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佐渡名瀑めぐり〜夕栗の滝〜

2008.11.03 Monday

JUGEMテーマ:地域/ローカル


3連休も今日でおしまい。
初日は快晴。昨日は晴れのち雨。そして、今日は一番パッとしないお天気だったのかも知れません。

冬の木枯らしを思わせるような、びょうびょうという風音が響き、午前中には激しい雨も。。。

そんななか、久しぶりに佐渡の滝めぐりへと出かけました。

この日は、佐渡の秘境“猿八”にある夕栗の滝(ゆぐりのたき)を目指しました。

まだ雪の残る春先からこの滝を探して、週末になると猿八の辺りをウロウロとしていたんですけど、
8月に「佐渡にもいい滝がある」という個展を開催された、羽茂在住の長尾俊一さんに道を教えていただき、
この日、初めて目指すことにしました。



林道に車を停め、軽トラック一台が辛うじて通れるかどうかという坂道をくだり、休耕田を脇目にさらに下ると川へ降ります。



なかなか雰囲気の良い渓流でした。

やっていることと、思うことが正反対で何なんですけど、
実際、川へ入ったり、滝を見たりするのは、とても怖くて、エネルギーがいります。

出来れば川とか滝とかへ近づきたくはありませんし、滝壷付近なんて背筋が凍るようで、飛沫が飛んできた日には大騒ぎです。

しかし、この渓流はそんな雰囲気がまったくなく、怖がりな私でも平気で入ることが出来ました。



そして、初めてお目にかかった夕栗の滝です。



落差は約25mほどでしょうか。
末広がりの分岐漠ですね。

今となっては、「こんな山奥にこんな滝があるなんて・・・」と思ってしまいそうですが、
滝壺付近まで水路があり、少し前までは、先の休耕田まで水が引かれていたんでしょう。

それを考えると、ここで生活を営む人にとってはとても身近な滝だったのかも知れません。



落ち口付近から分岐の滝となっています。
岩を挟んで、激しく水しぶきがあがっています。



滝のすぐ右手にはもう一筋の流れがあります。
土砂降りの日にでも来たら、2本の滝が見られるのかも知れません。


最近では滝へ到着したら、まずは(思わず)「っシャァ!!」と歓喜の叫びをあげます。
(ただし、車で行けるような楽な滝では、こういう感激はありません)
続いて、何故か手をあわせて拝んでしまいます。。。

この時、頭の中では、
「決して遊び半分で来たのではありません。私は真剣です。だから・・・だから!! 無事に帰してね。落石とか、迷子とか、神隠しとか、増水とか、そういうのは無しね!」
ってな事をお祈りします。

そうして、この日も無事に帰還させていただきました。
神様、ありがとうございます。

それから、猿八集落のみなさん。
春先から地図とカメラを手に血まなこでウロつく怪しい人物が頻繁に出没していたかと思いますが、それは私です。

大変ご心配、ご不安を与えまして失礼いたしました。
無事、目的を達しましたので、しばらくは平穏になるかと思います。

また訪ねるときがありましたら、その時はよろしくお願いいたします。。。

“涼”を求めて・・・

2008.08.09 Saturday

JUGEMテーマ:夏だ!




朝晩は涼しいとはいえ、それでもやっぱり日中は暑いもんです。
久しぶりに時間の出来た土曜の午後は、“涼”を求めて、得意の滝めぐりへとでかけました。


佐渡の南部・松ヶ崎にある浦之河内川の不動滝です。


前回は雪のある時期に来たのですが、今回はやはり水量も乏しかったようです。
しかし、お日様に照らされた水の飛沫がキラキラとかがやいていました。

“涼”を求めてやって来たんですが、
結論としては、ブトに刺されまくり、アブと格闘し、汗だくになるのが精一杯でした。。。


松ヶ崎から10分ほど足を延ばし、岩首(いわくび)という集落にある養老の瀧へやって来ました。
この滝のベストショットといっていいと思います。しかし・・・

結論としては、ここへ来る直前に追い越した車もこの滝へ来てしまい、ご対面。
いやな汗をかくのが精一杯でした。


帰り道の小倉(おぐら)の山中にて見つけた蓮の花の畑での一枚。

結論としては、「自分、センスねぇなぁ」と思うのが精一杯でした。

“涼”を求めて、汗だくになった1日でした。

滝へのいざない

2008.07.04 Friday

佐渡の滝めぐりを始めて久しいのですが、最近は滞り気味です。
もっとも、この時期に山奥へ入るのはなかなか勇気もいるんですが。。。
(クモの巣、蜂、蛇、毛虫、雑草などなど・・・)

