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初冠雪

2009.11.03 Tuesday

JUGEMテーマ:迫り来る冬
 
昨日から寒波の影響で、この秋一番の冷え込みとなっているようです。

そのせいか、昨日、職場でもタイヤの履き替え作業が行われていました。

大佐渡スカイラインと、ドンデン山道(入川〜梅津間)は初冠雪のため、通行止めとなったようです。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 60mm 1/30秒 F9.0 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 偏光フィルター --

例年よりずいぶんと早い冠雪となりました。

右奥の雲に覆われているのが金北山(1,173m)、中央は妙見山(1,042m)、左端は地獄谷です。

だいたい標高700mくらいのところまで冠雪しているようです。




【70-300mm F4.5-5.6】
-- 150mm 1/100秒 F9.0 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 --

日曜日にはヒルクライムというイベントも開催されました。

当日は雪こそなかったものの、朝から強い風と雨に見舞われたようです。

そして、翌日には冠雪となりました。

タイミングが良かったといえば良かったのかも知れませんが、あまりにも早い雪の到来です。

参加者のみなさん、寒いなか、本当にお疲れ様でした。




【70-300mm F4.5-5.6】
-- 160mm 1/100秒 F9.0 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 --

金北山です。

山頂付近は雲に覆われたままでした。



例年、雪が降ると同時に大佐度スカイライは閉鎖となってしまうんですが、今回も昨日の正午より通行止めとなったようです。

寒波は一時的なものと聞きますが、これだけの降雪となるとスカイラインも再開通されるものかどうか心配です。



あまりに唐突に冬がやってきてしまいました。

木漏れ日の道

2009.11.02 Monday

JUGEMテーマ:深まる秋

土曜日、魚留滝へ行った時の道中です。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 75mm 1/400秒 F4.5 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --

採石場跡から林道へ入ったのが午前10時。
山深いところだけに、ようやく道中に陽が射しこみ始めていました。

秋は様々な実が生る季節です。

名前は知りませんが、食べたら口の中が真っ青になりそうな実です。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 80mm 1/250秒 F4.5 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --

イチョウのような黄色い葉っぱです。

この葉だけスポットライトを浴びるように、陽の光を受けていました。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 80mm 1/100秒 F9.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --

シラキで間違いないでしょうか?

佐渡の紅葉は、どちらかといえば“黄葉”です。
そんな中で、ひときわ“紅”が映えていました。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- プログラムAE 16mm 1/40秒 F4.5 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 -0.3EV --

色とりどりの落ち葉を踏みしめて、戸地川沿いの林道を進みます。

遅い朝日が差し込んできました。




【70-300mm F4.5-5.6】
-- 135mm 1/125秒 F5.6 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 偏光フィルター --

真っ青な空にヤマモミジが映えています。

山全体とはいかず、部分部分にこうした“紅”が見えます。

やっぱりこの間の台風の関係で、葉そのものが少なくなっているようです。




【70-300mm F4.5-5.6】
-- 300mm 1/125秒 F5.6 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --

林道の終点の堰堤に登り一休み。

堰堤を流れ落ちる清流に陽が当たってキラキラしていました。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 40mm 1/25秒 F9.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 偏光フィルター --

魚留滝から見上げた空です。

こんなにヤマモミジに囲まれていたら、きっと空からこちらの姿は見えないでしょうね。

もっとも、こんなところに人の姿が見えたりしたら、それはそれで怖いかも知れませんね。。。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 40mm 2.0秒 F22.0 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 偏光フィルター --

戸地川の清流で戯れる落ち葉たちです。

こんなキレイな清流に身を任せることが出来るなんて、落ち葉たちは幸せものです。

中には目を回している葉っぱもいるのかも知れませんが・・・。




【70-300mm F4.5-5.6】
-- 135mm 1/400秒 F5.6 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 --

午後1時。

ようやく車まで戻って来ました。

気がつけば3時間も費やしていました。

切り立った山に囲まれたこの場所で、この季節に陽が当たるのはわずかな時間なのかも知れません。

まだお昼過ぎというのに、ススキを照らす陽の光の様相は、夕陽の顔をしていました。



わずか3時間に、戸地川の朝昼夕が凝縮されてたような気がします。

佐渡名瀑めぐり〜戸地川右俣・魚留滝〜

2009.11.01 Sunday

JUGEMテーマ:地域/ローカル
 
手元に『清き流れに』という一冊の冊子があります。

平成20年秋。
15年続いたいわゆる“戸地川の採石問題”が決着したことを受けて、戸地川を守る会が作成した「戸地川の自然を守る住民運動の軌跡」です。

この冒頭に、100年も前に戸地川に測量に入った佐渡鉱山測量部の記したという文章が引用されています。

その文章の一部をさらにここで引用させていただきます。

「風景絶佳なる事言葉にも筆にも尽くしがたし」
「凡ての魚類は魚留の滝まで登り行くも、この滝を上がる事能(あた)はずと云へり」

この二行を、この日目の当たりにすることが出来ました。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 22mm 1/2秒 F11.0 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 偏光フィルター --

ほぼ一ヵ月半ぶりの戸地川です。

出合いから約3礎賄世北簑蠅箸覆辰榛寮仂貔廚あるんですが、そこに車を停め、さらに歩くこと約1繊
大きな堰堤が姿を現しますが、ここを越えた「二股」と呼ばれるところで戸地川は2本に分かれます。

この日たどったのは、この右側の流れです。
初めて足を踏み入れる戸地川の右俣です。

堰堤の上のゴロを歩くと、約100mほどで上の写真の小さなチョックストーンに出くわしました。
いよいよといった感じです。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 22mm 1/2.5秒 F11.0 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 偏光フィルター --

