3つの滝が連なって見えます。

 

上の写真は圧縮効果が利いているので、滝はすぐ眼前にありそうに見えますが、手前に見える大きな岩からも結構距離はあります。

(3〜40mくらい)

まずははやる気持ちを抑えながら、手前の大きな岩の地点まで進みます。

 

DSC08688.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.4,F11,iso100】

 

大きな岩のところに立つと、左岸には支流からの滝が落ちています。

水量はありませんでしたが、清涼感たっぷりに気持ちよく流れ落ちていました。

ただ、私はといえば、この少し手前で起きたハプニングで動揺しまくってしまい、清涼感に浸る余裕が全然ありませんでした。

 

とりあえず、α7Sと1635Zの組み合わせだけを持って滝へと向かいました。

冒頭2枚目の写真で見るとすぐ近くに見えますが、水量が多かったら長靴では辿りつけないような場所でした。

 

DSC08755.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,4,F11,iso320】

 

両岸がV字に切り立っています。

川幅は2〜3m程度です。

滝のあたりまで行くと1mくらいと思います。

「V」の字を左側へ傾げたような形なので、向かって右側の岩壁は90度以上の角度です。

 

DSC08759.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,4,F11,iso320】

 

長靴ではこのあたりまで近寄るのが精いっぱいでした。

ただ、このあたりでも滝壺からの冷風と水しぶきがありました。

太陽の位置もちょうどよく、ピンポイントで滝壺付近を照らしてくれていました。

「こんな場所が佐渡にもあったんだ…」そう思うに十分な光景でした。

 

DSC08763.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,4,F11,iso250】

 

ローアングルから撮ろうとしゃがんだら、そのままお尻を半分水没させてしまいました。

かといって、長靴まで水没覚悟で進む勇気はありません。

霊気というか何というか、滝の水や滝壺って、めっちゃ怖い気がします…。

 

DSC08767.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F2.8,iso1000】

 

見事だったのが、立派に苔むしたこの岩壁でした。

たくさんの水滴がポタポタポタポタと…。

色々なレンズを持ってきて、もっとじっくり撮りたかったところです…。

 

DSC08768.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/40,F2.8,iso1000】

 

この位置からは見えませんが、遠目から見たらこの上にも2段ほど滝が連なっています。

両岸が切り立つもっと手前からここを迂回すれば上段にも向かえそうなんですが…。

それはまた次の春にでも来た時に挑んでみたいですね。

とりあえず、その時はウェーダーは必須のようです。

こんな場所が2段、3段と続いていたらどうしましょう。。。

 

DSC08778.JPG

【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/15,F4,iso1600】

 

またその時を楽しみに、この場をあとにしました。

これまでにない、素晴らしい滝を目にすることができたことに感謝です。

 

DSC08789.JPG

【α7S,Zeiss Loxia Biogon T* 2/35,1/640,F2.8,iso1000】

 

ところで前述の“ハプニング”なんですが…。

 

三脚に固定したα99と1635Zを中州に立て、自分はそれに背を向けてα7Sで撮影をしていました。

三脚を立てた時、安定が悪かったので「ひょっとしたら、倒れるかな…」なんて思わなかったわけではありません。

そして、自分がそんな風に思ったことはたいてい悪い方向に実現します。

次の瞬間、背後から「ザブン!」と…。

「えっ?」と振り向くと、そこには川につっぷしたα99と1635Zが…。

 

すぐさま抱きかかえて川から起こし上げたんですが、ずいぶんと水をお飲みになってしまったようで…。

まぁ、カメラ本体から水の滴ること滴ること…。

カメラもレンズも防塵防滴仕様ではありますが“防水”ではありませんから…。

このところα7Sのマウント部にもガタつきを感じるようになっていたため、修理に出す予定でいました。

そこへきて、α99と1635Zまで…。

頭が真っ白になって、その後の撮影にまったく集中ができなくなってしまいました。

 

後半、主題が「滝」から完全にズレてしまいましたが…。

カメラ、レンズ両者の行く末については、また後日ご報告いたします。

 

 

 

JUGEMテーマ:

JUGEMテーマ:ひとりごと

JUGEMテーマ:名所

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:つぶやき。

JUGEMテーマ:カメラ

 

佐渡名瀑めぐり 〜 虫崎・古川 I 〜

2016.06.28 Tuesday

 

内海府は虫崎(むしさき)に流れる古川(ふるかわ・こごう)です。

 

DSC08649.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/200,F11,iso200】

 

数日前、島外からのお客さんと佐渡の渓流(滝)を色々とお話しする機会があったんですが、この川の滝について、その方が知っていらっしゃったもので

急きょ私も足を運んでみることにしました。

 

DSC08703.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

私が佐渡の滝巡りを始めたころ、色々なWebサイトで情報収集をしていたんですが、この古川の滝についての情報もいくつか仕入れてはいました。

そのひとつが「佐渡の渓流 - 渓流の文化と環境」というサイトだったんですが、こちらにもその滝の写真が写っています。

写真や文章からは、そんなに苦労をせずとも辿りつけそうな感じはあったんですが、今回、そのお客さんが「川へ入ってすぐだよ。15分くらい」

というふうにおっしゃっていたもんですから、それならと足を運んでみました。

 

DSC08706.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/800,F2,iso100】

 

昔は田んぼが広がり、子どもたちが畦を飛び跳ねて川遊びへ走っていたんでしょうけど、今、その面影はありません。

時期が時期ということもありましたが、とにかく鬱蒼としていました。

杉の植林地帯に残る段々と石垣…。

そこに辛うじて当時の面影を垣間見ることができました。

杉林も20mくらいのものになっています。

先のサイトに掲載されている写真は1970年代のものとのことなので、相当の年月が流れてます…。

 

DSC08653.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.5,F11,iso100】

 

のっけから散々藪漕ぎをこなし「このあたり」と思うところで川へ入りました。

最初から川を愚直に上るというのも手だったんでしょうけれど…。

そのお客さんに聞いたとおりに進めば間違いはないだろう…と。

 

DSC08660.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/50,F5,iso200】

 

前夜、相当強い雨が降っていました。

なので「ひょっとしたら、濁流かも…」なんて不安がなかった訳ではありません。

が「流程の短い佐渡なんかだと、一時的に増水してもすぐ元に戻るから大丈夫」とは、のちのちに聞いた佐渡の渓流事情に詳しい方のお言葉です。

この季節らしい、水量の少ない古川でした。

 

DSC08662.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2,F11,iso100】

 

かつては、渓流を遡って滝を探すときにはウェーダーを着用していました。

…が、最近では普通に長靴で臨みます。

 

DSC08663.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2,F14,iso50】

 

以前は足元が濡れたり水が入ってくることを極端に嫌っていたんですが、今は「どうせ濡れるんだから…」と開き直っています。

案の定、序盤の藪漕ぎで汗まみれになり、苔で滑りまくって泥だらけです。

今さら長靴に水が入り込もうが深みにはまろうが大した差はありません。。。

 

DSC08666.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2,F11,iso100】

 

基本的に緩やかな浅瀬が続いています。

もっと春先であれば、川に入らずとも両岸を進んで行けるのかな…と。

とにかく両岸は鬱蒼としていましたし、たまに釜を巻いたりすることがとても億劫でした。

また、岸辺の草木が川幅を覆うようにしている場所ばかりなので、中腰で歩を進めるという箇所もたくさんありました。

 

DSC08668.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2,F10,iso100】

 

川へ降りて約15分経過です。

滑床が出現しました。

だいたい佐渡の渓流を遡っていくと、ある程度のところで出現しますね。

川の中にいるとはいえ、風もなにもありません。

暑さで汗まみれです。

シャーッと滑ってみたい欲求に駆られます。。。

 

DSC08671.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2,F11,iso100】

 

川へ降りて約20分が経過です。

時間的には、そろそろ目指す滝が見えてきても良い頃です。

 

DSC08674.JPG

【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1.6,F11,iso50】

 

まぁ、いちいちスローシャッターで撮るということをしているので、移動時間は倍以上かかっていると思います。

 

DSC08677.JPG

【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,2,F11,iso100】

 