とか何とか言って、結局は簡単に行けそうな滝から順に制覇してきたため、
徐々に難攻不落な滝ばかりが残ってしまいました。

この日、下見に行って来たのは、佐渡が誇る河川・戸地川上流にある「幻の大滝」と言われる滝です。


林道を走ること約1時間。
気がつけば、目の前には大佐渡三山(そんな呼称は無いけど)、
金北山、二ノ岳、妙見山が目の前に迫るところまで来ていました。

ここは、金北山の北側約3舛里箸海蹐砲△訛臘融海任后


一番左手に聳える金北山。(1,173m)
頂上には自衛隊のレーダー基地があります。


金北山の右側の二ノ岳と、一番右奥に見えるのは妙見山。(1,042m)


二ノ岳のレーダー群。
ちゃんと機能してるんでしょうかね?


さらに、妙見山にはガメラレーダーが建設中です。
この施設の建設を巡って、昨年の春頃には随分とモメたようです。

さて、この大塚山と金北山の間には、深い深い谷が横切っているんですけど、その谷こそが、戸地川という訳です。

佐渡で4番目の水量を誇り、流れの急峻さという点では佐渡一という戸地川の源流部。
ちょうど、ニノ岳の直下部分に目を移すと・・・。


あった。。。

幻の大滝とも呼ばれるこの滝をついに捉えました。
白滝(しらたき)というそうです。
本来はいく筋にも分かれてあの巨大岩盤を落ちる滝だそうなんですが、
残念ながら水量が乏しく、ほとんど水が流れ落ちていませんでした。


この後、急に大粒の雨が落ちてきたため、やむを得ず撤収することとしました。
何せ、それ以上進むと二度と戻れなくなりそうな場所だったので、
またいつか、条件が整った時に目指したいと思います。


河口から目指すにしても容易にはいかないでしょうが、
この谷を一直線に降りて突っ切るのもしんどそうです。。。


また何度かこの場所へは来たいとは思います。
あとは、いつあの滝の直下を目指すかだな。。。

「巖頭之感」

2008.05.23 Friday

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悠々たる哉天壤、遼々たる哉古今、五尺の小躯を以て比大をはからむとす、ホレーショの哲學竟に何等のオーソリチィーを價するものぞ、
萬有の真相は唯だ一言にして悉す、曰く「不可解」。

我この恨を懐いて煩悶、終に死を決するに至る。

既に巌頭に立つに及んで、胸中何等の不安あるなし。

始めて知る、大いなる悲觀は大いなる樂觀に一致するを。




昨日、久しぶりに気の会う仲間たちと大酒を喰らいました。

酔っ払いの帰り道、何故かこの藤村操の「巖頭之感」を思い出していました。


GWに行きそこねた華厳の滝が思ったより心残りだったのかも知れません。





滝巡りを始めて久しいですが、元はと言えば、滝の流れ落ちる姿を長いシャッタースピードで撮影したかったがために
カメラを買ったようなものです。





G/Wに、妙高高原にある新潟が誇る名瀑・苗名滝を見、日本一の落差を誇る、立山の称名滝を見ました。

次回、また夏頃に旅に出るつもりですが、その時は華厳の滝からスタートしたいと思います。





ところで、私が「巖頭之感」を思い浮かべていたのは、別に滝から飛び降りたいとかそんな願望があるワケでも何でもなく、
唐突に「そういえばホレーショの哲学って何だったっけ??」って思い出しただけです。





だいたいそんなことを思いだすのもどうかとは思うんですけど、そういえば、藤村操だったなぁ・・・と、そういえば、華厳の滝だったなぁ・・・と、
早く夏休みにならないかなぁ・・・と、

ただただそれだけなんですけどね。





ちなみに藤村操が滝に身を投げた当時、第一高等学校の彼の担任が夏目漱石だったんですね。


漱石さん。前の日に予習をしてこなかった藤村操をひどく叱りつけたそうで、

それを気に病んでか、このことはその後の彼の人生に大きな影を落としたそうです。





そんなことを「ふーん・・・」ってウィキペディアなんぞ見ながら思ってたら、藤村操が滝に身を投じたのは、明治36年5月22日だとか。。。


って・・・え!?

昨日は、その日からちょうど105年後の日だったんですね。

何故なんだろう?