小さなチョックストーンを越えると、なだらかな優しい流れが続いていました。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 30mm 2.0秒 F16.0 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 偏光フィルター --

二股より約200m。

岩場の陰からテンが姿を現しました。
チロチロと細かく動いては、岩陰からこちらを伺っていたので、これは千載一遇のシャッターチャンスと思ったんですが、
望遠レンズを装着しようとしている隙に逃げられてしまいました。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 45mm 1/1.3秒 F11.0 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 偏光フィルター --

“テンの岩場”から50mほど進むと、渓相が変わりました。

両岸が切り立ち、水が多ければゴルジュと化しそうな廊下が現れました。

「あの先を曲がったところに滝がある」

そんな予感がありました。

・・・が、同時にイヤな予感が・・・。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 16mm 1/1.3秒 F11.0 ISO=100 WB=曇天 多分割測光 偏光フィルター --

予感が的中。
大きな釜が姿を現してしまいました。

これを渡ろうと思ったら、2mくらいの足の長さが要りそうです。
あいにく、身長の割りに足の短さには定評のある私に、そんな長い足の持ち合わせはありませんでした。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 50mm 1/1.3秒 F11.0 ISO=100 WB=曇天 多分割測光 偏光フィルター --

それにしても美しい釜でした。

台風の影響か、倒木が突き刺さっていましたが、これが無ければもっと美しい姿だったのではと思います。

この川の水の綺麗さといったら、それはやはり“筆舌に尽くしがたし”です。


で、この状況をどうしようかと思ったわけなんですが、直進できない以上はどちらかの岩壁を巻いて越えるしかありません。

幸い、ゴルジュ地帯の入り口の左の斜面にザレ場があったのでそこを登り、岩壁の上部を巻くことに成功しました。

頼りなさげな細い木につかまりながら、斜面を進むと、




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- プログラムAE 30mm 1/30秒 F3.5 ISO=100 WB=太陽光 多分割測光 -0.3EV --

見えました。

魚留滝です。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 28mm 1/13秒 F4.0 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 偏光フィルター --

見事な三段滝です。
目測では15mほどでしょうか?

急な斜面にわずかに立てるだけのステップを見つけ、滝とご対面です。

一瞬、滝壺まで降りようかとも考えたんですが、足を進めようとするとイバラが足を止めました。

もっとも降りたところで、ロープでも無ければこの斜面を登るのはキツそうでしたし、
「これ以上進むな」というサインなんだろうと受け止め、降りることは断念しました。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 50mm 1/13秒 F4.5 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 偏光フィルター --

上段の滝と、中段の滝です。

それぞれに立派な坪が出来ています。
これは滝壺からは見ることはできない部分でしょう。




【Vario Sonnar T* DT16-80mm F3.5-4.5ZA】
-- 30mm 1/13秒 F4.0 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 偏光フィルター --

中段と下段です。




【70-300mm F4.5-5.6】
-- 75mm 1/10秒 F4.5 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 偏光フィルター --

中段の釜と下段の落ち口です。




【70-300mm F4.5-5.6】
-- 75mm 1/10秒 F4.5 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 偏光フィルター --

丸く青々とした釜と、落ち口の庇がこの滝の歴史を物語っているようです。




【70-300mm F4.5-5.6】
-- 75mm 1/13秒 F4.5 ISO=100 WB=日陰 多分割測光 偏光フィルター --

目の前に張り出した枝が邪魔をして困ったんですが、枝を避けようとすると上段が見えない位置になってしまいました。
そうそううまい事ばかりではありません。



この戸地川の二股から左俣へは一度だけ入ったことがあるんです。
上流にある白滝を目指そうと思ったんですが、あまりの流れの速さにすごすごと退散したものです。

もともとの本流は左俣と聞いていたので、勝手なイメージで「右俣は優しそう」と思い込んでいました。

しかし、右俣に入ってわずか300mほどでこの渓相です。
この滝を越えていったところには、またどんな渓相が待ち構えているんでしょうか。魚たちでさえも知らないところなんでしょう。

採石場跡付近に残る発電所跡から、上流に続く水路があると聞いたんですが、そこを伝えばこの上流へもたどり着けるかも知れません。

それは、いつかまたの日に。



さて、目的を果たし、意気揚々と右俣を引き上げたんですが、少々気が緩んでいたようです。


一番最初のチョックストーンのところまで降りた時のことです。

登って来るときは、カメラをリュックにしまい、両手を自由にして登って来たんですが、
いつもの癖で、三脚にカメラを固定したまま、三脚を手に持ったままで降りようとしてしまいました。

結果、左側の岩から滑り落ちるという悲劇を招いてしまいました。

良くしたもので、落ちる瞬間にカメラをかばう事は出来たんですが、残念ならが三脚が二本足になってしまいました。(ポキって)


「遠足はおうちへちゃんと帰るまでが遠足ですよ」

幼い頃から、耳にタコが出来るくらいに先生方に言い聞かされていた基本を怠ってしまいました。



佐渡鉱山測量部の方が残してくれた素晴らしい文書に、今日はもう一行付け足しです。

「凡人は魚留の滝まで登り行くも、この滝から下る事能はず」



また、こんな場で何ですが、長きに渡り、この戸地川の清流を守り続けた戸地川の自然を守る会と戸地集落の皆様の忍耐力と結託力、
そして、戸地川を守るんだという強い意志に感服いたします。

この日、私が戸地川の自然と歴史に触れることが出来たこと。
足を滑らせて岩から落っこちることが出来たのも、この戸地集落の皆さんの礎あってのことと思います。

感謝いたします。



・・・あイタタタタ・・・。