朝方はどんよりとした空だったんですが、この川へ着く頃には青空が覗き始め、たまに木漏れ日が川を照らしていました。

 

DSC08719.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/320,F2,iso640】

 

そんな色々と、、、

 

DSC08734.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/25,F3.2,iso100】

 

陽が当たったところの水の流れが綺麗でキレイで…。

 

DSC08737.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/25,F3.2,iso100】

 

最近、こんな愚直な滝巡りから遠ざかっていたもんですから、何せ楽しかったですね。。。

 

DSC08741.JPG

【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/250,F2,iso400】

 

…で、気づいたら、川へ降りて約40分が経過していました。

歩いた距離なんてさほどではないと思いながら「そろそろ見えてこないかな…」と思い始めていました。

これまで、渓流の先にある滝を探していると、たいてい滝の近くになると両岸が切り立ってきたりと“雰囲気”を感じるものです。

しかし、この川は一向にそんな向きがありませんでした。

まぁ、それだからこそ、のんびりここまでやって来れたんでしょうけれど…。

 

 

 

JUGEMテーマ:名所

JUGEMテーマ:地域/ローカル

JUGEMテーマ:つぶやき。

JUGEMテーマ:カメラ

JUGEMテーマ:

佐渡名瀑めぐり 〜 戸地川支流・魚留滝 〜

2016.02.14 Sunday


佐渡随一の清流を誇る戸地川です。
その支流である、小俣川に足を踏み入れてみました。

20160213-DSC06845.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1.3,F11,iso100】

その小俣川に架かる「めがね橋」の上に立ってみました。
上流側を望みます。
切り立った岩壁の底を流れる小俣川です。
正面には石垣が見えますが、突き当りにある魚留滝からの水路が続いています。

20160213-DSC06866.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.4,F5.6,iso100】

その魚留滝です。
かつては、滝の落ち口に取水口があったんでしょうか。
今は、この写真を撮るために立っている場所が堰堤になっていて、その脇に取水口があります。

20160213-DSC06856.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.5,F8,iso100】

落差は3m程度ですが、この堰堤ができる前はもっと落差があったんだと思います。
雨によるものか、雪解けのせいなのか、水量は多く、水も少々濁っているようでした。

20160213-DSC04854.JPG
【α77,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,0.4,F16,iso100】

魚留滝を乗り越えて行くと、さらに魅力的な渓流が続いています。
両岸が切り立った岩壁です。
落石に注意しながら進んでいきます。
(注意したところでどうにもなりませんが、念のため…)

20160213-DSC06867.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.4,F5,iso100】

普段は青々と透き通っている釜ですが、今日は濁ってしまっていました。

20160213-DSC06873.JPG
【α7S,LA-EA4,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.8,F5.6,iso100】

この釜は、向かって右側の岩のステップを踏んで簡単に越えて行けるんですが、その先で川は直角に折れています。
そこが私にとって、この川の最終到達地点です。
その先には「見たこともない風光明媚な光景」が広がっていると聞いたことがあるんですが、そんな風景を目にすることができる日は来るんでしょうか…。

20160213-DSC06900.JPG
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/160,F2,iso200】

魚留滝を滑り降り、岩壁添いの水路から下流側を望みます。
ちょうど、冒頭の写真と逆のアングルです。
先ほどはあの眼鏡橋の上にいました。

戸地川の美しい渓相もさることながら、ここへ来るといつも思うのが「めがね橋」を彩る戸地の人たちと佐渡鉱山との美しい歴史です。
発電所の建築に対する戸地集落の多大な協力に「未来永劫電力の無償供給を」と応えようとした佐渡鉱山に、戸地集落が望んだのはこの「めがね橋」でした。
私の大好きだった戸地のおじさんが「この水は俺たちの命より大事だからな」と言っていたことが思い出されます。

もう少し春になって、ここにあるすべてのものたちが嬉々とした表情を見せるようになったら、また来てみたいと思います。



JUGEMテーマ:カメラ
JUGEMテーマ:地域/ローカル
JUGEMテーマ:つぶやき。
JUGEMテーマ:名所

佐渡名瀑めぐり 〜 小倉川・平山の滝 〜

2016.02.12 Friday


猿八をあとにし、小倉へと向かいます。

20160211-DSC00294.JPG
【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1/100,F11,iso100】