不思議です。。。



写真は、2週間前の晴れた日曜日、佐渡の山の深いところにある、名瀑・法力和光滝です。


今年のシラネアオイを見るのは、もうこれが見納めだったかも知れません。

とても空が青い日だったんですけど、最後の写真の真ん中ちょっと上に見えるのは、大野亀です。



あと2週間もすれば、ここは一面黄色いカンゾウに包まれます。

今年もそんな季節に差し掛かっているようです。

山野草の宝庫

2008.04.28 Monday

JUGEMテーマ:カメラ

大佐渡スカイラインから林道を入ったところにある、黒滝と白滝を見に行って来ました。





黒滝です。


ダイナミックな滝でした。

ここまでは歩道があり、誰でも簡単に降りれます。





白滝です。

黒滝の下流にあります。


幽玄な雰囲気をかもし出していました。

一歩足を踏み外すと、二度と帰って来れなそうな崖下にあります。





歩道の入口にありました。

オオカメノキというそうです。


葉っぱが大きな亀の甲羅に似ているところから、そう呼ばれるそうです。


佐渡の南部、小佐渡地方では、

サルノケツヌグイ、またはイタチノケツヌグイと言うそうです。


人の尻拭いには適さないとのことです。。。





久しぶりに見たシラネアオイです。

葉っぱの傘の下に咲いていました。





山野草の女王です。


1科1属1種として、ただの1人で7,500万年間生き延びてきた花です。

淡い色と、風に揺られるはかなげな花びらからは、強さは容易に想像できません。


日本海側のブナ林床にのみ生き残るそうです。





崖の上に風に舞う羽のように揺らめいていました。

キタコブシというんだと思います。





これは何と言うんだか解りませんが、、、

花火みたいに咲いている姿が、なんともやんちゃ坊主っぽくて気に入りました。





今年はよくお目にかかります。

雪割草です。


何度見ても可愛らしいですね。





ショウジョウバカマですね。

時期が遅いのか、この花は少ししおれた感じであったり、色が褪せてしまった感じのものをたくさん見ますが、
この子は色も濃く、瑞々しかったです。





帰り際に見つけました。

ヒトリシズカです。

今年初です。


ブラシのような花が、まだ眠そうな感じです。


この場所は標高400mくらいのところだと思うんですが、気温もまだ高くなく、谷沿いであることから山野草は今がピークという感じでした。

シラネアオイを見つけただけでこの日はもう十分といった感じでしたが、腹ばいになってカメラを構えている自分を俯瞰してみて、
とても楽しんでいることを実感できました。



佐渡の春をとても楽しんでいます。

七ツ滝

2008.04.22 Tuesday

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佐渡島内で最大の滝と言われる滝へ行ってきました。





佐渡の外海府にある集落・岩谷口(いわやぐち)。

ここを流れる小河内(こごうち)の上流に七ツ滝はあります。


出合いからして、不敵な感じの漂うところです。





上流には堰堤があり、かつては林道が通っていたそうです。

今は流されて跡形もありません。


昔はここが山越えの道だったそうです。

暴れる川だそうです。





出合いから約3km。

支流にも滝がありました。





さらに上流へ。

なにかが潜んでいそうな釜です。





なおも上流へ。


渓相が変って来ました。

まだ滝は見えません。。。


きっと1人だったら、心が折れて、引き返すところです。。。





出発から約2時間。

ついに滝の上部が見えました。


高いです。





これでもかと難所が現れます。

振り返って一息です。





やっとお目見えした七ツ滝の全景です。


落差は約100mです。

七段の滝です。


滝の中ほどの壺からは、落ち口まで一直線に望めるようなんですが、この日の装備ではそこまではとてもたどり着けませんでした。





落ち口から見たら、きっとまた素晴らしい景色なんでしょうけど…。


「あんまりやりたくないですね」

と、一緒に来た相棒に言われました。。。



「七ツ滝」は“ななつがたき”と読むそうです。

きっと佐渡の人でも、地元の方以外は知る人はそんなに多くはないかも知れません。

かくいう自分も全く知りませんでした。


佐渡にもこんなに大きな滝があったんですね。

佐渡一の落差を誇るに相応しく、また、佐渡一の秘境と言っても過言ではないと思います。


今回は滝の直下で行き詰ってしまい、苦し紛れに、脇の斜面を登って何とかカメラに収めましたが、木々が邪魔してしまうのはどうしようもありません。。。

これを全部刈り取って、道でもつけたら名所にもなりそう・・・などと、またロクでもないようなことを考えてしまいました。



次に来る時は、もっと上へ進んでみたいと思います。