猿八と小倉は山を隔てて隣り合っていますから、別の季節であれば山越えすることも可能です。
・・・が、この時期は当然、そういった山越えの道が除雪されているはずもありませんから、一旦“下山”することになります。
道中、再び国仲平野と大佐渡山地を見渡す場所に立ってみました。

20160211-DSC00305.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1/250,F8,iso100】

そして小倉へと向かいました。
目指す先は小倉川の上流にある“朱鷺湖”こと小倉ダムのあたりです。
普段なら、車を停めてから滝壺まで3分とかからないような場所ですが、こちらも猿八に負けず劣らずの積雪でした。
1歩進むたびに膝上まで沈んでしまうため、やたらと時間ばかりがかかってしまいました。

20160211-DSC00316.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.8,F11,iso100】

私の“滝巡り”の初期にはよく来た滝です。

20160211-DSC00317.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,0.8,F11,iso100】

「平山(たいらやま)の滝」です。
地図上には滝のマークしか付いていません。
黒々とした岩壁を豪快に落ちる滝ですが、アプローチのし易さという点では、佐渡の滝では1〜2を争うと思います。

20160211-DSC00328.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,0.8,F11,iso100】

十郎滝同様、滝壺はごく浅いようです。
夏であっても絶対に入りたくないですけど・・・。
落差という点では、十郎滝以上でしょう。
1枚上の写真が全景のように見えますが、もう1段上段の滝があります。

20160211-DSC00334.JPG
【α99,Vario Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA SSM,1.3,F11,iso100】

こちらも、滝壺付近は冷気とともに滝の飛沫が舞っています。
滝の真下に、そこだけ飛沫の当たらない場所があり、そこから見上げるように撮ります。
飛沫は飛んでこないですが、頭上から落石でもあったら完全にアウトな場所です。。。

20160211-DSC00336.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,2.5,F11,iso100】

黒々とした岩壁。
そして流れ落ちる白い筋が美しいです。

20160211-DSC06806.JPG
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/2000,F2,iso2500】

実際、目で見た感じはそんな優雅なものでなく、こんな感じです。

20160211-DSC06815.JPG
【α7S,LA-EA4,Planar T* 50mm F1.4 ZA SSM,1/3200,F2,iso6400】

もっと真下から撮りたいという欲求と、絶対に滝壺には入りたくないという気持ちの狭間でたいへんでした。
滝の水に触れると背筋がゾワゾワしてしまいます。

20160211-DSC00339.JPG
【α99,70-300mm F4.5-5.6 G SSM,1.3,F11,iso100】

ちゃちゃっと撮影をして、さらに千枚田の上にある2つの滝を見に行こうと思っていたんですが、撮影アングルを探すのに手間取りすぎてしまいました。
ひととおり撮影を終えた頃、時計は既に17時を回っていました。
たぶん、千枚田の上へ行ったところで積雪で動けなくなるのは目に見えてはいるんですが、何せ自分の目で確認をしないと納得しない性分なもので・・・。
5つの滝を巡るつもりだったんですが、結局この日は2つどまりでした。
また日を改めます。

20160211-DSC00343.JPG
【α99,Vario Sonnar T*16-35mm F2.8 ZA SSM II,1/13,F4,iso1600】

帰路、国府川に架かる橋の上で足を止めました。
日に日に陽が長くなっていることは重々承知していますが、こういう夕暮れの空を見て、さらなる季節の移ろいを感じたところです。
まだ星が灯る前の西の空に、キレイな三日月が浮かんでいました。

ちなみに、この1枚を最後にα99がドック入りとなりました。
既にお気付きの方もいらっしゃるかと思うんですが、何せセンサーダストとミラーの汚れが酷くて・・・。
さらに、マウント部分にガタつきが見られるため、こちらは修理のお見積りをいただくことにしました。
70400Gのようなことにならなければよいのですが・・・。



JUGEMテーマ:地域/ローカル
JUGEMテーマ:名所
JUGEMテーマ:カメラ